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2007年8月29日 (水)

世界陸上

 九州の田舎町へ出張中です。仕事場はケータイの電波も弱く,アンテナが1本立つか立たないかという状態で,運良く2本立ったら「日本人でよかった」,じゃなくて「二本立ってよかった」と思えるような場所です。

 ということで,夜はけっこうヒマなので,ほぼ毎日,テレビで世界陸上選手権を観戦中。今さらですが,陸上競技って競技ルールが単純で,「走る」「投げる」「飛ぶ」の単純な力のぶつかり合い。「駆け引き」「だまし合い」「相手のミスに乗じる」みたいなスポーツも,それはそれで面白いけど,陸上競技のような純粋な競技は「スポーツの面白さ」を堪能できますね。

 それにしても,昔は女子マラソンや女子ハンマー投げや女子棒高跳びなんてなかったのに,長年経って男女の違いがほとんどなくなったみたい。28日夜の女子棒高跳びのイシンバエワ選手(ロシア)はサイコーでした。

 ということで,それなりに楽しめる世界陸上ですが,司会の二人(織田裕二さんと中井美穂さん)は,2人同時にしゃべって聞き取れないことが多く,はっきり言って超ヘタ。なんとかして欲しいです。特に織田裕二氏は興奮して騒いでいるだけで,うっとうしい。民放のスポーツ番組って,なんでこうなってしまうんでしょうね。スポーツ放送は,淡々と事実のみを放送してくれればいいのにと思います。

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2007年8月28日 (火)

内閣改造

 安倍改造内閣が27日に発足。こういうタイミングで必ず世論調査したがるのがマスコミですが,28日夜発表の朝日新聞社Webニュースによると,内閣支持率は33%で,過去最低だった参院選直後の26%から持ち直したものの,不支持は53%(前回60%)と依然として低水準とか。

 この新内閣がどうなるのかは未知数ですが,外国の要人と会談した末に「辞める」と言って諸外国に恥をさらした「お騒がせ」のマダム小池を大臣に起用しなかった点は,評価してもいいのかなという気がします。それにしても,「マダム」っていうのは女性に対する敬称。自分のことを「マダムなんとか」と呼ぶ,敬語の使い方を知らない小池氏にはホント呆れます。聞いていて恥ずかしいです。

 ところで,この新内閣の「目玉」なのかも知れませんが,よくわからないのは,安倍総理の続投に対して批判的だった舛添要一氏を厚生労働大臣に起用した点。本人の「実力」に期待したのか,人気が高いということで年金問題などに関する国民からの批判を和らげるためなのか,それとも難問山積の大臣に敢えて任命して「批判するならお前がやれ!」みたいなイジメなのか,よくわかりません。

 それよりも不思議なのは,首相の続投をあれだけ非難していたのに,なんでその首相から任命されて大臣を引き受けたのか,舛添氏の考えは僕にはまったく理解できませんね。あれだけ批判していても,結局は「大臣の椅子」には勝てなかったということなんでしょうか。だとしたらホント情けないです。入閣したら,まさかこれまでみたいに首相の続投を批判できないでしょう。安倍首相が批判勢力議員を大臣に起用したのは,結局はそういう批判を封じ込めることが目的だったのかも。

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2007年8月27日 (月)

実名か匿名か

 2002年に強姦と強姦未遂容疑で有罪判決を受け,約2年間服役した後に無実とわかった事件の第3回再審公判が開かれ,検察側は論告で「無罪を下すことが相当」として,服役した男性の無罪を求刑。そして,この男性は公判後に記者会見し,実名を公表したとか。

 事件の犯人が逮捕されたり有罪判決があったりしたような場合には,マスコミは当然のように容疑者や被告の名前を実名で報道するわけで,この冤罪事件も,事件当時は当然実名で報道されていたことでしょう。にもかかわらず,再審の公判では「被告」が実名を公表して初めて実名が報道されるというのは,なんともスッキリしません。事件が起こった場合には有無を言わせず実名で報道し,冤罪の場合には積極的には実名を発表しないというマスコミの姿勢は大いに疑問です。

 このブログで何度か書いているように,有罪かどうかは司法が判断すべきもので,その司法判断でさえ間違うことが多々あり,マスコミの判断で容疑者や被告を実名で報道していいというものではないでしょう。被害者はもちろん加害者(として疑われている人)も,一律に匿名報道にすべきというのが僕の考えです。

