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2007年10月31日 (水)

ケタ外れ

 200回を超えるゴルフ接待やゴルフクラブのプレゼント・・・軍需専門商社「山田洋行」が守屋前事務次官に行った接待の内容はケタ外れです。守屋氏は山田洋行への便宜供与については否定しているものの,山田洋行は昨年度までの5年間に,防衛庁/防衛省から総額174億円の契約を受注し,しかも,その9割以上が競争にならない随意契約だったとか。

 ところで,31日朝に県営名古屋空港で,航空自衛隊のF2B支援戦闘機が離陸に失敗し,機体が炎上するという事故がありました。この戦闘機は,1機の値段が約120億円もするそうです。ちなみに,座席数181席の旅客機B767-200ERとおんなじぐらいの値段。戦闘機は旅客機とは生産数が違うからなのか,人間を乗せることよりも遙かに「重要な目的」のため航空機の性能が格段にいいからなのか,理由は知りませんが,あんな小さい飛行機なのにケタ外れの値段ですよね。

 なお,今回炎上した戦闘機は点検中で,今年5月から三菱重工業に点検に出されていたものらしい。1機の飛行機に5ヶ月以上の時間をかけて入念に点検するというのも凄いです。戦闘機には莫大な維持費がかかるということですね。

 ついでにもう一つ。テロ対策特別措置法が11月1日に期限切れを迎えるため,補給部隊がインド洋から撤収を開始し,6年近く続いた給油活動は中断。活動開始からの給油回数は計794回で,日本が無償で提供した燃料は計48万キロリットルとなり,金額にして約220億円相当(うち8割が米国向け)だったそうです。この「約220億円」というのはタダで提供した燃料代だけなので,給油活動そのものに要した燃料費や維持費や人件費などは別。トータルすると,給油活動費はさらに巨額になるのでしょう。

 炎上した戦闘機1機の値段も給油活動費も,年間4兆円を超える防衛費全体から見ればほんのわずかな金額でしょう。いずれにしても,防衛省というのは,巨額の税金を湯水のように使える,ケタ外れな役所だと思います。接待を受ける側の感覚が麻痺するのも無理ないということでしょうね。

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2007年10月29日 (月)

最近のクルマ

 最近のクルマでちょっと気になること・・・ドアミラーにウィンカーを埋め込んだクルマを,最近よく見かけますね。こういうの↓

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 これは高級車に多いみたいですが,僕はどうもこのドアミラーは気に入らないです。自分のクルマが高級車じゃないからって,ねたんで言ってるわけではないですよ。

 僕のクルマはドアミラーがけっこうデカくて,細い道で他のクルマとすれ違う時など,ドアミラーがぶつかりそうで,けっこうヒヤヒヤします。でもまあ,仮にドアミラーがぶつかっても,ショックで内側へ折れる構造になっているし,よほどでない限りはミラーが破損することはないでしょう。でも,最近のクルマは,ドアミラーが塗装されているので,ぶつかると必ずキズが残ると思います。一昔前のクルマのドアミラーは黒い樹脂製のものが多く,もしぶつかってもほとんどキズにはならなかったはず。接触しやすいドアミラーに塗装を施すのはやめて欲しいし,まして破損しやすいランプをドアミラーに埋め込むなんてのは,ちょっとやめて欲しいです。

 ドアミラー以上にもっと気に入らないのはバンパー。昔はバンパーと言えば黒い樹脂製のものが主流で,キズがつきにくく,角を少々こすってもあまり気にならなかったですが,最近の乗用車のバンパーは,これまたほとんどが塗装されたタイプ。ちょっとこすっただけで簡単にキズがつきます。バンパーのコーナーは傷つきやすいため,さらにそれをガードする部品があったりしますが,これには笑えます。いったい何のためのバンパーなのかと思いますね。というか,最近はスポイラーと一体になって「バンパー」と呼ばれる部分そのものがないみたい。昔はこういうバンパーのないクルマを見ると,「のぺらぼう」に見えてなんとも気色悪かったものですが,最近はほとんどの乗用車がこのタイプになったため,さすがに見慣れました。でも,無骨なデカい真っ黒のバンパーがあった昔のクルマが,ちょっと懐かしいです。

 バンパー部のコーナーは傷が付きやすく,クルマのこの部分を見ると所有者の運転の巧拙がわかると思えるぐらい,キズをいっぱいつけているクルマをよく見かけます。ところが先日,知らない間に,僕の車のこの部分に,身に覚えのないキズをつけられていてガックリ。僕は少々のキズは気にしないけど,このコーナー部のキズだけは「運転がヘタです」ってことを示しているみたいで,ちょっと恥ずかしいんですよね。

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2007年10月28日 (日)

日本シリーズ第2戦終了

 北海道日本ハムと中日のプロ野球日本シリーズの2戦が終了し,1勝1敗という結果に。今年は両リーグが同じ「クライマックスシリーズ(CS)」という制度で勝ち上がってきたためか,両チームの実力が伯仲していて特に面白いと感じます。第2戦は一方的なゲームになりましたが,第1戦のダルビッシュ投手と川上投手の投げ合いは,超迫力あったですね。

 巨人ファンの方には申し訳ないけど,巨人が絡まない日本シリーズって「健全」で,放送を見ていて気持ちいいです。巨人が出場すると,巨人びいきするヘンな解説者がいたり,巨人の親会社の放送局はじめ,公平中立でない放送をする局が出てきたりするという印象が強く,僕にはこれが耐えられません。

 ところで,CSについては,中日の圧勝で終わったセ・リーグと比べると,パ・リーグの方は実力が伯仲していて,断然面白かったですね。個人的には千葉ロッテに勝って欲しかったところですが。

