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2007年11月29日 (木)

制服姿で

 コンビニ強盗事件防止や少年の非行防止を目的に,兵庫県警は12月から,地域の警察官が制服姿のままコンビニで買い物することを奨励するとの方針。ただし,制服姿での漫画や雑誌などの購入は御法度とか。ちなみに,警視庁や福岡県警・愛知県警では,制服警官のコンビニ利用をすでに奨励しているらしいです。

 制服姿の警官というのは,一般人にとってはやはりある種の「威圧感」を受けます。僕はいつでもどこでも,たとえ何も悪いことをしていなくても,制服警官を見るとドキッとします。このように,制服警官がコンビニに立ち寄る機会が増えるというのは,防犯上の効果はたしかにあるでしょう。でも,この話題にはちょっと違和感を覚えます。

 そもそも,警察官に限らず,制服姿での私的行動がどこまで許されるのかって,どーでもいいようで,結構微妙な問題かも知れませんね。制服のOLや作業服姿の人が,昼休みなどにコンビニで私的な買い物をしていても全然違和感ありませんが,たとえ昼休みでも,制服姿の警官や自衛官がコンビニで買い物したり,雑誌を立ち読みしたり,しかもそれがアダルト誌だったりしたら,すごく違和感ありますね。警察官や自衛官というのは,私的行動が極端に制限されるという意味では,気の毒な職業なのかも知れません。

 いずれにしても,制服警官による「防犯効果」の適用範囲が必要以上に広まらないで欲しいものです。いずれは「出退勤時や,帰宅時に飲み屋に立ち寄るときも制服姿で」なんてことにならないとも限らない。これはちょっと恐いです。制服警官の近くで飲んでる客も落ち着かないし,飲んでも羽目が外せない警察官自身もちょっと気の毒ですよね。

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2007年11月28日 (水)

過大請求

 石破防衛相は25日のテレビ番組で,軍需専門商社「山田洋行」による防衛装備品の過大請求について,「見積書を偽造しており,基本的に詐欺事件であり,有印私文書偽造だ」と指摘し,事実関係が確認されれば刑事告発する意向を明らかにしたらしい。

 メーカーの見積りに対して商社の「上乗せ」がどこまで許されるものなのか,詳しいことはわかりませんが,このケースに限らず,「見積り」というのはもともと「水増し」のオンパレードで,それがフツーとも思えます。受注者が本当に必要な金額(最低コスト)が100の場合,100ぎりぎりの見積書を出す人はいないでしょう。値切られるのを覚悟で120とか130とかの見積りを出して,最終的に決まる価格が110とかになったような場合に,120や130の見積りを「水増し」「詐欺」のように言っていいものなのか,大いに疑問です。もちろん,「私文書偽造」に該当する行為があった場合には責められるべきですが。

 「山田洋行」の過大請求で問題なのは,むしろ,それを見抜けなかった発注側(防衛省/防衛庁)の査定能力の低さと,競争入札にすべきケースでそれをきちんと実施してこなかった「ずさんな発注処理」が問題だと思います。ということで,石破防衛相の「山田洋行を刑事告発」という発言にはちょっと違和感を覚えました。

 ついでに言えば,政府・与党が必死に再開しようとしている米艦船への給油にしても,その油は防衛省が内外の業者から競争入札で購入したものではなく,アメリカの言い値で買った,かなり「割高」な油だと言われています。これも調べれば「過大請求」に該当する可能性が充分あると思いますよ。

 ただ,石破茂防衛相は「過大請求は許されないが,見抜けなかったことも問題。だまされた側がどうだったかも問われるべきだ」とも述べて,防衛省側にも問題があるとの認識。この点は救いかも。

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2007年11月27日 (火)

そうだ 京都へ行こう!

 京都の紅葉が見たくなり,九州出張の帰りに実家のある京都へ行ってきました。

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(JR東海のホームページより)

 JR東海の「そうだ 京都,行こう」のCMって,見ると思わず京都へ行きたくなるような,よくできたCMだと思いますが,このフレーズは日本語的にちょっとヘンで気色悪いので,ブログのタイトルは「そうだ 京都行こう!」です。念のため。

 ということで,今回撮ってきた写真で京都の紅葉を紹介。人のいない好条件でじっくり撮影できるプロの写真には遠く及びませんが。

 この時期の京都市内はすごい混雑なので,バスやクルマでなく電車を使って,電車の駅から歩ける範囲を見学するのがコツだと思います・・・まずは東の方から。下の写真は高台寺の庭園↓

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 そこから少し北へ歩き,知恩院の隣にあるのが青蓮院(しょうれんいん)。紅葉の名所で,夜間ライトアップもあるらしいです。ただ,行った時期はちょっと早かったみたい。同じ京都市内でも,場所によって「見ごろ」が微妙にずれているので,難しいものです。