 ところで,「逆噴射」が流行語になった1982年の日航機の羽田沖墜落事故では,マスコミは当初は機長の実名を報道していましたが,機長が心神喪失症だとわかると匿名報道に切り換えました。同じ事件でも,責任能力がある場合には実名で,精神上の問題により責任能力がない場合には匿名というのもスッキリしません。凶悪事件の被告が,精神上の問題により責任能力がなかったとする主張に切り換えたような場合,マスコミは被告の主張によって実名から匿名に切り換えたりするんでしょうか。

 そういえば,最近の某横綱問題について,「精神面の問題」みたいなことが報じられていますが,マスコミが決めたルールに従えば,こういうケースも横綱の名前は匿名にすべきということなったりするんでしょうかねー。ますますわけがわかりません。

 過去の関連記事:
  実名報道の疑問(2005年11月27日)
  メディアの姿勢(2006年 1月12日)
  名前(2006年 9月15日)

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2007年8月26日 (日)

選挙制度改革のチャンス

 公明党の太田代表が「衆院は中選挙区制を復活させるべきだ」との考えを表明。参院選の同党の敗北は「基本的にとばっちりだ」と述べた上で,小選挙区ではさらに「風」が選挙結果に影響を与えるとの考えから「小選挙区制は政権交代を可能にするというが,ポピュリズム(大衆迎合)になる」と述べたとか。

 そもそも現在の小選挙区制は,自民党と社会党(当時)が主体となって導入した制度で,公明党は導入当初から反対していたと記憶しています。だったら,なんで自民党と連立を組んで以降,中選挙区制の復活を与党の立場でもっと積極的に進めてこなかったんでしょうか。今回の参院選で敗北したことをグチっているようにしか聞こえず,「何を今さら」と思います。

 僕はここで何度か書いているように,得票率が議席数に比例せず民意を著しくゆがめる小選挙区制には反対です。今の小選挙区では,投票したい候補者がいなかったり,投票したのに死票になったりすることが多く,これは有権者にとって耐え難いものだと思います。

 一方,参院比例区のような全国一律の比例代表制は,得票率が正確に議席に反映され,かつ有権者は「自分の1票が確実に生きた」という満足感が得られます。また,党首が比例代表候補に出れば,全国の有権者は「自分で総理大臣を選べる」という感覚も持てるでしょう。

 前回の総選挙での自民党の圧勝や,今回の参院選一人区での民主党の圧勝により,小選挙区制の「怖さ」を自民党も民主党も身にしみたはず。また,共産党や公明党は元々小選挙区制には反対でしょう。小選挙区制を導入した社会党(現 社民党)がどう考えているのかは全くわかりませんが,いずれにしても,「今のまま総選挙を実施したら自民党は大敗」と言われている今こそが,選挙制度改革のチャンスだと思います。

 でも,ほとんどの政党が選挙制度改革を公約に掲げていないし,今の制度で当選した議員自身が今の制度を変えると思えない(結局は自分のことしか考えない)ので,結局は選挙制度改革なんて夢でしょうね。

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2007年8月25日 (土)

賭けゴルフ

 僕はゴルフをしないのでよくわかりませんが,お金を賭けずに麻雀をする人が極めて少ないのと同じように,ゴルフでもなんらかの「賭け」をするのがフツーなんでしょうか。そうであれば多少のことは大目に見てもいいのかなと思いますが,週刊新潮(8月30日号)に報じられていた横峯議員の「賭けゴルフ」は,1打1万円という高額レートだったそうです。

 1年近く前ですが,社内コンペで賭けゴルフをしたとして,大手メーカー幹部ら複数の社員が「賭博容疑」で書類送検されたということがありました。「賭博」といっても,社内の親睦ゴルフで,1口200円の馬券方式で優勝と準優勝を予想する程度の「お遊び」だったそうです。

 横峯議員の件は,週刊誌で報じられていた内容が事実だとすると,明らかに「お遊び」の域を超えた賭博行為。しかも常習犯だったみたいです。大手メーカーの社内コンペの件が書類送検なら,横峯議員の件はもっと徹底的に追及されるべきでしょう。民主党の鳩山幹事長は,本人が一部事実を認めたため厳重注意したらしいですが,「厳重注意」程度で済まされる問題ではないと思います。

