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2007年9月30日 (日)

お門違い

 愛知県内のミャンマー人の団体と支援者が,武力鎮圧が続くミャンマーの現状への理解と支援を求める趣旨の要望書を愛知県知事あてに提出しようとしたところ,愛知県は文書の受け取りを拒んでいたとか。県側は「文書を受け取れば責任ある対応が求められるが,県が答えを出すべき問題ではない」として受取りを拒否したもの。ミャンマー人の男性は「我々も県税を納める県民の一員。知事は我々の声に耳を傾けるべきだ」と憤っていたらしい。(毎日新聞Webニュースより)

 ミャンマー問題に関する要望書を県知事に出すのって,明らかに「お門違い」でしょうね。受取りを拒否したという県側の対応はマトモだったと思います。というか,そもそもこういう話題自体にニュースとしての価値はあんまりないでしょう。マスコミは,日本人がミャンマーで死亡したため,とってつけたようにミャンマー関連の話題を取り上げる頻度が高くなったような気がします。

 「お門違い」といえば,10日ほど前,民主党の長妻議員がゲスト出演して年金問題を取り上げた番組(TBS制作)に対して,舛添厚生労働相は,「完全な欠席裁判で,私の発言をあげつらっていた。公平な放送を明記した放送法に違反しており,看過できない」としてTBSに文書で抗議したとか。まあ,舛添氏の気持ちはわかりますが,長妻議員に直接抗議するならともかく,この手の番組の内容に関してテレビ局に抗議するというのは,やはり「お門違い」でしょうね。

 それを言ったら,大臣や与党議員だけが出演して言いたいことを言うような番組もあり(自民党総裁選関連の報道もそうでした),それはそれでその番組のスタイル。どんな番組にも全政党の関係者を呼んで討論会にしなければいけないというものではないでしょう。それに,一議員でなく大臣の抗議ともなれば,テレビ局が「政治的圧力」と受け取る可能性もあります。

 テレビだけでなく,政府に対する批判を言いたい放題書いている週刊誌やタブロイド夕刊紙なども数多くあり,この程度のことにイチイチ抗議していたらキリがないと思います。舛添氏はテレビ出演が豊富な「テレビ人間」なので,放送内容に過敏になるのはわかりますが,もう少しオトナになった方がいいと思いますよ。

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2007年9月29日 (土)

守れない法律

 ほんのここ3日ほどのニュースですが,「政治とカネ」に関連した問題で報じられている内容をちょっとまとめてみました。いずれも「単純なミス」ということみたいですが。

1.福田首相(その1)
(1)内容
 政治資金収支報告書に添付された領収書のあて名が書き換えられていた。
(2)福田氏の釈明
 書き換えは領収書の発行者にお願いすべきだった。

2.福田首相(その2)
(1)内容
 立候補した03年と05年の衆院選の公示日前後に,国の公共事業を受注している群馬県内の2社から計210万円の献金を受けていた。
(2)問題点
 国と契約関係にある企業などが国政選挙に関連した献金をしたり,候補者が献金を受けたりするのは公職選挙法違反。
(3)福田氏の釈明
 2社からの献金を全額返還。「献金をいただいた方の業務内容を確認することは容易ではない」と説明。
(4)献金した企業側の釈明
 通常の応援というつもりだった。法律に対する認識はなく,大丈夫だと思っていた。

3.石破防衛相
(1)内容
 国の補助金を受けている建設会社から05年に10万円の寄付を受けていた。
(2)問題点
 国から補助金などを交付される企業が交付決定通知を受けた日から1年間に政治活動に寄付することは政治資金規正法違反。
(3)石破氏の釈明
 補助金を交付されている会社とは知らなかった。返金したい。

4.伊吹 自民党幹事長
(1)内容
 累積赤字を3年以上抱えていたホテルから寄付を受けていた。
(2)問題点
 3年度以上続けて累積の欠損がある企業が政治活動に寄付したり,それを知りつつ受け取ったりすることは政治資金規正法違反。
(3)伊吹氏の釈明
 受納した側には何らの違法行為はないが,受けた寄付金は全額返還する。

 こんな細かいところまで,いったい誰が調べるんでしょう。よほどヒマな人なんでしょうか。不思議なことに,報道するマスコミも,誰が調べたとか,どこから出てきた話かとかは,一切報じませんよね。調べたマスコミが「ヒマなヤツ」と批判されるのを恐れているんでしょうか。

 それにしても,この手の話にはいろんなバリエーションがあって面白い。というか,「国と契約関係にある企業の国政選挙に関連した献金は禁止」とか,「国から補助金を交付された企業の寄付は禁止」とか,「3年度以上続けて累積欠損がある企業の寄付は禁止」など,いずれも素晴らしい理念であり,すごく立派な法律だと感心します。こういう法律を作った国会をソンケーしますね。

 献金してくれた人のことをイチイチ調べてられない(福田氏)・・・確かにそのとおりだと思います。同感です。でも,自分たち(国会議員)が作った法律なんですよね。イチイチ守れないような法律は作らないで欲しいものです。まあ,「献金する方が悪い」「献金する側の無知が問題」と言ってしまえばそれまでですが,受け取ることを禁じている限りは政治家側もチェックする義務はあるでしょう。企業と政治家の癒着を排除して,不正な政治活動や反社会的な経営を防止するためには,やはり企業からの献金を一律に禁止するのが正論だと思います。

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2007年9月28日 (金)

自動的に執行

 死刑執行命令書に法相が署名する現在の死刑執行の仕組みについて,鳩山法相は,「大臣がハンコを押すか押さないかが議論になるのが良いこととは思えない。ベルトコンベヤーって言っちゃいけないが,客観性のある何かで自動的に進んでいけばいい」などと発言し,法相の信条により死刑が執行されない現在の制度に疑問を呈したとか。

 これに対して「死刑廃止議員連盟」会長の亀井静香氏は,「人間の命を機械みたいにボタンを入れておけば次から次に殺されていくようなイメージで扱っていいのか。法相の資格もなければ,人間の資格もない」と批判しているらしい。