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 さらに北へ歩くと,有名な南禅寺↓

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 南禅寺は,レトロな赤レンガの水路閣が有名ですが,紅葉がとてもよく似合います↓

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 そして,南禅寺の隣にあるのが永観堂で,ここも紅葉の名所。水面に映った紅葉が超キレイでした↓

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 そして翌日は,西の方へ出かけて嵐山~嵯峨野地区へ。まずは有名な庭園のある天龍寺↓

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 天龍寺の隣にあるのが宝厳院(ほうごんいん)。こちらはちょっと穴場かも↓

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 そして,常寂光寺(じょうじゃっこうじ)。紅葉のタイミングと時間帯と天候に恵まれたためか,今回行った中では,ここの紅葉が一番キレイでした。ここを訪れた観光客は皆「キレイ!」と感嘆の声を上げていましたよ。

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 う~~ん,釣り鐘と紅葉と柿の木って,なんとも似合います↓

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 下の写真は二尊院。ここも紅葉が有名です↓

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 最後に,実家近くの二条城へ行ってきました。城壁と青い松と紅葉のコントラストがなかなか良かったです↓

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 自然の中の紅葉もいいけど,それ以上に,お寺や庭園の紅葉はキレイだし,ホントよく似合います。そのせいか,秋の京都はどこも凄い混雑ですが,意外と人が少なくて穴場なのが,府立植物園の紅葉↓

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 ということで,写真ばかりでちょっと手抜きでしたが,以上です。京都の紅葉は,今週末あたりも見ごろだと思いますよ。ではでは。

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2007年11月21日 (水)

入国者の指紋採取

 来日した外国人から指紋採取と顔写真撮影を義務付ける入国審査制度がスタート。テロ防止や不法入国防止が目的らしいですが,入国時に一律に指紋を採取するのは2004年に米国が導入して以来,日本が世界で2番目とか。そんなに慌てて導入する必要が本当にあるのか,よくわかりません。僕だったら,気分悪いので,入国時に指紋を採取するような国にはなるべく行きたくないですね。仕事とかなら仕方ないですが。

 それにしても「なんで今どき指紋?」と思います。DNA鑑定など,個人を特定する手段は色々ありますが,犯罪者がその気になれば,指紋は消すこともできるし,いくらでもゴマカシが利くような気がします。現に,この制度が始まった20日には,各地で指紋採取失敗などのトラブルが相次ぎ,指紋のすり減りなどが原因で計21人からの採取を断念し,結局は入国を許可したらしいです。やれやれ。

 さて,またまた明日から九州へ出張。宮崎からそのまんま東へは戻らずに,週末の連休は京都に立ち寄る予定。このため,週明け頃までブログ更新は休止します。ではでは。

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2007年11月20日 (火)

東京での半日

 先週の土曜日は,出張の帰りに東京で半日潰しました。最初に行ったのは六本木の国立新美術館。ちょうど「日展」を開催していたので見ましたが,日展を見たかったんじゃなくて,新しくできた国立新美術館へ行ってみたかったということです↓

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 この建築には,なかなか圧倒されます。展示室の中も明るくて見やすかったです。それにしても,日展というのは,展示品の物量がハンパじゃなく,しかも,びっしり詰めて展示されています。一般人がゆったり鑑賞する展覧会ではないなと感じました。僕はかなり昔,高校の美術の授業で日展を見たことがあり,それ以来でしたが,当時の展示品は今より遙かに少なかった記憶があります。

 次に行ったのは上野の国立科学博物館。ここで「大ロボット博」をやっていて,来年の1月27日まで公開中です。いろんな種類のロボットが展示されていますが,期待していたほどの物量ではなく,「大ロボット博」は言いすぎのような気がします。下の写真は,ベルトコンベアーで流れている商品を瞬時に置き換えて並べる産業用ロボット。僕はこういうのが大好きで,見ていて飽きません↓

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 そして,やっぱり人気なのはアシモのショー。短時間のショーですが,ダンスをしたり,ボールを蹴ったりするアシモが見られます。片足を上げてバランスを取りながらボールを蹴る動作って,ロボットにとっては凄いことらいしいですよ。下の写真は飲み物を運ぶシーン。アシモの歩く姿というのは,ぎっくり腰の人みたいに危なっかしくてヒヤヒヤします。階段を上がったり階段から落ちたり(?)するシーンがなかったのは残念。

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 もう一つ。国立科学博物館では「ファーブルにまなぶ」という展示もやっていました。ファーブルといえば「昆虫記」。昆虫の好きな人に愛されているファーブルですが,僕は虫の好かない人間,じゃなくて,虫が苦手な人間なので,ファーブルの素晴らしさがイマイチ理解できないのが残念です。

