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2007年9月19日 (水)

名前の読み方

 「稀星」と書いて「きらら」と読ませる出生届を提出しようとしたところ,居住地の富山県立山町では「読めない」と再考を促されたものの,出生地の富山市では受理された・・・というような話題が1ヶ月ぐらい前にありました。

 苗字に使われている漢字でも名前には使えない漢字があるなど,人名に使える文字にはさまざまな制約があるのに,読み方だけは完全にフリーという今の戸籍制度って,なかなかアンバランスな制度だと思います。僕は敢えて「絶対に読めない」ような名前を付けたいとは思いませんが,そういう名前を付けるのも,それはそれで個人の自由でしょう。

 そもそも,戸籍に「読み方」は記載されないのに,なんで出生届を出す時に「読み方」を届ける必要があるのかが疑問です。そこで,かつて提出した出生届のコピーを探し出して見たところ,用紙に「読み方は戸籍には記載されませんが,住民票の処理上必要なため記載して下さい」とありました。なるほど,コンピュータなどで住民票を処理するために「ふりがな」が必要ということなんですね。

 ところで,「名寄せ」が完了せずに記録が統合できない年金記録が5,000万件あるといわれている問題。この原因は,1979年度から順次導入されたオンラインシステムに切り替えた際,元の記録では漢字で書かれていた氏名を,カタカナでコンピューターに入力し直し,間違った読み方で入力したために統合できないというケースが多いらしい。

 戸籍法では読み方はフリーで,いろんな読み方があるにもかかわらず,コンピュータへの入力をカタカナにしてしまったというのが,そもそもの間違いということなんでしょう。今となっては「そんなの上手く行かなくて当たり前じゃん!」と思えますが,当時のコンピューターって,漢字入力なんて夢のまた夢。個人を特定する手段が「漢字」しかなかったのにコンピュータを導入したのは「早すぎた」ということなんでしょうか。

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コメント

タイミングよくテレビで変わった字の名前をやってました。

「風舞」って女の子・・・さてなんと読みます?
「笑子」って女の子・・・さてなんと読みます?


答えは⇒前者は「ふわり」ちゃん
    後者は「 にこ 」ちゃん
だそうです。 絶対読めないですよねぇ。

投稿: alice | 2007年9月22日 (土) 19時14分

 え~~? 読めないです。「笑子」はフツーは「えみこ」ですよね(日本語変換でも出ます)。
 名前を付けられた本人が苦労しないか,ちょっと心配ですね。

投稿: かば | 2007年9月22日 (土) 19時45分

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