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2007年9月 4日 (火)

引責辞任

 遠藤農林水産相は,組合長を務める農業共済組合の補助金不正受給問題の責任をとって辞任。大臣辞任のニュースはもう聞き飽きましたが,遠藤氏は大臣就任時にしきりに「農水相はやりたくない」とこぼしていたそうなので,これで望みが叶ったということなんでしょうか。

 今回の件で驚いたのは,会計検査院が指摘するような詐欺行為に対して,民事上も刑事上も誰からも訴えられることなく3年間も放置されたという点。こんなことが許されるんですね。いったい何のための会計検査なのかと思います。

 それにしても,与謝野官房長官は今回の問題を「組閣後のタイミングでたまたま見つかった」みたいな発言をしていましたが,やはり「たまたま運が悪かった」というのが関係者のホンネなんでしょう。そのためか,大臣を辞任したとはいえ,本気で責任を感じているとは思えません。もし本気なら,大臣辞任でなく議員を辞職すべき問題でしょう。

 そもそも,今回の件は,大臣だったから問題だということではなく,一般人にも適用される犯罪行為。議員は何をやっても身分が安泰で,大臣なら許されないというのは不合理です。「身体検査」は大臣に対してではなく,本来は野党も含むすべての国会議員に対して実施すべきことだと思いますよ。

 ところで,自民党の玉沢徳一郎 元農水相は,自らが代表を務める政党支部の政治資金収支報告書で領収書を偽造していた問題で,「党に多大な迷惑をかけた」として離党届を提出したものの,議員辞職については「今のところ考えていない」とのコメント。政治資金収支報告書の領収書を偽造するという犯罪行為に対して「党に迷惑をかけた」として離党するだけで議員に居座る感覚は,僕には信じられません。そして,何年か経ってほとぼりが冷めたら,復党して公認候補で立候補し,当選したりするんでしょうね,たぶん。

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