 死刑制度の是非はともかく,ここでも何度か書いているように,確定した刑に対して法務大臣が最終判断するというのは確かにおかしいと思います。死刑以外の刑を執行する場合は大臣の許可なんか要らないのに,死刑にだけ許可が要るというのは理解できないし,その判断を大臣に求めるのも酷でしょうね。鳩山法相はハンコを押したくないというのが見え見えですが,「自動的に執行」という考えには同感です。死刑制度がある限りは,「刑が確定したら何日後に執行」のようなルールを決めて執行するべきだと思います。

 大臣のこの発言に対して,またまた「ベルトコンベヤー発言」とか言われて批判を浴びたりするのか思いましたが,そうはならなかったみたいで安心しました。

 亀井氏が会長を務める「死刑廃止議員連盟」という連盟があることは初めて知りましたが,もしこれに所属している議員が法務大臣に就任したら死刑が執行されないというのは,公平性という意味で,やっぱりおかしいでしょう。

 それにしても,亀井氏の「人間の資格もない」というのは,いくらなんでも言いすぎだと思いますよ。鳩山法相は「尊敬すべき先輩が『私は人間でない』とおっしゃっているので,そこまで言われてお会いする必要はない」と述べて,亀井氏との面会を拒否したとか。そりゃ怒りますよね,人間だったら。

 過去の関連記事:
  死刑執行(2005年12月12日)
  償いと死刑制度(2006年9月11日)
  年末に死刑執行(2006年12月31日)

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2007年9月27日 (木)

米艦への給油

 さっそく内閣支持率の世論調査結果が各新聞社から発表されていますが,「支持する」ということ自体の意味が僕はイマイチわからないので,この世論調査結果にはあんまり興味が湧きません。「内閣を支持するか?」よりも「福田内閣がどれぐらい続くと思うか?」みたいな世論調査をしてくれた方が,よっぽど面白いのにと思います。ちなみに,次回の総選挙では自民党は過半数を獲得して福田政権はそこそこ続き,次々回の国政選挙(総選挙か3年後の参院選か)で惨敗して総辞職・・・というのが僕の予想です。1年前の総裁選で「若くはない」とか言って立候補しなかった福田氏が,勝てると思ったらこんどは立候補。なかなかの「タヌキ」だと思いますよ。この調子でけっこう長期政権になるのかなと予想しています。

 それにしても,総理大臣って,国民の支持を失ってボロボロになって,最後は惨めな形で辞職 というパターンがほとんど(小泉内閣のような例外もありますが)。なかなか大変な職業だと同情します。でも,そんな「ボロボロになって辞めた人」が,おとなしくしてればいいのに,エラソーに発言するのには困ったものです(森ナントカさんみたいに)。

 話は変わって,テロ特措法の給油対象外の対イラク作戦にも従事していた米軍艦船が,海上自衛隊の補給艦からインド洋で直接補給を受けていたことが,当時の艦長の証言でわかったと,先日報じられていました。これに対して防衛省の幹部は,「アフガニスタンのために給油すると言ってあるので,それ以外に使うはずない」と述べたとか。調べもせずに「それ以外に使うはずない」とは,なんともオメデタイ発言です。

 この元艦長の証言が事実だとすると,日本は「アメリカにだまされた」ということになると思います。したがって,当然日本政府はアメリカ政府に抗議するか,少なくともアメリカに事実関係を問いただすなりすべきでしょう。そしてこの問題がはっきりするまでは,給油活動は中断するのがスジだと思います。ところが,新内閣の総理大臣も,外務大臣も,防衛大臣も,相変わらず給油活動継続のことしか頭にないような発言。いったいこの政府は,どこの国の政府なんでしょうね。

 また,海上自衛隊の補給艦が03年に対イラク戦争開始直前の米空母キティホークに間接的に給油していた問題で,防衛省が当初20万ガロンと国会答弁などで説明していた燃料の供給量を,80万ガロンに訂正したという話題もありました。同空母は,給油を受けた後でペルシャ湾内に入って対イラク作戦に従事したため,日本が提供した燃料がテロ特措法の目的外で使われたのは確実とのこと。当初の国会答弁の「20万ガロン」というのは明らかに作為的。やっぱり政府も相当の「タヌキ」ですね。

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2007年9月26日 (水)

朝は苦手

 僕は朝起きるのが苦手なので,朝になったらぱっと起きられる人や,目覚まし時計が1回鳴っただけですぐに起きられる人って,ホントうらやましいです。朝が苦手な人間にとっては,「朝いかに起きるか」というのは超重要なテーマなんですが,僕の場合は,5分ごとに鳴るスヌーズ付きのアラームを2台「起きる時刻」の15分ぐらい前にセットしています。しかも2台のアラーム時刻は2,3分ずらしてあるので,2,3分ごとに交互に鳴る上に,万一1台が故障しても確実に起きられるというワケです。

 15分も前にセットして何回も鳴った後で起きるのでなく,最初からぎりぎりの時刻にセットして一発で起きればいいわけですが,スヌーズ付きのアラームが普及しているのは,多くの人はそれができないからでしょう。スヌーズ付きなんて今や当たり前の機能ですが,時計が単純な機械式だった頃はこんな便利なものはなかったので,目覚まし時計を何台もセットするなど,昔はけっこう苦労したものです。スヌーズ機能を発明した人を,ほんと尊敬します。

 ビジネスホテルに泊まった時などは,電話のモーニングコールをセットするんですが,電話機の呼び出し音はけっこううるさいし,受話器を取るまで鳴り続けるので,モーニングコールをセットすればほぼ確実に起きられますね。さらに,電話機が枕元からちょっと離れたところにあると,受話器を取るために必ず起き上がる必要があり,受話器を取った後で再度寝てしまう恐れもありません。結局は,アラームは「枕元から離れた場所に置く」というのが,最も効果的だということでしょう。

 25日のWebニュースに出ていた記事ですが,大阪の「アークトレーディング社」という会社が「逃げる目覚まし時計」というのを発売したそうです↓

Photo
 (写真はasahi.comから転載)

 これは,無意識のままアラームを止めて寝坊することのないように,アラーム音を出しながら,時計本体に付いた車輪を使ってランダムに走って逃げていくそうで,衝撃にも強く,テーブルなどから落ちても動き続けるらしい。ランダムに走って,逆に近づいてくる場合もありそうなところがちょっと心配ですが,なかなか面白いアイデア。もっとも,動かない普通の目覚まし時計でも,枕元から離れた場所に置いておくだけで十分じゃん! とは思いましたが。