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2007年11月18日 (日)

九州へ行って来た

 出張で九州へ行って来ました。そこで発見(発券?)したのが,裏が白いJRの切符↓

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 地元ではもちろんフツーなんでしょうが,見る人によっては今じゃ珍しく,なんだか懐かしいです。

 ところで,国内線の飛行機に乗る時,最近は「スキップサービス」と言って,IC機能付きケータイなどにより,航空券を持たずに直接搭乗できるサービスが普通になってきています。ANA(全日空)の場合,これまでは手荷物を預ける場合はこのサービスの対象外で,利用したくてもできなかった。今回の出張は荷物が少なく,預ける手荷物がなかったので,初めて利用してみました。ちなみに,ANAでは,手荷物がある人でも「スキップサービス」が利用できるシステムを整備中とかで,年内には全空港でこのシステムが導入されるらしいです。

 クレジット決済等により航空券を事前購入し,便と座席を指定済の場合に,この「スキップサービス」が利用できます。空港に着いたら,航空券・搭乗券の発券をせずに直接保安検査場へ行き,検査場で読み取り機にケータイなどをかざし,「搭乗口案内」の紙を受取ります。領収証が必要な場合には,搭乗ゲート付近にある専用の端末にケータイをかざすと領収証が発行されます。そして搭乗する際は,改札機にケータイをかざすと搭乗券が出てくるので,この時点で座席番号もわかるというしくみ。

 たしかに,ケータイさえ持っていれば航空券を持ち歩かなくてもいいので,紛失などの心配がなく便利といえば便利。紙の航空券でなくケータイをかざしてゲートを通過するのって,僕的にはスマートで大好きです。でも,もともとあまり混雑してなかった搭乗手続き端末に行く必要がなくなっただけ。それに,従来は発券時に航空券・搭乗券・領収証が一度に出てくるのに対して,「スキップサービス」だと3箇所で別々に紙が出てくるようになるため,トータルとしてそれほど利便性が向上したとは思えませんね。

 あと,航空機の機種によっては,搭乗時の混雑緩和のために,座席が後方の人から先に搭乗させるケースがあるけど,こういう場合に,改札を通過するまで座席番号がわからないというのも不便かなと思います。ついでに,この「座席別による搭乗時の混雑緩和策」について,僕の経験では,「後方座席から先に搭乗」でなく「窓側席から先に搭乗」とした方が効果あると思いますよ。

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2007年11月13日 (火)

なんだか滑稽

 最近の「なんだか滑稽」と感じた話題をいくつか。

 まずは,名古屋コーチンや比内地鶏の不正表示が発覚して以降,商品名から「地鶏」を消すケースが急増しているという話題。まあ,僕はホンモノの「地鶏」でなくても,美味しければそれでいいと思いますが,それでも,宮崎ではほとんどの業者が「地鶏」の定義をきちんと把握していなかったというのには呆れました。ある宮崎県の業者の「地べたで飼育した鶏だから『地鶏』と表示してきた」という弁解には笑えました。いくら鶏だからって,これはコッケーすぎ!

 次に,何かと話題の防衛省。休日の行動を把握するため,GPS機能付き携帯電話の所持を防衛省幹部に義務づける方針を固めたというニュースがありました。守屋前事務次官が在任中,休日に無断で都内から離れ,業者とゴルフを繰り返していたことが発覚したため,勤務時間外の行動を常時監視できるようにするのが目的らしい。

 GPS携帯電話は防犯用に親が子供に持たせる用途などに使われるため,これじゃまるで「子供扱い」ですね。防衛省幹部に対してここまでやらなきゃならないというのには笑えます。ただ,これを防衛省内で実施するのは勝手だけど,休日の行動を監視するという「プライバシー侵害」まがいのことが,民間企業などに普及しないことを祈りたいものです。

 それにしても,休日に「有事」が起こることなんてあり得ないため無断で外出したというのが防衛省幹部のホンネだったということですよね。「有事」の可能性を否定する幹部の行動は,「有事」に備えるという防衛省の存在意義自体を否定したということであり,これには呆れます。

 もう一つ。沖縄戦の「集団自決」をめぐる高校日本史の教科書検定問題で,検定意見が付いて「日本軍の強制」の記述削除を余儀なくされた4社が,この記述を復活させる訂正申請を提出したという話題。これらの教科書の執筆者でつくる「社会科教科書執筆者懇談会」は,「学問的・教育的良心にもとづいた訂正申請を文部科学省は受け入れるべきだ」とする声明を出したとか。