 ところが,セ・リーグのCS第2ステージで,巨人が中日に3連敗したため,予想どおりナベツネ氏(巨人の渡辺恒雄球団会長)は不満を大爆発。CS制度については「誰がどうしたか知らないが,こんなくだらん制度をつくった」と言い,原監督の采配については「落合監督の方が頭が良かったんじゃないか」と。また,不振続きの外国人補強に言及し,「ロクな外人がいない。全部間違っている。それが分からないフロントがどうかしてる」「これを教訓にして来年生かせないようなら,巨人はおしまい。おしまいになると,野球が全部つぶれる」と言ったとか(日刊スポーツWebより抜粋)。

 「巨人がおしまいになったら野球がつぶれる」と言うあたりは,昔からの相変わらずの感覚。この人が口出ししている限りは巨人の日本一はないかなとさえ思えます。

 それにしても,去年の記事にも書きましたが,「北海道日本ハム」「千葉ロッテ」「東京ヤクルト」などのように,せっかく地域名を冠した球団名があるのに,相変わらずマスコミはこれをほとんど無視して「日本ハム」「ロッテ」「ヤクルト」のように呼んでいますね。ホント許せないです。

 過去の関連記事:プロ野球の球団名(2006年10月29日)

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2007年10月27日 (土)

絶妙のタイミング

 政府は,不祥事を起こした国家公務員に対し,退職金の返還を求める条件を拡大する法改正の検討に入ったとか。守屋前防衛事務次官の接待疑惑や前九州厚生局長の金品受け取り事件など,退職後に不祥事が発覚した元職員に退職金返還を求める声が高まっていることに配慮したものらしい。現在の法律では,「懲戒免職」「在職中の行為で禁固刑以上の刑罰」「退職前の起訴」に該当する国家公務員には退職金の支給停止や返納などを求めることができるが,刑事事件に発展しない場合や,起訴されても禁固刑未満となった場合は,法的には退職金の返還を求めることができないということらしいです。

 たしかに,守屋前事務次官のように,あれだけの疑惑がありながら,7,600万円といわれる退職金の満額を受け取ったというのは納得できないという声が多いことでしょう。このため,石破防衛相は守屋氏に「退職金の自主返納」を求める考えのようですが,たとえ偽名でゴルフをして自衛隊員倫理規程に違反していたとしても,違法行為ではなく,収賄などの刑事事件となる可能性も低く,本人は「自主返納」を拒否する可能性が高いですね。

 ところで,守屋氏の一連の疑惑は最近明るみになったわけですが,守屋氏が事務次官を退官したのはつい最近のこと。守屋氏にとっては,この退官はなんとも「絶妙のタイミング」だったと言えます。小池前防衛大臣との確執の末に事務次官を更迭されたと言われていますが,さぞかし更迭した小池氏に感謝していることでしょうね。

 その小池前防衛大臣本人も,「絶妙のタイミング」で辞めたものだと感心します。防衛省幹部の接待疑惑や海上自衛隊の給油活動をめぐる隠蔽問題などで追及を受けて四苦八苦している石破防衛相を見ていると,小池氏はつくづく「ツキがある」と思いますね。まあ,それを言えば,安倍前総理が辞めたのも,本人にとっては「絶妙のタイミング」だったということか。

 そして何よりも,防衛庁から防衛省に「格上げ」されたのは,防衛省にとっては「絶妙のタイミング」だったと言えるでしょうね。今だったら「格上げ」なんてとても許されなかったでしょう。防衛省はホントに「ついている」と思いますよ。それにしても,これだけの問題が出ても,防衛省を防衛庁に再度「格下げ」しようという声が上がらないないのも不思議です。少なくとも,「格上げ」に反対していた野党は,「格下げ」なり「解体」なりを主張すべきだと思います。

 防衛省の昇格問題に限らず,野党が国会で反対したのに成立した法案については,野党は次の国政選挙で「それを元に戻す法案を出す」ことを公約に挙げるのがスジだと思いますが,そういうケースは少ないです。野党の主張って,どうも一貫性に欠けているような気がしてなりません。

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2007年10月26日 (金)

白い恋人

 賞味期限の改ざん問題で製造・販売を中止していた北海道みやげの「白い恋人」は,11月15日をめどに製造が再開され,11月22日頃には店頭に並ぶ見通しだそうです。

 「白い恋人」って聞くと,多くの人はこのお菓子を思い浮かべるんでしょうね。僕は,映画の「白い恋人たち」(1968年フランス,クロード・ルルーシュ監督)を思い出します。1968年のグルノーブル冬季オリンピックのドキュメント作品で,この映画音楽は素晴らしい名曲です。子供の頃,この映画を見た時は,かの「東京オリンピック」(1965年,市川崑監督)みたいな記録映画を期待していたため,全然期待と違っていて退屈したのを覚えています。

 ちなみに,Wikiで「白い恋人」を引くと,北海道のお菓子以外に「サニーデイ・サービスのシングル曲」「Jungle Smileのシングル曲」が出てきます。う~~ん,どっちの曲も知りません。僕は音楽で「白い恋人」と聞くと,かつてのグループ・サウンズ「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」のシングル曲を思い出しますね。ちょっと古すぎで,しかも超レア。

 僕が子供の頃って,グループ・サウンズの全盛期でした。当時最も人気のあったのは「ザ・タイガース」でしたが,「ブルー・コメッツ」はグループ・サウンズの「はしり」となったグループで,どちらかといえば年配者向きの超地味なグループ。僕は子供のくせに,この超地味なおじさんグループの大ファンでした↓