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2007年9月25日 (火)

検証「安倍内閣」

 新内閣が発足し,安倍首相の在任期間はちょうど365日だったそうです。この機会に,このブログでも安倍内閣の検証を・・・といっても,前内閣を検証するなんて,そんな大それたことはできません。自分自身のブログの検証です。このブログは,思ったことを好き勝手に書いているだけのブログなんですが,たまには「書きっぱなし」ではなく,過去に書いた内容を検証してみようということです。

 そこで,約1年前の安倍内閣発足直後までに,どんなことを書いてきたのか,ちょっと振り返ってみました。ちなみに,過去の全記事を「安倍」で検索したら,出現回数は102回と予想外に多かったです。たぶんこのブログに出てきた人名では出現回数トップでしょうね。

 まずは,約1年半前の小泉内閣時代の,2006年3月26日の「ポスト小泉」という記事。「ポスト小泉に誰を選ぶか?」という新聞の世論調査結果が,安倍氏47%,福田氏20%,麻生氏5%,谷垣氏4%という結果だったことに対して,「安倍さんて,なんか頼りないけどホントにだいじょうぶ?」という感想を述べています。まあ,この時の感想は今でも変わらないですが。

 また,2006年4月3日の記事では,安倍官房長官の「1982年の教科書検定に関連して,中韓からの抗議に政府が謝罪したのは誤りだった」との発言があり,僕は「この人心配」とコメントしています。

 さらに8月26日の記事では,次期総理最有力の安倍氏に対して「ダントツの理由がわからない」「5人ぐらいの候補の中で,安倍さんは一番口下手で頼りない」と書いています。今思えば,けっこうキツイことを書いたものです。

 そして,9月10日の記事では,安倍人気の理由が「人柄やイメージ」という世論調査結果に対して,「有権者の意識が心もとなくて心配」と述べています。

 安倍内閣発足後の2006年10月10日の記事では,「安倍内閣発足当初は,来年の参院選で自民党が大敗して短命内閣になると思っていたが,それ以上に心もとない野党とマスコミに支えられて,案外長期政権になるかも」と,長期政権を予想しています。前半の「参院選で大敗して内閣は短命」は図星でしたが,「頼りない野党に支えられて長期政権かも」は大ハズレでした。大変失礼しました。結局は,「頼りない野党」よりも,安倍さんの総理大臣としての能力が下回って自滅した ということなんでしょうね。

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2007年9月24日 (月)

スーパーマン

 今年の初めにハイビジョンテレビを買ってからは,自宅で高画質のテレビ映画が見られるようになり,映画館で映画を見る機会がめっきり減っています。特に,9月からは「日本映画専門チャンネル」がHV(ハイビジョン)放送に切り替わり,超嬉しいです。

 そんな中,「スターチャンネルHV」で放送していた「スーパーマン リターンズ」(2006年 アメリカ)を見ました。わざわざ映画館へ出かけてまで見たいと思う映画ではないんですが,たまたまテレビをつけたらちょうど始まったところで,ついつい見てしまいました。

(以下,ネタバレあり)
 宇宙からやって来たスーパーマンは,元々は子供向けマンガのヒーローという位置づけだったこともあり,この映画もなかなか荒唐無稽なストーリー。最初はバカにしながら見ていたんですが,特撮は良くできているし,その点はけっこう楽しめました。

 でも,スーパーマンが思いを寄せる女性(元カノで今は人妻)に対して,夜に家を訪れて外から透視したり盗聴したりするなど,スーパーマンがストーカーまがいの行為をしているのにはビックリ。少年少女向けヒーロー失格ですね。しかもその女性の子供は,実はスーパーマンの子供だったというお話で,エイリアン顔負け。ほとんどゲテモノ映画か。

 そもそも,スーパーマンに「変身」したといっても,顔はメガネを外すだけで素顔のまま。なんでいつもそばにいる人間が同一人物だと気づかないんでしょうね。あり得ないです。

 さらに,悪役の行為もめちゃくちゃ。アメリカ本土の土地を破壊して海に沈め,代わりに海から新しい大陸を隆起させて土地を手に入れるという設定ですが,その土地が,なんで自分の所有になると思うのか,まったく支離滅裂でした。結末にもヒネリがなくて,荒唐無稽な割にストーリーは平凡という印象でしたね。

 でもまあ,家にいながらタダ同然で高画質の映画が見られるというのはありがたいものです。いや~,ハイビジョン映画って,ホントいいものですね!

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2007年9月23日 (日)

やっと終わった

 一政党内の選挙であり一般人には選挙権がない選挙にもかかわらず,毎日のトップニュースに挙げられて食傷ぎみだったので,「やっと終わった」というのが正直な感想ですが,「どーでもいい」と言いながら,ついつい触れたくなるのが自民党の総裁選。

 選挙の結果は,派閥の推薦によって事前にわかっていた「予定どおり」の結果になったわけですが,まあこれでも,カタチは党内公選であり,党員と国会議員による選挙で決まったわけで,しかも無記名での投票。党内の制度としては十分「民主的」と言えるでしょう。このあたりは,実質的に党首を密室で決めてしまう某革新政党もぜひ見習うべきだと思いますよ。

 それにしても,よくわからないのは,「地方票」と言われる各都道府県連が投票する「3票」について。この投票が「当選者を決める」だけの意味合いと解釈すると,仮に候補者が3人の場合,3候補それぞれに1票ずつ投じた場合には,結局「何も投票していない」のとおんなじですよね。同様に,今回のように候補者が2人の場合には,「2票と1票」に分けて投票すると,結局は1票ずつ相殺されて「1票だけ投票した」のとおんなじ価値になると思います。候補者が2人の場合に限って言えば,地方の意思表示としては3票とも同じ候補者にまとめて入れるべきだと思いますよ。どーでもいいことかも知れませんが,ちょっと気になりました。

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2007年9月22日 (土)

理想の上司

 新入社員が選ぶ「理想の上司ベスト10」のアンケート調査を毎年実施している産業能率大学が,この10年間に名前の挙がった著名人の得票数を集計し,その傾向を探ったそうです。最も得票の多かったのは黒木瞳さんで,男性トップは所ジョージさん。総合ランキング(1998~2007年度の得票数合計)は以下のとおり(敬称略)。

