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2007年8月26日 (日)

選挙制度改革のチャンス

 公明党の太田代表が「衆院は中選挙区制を復活させるべきだ」との考えを表明。参院選の同党の敗北は「基本的にとばっちりだ」と述べた上で,小選挙区ではさらに「風」が選挙結果に影響を与えるとの考えから「小選挙区制は政権交代を可能にするというが,ポピュリズム(大衆迎合)になる」と述べたとか。

 そもそも現在の小選挙区制は,自民党と社会党(当時)が主体となって導入した制度で,公明党は導入当初から反対していたと記憶しています。だったら,なんで自民党と連立を組んで以降,中選挙区制の復活を与党の立場でもっと積極的に進めてこなかったんでしょうか。今回の参院選で敗北したことをグチっているようにしか聞こえず,「何を今さら」と思います。

 僕はここで何度か書いているように,得票率が議席数に比例せず民意を著しくゆがめる小選挙区制には反対です。今の小選挙区では,投票したい候補者がいなかったり,投票したのに死票になったりすることが多く,これは有権者にとって耐え難いものだと思います。

 一方,参院比例区のような全国一律の比例代表制は,得票率が正確に議席に反映され,かつ有権者は「自分の1票が確実に生きた」という満足感が得られます。また,党首が比例代表候補に出れば,全国の有権者は「自分で総理大臣を選べる」という感覚も持てるでしょう。

 前回の総選挙での自民党の圧勝や,今回の参院選一人区での民主党の圧勝により,小選挙区制の「怖さ」を自民党も民主党も身にしみたはず。また,共産党や公明党は元々小選挙区制には反対でしょう。小選挙区制を導入した社会党(現 社民党)がどう考えているのかは全くわかりませんが,いずれにしても,「今のまま総選挙を実施したら自民党は大敗」と言われている今こそが,選挙制度改革のチャンスだと思います。

 でも,ほとんどの政党が選挙制度改革を公約に掲げていないし,今の制度で当選した議員自身が今の制度を変えると思えない(結局は自分のことしか考えない)ので,結局は選挙制度改革なんて夢でしょうね。

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