Bluecomets

 この写真のとおり,スーツにネクタイ,そして,今のビジネスマンでもこんな髪型している人いないっていうぐらいのハッキリした七三の髪型。う~~ん,地味すぎ。ちなみに,長髪にしようかと試しにカツラをかぶってみたら,全然似合わないのでヤメた・・・というエピソードがあります。

 ところで,下の写真が,その「白い恋人」の証拠写真。17cmのシングルレコードのジャケットで,当時は「ドーナツ盤」と言われてました。今では死語ですが。

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 「白い恋人」は,この「マリアの泉」という曲のB面曲だったんですが,僕は今でも口ずさめるぐらい大好きな曲でした。この曲はメンバーの一人の小田啓義さんの作曲で,小田さんはメルヘンチックな曲が得意で,ブルー・コメッツの名曲をたくさん作られていますが,シングルA面に採用された曲は1曲もなかったですね。その小田さん作曲の極めつけの名曲が,このレコードのB面↓

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 この「すみれ色の涙」は,後年,岩崎宏美さんがカバーしてヒットしましたが,オリジナルがブルー・コメッツの曲だったということを知る人は少ないでしょうね。

 さらに,もっとレアな曲を紹介すると,冬季オリンピック繋がりということで,「虹と雪のバラード」↓

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 ご存じ(といっても,今は知らない人の方が多いかも)「トワ・エ・モア」のヒット曲で,1972年の札幌冬季オリンピックの公式テーマ曲です。この曲はトワ・エ・モアとブルー・コメッツの競作になっていましたが,この曲を知っている人でも,ほとんどの人はトワ・エ・モア版しか聞いたことないでしょうね。

 レアついでに,アグネス・チャンさんのヒット曲で「草原の輝き」という唄がありましたが,ぼくにとっての「草原の輝き」は,やはりブルー・コメッツの同名曲です。もちろんアグネス・チャンさんのよりも古いです↓

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 このブルー・コメッツは,元々はバックバンドとして楽器演奏専門にやっていたグループで,尾藤イサオさんのバックバンドとして活動していた時,尾藤氏がコンサートに遅れて歌えなかったため,代わりにバンドメンバーが歌ったのが,グループ・サウンズのスタイルのきっかけと言われています。このため,このグループは楽器演奏のプロで,演奏技術は折り紙付き。美空ひばりさんがミニスカート(あんまり見たくないけど)で歌っていた「真っ赤な太陽」のバックバンドをやったり,晩年はNHKの「あなたのメロディー」の伴奏をやったりしています。また,ビートルズの日本公演の前座を務めたり,レコード大賞を受賞(ブルー・シャトウ)したり,NHKの紅白歌合戦に出場したり(当時は長髪というだけでNHKには出られませんでした),米国のエド・サリヴァン・ショウに出演するなど,他のグループ・サウンズができなかったことをことごとく実現しており,他のグループとは一線を画していたといえます。

 参考ホームページ:60年代通信

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2007年10月24日 (水)

赤福の表示

 赤福餅は,冷解凍の有無や売れ残りを再包装したものかなどを担当者が一目で見分けるために,製造日印を「暗号」として使用していたらしい。記号は「謹製」と書かれた製造日印にあり,日付の後の「・」と「-」の両方があるものは,一度店頭に並んで売れ残った商品を回収して包装し直す「まき直し」をした商品を意味し,「-」だけのものは製造日の日付を「先付け」したもの。また,消費期限の後に「.」のあるものは,冷解凍の工程を経たことを意味するとか↓

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   (朝日新聞から転載)

 製造日の偽装や再使用などが問題になっている赤福餅ですが,こうやってきちんと「古い商品」から順番に売るようにして,回収後に再度「まき直し」や冷凍することがないようにしていたということなんですね。なかなかの「品質管理」で,妙に感心しました。ここまでやっているからこそ「安心」ということなんでしょう。でも,これを各店舗の担当者へ徹底する必要があったため,結局はバレてしまったということですね。

 賞味期限の「つけ直し」のようなことをやっている食品業者は世の中にいっぱいあるのかと想像しますが,表示を偽装するなら,この赤福のノウハウを利用して,ぜひここまできちんと「品質管理」をやって欲しいものです。

 そして,近い将来,もし赤福餅の販売が再開された際には,ぜひこの「暗号」は残して欲しい。買った客はこの「記号」を見て,「なんやこれ,解凍品やんか!」とか,「新品や,ラッキー! 縁起ええわ!」てな風に話が弾むと思いますよ。

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2007年10月23日 (火)

違いがわからない

 先日,出張が延びてネクタイが必要になった時,試しに100円ショップのネクタイを買ってみたんです。「使い捨てでいいや」ぐらいの感覚で。

 で,使ってみて感じたのは,デザインとか,締めやすさとか,フツーのネクタイ(たとえば5,000円ぐらいの)との違いが,ほとんどわからなかったですね。これには驚き。もっとも,そもそも我が家はエンゲル係数が限りなく100%に近いので(笑),衣服にはそんなにお金をかけられません。「高級ネクタイ」なんか持ってないので高級品の「良さ」はわからないわけですが。

 この100円ネクタイ,何度も締めたわけではないので,耐久性に関しては未知数ですが,僕の経験では,フツーのネクタイでもそんなには長持ちしないので,耐久性に関しては100円のネクタイでも十分な気がしますね。

 安いネクタイは「MADE IN CHINA」と相場は決まっているみたいです。でも,違いはそれだけでなく,フツーの店(デパートとか洋品店とか)で売ってるネクタイって,同じデザインのものが複数陳列されていることはまずないのに,100円ショップでは同じ柄のネクタイが何本も置いてありますね。結局は,ネクタイの値段って,同じデザインのものを大量に作るかどうかの違いが大きいのかなと感じました。