男性:
  1位  所ジョージ  288票
  2位  北野  武  230票
  3位  星野 仙一  183票
  4位  長嶋 茂雄  134票
  5位  古田 敦也  128票
  6位  明石家さんま 121票
  7位  長塚 京三  120票
  8位  野村 克也   64票
  9位  イチロー    57票
 10位  王  貞治   45票

女性:
  1位  黒木  瞳  349票
  2位  久本 雅美  173票
  3位  和田アキ子  170票
  4位  山口 智子  166票
  5位  松嶋菜々子  156票
  6位  安藤 優子  132票
  7位  篠原 涼子  112票
  8位  田中真紀子   78票
  9位  江角マキコ   73票
 10位  天海 祐希   66票

 男性は総合上位10人中6人がプロ野球関係者。女性は様々なジャンルにわたっていますが,ニュースキャスターや政治家のランクインは女性特有の傾向で,過去10年間にベスト10入りしたキャスターや政治家は,男性が石原慎太郎さんだけなのに対し,女性は安藤優子さん,田中真紀子さんなど8人に上っているらしい。また,異性の上司には現実から少し離れて癒やし系の憧れの人を,同性の上司にはリーダーシップや知的さを求める傾向がうかがえる・・・というのが産業能率大学の分析結果だそうです。(以上,YOMIURI ONLINE より)

 まあ,有名人を外見と印象だけで判断するという「お遊び」みたいな企画で,そもそも,この調査のサンプル数はどの程度あって統計学的な意味合いがどうなのかというのも疑問ですが,僕の感覚では「なんでこの人が?」という人が多いですね。やっぱり「新入社員」とは世代が違うからなんでしょうか。

 自分自身がどんな「上司」かは,この際棚上げして,この20名の中で僕が「カンベンして欲しい」と思う上司は以下の人ですね。
(1)北野武氏:毒気が強くて部下が参ってしまうかも
(2)星野仙一氏:仕事に失敗したら殴られそう(体育会系の人は苦手です)
(3)長嶋茂雄氏と田中真紀子氏:ワガママな上司にはついていけないです
(4)野村克也氏:ねちねちと説教されそうでイヤですね
(5)久本雅美氏:しつこく入信を勧誘されそう(笑)

 久本雅美さんがなんで「理想の上司」の上位なのか,僕には理解できませんが,そういえば,かつてNHKが実施していた「好感度タレントランキング」では,男性の明石家さんま氏と並んで,毎年必ず彼女が上位にランクされていました。特に,このランキングが終了するまでの最後の3年間は連続トップでした。

 NHKの「好感度タレントランキング」は,この「理想の上司」よりもさらに調査方法が不明朗な気がします。そもそも「好感度」の定義もはっきりしません。この調査結果は,ゴールデンタイムのNHKニュースで流すのには値しない話題だったと思いますが,NHKにめったに出演しないタレントばかりが上位を占める結果を発表するのはさすがにマズイと思ったのか(民放の宣伝をしてるようなものですからね),それとも,某宗教団体の組織票の影響が大きくてマズイと判断したのか,理由ははっきり知りませんが,このランキングは2003年度で打ち切りになっています。

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2007年9月21日 (金)

品川の水族館

 3日ほど出張で留守をしていました。帰る前,東京で時間があったので,品川にある水族館「エプソン品川アクアスタジアム」に行って来ました。都心のビルの中にこんな水族館があるのには感心しました。

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 入場料は1,800円と,スペースの割には「いいお値段」か。でも,いちおう「海中トンネル」もあるし,イルカショーの360度円形プールは大迫力。それに,ペンギン専用プールでペンギンの泳ぐ姿は見ていて飽きませんね。「ペンギンをペットとして購入する費用は1匹100万円です!」の説明には驚きましたが。

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 ところで,10月末まで,「癒やし」をテーマに,海中トンネルに月光をイメージした照明をほどこしてヒーリング音楽を流すなどの「夜の特別イベント」が開かれているらしいです。さらに,金曜日限定で,一般客が退館する22時から1時間,特別にカップルタイムを設け,ペア500円でトンネル内に設置されたソファで癒やしのひとときを楽しめるとか。まあ,僕には関係ないですけど。

 そして,僕が品川に行った時に必ず立ち寄るラーメン屋がここ↓

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 品川駅高架下の「品達」にある「くじら軒」というお店です。美味しいラーメン屋は世の中にたくさんありますが,二つとして同じ味の店がないぐらいバリエーションは豊富です。また,ラーメンの「好み」というのは人それぞれ。いわゆる「行列のできるラーメン店」というのは日本中にいっぱいありますが,僕の経験では,「行列のできるラーメン店」の多くが美味しくない,というか,自分の「好み」に合うラーメンは少ないです。僕は博多ラーメンのように細くて固い麺が好きで,スープは薄くてあっさりした醤油味が好き。この組合せは案外少ないんですが,この店のラーメンは僕の好みにぴったり。写真は「薄口醤油ラーメン味玉入り」750円也。

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2007年9月19日 (水)

名前の読み方

 「稀星」と書いて「きらら」と読ませる出生届を提出しようとしたところ,居住地の富山県立山町では「読めない」と再考を促されたものの,出生地の富山市では受理された・・・というような話題が1ヶ月ぐらい前にありました。

 苗字に使われている漢字でも名前には使えない漢字があるなど,人名に使える文字にはさまざまな制約があるのに,読み方だけは完全にフリーという今の戸籍制度って,なかなかアンバランスな制度だと思います。僕は敢えて「絶対に読めない」ような名前を付けたいとは思いませんが,そういう名前を付けるのも,それはそれで個人の自由でしょう。

 そもそも,戸籍に「読み方」は記載されないのに,なんで出生届を出す時に「読み方」を届ける必要があるのかが疑問です。そこで,かつて提出した出生届のコピーを探し出して見たところ,用紙に「読み方は戸籍には記載されませんが,住民票の処理上必要なため記載して下さい」とありました。なるほど,コンピュータなどで住民票を処理するために「ふりがな」が必要ということなんですね。

 ところで,「名寄せ」が完了せずに記録が統合できない年金記録が5,000万件あるといわれている問題。この原因は,1979年度から順次導入されたオンラインシステムに切り替えた際,元の記録では漢字で書かれていた氏名を,カタカナでコンピューターに入力し直し,間違った読み方で入力したために統合できないというケースが多いらしい。