 そもそも,執筆者に「学問的・教育的良心」があれば,文科省の検定意見を受けて削除なんかするべきじゃなかったでしょう。沖縄県民などの批判を受けてか,この記述の復活が認められる可能性が高いらしいですが,検定意見を付けた文科省も,それをあっさり受け入れた執筆者も,復活申請する執筆者も,それを今度は認める文科省も,やってることが支離滅裂で,わけがわかりません。ほんと滑稽な人たちです。

 さて,明日は@niftyのメンテナンス。その後は九州へ出張となるため,週末までブログ更新は休止します。ではでは。

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2007年11月12日 (月)

インクカートリッジ

 プリンタのインクカートリッジ販売・・・プリンタ本体は安く売って,値段の高い純正のインクカートリッジの販売で収益を上げるという,消費者にとっては詐欺みたいなビジネスモデルですが,このインクカートリッジのリサイクル品販売に関して,相次いで2件の最高裁判断が出ました。

 1件は,インクカートリッジの特許を持つキヤノンがリサイクル品の販売停止などを求めた訴訟の上告審で,キャノン側が勝訴して判決が確定。特許を使った製品を販売すると特許権は消えるのが原則ですが,この判決は「リサイクルでその製品に対して加工や部材交換され,特許製品が新たに製造されたと認められる」との判断。

 もう1件は,セイコーエプソンが,特許を侵害されたとしてリサイクル品の販売停止などを求めた訴訟で,エプソン側が主張の根拠とした特許権自体を「無効」と判断した一,二審判決を支持し,エプソン側の敗訴が確定したというもの。

 この裁判では,エプソンが「特許」と主張していた発明は,特許出願する前に刊行物で公にされていたため新規性がなく,特許自体が無効と判断されたもので,リサイクル品の販売には言及していません。たとえ独自の発明であっても,公表した時点で「公知」となり特許化できないのは当然。エプソンの場合は特許出願のタイミングが「お粗末」だったということですね。

 もっとも,エプソンの場合は,カートリッジにICチップを付け,このICチップに印刷したドット数を記録し,その記録によってプリンター本体が「インク切れ」を認識して作動しなくなる仕組みを開発し,リサイクル品を使えなくしているらしい。このため,実際のインク残量との不一致を考慮して余裕を持たせているためか,普通に使っているとインク切れの警告が出ても2割~3割以上のインクが残っていることがあるそうです。実際のインク残量でなくカートリッジに記録した数値で「インク切れ」にして使用不能にするなんて,これまた詐欺みたいなやり方ですよね。

 ちなみに,僕が使っているプリンターは(メーカ名は伏せますが),カラーのインクカートリッジは3色別々のカートリッジで,独立して交換できてムダがない筈なのに,1色がインク切れになると必ず他の2色も続けてインク切れになり,毎回3色を同時に交換しないと作動しなくなります。3色ともまんべんなく使用しているとはとても思えないのに,毎回必ず同時にインク切れになるというのは,なんだか機械に騙されているようです。どうもプリンタメーカーの製品って信用できないです。

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2007年11月11日 (日)

何歳?

 10日早朝の阪神高速で,停車していたタクシーが別のタクシーと接触した反動で車体が逆向きになり,そのまま走り出して高速道路を逆走するという事件が発生。このタクシーは,向かってきた別のタクシーと接触した後もそのまま走り,約20分後に約3km離れた地点で検挙されたとか。このタクシー運転手は頭を打って数週間のけがを負い,事故について「覚えていない」と話しているらしい。

 高速道路上で2回も接触事故を起こして逆走し,しかも「覚えていない」とは,なんとも不可解な出来事ですが,このタクシー運転手の年令はなんと72歳。生計を立てるためか,72歳になってタクシー運転を続けなきゃならないというのも,ご本人にとっては大変な状況だろうと推察しますが,それにしても,72歳のご老人を運転手として雇用しているタクシー会社って,いったい・・・

 話は変わって,民主党の小沢代表の辞意撤回騒動。小沢氏は続投会見で「大連立」騒動の内幕を明かしていますが,それによると,「大連立」の動きは参院選直後から始まり,ナベツネこと読売新聞本社会長の渡辺恒雄氏が小沢氏に連立の話を持ちかけ,それが福田氏との党首会談に繋がったということらしい。

 それにしても,ナベツネ氏は81歳。老いても元気なのは結構なことで,ジジ放談のようなテレビ番組で自分の考えを発言するのは勝手ですが,政治家でもない一民間人が,政治の世界に入って裏で画策するようなことは謹んで欲しいものです。また,「大連立」というナベツネ氏の願望をそのまま新聞社の主張として報道する読売新聞のレベルの低さには,毎度のことながら呆れます。そして,ナベツネ氏の画策なんか無視すればいいのに,それができない現役政治家というのも,哀れというか,情けないというか。「辞意撤回」じゃなくて「ジィ撤退」をお願いしたいものです。