 たしかに,ネクタイに限らず,もし全く同じものを身につけている人と街で出くわしたら恥ずかしいし,同じデザインのものが複数陳列されている衣料品って,心理的に抵抗を感じる人が多いと思います。

 でも,他人のネクタイの柄なんて,僕は全然気に留めたことがないし,万一同じ柄のネクタイをしている人とすれ違っても,たぶん気づかないと思いますよ。女性の場合はネクタイの柄なんて気に留めたりするんでしょうか。よくわかりません。

 ところで,100円ショップで買ったネクタイの注意書きに,「ドライクリーニン」という誤字を発見↓

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 日本語表示なのに誤字があるところが,いかにも中国製っぽくて面白いです。もっとも,買う値段よりクリーニング代の方が高いんだし,ドライクリーニングなんかしないので,こんな注意書きいらないって!

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2007年10月21日 (日)

缶コーヒー

 電車に乗った時,何気なく目に付いたチラシ。JT(日本たばこ)が販売している「ルーツ」という缶コーヒーの広告に,「飲み口が広い」「香りの広がりが違う」みたいなキャッチコピーがありました。

 僕はコーヒーをあんまり飲まないんですが,コーヒーの香りは大好きですね。コーヒーって味だけでなく香りを楽しむもだと思うので,プルタブの開口面積を広くして香りを外に出すというのは,なかなかいいアイデアだと思います。他の缶飲料と違ってコーヒーの場合は,いっそのこと缶詰みたいにフタを全面開放して,香りが楽しめるようにした商品があってもいいのにと思います。缶飲料だからといって必ずしも揺れる車内で飲むとは限らないし。

 そういえば昔,スターバックスのコーヒーを飲んだ時,カップのフタを外して飲んだら,「それは外さずに飲むものだよ」と知人に笑われたことがあります。たしかに,外さずに飲めるあのカップのフタはなかなかのアイデアですが,コーヒーの香りを楽しむためには,フタは断然外して飲むべきだと思いますけどね。

 ついでに,ちょっと話は変わりますが,缶ビールの場合,僕は缶から直接飲んでもあんまり美味しいと感じませんね。ビールはやっぱり,グラスに入れ直して泡を立てて飲むのが一番です。缶の開口部を広くし,フタを開けたらそのまま泡の立ったビールが飲める・・・なんていう商品があれば面白いのにと思います。

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2007年10月20日 (土)

謝罪会見

 18日の夕方はたまたま自宅にいたんですが,夕方のテレビのニュースは,どの局も亀田親子の「謝罪会見」で持ちきり。そんなにユース価値がある内容とは思えなかったですが。

 多くの人が言っているように,この会見はたしかに「謝罪」にはなってなかったですね。誰に対して何を謝っているのかがハッキリしてなかった。まあ,生まれてから今まで,一度も他人に対して謝ったことがない(と思える)亀田史郎氏らしい会見だったということか。

 当人たちはもとより,さんざん亀田親子を持ち上げて怪しげな報道を繰り返していた一部のマスコミこそ反省すべきとも思えますが,手のひらを返したように亀田親子を批判しているマスコミって,どうも好きになれません。でも,会見では「切腹はいつするんですか?」みたいな過激な質問もなく,鋭い質問をした記者がいなかったところを見ると,マスコミもちょっぴりは「申し訳ない」と思っているのかも。

 それにしても,反則を指示したとされることばは亀田家特有の「隠語」で,息子に反則は指示していないと言いながら,肝心の息子にその「隠語」が通じなかった(つまり,息子が自分の判断で反則した)と言う弁解には,なかなか笑えます。また,今回の騒動が,結果的に対戦相手だった内藤大助選手の好感度アップに大きく貢献したというのも,笑える結末でしたね。

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2007年10月17日 (水)

政治家の発言

 元防衛庁長官の中谷氏は,テレビ番組の中で,インド洋での海上自衛隊の給油活動について「テロをなくそうという国際社会で非常に評価されている。これに反対するのはテロリストしかないのでは」と述べたらしい・・・ということは,僕も「テロリストの一人」ってことなんですね。う~~ん,困った。でもまあ,舛添大臣風に言えば,一議員の「ざれ言」なんで,気にしないでおきましょう。

 参議院が与野党逆転する中,政府・与党としては国会運営が大変なんだろうと思いますが,そこを上手く乗り切るには,衆議院の圧倒的多数の力で強行突破するやり方とか,民主党を上手くおだてて懐柔するようなやり方があるのかと思いますが,もし僕が与党だったら,どちらかといえば後者の方法を選びますね。でも,こういう時期に,中谷氏のように,敢えて相手を怒らせて話をこじらせるような発言をヘーキでする人がいるんですよね。

 その流れの一環なのか,参議院の予算委員会の質疑で,自民党議員が民主党の政策を次々と批判しているらしい。参議院で野党が過半数を占めたら急に法案を提出する動きが活発になってきた民主党に対しては,「法案提出は元々国会議員の仕事。今まではいったい何をしてきたのか?」と言いたい気持ちですが,それ以上に,本来は政府へ質問するべき委員会質疑で,政府に対して野党批判の質問をしている自民党議員には付いていけません。貴重な時間とカネを使って,いったい国会は何をやっているんでしょうね。やれやれ。

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2007年10月15日 (月)

運転室展望

 10月14日の「鉄道の日」に,さいたま市に鉄道博物館が新規オープン。事前にマスコミに何度も取り上げられていたこともあり,かなりの混雑だったみたいですね。でも,報道を見る限りははなかなか楽しそう。「鉄ちゃん」じゃなくてもぜひ一度は行ってみたいです。