 戸籍法では読み方はフリーで,いろんな読み方があるにもかかわらず,コンピュータへの入力をカタカナにしてしまったというのが,そもそもの間違いということなんでしょう。今となっては「そんなの上手く行かなくて当たり前じゃん!」と思えますが,当時のコンピューターって,漢字入力なんて夢のまた夢。個人を特定する手段が「漢字」しかなかったのにコンピュータを導入したのは「早すぎた」ということなんでしょうか。

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2007年9月17日 (月)

自民党総裁選挙

 今回の自民党総裁選挙というのは,実質的には次期総理大臣を選ぶ選挙でありながら,大半の有権者には選挙権がないのは周知のとおり。だったら「それなり」の扱いでいいと思うのに,党もマスコミも,まるで国政選挙と勘違いしているかのような扱いですね。現時点での総理大臣は,あくまで入院中の安倍さんで,「3,4日の入院が必要」と言われていたので,そろそろ退院してもいい時期。早く退院していただいて本人の話を聞きたいと思っている人も多いと思いますが,自民党総裁選に対する過剰な報道は,まるで国民の目を安倍総理からそらそうとしてるのかと,勘ぐりたくなります。

 国会の会期中に国会審議を中断して,一政党の党首を選ぶために,党員向けの街頭演説をしている光景は異様です。「国会開催経費の無駄遣い」として,自民党に対して提訴する納税者がいないのが不思議なくらいです。公道を使って党内の選挙活動をやっていいのかというのも,大いに疑問です。さっさと党首を決めることが自民党の国民に対する責務だと思いますよ。ちなみに,党の内部事情によって国会を空転させて党総裁選挙を実施することに対して,党幹部や総裁選候補者から国民に対する正式な説明や謝罪は一切なかったと記憶しています。

 「小泉チルドレン」と呼ばれているグループの議員が,小泉氏に総裁選立候補を働きかけていた際,「国の非常事態だから必死なんですっ!」と叫ぶシーンが放映されていましたが,「国の」非常事態じゃなくて「自民党の」だろ? とツッコミたくなりました。一政党の問題と国の問題をごっちゃにして,「非常事態」を一般人に押しつけないで欲しいものです。

 ということで,頻繁にマスコミに露出している総裁選候補者ですが,総理大臣になるという仮定で,総理大臣としての施政方針を述べるのならまだしも,たとえば16日夕方のニュース番組で,キャスターから「解散総選挙の時期は?」と聞かれて,福田氏は「総理になったという仮定での質問には答えられない」というようなコメントをしていました。あくまで総裁選であり「総理大臣指名は別」という考えみたいですが,それはそれでいいとして,だとしたら,こんな番組には公共の電波を使って放送するような「公共性」はあんまりないと言えるでしょう。特に「不偏不党」であるべきNHKが,他の党の党首選挙と「扱い」が明らかに違うのも理解できません。

 それにしても,なんで2候補とも解散総選挙の実施を明言しないのか,不思議です。やるともやらないとも言っていませんが,「その気」がまったくないのは見え見えです。政策が前内閣(というより,総選挙を実施した小泉内閣)と全く同じなら不要かも知れませんが,自分なりの政策を掲げるなら,党首に選ばれた後で速やかに解散総選挙を実施して,有権者の信を問うのがスジだと思いますよ。それに,たとえ誰が党首になっても,最初は支持率が高く,だんだん下がっていくのがフツーのパターン。党首が交代した直後に総選挙を実施することが,その党にとっても最善だと思いますけどね。

【補足】国会会期中ということで気を使ってか,街頭演説は休日しか実施していなかったらしいので,いちおう補足しておきます。(2007.9.23)

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2007年9月16日 (日)

映画の著作権

 今年の8月29日に東京地裁は,チャプリンが出演・監督する映画の「格安DVD」の販売を著作権侵害として提訴した海外法人の主張を認め,このDVDを販売する会社に対し,販売の差し止めと損害賠償約1,050万円の支払いを命じる判決。判決は,現行の著作権法が施行される前に映画が公開されていることから,旧著作権法を適用した上で,チャプリンを「著作者の1人」と認めて,著作権の存続期間を「チャプリンの死後38年間」とし,著作権がまだ消滅していないと判断。

 また,9月14日には,「羅生門」「生きる」などの黒澤明監督の映画10作品の「格安DVD」を著作権侵害だと訴えていた東宝と角川映画の主張を認め,東京地裁はDVD販売会社に対して販売差し止めを命じる判決。この判決も,旧著作権法が適用されるとした上で,黒沢監督を「著作者の1人」と認定し,「著作者の死後38年」を適用して,東宝などが引き継いだ著作権は2036年まで保護されるとの判断。

 いずれのケースも,被告側は「映画は映画会社などの団体による著作物であり,1人では作れない。著作権は公開後50年で切れている」との主張で,控訴する方針とか。

 僕は旧著作権法の条文を読んだわけではないし,今回の判決文を読んだわけでもありませんが,チャップリンの映画も黒澤監督の映画も,映画を作ったのは明らかに個人でなく映画会社。この映画に限らず,大半の映画はどう考えても団体の著作物だと思います。映画に関して個人の著作権を認めたら,出演した俳優や制作に携わったスタッフにも著作権があるということになり,そうなると,著作権の有効期限は「関係者が全員死亡してから38年間」ということになりますね。そもそも,関係者のうちどこまでが著作権者かさえはっきりしていないのに,相当無理のある解釈だと思います。

 ということで,「映画監督が著作者の1人」というのは,僕としてはスッキリしない判決ですが,この訴訟を起こしている原告が,映画関係者個人や関係者の遺族個人などではなく,東宝などの映画団体であるということ自体が,「著作権は個人にある」と訴えている内容と矛盾していて,なんとも笑えます。

 過去の関連記事:著作権問題(2006年5月30日)

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2007年9月15日 (土)