 この際,ついでに言わせてもらえれば,普通の公務員や民間企業には60歳~65歳(一部の特別職は70歳)という定年があるのに,国会議員などの政治家に定年がないのが不思議でなりません。高齢で立派な政治家も多くおられるのは認めますが,政治家に限って定年が不要という根拠はなく,政治家にも定年制を設けるべきだと僕は思います。

 また,国会議員の被選挙年令が,衆議院議員が25歳以上,参議院議員が30歳以上というのも理解できません。衆議院と参議院で差をつけている根拠もわかりませんが,それ以前に,なんで選挙権の年令20歳(近いうちに18歳になるらしいが)と同じじゃダメなのかがわかりません。政治家って高齢者向きの職業ということ?

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2007年11月10日 (土)

東京オリンピック

 2016年のオリンピックが東京で開催される可能性はかなり低いと思うので,今でも「東京オリンピック」といえば1964年の東京大会を思い浮かべます。ということで,ちょっと懐かしい映画「東京オリンピック(1965年制作)」の感想を。これも前回の記事と同じく,先週の土曜日にCS「日本映画専門チャンネル」で見たものです。

 この映画は子供の時に見た記憶があり,当時の記憶では単なる「記録映画」でしたが,今見ると,それだけではなく,選手や観客の表情をアップで捉えたり,陽の当たらない裏方さんの仕事にスポットを当てたりするなど,「ドラマ」を意識した作りだということがわかりました。

 それと,やはり今見ると「懐かしいシーン」というのがあちこちに出てきます。今は見られなくなった信号機や電話ボックスのデザインなど,40年以上前の街の風景は懐かしいですが,競技シーンもまた懐かしい。たとえば 走り高跳び では,今では見られなくなったベリーロールが見られます。また,当時のオリンピック優勝記録は,たとえば 走り幅跳びは8.07m。これに対して今の世界記録は8.95m。棒高跳びは同じく5.10m(同6.14m)で,三段跳びは16.85m(同18.29m)。単に「走る」「飛ぶ」だけの陸上記録なのに,40年経つと1m以上も増えているんですね。人間の運動能力の進歩って,すごいものだと感心します。

 あと,この映画では,マラソン(当時は男子のみ)の給水シーンの面白さが巧みに表現されています。給水時に立ち止まって,きちんとコップを置いてから走り去る選手がいたり,立ち止まってジュースを何杯もお代わりする選手がいたりするのには笑えました。

 ということで,当時を知る人にとっては懐かしい映画でしょうね。ところでこの映画,僕は子供の時にリアルタイムで見たのかって? う~~ん,記憶にございません。

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2007年11月 8日 (木)

あいまいな記憶

 先週の土曜日は,CSの「日本映画専門チャンネル」で,昭和30年代の懐かしい映画の特集をやってました。その中の1本「ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗」(1964年,東宝)を紹介。

 タイトルのとおり,長嶋茂雄氏の現役時代の,長嶋氏本人を主人公にした映画です。野球は好きだけど巨人というチームに全然関心がない今となっては不思議なことに,この映画は小さい頃に見た記憶があり,懐かしかったです。この当時は,僕は巨人ファンだったのかも。それすらはっきり思い出せませんが。

 この映画の長嶋選手はバリバリの現役で,もちろん今と違って言語は明瞭。現役時代の王選手・柴田選手・国松選手などの懐かしい顔ぶれが出演し,そして巨人の監督は川上哲治氏。川上氏も若く,当時の背番号はまだ現役時代と同じ16番でした。あの星飛雄馬に永久欠番を譲る前ですね(笑)

 王選手がロッカールームで実際にリポビタンDを飲んでいたのには笑えました。あれは宣伝だけじゃなく,実際にも愛飲していたということかも。ただし,飲む時に「ファイト! 一発!」とは言ってなかった。

 映画の中身は,半分が実話で半分はフィクション。1963年のプロ野球ペナントレースと日本シリーズを舞台にしており,試合のシーンは本物ですが,球場外のシーンはすべてフィクション。でも,ホンモノの選手や監督が出演しているので,なかなかリアルです。俳優陣はフランキー堺さんが主演ですが,他に淡島千景さん・淡路恵子さん・伴淳三郎さん・宝田明さん・仲代達也さんなど,当時の東宝俳優の面々が出演し,おまけに歌手の舟木和夫さんが出ていたりして,ワケわからん状態でした。