 オープン初日に押しかけたような人は,さすがに「その道」に熱心な人が多いでしょう。14日のニュースの入場者インタビューなんかを見ると,やっぱりフツーの人とちょっと違うなという印象を受けました。いや,偏見かも知れませんね。すみません。いずれにしても,もうちょっと待って,一般人が入りやすくなった頃に行ってみたいと思います。

 さて,僕は鉄道にはそれほど詳しくはないですが,鉄道に乗るのは大好きです。といっても,出張などの車中ではほとんど眠っていますが。それと,列車の運転シミュレータみたいなゲームがよくありますが,オーバーランやダイヤ厳守などの制約が多く,面倒なことが嫌いな僕は,この手のゲームは好きになれません。仕事でもないのに,なんで時間厳守せなあかんねん! って思います。

 でも,運転室展望ビデオの映像は好きで,ふだんは見ることのできない運転席からの眺めを見ながらゆったりと時間を過ごすのはけっこう楽しいですね・・・ということで,今日は僕のお気に入りの「運転室展望ビデオ(DVD)」をいくつか紹介。

 まずは身近なところで東海道本線。東京発 熱海行きの「快速アクティ」の運転室映像です。下の写真は有楽町駅付近↓

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 よく見慣れている街の風景を運転席から見るのって,なかなか気分いいですよ。新幹線との併走も爽快です。

 新幹線といえば,新幹線の運転席展望ビデオはあまり発売されていないようですが,山陽新幹線(新大阪→博多)の500系新幹線のビデオがあります。下の写真は新大阪駅を出発した直後↓

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 時速300kmという圧倒的なスピード感は気持ちいいです。下の写真は姫路駅を超高速で通過するところ。東海道新幹線ではあまり見られなくなった100系車両が停車していますが,けっこう懐かしいです。このビデオでは,0系車両とすれ違うシーンも見られますよ(約10年前に撮影したものらしい)。

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 流麗なデザインの500系新幹線はどこの駅でも大人気で,ホームでカメラを構えて撮影する人がやたら多く,撮影する人を運転席から見るのはちょっといい気分ですよ。ただ残念なのは,山陽新幹線はトンネルが多く,展望ビデオには不向きですね。ぜひ東海道新幹線バージョンを発売して欲しいものです。

 超高速もいいけど,山間部をゆっくり走るディーゼル車両もいいものです。非電化区間だと,邪魔なポールがなくて運転席からの風景を堪能できます。下の写真は,山陰本線の,かの有名な餘部(あまるべ)鉄橋を渡るシーン。絶景です↓

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 この餘部鉄橋は,高さ41.5メートル・長さ310メートルの巨大鉄橋で,山陰本線最大の「見せ場」ですが,2010年秋にはコンクリート橋へ架け替えられてしまうそうです。ちょっと残念。

 珍しいところでは,かつて大阪から青森まで日本海側を走っていた特急「白鳥」。懐かしいボンネット型の特急電車ですが,ボンネットの映り具合がなんともマニアック。写真は京都駅に到着するシーンです↓

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 あと,地下鉄路線の展望ビデオなんてのも発売されていますが,これはさすがにパス。ほとんど真っ暗の地下を走るシーンを見て楽しむほどのマニアじゃありませんので。

 それにしても,こういう展望ビデオを撮影している時の運転手さんって,緊張して大変だろうなと思います。停車時にオーバーランなどしてバックしたら超恥ずかしいし,車内通話で車掌さんに「まけてくれへんか?」なんて言ったら,ぜんぶ録音されてしまいますもんね。

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2007年10月14日 (日)

赤福餅

 赤福餅の消費期限を偽って表示・販売していたとして,農林水産省が日本農林規格(JAS)法に基づき改善を指示した問題。赤福は,長年にわたって,出荷しなかった商品の包装をはがして冷凍保存し,解凍した日を改めて製造日と記載し,再包装して消費期限を設定し直していたとか。また,赤福は原材料名を「小豆,もち米,砂糖」の順に記載していたが,実際には砂糖の質量が最も多かったということで,原材料名を質量の多い順に記載するように義務づけたJAS法に違反するということでも改善を指示されたらしい。

 この指摘の前に出荷されていた赤福餅約11,000箱は,すぐに回収されたらしいですが,回収された商品はどうなったんでしょうね。まさか再度「冷凍保存」ということはないと思うので,たぶん廃棄処分されたんでしょう。今回の農水省の指摘は「ごもっとも」なのかと思いますが,この手の問題が出るたびに,まだ食べられる食品を回収して廃棄処分にするのって,すごく違和感を覚えます。ビンボー育ちの人間の感覚では,やはりもったいないです。商品の品質に問題があるのなら回収は当然としても,品質に問題がないなら,在庫分は安くして販売してもいいのにと思いますけどね。法的には許されないのかも知れませんが。

 そういえば以前,関西から三重県経由で戻ってくる時,高速のサービス・エリアで赤福餅を買ってくるように知人から頼まれていたので立ち寄ると,時刻が遅かったため赤福餅の販売は終了して買えなかったということがありました。赤福は「保存料を使わずにその日のうちに売り切る生菓子」という扱いで,品質面で他の土産物とは一線を画しているみたいです。その点で,今回の件は「消費者を裏切った」ということになるのでしょうね。