首相の辞任

 ここ数日は日本中が騒然とした感がありますが,ちょっと落ち着いたところで,首相の辞任に関する僕なりの感想を。

 参院選が終わって,内閣を改造して,臨時国会が始まって所信表明を済ませ,「これから論戦スタート!」というタイミングでの辞任は,多くの人が言っているように,たしかに「最悪のタイミング」でしたね。政治とは直接関係のない一般社会でも,精神的に耐えられずに突然逃げ出して引きこもってしまう人に出くわしたり,そういう話を耳にしたりしたことが何度もありますが,そういう場合のタイミングというのは,必ずこういう「最悪のタイミング」です。

 「その器」じゃない人が務めたために,重責に堪えられずに潰れてしまうというのは,一般社会ではよくあることなんですが,総理大臣でもそれと同じような事例が発生しただけのことで,たとえ総理大臣といえども,結局は精神的に強靱でなければこうなってしまうということなんでしょう。入院前の首相は,「テロ特措法が延長できなければ辞める」と言ったり,辞任会見での辞任理由が全然理由になってなかったり,たしかに「ちょっとオカシイ」支離滅裂な発言が目立ちました。やっぱり明らかに「ビョーキ」だったと思いますよ。自殺したりしなかったのが,せめてもの救いかも。

 ということで,「不向き」なのに首相に選ばれてしまったという点では,首相には同情しますが,一般社会の場合,ストレスで潰れるぐらいに重要な立場に置かれる人は,たいていが「断われない」「仕事を選べない」という状況だと思います。そういう人たちに比べれば,党の総裁というのは少なくとも自分から立候補しない限りは選ばれることはないわけで,一般人に比べればはるかに「断わりやすい立場」であったはずです。それとも,ひょっとして,自分では「向いてない」ことに気づいてなかったんでしょうか。

 それにしても,失言や不祥事や病気によって,これまで多くの大臣が辞任していますが,国会議員を辞める人は皆無。要職にさえ就かなければ,国会議員って病人でも誰でも務まるということなんですね。高給にもかかわらず,よほど楽な仕事なんでしょうか。うらやましい限りです。

 ところで,自民党の後継総裁選び。「マンガが愛読書」と言われている麻生氏が優勢と伝えられてマンガ関連株が急騰したと思ったら,麻生氏劣勢が伝えられるとこんどはマンガ関連株が急落したというのは,まるでマンガを見ているようで笑えます。投資家の行動ってホントわかりやすくて面白い。

 そして,「小泉チルドレン」と呼ばれている議員の行動というのも,なかなか面白い。当の小泉氏は福田氏を推して「自分は出ない」と言っているのに,いつまでも「小泉離れ」ができないのは情けないし,そもそも,小泉氏を推しているのは,結局は自分たちの保身のためというのが見え見えで,なんとも見苦しいです。

 最終的に,自民党の後継総裁選び(=実質的に総理大臣選び)に関しては,福田氏が優勢らしいですが,一国の総理大臣が一政党の派閥の力で決まってしまうというのは,毎度のことながら,ばかばかしくて悲しいものです。

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2007年9月12日 (水)

いろんな弁護士

 山口県光市の母子殺害事件の被告は,現弁護団に代わってから,殺人や強姦致死などの事実を明確に否認し,傷害致死罪との主張を展開。このため,橋下弁護士が5月放送の「たかじんのそこまで言って委員会(読売テレビ)」というテレビ番組で,被告・弁護側の主張の変遷を疑問視し,「この番組を見ている人が一斉に弁護士会に行って懲戒請求をかけたら,弁護士会も処分しないわけにはいかない」と呼びかけたらしい。その結果,母子殺害事件弁護団メンバーへの懲戒処分請求が急増し,少なくとも計3,900件の請求が寄せられたとか。このため,この弁護団の弁護士4人は「反論書面を作ることなどを余儀なくされて業務を妨害された」として,橋下弁護士に1人300万円の損害賠償を求めて提訴したらしい。

 法廷戦術の一環とはいえ,この母子殺害事件の弁護団の主張は「そうとうオカシイ」と感じている人が多いことでしょう。品位を欠く一部の弁護士のおかげで,弁護士全体の信用失墜を橋下弁護士は危惧したのかも知れませんが,だからといって,テレビ番組の中で視聴者に弁護士への懲戒請求を呼びかけるというのは,ちょっと行き過ぎのように思えます。

 たしかに,この弁護団はヘンですが,それ以上に,弁護士業務の一環とはとても思えないようなバラエティ番組などに,タレント気取りで出演している何人かの弁護士も,僕はどうも好きになれません。母子殺害事件の裁判は,裁判所に公正で的確な判断を期待するとして,テレビでさんざん名前を売った挙げ句に国会議員に立候補する弁護士や,テレビで長い髪の毛を振り回すだけで「中身」のないウザい弁護士こそ懲戒処分にして欲しいものだと,つくづく思います。

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2007年9月11日 (火)

リメイク作品

 黒澤明監督の映画「天国と地獄」と「生きる」の2作品がテレビドラマにリメイクされ,先日放送されました。どちらのオリジナル版も,僕はすべてのシーンを覚えているほど繰り返し見ている大好きな作品なので,どんな風にリメイクされるのかに興味があり,2作品とも食い入るように見ましたが,予想どおり「ハズレ」でしたね。
(以下「ネタバレ」あります)

 まずは8日放映の「天国と地獄」。昔の「電話逆探知」に代わって,ケータイの電波発信源を探知するシーンは今風で興味を引きましたが,特急列車の窓から身代金を投げる有名なシーンは,オリジナル版と違って「車掌室の窓」に変わっていました。でも,一般乗客が頼んでも車掌室なんかに入れてくれないし(警察官が同乗していることを犯人は知らないはず),この設定はおかしい。また,目立つ姿が犯人に割れているはずの伊武雅刀氏扮する刑事が,至近距離で犯人を尾行するシーンも「???」でした。

 ということで,いろんな部分にアラの目立つ演出で,オリジナル版の完成度にはほど遠いと感じました。オリジナル版は,黒澤演出独特の「いやらしさ」が鼻につくんですが,それを超えて見る人を映画に引き込むだけの力強さがありました。

 そして9日放映の「生きる」。ガンで死を宣告された主人公がいかに生きるかという,今となってはベタなストーリー。オリジナル版では「胃ガン」でしたが,さすがに最近は胃ガンの死亡率が低いからか,リメイク版では「すい臓ガン」に。また医者が本人にきちんと告知するあたりも,時代の流れを感じさせました。