 ストーリーらしいストーリーはなく,終わってみて「あれ? こんなつまらない話だった?」というのが正直な感想。子供の頃に見た映画の記憶って,アテにならないものです。長嶋選手にサインをもらいに行って,もらえずに帰った少年が交通事故に遭うんですが,僕の記憶では,長嶋選手がこの少年に見舞いに行って少年が元気を取り戻すというベタなストーリー。ところが今回見たところ,この少年は交通事故で死んでしまうのが正しいストーリー。なんだかショックでした。

 あと,長嶋選手がデッドボールを受けて負傷退場するシーンがありますが(なんと,これは実話です),僕の記憶ではタンカーで運ばれるぐらいの大ケガだったんですが,実際は指を切って出血するだけで,骨折もしない軽傷でした。

 ということで,ストーリーはイマイチでしたが,懐かしい選手と監督が実際に出演してセリフをしゃべるという貴重な映画。オールド巨人ファンには感涙モノの映画でしょうね。

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2007年11月 6日 (火)

アッと驚く

 民主党の小沢一郎党首の突然の辞任は,アッと驚く大三元,じゃなくて,アッと驚くタメ五郎(どっちも古すぎ)ていうか,「アッと驚くダメ一郎」でしたね,まったく。日本漢字能力検定協会は例年どおり,世相を表す「漢字1字」を募っているそうですが,今年の漢字は断然「辞」でキマリですね。でもまあ,総理大臣の突然の辞任と違って,しょせん一政党の党首の辞任ですから,一般国民にはあんまり影響ないことかも。どうぞ勝手に辞めて下さい。

 それにしても,小沢氏の「民主党は力量が不足しており,本当に政権担当能力があるのか。次期総選挙の勝利は厳しい」というのはなかなかの名言。それは自分のことだろ! って言いたいところですが。

 ところで,後任の民主党代表には岡田氏を推す声が多いとか報道されていますが,代表が辞任したら当面は「ナンバー2」が代行すればいいし,国会会期中のこんな時に代表選挙を実施するようなマヌケなことは,くれぐれもやめて欲しいものです。こういう時のために代表代行(2名)や副代表(なんと7名も)がいるんだと思いますよ。民主党の「ナンバー2」が誰なのかは知りませんが,当然自動的に決まるんでしょうね。

 話は変わって,もう一つの「アッと驚く」大事件・・・といっても,僕の住む街での超ローカルネタです。日曜日の真っ昼間,僕の家の前の公道を,素っ裸で歩くおじさんを発見。これには驚きました。誰かが通報したらしく,やがてパトカーが2台やってきて,この人は検挙されました。素っ裸のおじさんの腕を取ってパトカーに乗せなきゃならない警察官って,大変な仕事ですね。同情します。

 それにしても,人間って不思議な動物です。動物だったらハダカで歩くのがフツーなのに,人間がハダカで歩いていたら気持ち悪い。ていうか,それ以前に,ハダカでは恥ずかしくて街を歩けませんが。

 ハダカで屋外を歩けない。トイレ以外では排泄ができない。排泄の後はお尻を拭く(僕はウォシュレットも必要)。トイレの後は手を洗う(洗わないオヤジもいますが)。地べたでは寝られない。地面に落ちたモノは食べられない。食べ物は火を通す。お風呂に入る。歯を磨く。生殖目的以外でエッチをする・・・どれ一つ取っても,人間しかやらない特異な行為。動物の目には,人間って奇妙な動物だと映ることでしょうね・・・真っ昼間の公道でのチン事件を見て,こんな,どーでもいいことを考えてしまいました。

 過去の関連記事:委員長ポスト(2007年9月6日)

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2007年11月 5日 (月)

新「マチベン」

 先週,NHKハイビジョン放送で,ドラマ「新マチベン~オトナの出番~」を放送していました。これは今年の6月から8月にかけて「土曜ドラマ」として6回連続で放送されたものの再放送。チャンネルを変えた時にたまたま見つけただけでしたが,僕は法廷ものの映画やドラマは好きなので,結局全6話を最後まで見てしまいました。

 このドラマは,60歳になって弁護士資格を取得した3人の「新人弁護士」の話で,弁護士に扮するのは渡哲也さん・地井武男さん・石坂浩二さんの3人。ドラマの内容よりも,この3人の「役者ぶり」の違いが面白かったです。

 まずは渡哲也氏。この人って,発声が不明瞭で,たどたどしいしゃべり方をするので,見ていてすごくハラハラします。これって「地」なの? 演技なの?・・・これが演技で「わざと」だとしたら,大した名優だと思いますが,これが「地」だとしたら,なかなかのダイコンだと感じました。でも,僕は渡哲也さんの映画やドラマを見たのはこれが初めてだったので,どっちなのか判断できなかったです。