 ちなみに,この赤福餅,餅を甘いあんこでくるんだだけの単純なお菓子で,「懐かしい素朴な味」ということで人気があるのかも知れませんが,僕はあんまり美味しいとは思いませんね。今どきの上品な和菓子と比べたら,ちょっと「甘すぎ」でしょう。僕だったら,あんこの部分はほとんど残して,餅を主体に食べるかも。農水省から指摘を受けたように,原材料の質量が最も多かったのが「小豆でも餅でもなく砂糖」というのは納得です。まあ,赤福餅は,「懐かしい素朴な味」という以上に,「伊勢のお土産」という存在感と抜群の知名度で人気が高いということなんでしょうか。

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2007年10月13日 (土)

筆算は苦手

 パソコンの普及によって,手書きで文章を書く機会や,紙の辞書を引いたりする機会が激減しましたが,同じように,電卓の普及によって,四則演算を筆算で計算する機会もほとんどなくなりました。手許に電卓がなくても,今のケータイなら簡単な電卓機能は付いているので,ますます筆算は不要になっています・・・ということで,今日はちょっと懐かしい「筆算」のお話。

 以前,kate*さんのブログで,かけ算の筆算の話で盛り上がったんですが(ていうか,僕が一人で盛り上がってた感がありますが),その時の記事はコチラ↓
http://d.hatena.ne.jp/kate_dimanche/20070319
http://d.hatena.ne.jp/kate_dimanche/20070320

 つまり,たとえば「678×369」みたいな3桁どうしのかけ算の場合,フツーに小学校で教える筆算だと,このようになります↓

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 この計算は,上の位に繰り上がる時の足し算がけっこう苦痛なんです。反対に,「608×369」みたいな計算だと,桁の繰り上がりが全然ないので,とても楽ちんですよね↓

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 同じように,「8×369」みたいに,かけられる方の数字が一桁だったりすると,これも楽ちん↓

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 そういえば小学校の頃,「369×608」みたいな問題があると,「608×369」のように逆にして計算するというズルをした記憶があります。それはともかく,その都度繰り上がりの足し算をするのではなく,最後にまとめて足し算をするのが間違いにくいという発想で,その筆算のやり方として「繰り上がり分離法」というのが紹介されていました。で,この時に僕が考えた方法は,「繰り上がり分離法」の変形で,繰り上がりの足し算をやらずに横に並べて書き,最後にまとめて足す方法↓

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 ただ,これだと,縦に長く延びすぎて,列がずれて間違いやすい。で,さらに考えたのが,空いているスペースに斜めに書いていき,やはり最後に足す方法。これも「繰り上がり分離法」の変形です↓

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 で,今日はこの続編で,「引き算」についても考えてみました。引き算の場合,たとえば「523-369」のように,引く時に上の位から借りてくる計算が必要だと,なかなか苦痛なんです↓

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 で,これも「繰り上がり分離法」の応用で,「最後にまとめて引く」方法が可能かなと。つまり,1の位の「3-9」の計算の時,上位桁から10を借りてきますが,借りてきた場合には左下に「1」を書いておき,最後にまとめて引けば,比較的楽ちんだと思います↓

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 でも,よく考えてみたら,何もムリして下位の桁から引き算しなくても,上位の桁から引いた方が楽だと思います。つまり,「523-369」の場合,「300」「60」「9」の3回に分けて,上位から順番に引き算するといいですね↓

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 引き算については,これが一番楽というのが僕の結論。まあ,誰でも考えつくことかも知れませんが。もっとも,今は筆算なんてほとんど必要ないので,どーでもいいことでしたね。失礼しました。

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2007年10月12日 (金)

自動改札機トラブル

 12日朝,首都圏のJR東日本・地下鉄などの各駅で,自動改札機の電源が入らずに使用できないトラブルが相次いだそうです。始発前にホストコンピュータと各自動改札機がデータを交信した際,何らかの原因でデータが一致しなかったためらしい。電車の運行に影響はなかったものの,通勤ラッシュで混乱を招く恐れがあるとして,鉄道各社は問題ない改札機も素通りできるようにしたとか。

 僕は電車通勤族ではありませんが,JR東日本はよく利用するので,ケータイのモバイルSuicaを愛用しています。ケータイ型の電子マネーって,チャージ残高が見えるのが便利だし,何よりも便利なのが,いつでもどこでもクレジットカードからチャージできる点。首都圏ではSuicaとPASMOが連携しているので,このモバイルSuicaひとつでJRも私鉄も地下鉄も自由に乗れます。特に,PASMOはケータイに対応していないので,私鉄や地下鉄の自動改札機でケータイをかざしている人は少なく,ケータイで私鉄や地下鉄の改札を通過するのはちょっぴり気持ちいいですよ。JR西日本のICOCAエリアの自動改札機でモバイルSuicaを使うのも,同様に超気持ちいいです。

 そんな便利なSuica・PASMOですが,必ず「入場と出場を『ペアで』『別の駅で』使用する」というのが大原則で,これを守らないと機能しません。このため,Suicaで入場してから乗るのをやめて同じ駅で出場する場合とか,Suicaで入場してSuicaエリア外の駅まで乗り越してしまったような場合,エリア内の駅で駅員にSuicaをリセットしてもらう必要があり,この点がちょっと気に入らない点でした。

 今回の朝の改札機トラブルで,素通りで入場した人が復旧後に出場できなかったり,Suicaで入場後に素通りで出場した人が帰宅時にSuicaで入場できなくなったりなど,大混乱したみたいですね。便利な機械って,こういうちょっとしたトラブルが致命的になるものです。こういうケースを想定し,Suica・PASMOの定期券の場合には,定期区間内であれば「入場のみ」「出場のみ」でも改札を通過できるようなシステムに改善すべきかと思いました。