 オリジナル版の主役の志村喬さんは,不気味で生気を感じさせない迫真の演技が見事でしたが,ドラマ版の松本幸四郎氏は長身で健康的すぎて,「冴えないオヤジ」にはなりきれてなかった。どう考えてもミスキャストでしょうね。

 ストーリーはベタでも,オリジナル版の「生きる」にはドラマとしての完成度の高さと,高い芸術性があったと思います。このリメイク版「生きる」は,ストーリーがベタでは失敗するという見本のようなドラマでしょうね。それにしても,今どき,昔ながらの「児童公園」を作ってもらって喜ぶ親や子供がいるのかなというのも疑問でしたね。

 過去の関連記事:生きる(2006年6月21日)

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2007年9月10日 (月)

喫煙率

 2週間ぐらい前のニュースですが,日本禁煙学会が都道府県の喫煙対策などに関する調査結果を発表。この調査結果によると,男性の喫煙率は,最低が岐阜県の28.4%で,最高が香川県の60.0%だったとか。香川県に続いて高かったのは,京都が54.8%で,茨城が53.8%。一方,女性の喫煙率は,愛媛の4.2%が最も低く,次いで山口・大分・鳥取・島根の4.4%。高かったのは宮城の13.5%,奈良の13.3%,東京の12.9%だそうです。

 都道府県別に喫煙率を集計することに,どれほどの意味があるのかわかりませんが,喫煙率が高い県と低い県を比較して,男性で約2倍,女性で約3倍もの開きがあるというのは,それなりの「理由」があるんでしょうね。女性の喫煙率が地方へ行くほど低いというのは,なんとなく僕の感覚と合ってますね。僕の勤める「田舎の」会社では,社内で喫煙する女性をほとんど見ませんが,都市部へ行くと社内や街中でタバコを吸ってる女性をよく見かけます。

 それにしても,京都出身で茨城在住の僕としては,京都や茨城の男性喫煙率の高さには複雑な気持ちです。たしかに,自分の周りの男性を見ると,喫煙する人は約半数。50%台の数値には納得です。

 ところで,8月に京都へ帰省した時,金戒光明寺というお寺を散策したんですが,その時にこんな看板を発見↓

Photo

 境内は「火気厳禁」で,焚き火や花火が禁止されているのは当然としても,境内での喫煙は「危険行為」として警察署に通報されるそうです。ちょっとコワイですね。京都を観光する喫煙者の方は,十分お気をつけ下さい。

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2007年9月 9日 (日)

カップヌードル値上げ

 原材料の価格高騰のため,日清食品は来年1月からカップヌードル(レギュラーサイズ)を155円から170円に値上げすると発表。

 カップヌードルはたまに食べるんですが,この「155円から170円に値上げ」というニュースには驚きました。というのは,カップヌードルって,定価が155円もするとは知りませんでしたね。今どきこんな値段でカップヌードルを買ってる人いるんでしょうか。

 フツーのスーパーとかに行くと,カップヌードルなどの「低価格カップめん」は100円程度で売っていますよね。僕がカップめんを買うのはいつもスーパーなので,カップヌードルは100円程度で当たり前だと思っていました。でも,たしかに,コンビニでの販売価格を調べてみると,150円ぐらいの「ほぼ定価」で売っていました。

 カップめん以外では,たとえば500mlペットボトルの飲み物の場合,自販機だと150円で,コンビニでは自販機とほぼ同額の147円。でも量販スーパーだと100円以下で売っています。スーパーで買えば5箱で300円以下のティッシュも,コンビニだと1箱100円ぐらいですね。このように,スーパーとコンビニで1.5倍ぐらい値段に差がある賞品がいっぱいあります。まったく同じ賞品が1.5倍の価格差で公然と売られているのって,よく考えたら不思議なものです。

 このように,コンビニは「値段が高い」と多くの人は認識していると思いますが,それでも,コンビニって全国津々浦々に普及しているし,それだけ利用者も多い。たしかに,長距離ドライブの途中で飲み物を買うような場合,たとえスーパーの前を通りがかっても,僕はわざわざスーパーに立ち寄ろうとは思わないし,たいていはコンビニで済ませてしまいます。

 僕が思うに,コンビニの「便利さ」をスーパーと比較すると,
  (1)幹線道路沿いに駐車場がある
  (2)ほとんどの場合,駐車場が空いている
  (3)駐車場から至近距離に店舗がある
  (4)店内が狭く,買い物に時間がかからない
  (5)レジに並ぶ時間が少ない
  (6)必ずゴミ箱が設置されていて,気軽に捨てられる
・・・と,こんなところかと思います。ドライブ途中でのコンビニでの買い物って,お手軽で,スーパーに立ち寄るような「わざわざ感」がないということに尽きるでしょうね。

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2007年9月 6日 (木)

委員長ポスト

 先日発表された民主党の党役員人事は,菅代表代行・鳩山幹事長・岡田副代表が留任するとともに,前原前代表が副代表に就任し,過去の代表経験者が全員執行部入りするという「豪華」メンバー。テロ特措法延長に賛成している前原氏を執行部に加えて党内が混乱しないのか,外野ながらちょっと気になるところです。

 それにしても,「民主党役員」といわれる人は,
   代表:1名
   代表代行:2名
   幹事長:1名
   政調会長:1名
   国対委員長:1名
   最高顧問:3名
   副代表:7名
   選対委員長:1名
   財務委員長:1名
と,総勢18名。「代表代行」と「副代表」の違いがよくわからないし,そもそも「副代表」って7名もいていったい何をするんかいな? と思います。なんだか,部課長クラスの肩書きを乱発していた,バブルの頃の民間企業を思い出させますね。まあ,今の参議院の民主党議席数はバブルみたいなものですけど。ちなみに,自民党の執行部は総裁・幹事長・総務会長・政調会長・国対委員長・選対委員長と,6名程度の規模らしいです。

 民主党の党内人事はどーでもいいとして,10日招集の臨時国会を前に,自民党と民主党は参院の委員長ポスト争奪戦を繰り広げていると報じられていました。17ある常任委員長のポストについて,従来は自民9・民主6・公明2で割り当てられ,議院運営・予算・外交防衛・厚生労働・農林水産などの「主要ポスト」を自民党が独占。これに対して,新ポスト配分は民主9・自民6・公明2で決定。新しい議院運営委員長は民主党で確定しているため,自民党は議席数に比例して順番に委員長ポストを選ぶ「ドント方式」を主張して予算委員長を死守する構えとか。