 それに比べて,地井武男さんと石坂浩二さんは,さすがに安心して見ていられましたね。ただ,石坂浩二さんは,バラエティー番組などで見る機会が多いせいか,軽いキャラクターのイメージができてしまって,なかなか弁護士には見えない。もっとも,最近は,バラエティーによく出る,軽いキャラの弁護士が多いですが。でもやはり,俳優たる者は,あんまりバラエティー番組には出ない方がいいと思いますよ。

 ということで,全6話を見ましたが,ドラマの完成度としてはイマイチ。部外者がいるバーの中で,弁護士3人が機密事項をベラベラしゃべるなんて許されないはず。こういうシーンにはすぐに突っ込みたくなります。

 NHKのドラマと言えば,かの「夢千代日記」(1981年放送,早坂暁脚本,吉永小百合主演)を思い出します。その後に制作されたテレビドラマで,これにまさる作品には,いまだにお目にかかっていません。僕の中では「夢千代日記」がテレビドラマの最高傑作ですね。

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2007年11月 4日 (日)

ALWAYS 続・三丁目の夕日

 11月3日に公開された映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を,公開初日にさっそく見てきました。初日ということでさすがに混雑していましたが,予想どおり観客には年配者が多かったです・・・ということで,ネタバレにならない程度に感想を。

 まずは冒頭のシーン。これは予期していなかった大迫力シーンで,度肝を抜かれました。このシーンはなかなかのサービスで,これには大満足です。映画のストーリーはオムニバス的で,前作に比べると平坦ですが,随所に泣かせるツボがあり,ちょっとした「どんでん返し」も用意されていて,けっこう楽しめます。

 ストーリーはともかく,昭和30年代の懐かしいシーンが満載。CGでは,前作はSLや都電などが印象的でしたが,今回の続編のCGは,「特急こだま(在来線です)」「旧デザインのJALプロペラ機」「高速道路に覆われてない日本橋」などが印象的でした。

 CGだけでなく,小物やポスターなどの小道具にも凝っていて,一瞬しか映らないような部分にも手を抜いてないのが気持ちいいし,画面の隅々の懐かしい小道具を見ているだけも飽きません。この映画は,ストーリーよりも雰囲気を楽しむ映画でしょう。

 あと,舗装されていない土の道路が懐かしくていいですね。当時の日本は,裏道はほとんど舗装されていなかったので,この時代の道路が舗装されていたりする映画やドラマを見るとガッカリします。その点,この映画は裏切りません。今,日本全国に「古い街並み」を再現した街やテーマパークが多くありますが,僕の知る限りでは「土の道路」を再現した所はありません。これはぜひどこかで実現して欲しいものです。

 ところで,この映画には映画館のシーンがありますが,石原裕二郎氏主演の日活映画のポスターや看板を出したあたりは,東宝の映画にしては,なかなかさばけてるなと感心しました。

 ただ,ちょっと気になったのは,前作を見ていることを前提にこの映画が作られたと思えるところ。この点はちょっと不親切かも。キーワードだけ言うと「指輪」「シュークリーム」「焼き鳥」など。まあ,この映画を見る人の多くは前作を見ていると思いますが,この映画を見る場合には,まず前作を見ておくことをおすすめします。

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2007年11月 3日 (土)

びっくり仰天

 プロ野球・日本シリーズの第5戦で,8回までパーフェクトピッチングの投手を降板させた落合監督の采配にはびっくり仰天でしたが,それ以上に,福田総理が小沢氏との党首会談で連立政権の申し出をしたという昨日のニュースには,超びっくり仰天しました。

 福田総理は,「今の政治状況を打開しなければいけない。国民生活のこともある。国の政治が止まっていていいのか。政策を実現するための体制を作る必要があるという考え方で,いろいろな提案をした」と述べたらしいですが,なんで今の状況を「国の政治が止まっている」と思うのかが理解できません。与党は,自分たちの思い通りに国会審議が進まないと「政治が止まっている」と考えるんですね。すごく身勝手な考えだと思います。

 そもそも今の国会勢力は,いいか悪いかは別にして,これはこれで選挙の結果であり「民意」です。選挙前の公約になかった連立を実施して国会勢力を変えようというのは,民意を全く無視することになります。あくまで今の国会勢力のままで国会運営をするのがスジです。民主党のことを信頼しているわけでは全然ありませんが,少なくとも「自民党しか賛成しない法案」より「自民党・民主党ともに賛成する法案」の方がマシだろうと僕は思うし,両党とも賛成する法案しか成立しない今の状態は,ある意味で理想的とも思えます。衆参ともに「無条件に賛成する議員」が多数派でないと国会運営がまともにできないというのは,情けないです。

