« 守れない法律 | トップページ | 力士死亡問題 »

2007年9月30日 (日)

お門違い

 愛知県内のミャンマー人の団体と支援者が,武力鎮圧が続くミャンマーの現状への理解と支援を求める趣旨の要望書を愛知県知事あてに提出しようとしたところ,愛知県は文書の受け取りを拒んでいたとか。県側は「文書を受け取れば責任ある対応が求められるが,県が答えを出すべき問題ではない」として受取りを拒否したもの。ミャンマー人の男性は「我々も県税を納める県民の一員。知事は我々の声に耳を傾けるべきだ」と憤っていたらしい。(毎日新聞Webニュースより)

 ミャンマー問題に関する要望書を県知事に出すのって,明らかに「お門違い」でしょうね。受取りを拒否したという県側の対応はマトモだったと思います。というか,そもそもこういう話題自体にニュースとしての価値はあんまりないでしょう。マスコミは,日本人がミャンマーで死亡したため,とってつけたようにミャンマー関連の話題を取り上げる頻度が高くなったような気がします。

 「お門違い」といえば,10日ほど前,民主党の長妻議員がゲスト出演して年金問題を取り上げた番組(TBS制作)に対して,舛添厚生労働相は,「完全な欠席裁判で,私の発言をあげつらっていた。公平な放送を明記した放送法に違反しており,看過できない」としてTBSに文書で抗議したとか。まあ,舛添氏の気持ちはわかりますが,長妻議員に直接抗議するならともかく,この手の番組の内容に関してテレビ局に抗議するというのは,やはり「お門違い」でしょうね。

 それを言ったら,大臣や与党議員だけが出演して言いたいことを言うような番組もあり(自民党総裁選関連の報道もそうでした),それはそれでその番組のスタイル。どんな番組にも全政党の関係者を呼んで討論会にしなければいけないというものではないでしょう。それに,一議員でなく大臣の抗議ともなれば,テレビ局が「政治的圧力」と受け取る可能性もあります。

 テレビだけでなく,政府に対する批判を言いたい放題書いている週刊誌やタブロイド夕刊紙なども数多くあり,この程度のことにイチイチ抗議していたらキリがないと思います。舛添氏はテレビ出演が豊富な「テレビ人間」なので,放送内容に過敏になるのはわかりますが,もう少しオトナになった方がいいと思いますよ。

|

« 守れない法律 | トップページ | 力士死亡問題 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/149573/16624191

この記事へのトラックバック一覧です: お門違い:

« 守れない法律 | トップページ | 力士死亡問題 »