 ところで,このトラブルが起こっている間,某民放のワイドショーで,「今は改札はフリーです」「今ならタダで乗れます!」「これでは鉄道会社も大損害です!」みたいなことをヘーキでしゃべっていたアナウンサーがいましたが,おいおい,それは違うだろうって! 便宜上改札機をフリーにしたからといって鉄道会社が無賃乗車を認めたわけではなく,定期券を持っていない人はきちんと乗車券を買うのがマナーでしょう。なんとも困ったアナウンサーさんでした。

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2007年10月11日 (木)

混ざってしまえば

 僕は心配性なので,クルマにガソリンを給油する時は,給油サインが出るよりもかなり早めに燃料補給します。反対に,燃料タンクがカラに近くなるまでぎりぎり使って,満タンにはぜずに少しずつ給油した方が,その分車体が軽くなるので燃費がいい! なんてセコイことを言う人がたまにいますが,たとえそんな人でも,タンクが完全にカラになるまで給油しない人はいないでしょう。

 つまり,今自分が走っているクルマの燃料は,前回入れた燃料だけでなく,その前に入れた燃料も,さらにその前に入れた燃料も,少しずつは混じっているということです。言い換えれば,ある時点で補給した燃料は「どこへ行くのに使った燃料」と特定できるハズは絶対にないんです。

 ところが,今国会では,テロ特措法に基づいて海上自衛隊が米艦船に給油した燃料を何に使ったか(どこへ行ったか)が,しきりに話題になっていますね。これ,全くナンセンスな議論。行先を変えるたびにタンクに余った燃料を処分しているわけではないし,1滴1滴の燃料に印が付いてるわけでもなく,混ざってしまえばいっしょなんです。その意味で,給油した燃料の用途を限定したテロ特措法は,絶対に「守れない」法律であり,アメリカも「転用しない」という約束は絶対に守れるハズはないんです。燃料の用途を議論するよりも,巨額の税金を使って米艦船に給油することが本当に国際貢献になるのかという,もっと本質的な議論をして欲しいものですね。

 これと似たような話として,「道路特定財源の一般財源化」が話題になっていますが,この議論もなんだかよくわかりません。税金なんて,国庫に入って混ざってしまえば,区別はつかないし,区別をつける必要もないと思います。「収入源がどこか」ではなく,「本当に必要で適正な支出額か」を議論することが重要だと思いますけどね。

 過去の関連記事:
  米艦への給油(2007年9月27日)
  消費税(2006年6月24日)

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2007年10月10日 (水)

沖縄戦の集団自決

 沖縄戦で日本軍が住民に「集団自決」を強制したとの記述が教科書検定で削除された問題で,検定意見の撤回を求める多くの意見を受け,記述が復活する可能性が出てきたらしい。なんともすっきりしないニュースです。

 この「日本軍による集団自決の強制」は,歴史的事実だと僕は漠然と認識していましたが,文科省は「日本軍が強制した証拠がない」との立場で修正意見を出し,この記述を削除させてきたということでしょう。ただ,これまでは認めていた記述に対して,06年度の検定で初めて修正意見を出したという点は,なんとも不可解ですが。

 そして,さらに不可解なのが,沖縄での県民大会などで抗議の声が高まってきたことを受けて,記述の復活を容認する意見が出てきたという点。文科省の渡海大臣は「沖縄の県民集会が理由ではなく,検定以降に新たな事実や証言が出てきた」として,当初と異なる検定結果になる可能性を示唆しているらしい。沖縄戦での集団自決に関して「今まで知らなかった事実がつい最近初めて明らかになった」とは,なんとも白々しい発言ですね。

 町村官房長官が「その時々の政治の思惑で教科書の内容が揺れ動くのは決していいことではないが,沖縄の皆さんの気持ちや軍の果たした役割は理解している」と述べているように,最近新たな事実が出てきたというよりは,単に「政治的思惑」による変化と理解した方が自然でしょうね。

 それにしても,情けないのは教科書出版社や執筆者。文科省の修正意見を,反論もせずにあっさり受け入れて削除したということは,そもそもこの記述は重視していない(どっちでもいい)と考えていたということでしょう。そして,沖縄県民などの抗議によってあわてて再訂正するなんて,支離滅裂です。教科書執筆者というのは,きちんと調べた事実に基づいて教科書を作るのではないんですね。

 この際なので,教科書出版社は,訂正申請などやらずに放置し,教科書検定で削除したという「歴史的事実」と,教科書検定制度のバカバカしさを世に広く知らしめてほしいような気がします。

 過去の関連記事:教科書検定(2006年5月13日)

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2007年10月 9日 (火)

見慣れない道路標識

 今日は,あまり見慣れない道路標識の話。まずはこれ↓

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 運転免許を持っている方は当然ご存じだと思いますが,「車両横断禁止」という標識です。つまり,標識のデザインが示すように,道路を横断して駐車場から駐車場へ移動したり(こんなことする人はまずいませんが),道路の右側を横切って駐車場などに入ったりする行為が禁止されています↓

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 もちろん,駐車場などから道路の右方向へ出るのも禁止↓

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 都会の広い道路では,この「車両横断禁止」は当たり前なんですが,地方都市へ行くとこの標識はほとんどお目にかかりません。少なくとも僕は茨城県内ではこの標識を見たことがないですね。もっとも,中央分離帯がある道路では,この標識がなくても物理的に横断は不可能ですが。

 田舎ではめったに見ない標識だからか,2ヶ月ぐらい前,富山県の地方都市で,複数の警察官がこの標識を「右折禁止」と誤って,信号のない交差点で右折した車両に対して反則切符を出していたという話題がありました。なんともお粗末。