 この自民党の申し出に対して,民主党は役員会を開いて連立反対を確認。もし自民と民主が連立したら,与党議員の議席数は衆参両院で9割を超すことになるため,チェック機能が働かず,とんでもない政治になるでしょう。民主党の結論は妥当だとは思いますが,そんなの,福田総理から言われた時点で,小沢代表はすぐに断わるべきです。いったん持ち帰って役員会を開くあたり,受け入れる可能性もあったということなんですね。困ったものです。何しろ今の民主党には,かつて自民・社会の大連立をした「前科」のある人たちも多く残っているので,ホント心配です。また,町村官房長官は民主党の連立拒否について,「こんなに早くノーという答えが出るとは意外だし,残念だ」と語ったとか。この人の感覚にもちょっとついていけません。

 ところで,参院の与野党逆転を受けて政界再編などが噂されていますが,どんな理由があっても,政党の公認で当選した議員が所属政党を変わるというのは有権者に対する背信行為であり,議員の失職に値すると思います。この点(所属政党が変わったら失職)は,ぜひ早く法制化して欲しいものだと思います。

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2007年11月 1日 (木)

ここで代える?

 日本シリーズ第5戦は,中日が北海道日本ハムに1-0で勝ち,中日が優勝しました。それにしても,第5戦はスゴイ試合でした。興奮しました。

 この試合,僕は途中からテレビで見ていたんですが,中日先発の山井投手が一人の走者も出さない好投を続け,8回までパーフェクト・ピッチングとなり,これはパーフェクト達成かと,見ている僕もドキドキしました。日本のプロ野球で,これまでパーフェクト試合を達成したのはたったの15人。僕は29年前に,阪急ブレーブス(当時)の今井雄太郎投手が宮城球場でパーフェクトを達成するシーンを,最初から最後までたまたまラジオ放送で聞いていて,たとえラジオでも,めったにない貴重な試合の放送が聞けたことで,すごく興奮したのを覚えています。

 もし今日の試合でパーフェクトを達成していたら,日本シリーズではもちろん初めてで,しかも同時に優勝が決定するという,超劇的なシーンになったはず。ところが,山井投手は9回に降板して岩瀬投手に交代。結局岩瀬投手は三者凡退に抑え,2投手の継投で変則パーフェクト達成という大記録になりました。

 日本シリーズの優勝決定試合でのパーフェクト達成という歴史的一瞬をぜひ目撃したかったし,8回までパーフェクトの山井投手を降板させたことに対しては,「ここで代える?」というのが正直な感想。この交代は物議をかもしそうで,たぶん,落合監督はこの交代に対して多くの非難を浴びることでしょう。でも,この局面で,周りの空気に流されずに勝負に徹した落合監督って,ホント凄いなあと思います。あっぱれです。それでも,やっぱりパーフェクト達成シーンは見たかった・・・

 この件に関して,さっそく日刊スポーツWebが読者アンケートを実施↓
http://www6.nikkansports.com/baseball/professional/questionnaire/bb-questionnaire071101.html

Q:この落合監督の采配を,あなたはどう思いますか?
 (1)勝つためには仕方がない采配だ
 (2)やっぱり,山井投手1人の完全試合を見たかった

 ・・・って,どーでもいいけど,全然二者択一になってないじゃん! (1)が「勝つためには仕方がない采配だ」だったら,(2)は「勝つことよりも山井投手を続投させるべきだった」みたいな選択肢にすべきでしょう。「完全試合を見たかった」という要望を(1)と並べてどうするねん! って突っ込みたくなります。まあ,スポーツ新聞社の日本語力ってこの程度なのかな。もっとも,僕もあんまりエラソーなことは言えませんが。

 ところで,中日ドラゴンズの「日本一」は53年ぶりとのこと。53年前って僕は生まれてなかったし,たしかに中日の日本一は僕の記憶にもありません。でも,今年の日本シリーズ優勝というのは,ホントに「日本一」と言えるんでしょうか?

 今年から両リーグともクライマックスシリーズ(CS)制を導入しましたが,レギュラーシーズン1位のチームがリーグ優勝で,CS勝者は単に「日本シリーズ出場権が得られる」というだけの変則的な制度。セ・リーグは巨人が優勝したものの2位の中日が日本シリーズに出場。このため,「日本一はセ・リーグの中日だがセ・リーグの優勝は巨人」というヘンテコな結果に。中日は「53年ぶりの日本一」というよりも,単に「53年ぶりに日本シリーズを制した」というだけですよね。やはり,昨年までのパ・リーグのルールと同じように,CSに勝ったチームを「リーグ優勝」とするのがスッキリすると思いますよ。ぜひ再検討して欲しいものです。

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