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2007年10月31日 (水)

ケタ外れ

 200回を超えるゴルフ接待やゴルフクラブのプレゼント・・・軍需専門商社「山田洋行」が守屋前事務次官に行った接待の内容はケタ外れです。守屋氏は山田洋行への便宜供与については否定しているものの,山田洋行は昨年度までの5年間に,防衛庁/防衛省から総額174億円の契約を受注し,しかも,その9割以上が競争にならない随意契約だったとか。

 ところで,31日朝に県営名古屋空港で,航空自衛隊のF2B支援戦闘機が離陸に失敗し,機体が炎上するという事故がありました。この戦闘機は,1機の値段が約120億円もするそうです。ちなみに,座席数181席の旅客機B767-200ERとおんなじぐらいの値段。戦闘機は旅客機とは生産数が違うからなのか,人間を乗せることよりも遙かに「重要な目的」のため航空機の性能が格段にいいからなのか,理由は知りませんが,あんな小さい飛行機なのにケタ外れの値段ですよね。

 なお,今回炎上した戦闘機は点検中で,今年5月から三菱重工業に点検に出されていたものらしい。1機の飛行機に5ヶ月以上の時間をかけて入念に点検するというのも凄いです。戦闘機には莫大な維持費がかかるということですね。

 ついでにもう一つ。テロ対策特別措置法が11月1日に期限切れを迎えるため,補給部隊がインド洋から撤収を開始し,6年近く続いた給油活動は中断。活動開始からの給油回数は計794回で,日本が無償で提供した燃料は計48万キロリットルとなり,金額にして約220億円相当(うち8割が米国向け)だったそうです。この「約220億円」というのはタダで提供した燃料代だけなので,給油活動そのものに要した燃料費や維持費や人件費などは別。トータルすると,給油活動費はさらに巨額になるのでしょう。

 炎上した戦闘機1機の値段も給油活動費も,年間4兆円を超える防衛費全体から見ればほんのわずかな金額でしょう。いずれにしても,防衛省というのは,巨額の税金を湯水のように使える,ケタ外れな役所だと思います。接待を受ける側の感覚が麻痺するのも無理ないということでしょうね。

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