 ちなみに,交差点での「右折禁止」を意味する標識は,たとえば十字路交差点の場合はコレ↓

Photo_2

 これは,いわゆる「指定方向外進行禁止」という標識ですが,僕の意見としては,右折禁止などは,この標識だけでなく,もっと直感的に「右折禁止」がわかるようなデザインの標識を決めた方がいいような気がします。この「指定方向外進行禁止」だけで右折禁止を示すのって,イマイチ気に入らないです。

 あと,あまり見慣れない道路標識として思い出すのは,「安全地帯」を示す標識↓

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 道路上にある路面電車の停留所でよく見かけますが,路面電車が走る街を運転しない人はあまり見ない標識だと思います。ついでに,路面電車専用の信号は,黄色の矢印が進行可で,赤の×が停止信号。不思議なことに,自動車教習所では黄色矢印は教えますが×信号のことは教えないようです。

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2007年10月 8日 (月)

「文豪・夏目漱石」展

 両国の江戸東京博物館で「文豪・夏目漱石」という特別展が開催されています(11月18日まで)。出張の帰りに見てきました。土曜日の午後という時間帯だったせいか,かなりの盛況。さすがに漱石の人気はスゴイものです。もっとも,大半の入場客は年配者でしたが。

 展示内容は,東北大学の「漱石文庫」の所蔵品を中心に,漱石直筆の原稿や書簡や絵画など。展示されていた反古原稿(書き損じの原稿)を見ると,ワープロがなかった昔の作家は大変だったと,つくづく思います。漱石の学生時代のテストの答案が展示されていたのも面白かったです。文豪ともなると,日記とかは死後に公表されることを意識して書いたりするのかと思いますが,まさかテストの答案まで公表されるとは思ってもいないんでしょうね。もし自分だったら超恥ずかしいですね。

 入場料は1,100円で,ちょっと「高め」ですが,展示品は800点以上と多く,漱石ファンは必見だと思いますよ。ただ,残念だったのは会場の照明。ライティングがまずく,ショーケース内の展示品を上から覗くと,自分の頭が影になって見にくく,最悪でした。採光がサイテー(って,ギャグか)。主催者がこの手の展示に慣れていないシロートなのかとさえ思えます。ちなみに主催者は江戸東京博物館と東北大学と,そして漱石ゆかりの朝日新聞社。今でも「漱石=朝日新聞」のイメージが大きく残っていますが,まあ,朝日新聞社なんて,漱石の「おつり」で存続しているようなもんですね(ちょっと言い過ぎかな)。

 ついでにもう1箇所。渋谷にある「たばこと塩の博物館」にも行ってきました。「昭和30年代物語・街角のたばこ屋さんをさがして」という特別展がここで開催されています(11月11日まで)。これは11月3日に公開予定の映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」と連携した企画展で,昭和30年代の懐かしグッズがいろいろ展示されています。実際に映画撮影に使われた小道具なども展示されていて,「こんなのどこから集めてきたの?」と思えるような古いモノもあり,昭和30年代に生まれて育った僕にとっては,超懐かしかったです。

 この他の常設フロアには,今ではあまり見られなくなった,懐かしいたばこ屋さんの風景などもあります。特別展のフロアは撮影禁止だったので,撮影可能な常設フロアの写真を掲載↓

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 塩に関するコーナーもあります。塩の製法は,今はすべて「イオン交換膜製塩法」という方法に変わっているそうで,僕が小学校で習った「流下式塩田」というのは昭和46年で姿を消したそうです。知りませんでした。

 ということで,タバコを吸わない人間でもそれなりに楽しめる「たばこと塩の博物館」でした。これで入場料はたったの100円! まあ,日本たばこ産業(JT)のPR施設ですからね。ちなみに,「たばこの博物館」と言いながら,館内は禁煙でタバコが吸えるのは1階ホールの一角のみ。時代は変わったものです。

 ところで,上野にある国立科学博物館では,10月23日から「大ロボット博」が開かれるそうです。こんどはこれにぜひ行ってみたい。

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2007年10月 7日 (日)

力士死亡問題

 出張などで多忙だったため,しばらくブログ更新を中断していました。

 さて,大相撲の序ノ口力士が死亡した問題で,日本相撲協会は,力士へ暴行したとされる時津風親方を解雇(永久追放)することを決定。解雇の理由は「安全への配慮を怠り,自らもけがを負わせたほか,年長の力士らの暴力を黙認した」「こうした行為が協会の信用を失墜させた」とのこと。

 この死亡事故(事件?)に対して,当初は静観していた相撲協会ですが,文科省の大臣から言われたためか,なんとも素早い決断。かえって早すぎて心配になりますね。今はまだ警察が立件するかもという段階であり,時津風親方は逮捕も送検もされていない。ひょっとしたら証拠不十分で立件されない可能性もあります。当の親方も「ビール瓶で軽く突いただけ」みたいな弁解をしています。現段階で「年長の力士の暴力を黙認」とか「協会の信用を失墜させた」という理由での永久追放という重い処分は,当初「警察の判断を待ってから処分」と言っていたことを考えると,なんとも不可解です。

 それにしても,スポーツジャーナリストと言われる人が「処分が遅すぎる」とか「竹刀はいいけど金属バットは論外」とか,言いたい放題言っているようですが,あんまりエラソーなことを言わない方がいいと思いますよ。僕の偏見かも知れませんが,スポーツ界では,不合理な「殴る蹴る」や「しごき」は当たり前で,これまではこういった行為が黙認されてきただけだと認識しています。これを機に,「しごき」のような非科学的で理不尽な習慣が,スポーツの世界から少しでも減る方向になればいいのかなと思っています。

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