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2007年9月12日 (水)

いろんな弁護士

 山口県光市の母子殺害事件の被告は,現弁護団に代わってから,殺人や強姦致死などの事実を明確に否認し,傷害致死罪との主張を展開。このため,橋下弁護士が5月放送の「たかじんのそこまで言って委員会(読売テレビ)」というテレビ番組で,被告・弁護側の主張の変遷を疑問視し,「この番組を見ている人が一斉に弁護士会に行って懲戒請求をかけたら,弁護士会も処分しないわけにはいかない」と呼びかけたらしい。その結果,母子殺害事件弁護団メンバーへの懲戒処分請求が急増し,少なくとも計3,900件の請求が寄せられたとか。このため,この弁護団の弁護士4人は「反論書面を作ることなどを余儀なくされて業務を妨害された」として,橋下弁護士に1人300万円の損害賠償を求めて提訴したらしい。

 法廷戦術の一環とはいえ,この母子殺害事件の弁護団の主張は「そうとうオカシイ」と感じている人が多いことでしょう。品位を欠く一部の弁護士のおかげで,弁護士全体の信用失墜を橋下弁護士は危惧したのかも知れませんが,だからといって,テレビ番組の中で視聴者に弁護士への懲戒請求を呼びかけるというのは,ちょっと行き過ぎのように思えます。

 たしかに,この弁護団はヘンですが,それ以上に,弁護士業務の一環とはとても思えないようなバラエティ番組などに,タレント気取りで出演している何人かの弁護士も,僕はどうも好きになれません。母子殺害事件の裁判は,裁判所に公正で的確な判断を期待するとして,テレビでさんざん名前を売った挙げ句に国会議員に立候補する弁護士や,テレビで長い髪の毛を振り回すだけで「中身」のないウザい弁護士こそ懲戒処分にして欲しいものだと,つくづく思います。

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受信: 2007年9月16日 (日) 20時18分

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受信: 2007年10月 3日 (水) 15時43分

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