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2007年10月 8日 (月)

「文豪・夏目漱石」展

 両国の江戸東京博物館で「文豪・夏目漱石」という特別展が開催されています(11月18日まで)。出張の帰りに見てきました。土曜日の午後という時間帯だったせいか,かなりの盛況。さすがに漱石の人気はスゴイものです。もっとも,大半の入場客は年配者でしたが。

 展示内容は,東北大学の「漱石文庫」の所蔵品を中心に,漱石直筆の原稿や書簡や絵画など。展示されていた反古原稿(書き損じの原稿)を見ると,ワープロがなかった昔の作家は大変だったと,つくづく思います。漱石の学生時代のテストの答案が展示されていたのも面白かったです。文豪ともなると,日記とかは死後に公表されることを意識して書いたりするのかと思いますが,まさかテストの答案まで公表されるとは思ってもいないんでしょうね。もし自分だったら超恥ずかしいですね。

 入場料は1,100円で,ちょっと「高め」ですが,展示品は800点以上と多く,漱石ファンは必見だと思いますよ。ただ,残念だったのは会場の照明。ライティングがまずく,ショーケース内の展示品を上から覗くと,自分の頭が影になって見にくく,最悪でした。採光がサイテー(って,ギャグか)。主催者がこの手の展示に慣れていないシロートなのかとさえ思えます。ちなみに主催者は江戸東京博物館と東北大学と,そして漱石ゆかりの朝日新聞社。今でも「漱石=朝日新聞」のイメージが大きく残っていますが,まあ,朝日新聞社なんて,漱石の「おつり」で存続しているようなもんですね(ちょっと言い過ぎかな)。

 ついでにもう1箇所。渋谷にある「たばこと塩の博物館」にも行ってきました。「昭和30年代物語・街角のたばこ屋さんをさがして」という特別展がここで開催されています(11月11日まで)。これは11月3日に公開予定の映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」と連携した企画展で,昭和30年代の懐かしグッズがいろいろ展示されています。実際に映画撮影に使われた小道具なども展示されていて,「こんなのどこから集めてきたの?」と思えるような古いモノもあり,昭和30年代に生まれて育った僕にとっては,超懐かしかったです。

 この他の常設フロアには,今ではあまり見られなくなった,懐かしいたばこ屋さんの風景などもあります。特別展のフロアは撮影禁止だったので,撮影可能な常設フロアの写真を掲載↓

Photo

 塩に関するコーナーもあります。塩の製法は,今はすべて「イオン交換膜製塩法」という方法に変わっているそうで,僕が小学校で習った「流下式塩田」というのは昭和46年で姿を消したそうです。知りませんでした。

 ということで,タバコを吸わない人間でもそれなりに楽しめる「たばこと塩の博物館」でした。これで入場料はたったの100円! まあ,日本たばこ産業(JT)のPR施設ですからね。ちなみに,「たばこの博物館」と言いながら,館内は禁煙でタバコが吸えるのは1階ホールの一角のみ。時代は変わったものです。

 ところで,上野にある国立科学博物館では,10月23日から「大ロボット博」が開かれるそうです。こんどはこれにぜひ行ってみたい。

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