ALWAYS 続・三丁目の夕日
11月3日に公開された映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を,公開初日にさっそく見てきました。初日ということでさすがに混雑していましたが,予想どおり観客には年配者が多かったです・・・ということで,ネタバレにならない程度に感想を。
まずは冒頭のシーン。これは予期していなかった大迫力シーンで,度肝を抜かれました。このシーンはなかなかのサービスで,これには大満足です。映画のストーリーはオムニバス的で,前作に比べると平坦ですが,随所に泣かせるツボがあり,ちょっとした「どんでん返し」も用意されていて,けっこう楽しめます。
ストーリーはともかく,昭和30年代の懐かしいシーンが満載。CGでは,前作はSLや都電などが印象的でしたが,今回の続編のCGは,「特急こだま(在来線です)」「旧デザインのJALプロペラ機」「高速道路に覆われてない日本橋」などが印象的でした。
CGだけでなく,小物やポスターなどの小道具にも凝っていて,一瞬しか映らないような部分にも手を抜いてないのが気持ちいいし,画面の隅々の懐かしい小道具を見ているだけも飽きません。この映画は,ストーリーよりも雰囲気を楽しむ映画でしょう。
あと,舗装されていない土の道路が懐かしくていいですね。当時の日本は,裏道はほとんど舗装されていなかったので,この時代の道路が舗装されていたりする映画やドラマを見るとガッカリします。その点,この映画は裏切りません。今,日本全国に「古い街並み」を再現した街やテーマパークが多くありますが,僕の知る限りでは「土の道路」を再現した所はありません。これはぜひどこかで実現して欲しいものです。
ところで,この映画には映画館のシーンがありますが,石原裕二郎氏主演の日活映画のポスターや看板を出したあたりは,東宝の映画にしては,なかなかさばけてるなと感心しました。
ただ,ちょっと気になったのは,前作を見ていることを前提にこの映画が作られたと思えるところ。この点はちょっと不親切かも。キーワードだけ言うと「指輪」「シュークリーム」「焼き鳥」など。まあ,この映画を見る人の多くは前作を見ていると思いますが,この映画を見る場合には,まず前作を見ておくことをおすすめします。
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