 今の民主主義の制度では,多数決で決めたら委員長がすべて第1党に配分されてしまうところを,話し合いによって議席数見合いで配分し,第2党以下にも割り振って全会一致で決めるのが慣例になっているらしい。まあ,せいぜい両党で話し合うなりケンカするなりして,適切に決めてもらえばいいでしょう。これまで主要ポストを総ざらえしていた自民党が,今になって「ドント方式」を持ち出すのには笑えますが,それをやるなら衆院も含めて同じ方式にすべきでしょうね。ちなみに,衆院の25の委員長ポストは,自民19・民主4・公明2という配分になるそうです。

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2007年9月 5日 (水)

宝くじの日

 9月2日は「9.2」のゴロ合わせで「宝くじの日」だそうです。この日には「お楽しみ抽せん」が実施されます。これは,宝くじの敗者復活戦で,過去1年間(2006年8月1日から2007年7月31日までの抽せん分)のハズレ券を対象に抽選が行われ,電子辞書などの「豪華賞品」が当たるらしい。詳細はコチラ↓
http://www.takarakuji.mizuhobank.co.jp/

 ということで,大量にある過去のハズレ券をチェックしましたが,またまた すべてハズレでした。「敗者復活戦」というよりも,2度も「敗者」を味わわせるなよ! って思いましたね。

 ところで,この敗者復活戦は,下4ケタが当選番号と一致したすべてのハズレくじが対象。元々の当選番号と敗者復活戦の「当たり番号」が重複したクジについては,本来の当選金しかもらえないわけですが,敗者復活戦の賞品は,本来の最低賞金(たとえば300円)よりも明らかに高価な商品。重複して当選しても最低賞金の方しかもらえないなんて,なんか理不尽な気がします。まあ僕は当たってなかったので,どーでもいいですが。

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2007年9月 4日 (火)

引責辞任

 遠藤農林水産相は,組合長を務める農業共済組合の補助金不正受給問題の責任をとって辞任。大臣辞任のニュースはもう聞き飽きましたが,遠藤氏は大臣就任時にしきりに「農水相はやりたくない」とこぼしていたそうなので,これで望みが叶ったということなんでしょうか。

 今回の件で驚いたのは,会計検査院が指摘するような詐欺行為に対して,民事上も刑事上も誰からも訴えられることなく3年間も放置されたという点。こんなことが許されるんですね。いったい何のための会計検査なのかと思います。

 それにしても,与謝野官房長官は今回の問題を「組閣後のタイミングでたまたま見つかった」みたいな発言をしていましたが,やはり「たまたま運が悪かった」というのが関係者のホンネなんでしょう。そのためか,大臣を辞任したとはいえ,本気で責任を感じているとは思えません。もし本気なら,大臣辞任でなく議員を辞職すべき問題でしょう。

 そもそも,今回の件は,大臣だったから問題だということではなく,一般人にも適用される犯罪行為。議員は何をやっても身分が安泰で,大臣なら許されないというのは不合理です。「身体検査」は大臣に対してではなく,本来は野党も含むすべての国会議員に対して実施すべきことだと思いますよ。

 ところで,自民党の玉沢徳一郎 元農水相は,自らが代表を務める政党支部の政治資金収支報告書で領収書を偽造していた問題で,「党に多大な迷惑をかけた」として離党届を提出したものの,議員辞職については「今のところ考えていない」とのコメント。政治資金収支報告書の領収書を偽造するという犯罪行為に対して「党に迷惑をかけた」として離党するだけで議員に居座る感覚は,僕には信じられません。そして,何年か経ってほとぼりが冷めたら,復党して公認候補で立候補し,当選したりするんでしょうね,たぶん。

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2007年9月 2日 (日)

生理現象

 2ヶ月ぐらい前ですが,JR神戸線の新快速の車内に汚物(ウンチ)が散乱し,駅員が除去しても悪臭が消えず,神戸駅で列車のウンコウを取りやめたという出来事がありました。これは,乗客が列車最後尾にあるトイレに行こうとしたが間に合わなかったものらしい。

 そして,またまた兵庫県内のJR。8月31日にJR宝塚線の塚口駅(尼崎市)で,普通電車の運転室がウンチで汚れているのを発見。清掃したが悪臭が消えなかったため,この車両の運転を取りやめ,この影響で上下4本が運休したとか。これは,同駅まで乗車していた車掌がガマンしきれず漏らしたものらしい。

 車内の汚物が原因で運休するというのは,ありそうでめったにない,極めて珍しいケースらしいですが,かつてのJR(国鉄)が列車のトイレから糞尿を沿線にばらまいていたことを考えると,時代とともに皆さんずいぶん「きれい好き」になったものだと感心します。でも,笑い事でなく,いずれのケースも人間の「生理現象」にかかわるものであり,「お漏らし」した人はさぞかし「地獄の苦しみ」だったことでしょう。同情します。

 人間にとって「ガマンできない生理現象」というのは色々あると思いますが,僕にとっての「ガマンできない優先順序」というのは,
  (1)トイレ(大)
  (2)トイレ(小)
  (3)渇き
  (4)空腹
  (5)睡魔
  (6)性欲

・・・ざっと,こんなところでしょうか。もっとも,若い頃は(5)と(6)が逆だったかも知れませんが(笑),いずれにしても「大」をガマンするというのは最大の苦痛です。

 ところで,人が職業を選ぶ時,給与とか勤務条件とか仕事に興味を持てるかとか,いろんなことを判断基準にすると思いますが,この列車乗務員のケースを思うと,「いつでも自由にトイレに行けるか」というのも,けっこう重要な職業選択基準かなと思ったりします。

 どんな職業でも,大事なイベントの前に「用足し」を済ませておくのは当然としても,列車運転中の運転手や,試合中のスポーツ選手・審判や,本番撮影中のカメラマンのように,我慢できなくなった時でも絶対に中断できない仕事というのが世の中にはいっぱいあります。その点,僕の仕事(設計業務)のように,どうしようもなくなった時には中断できる仕事というのは,ホントにありがたいものだと,こういうニュースを聞くとつくづく思います。

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