 でも,高給取りの議員さんたちにとってはこの程度の賭博は「当たり前」で,結局はうやむやになるのかも知れませんね。まあ,犯罪歴のあるタレントが知事に当選してしまう世の中ですから,政治家ならこの程度の「微罪」は「しようがない」ってことか。

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2007年8月22日 (水)

ちょっとおかしい

 警視庁の巡査長が女性を射殺後に自殺するという驚くべき事件。この事件に対して警視庁の副総監は,「極めて遺憾で,亡くなられた女性と遺族には本当に申し訳ない。捜査と署員の身上調査を徹底し,こうした事案の絶無に努めていきたい」とのコメント。

 現職の警察官が制服姿でストーカー行為をし,挙げ句の果てに勤務中に警察のピストルで女性を射殺・・・なかなかとんでもない事件なんですが,警視庁のコメントは,部下が勤務時間外にちょっとした不祥事を起こした程度にしか聞こえません。この事件に対する警視庁幹部の感覚は,ちょっとおかしいのでは?

 もう一つ。那覇空港で炎上した中華航空機を操縦していた機長や客室乗務員たちは,台湾の総統府に招かれ,副総統は機長らを「(避難誘導で見せた)機知と態度をみんな学ぶべきだ。最高の敬意と感謝を伝えたい」と称賛し,記念品を贈ったとか。

 今回の事故で,死者が出なかったのは奇跡的。というか,間一髪で間にあっただけの「まぐれ」みたいのものですよね。地上走行中に煙が出ているのを乗客が指摘したのに客室乗務員は取り合わなかったという証言もあり,本来であれば乗務員の対応が問題視されるべきところ,台湾では乗務員は英雄扱い。また,那覇空港で現場検証中の事故機のロゴや社名をペンキで消すなど,この航空会社はやることがちょっとおかしすぎます。

1
 社名が消される前の事故機

2
 社名が消された後の事故機
(いずれもasahi.comから転載)

 さて,明日から9月はじめまで暑~い九州へ出張(全日空で)。ネットは使える予定ですが,ブログ更新はさらに滞るかも知れません。

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2007年8月21日 (火)

阪神甲子園球場

 冷房完備のドーム球場が全国あちこちにあるのに,なんでここで真夏の真っ昼間に高校野球全国大会をやるのかが理解できない阪神甲子園球場ですが,そうはいっても関西地区にとっては最もメジャーな球場でしょう。その証拠に,モノの広さを例えるとき,関東では「東京ドーム××個分」みたいな言い方をするのに,関西のマスコミの多くは「甲子園球場××個分」のように例えていたと思います。

 それはさておき,甲子園球場は09年春にリニューアルされるそうです。そこで,甲子園球場の改修前の姿を映像に残そうと,「THE HANSHIN KOSHIEN STADIUM~大正・昭和・平成 悠久の時を経て~」というDVDが発売されたらしいです(阪神コンテンツリンク発売,3,990円)↓

 Photo
(asahi.comから転載)

 このDVDには,球場の歴史のほか,シンボルとなったツタ,銀傘(大屋根),アルプススタンド,スコアボードなど施設の変遷や,普段は見ることができない貴賓室なども紹介。野球ファンの記憶に残る名プレーなども収録されているとか。

 この甲子園球場へは子供の頃に何度か行ったことがあります。球場の建物を覆っている有名なツタがリニューアルでどうなるのか知りませんが,子供の僕が見たツタの感想は,ハッキリ言って「気持ちわる~」でしたね。当時はスタンドも狭くて汚く,おまけに観客はちょっとヤクザな阪神ファン。子供にとっては「コワイ・汚い・気持ち悪い」の「3K球場」でした(阪神ファンの方,すみません)。

 銀傘の柱でグラウンドが見えにくかったり,フィールドと観客席が離れすぎて選手が豆粒にしか見えなかったりなど,大いに「古さ」を感じさせる球場ですが,ドーム球場全盛の今,こういう「土のニオイ」のする球場は貴重でしょうね。

 ということで,阪神ファン・高校野球ファンにはオススメのDVDかも。ちなみに僕は買いませんけど。

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2007年8月18日 (土)

前方不注意

 帰省ラッシュの12日,愛知県岡崎市の東名高速下り線で,渋滞中の車列に大型バスが追突し,追突された車に乗っていた2人が死亡。事故処理のため,下り線は約4時間にわたって通行止めに。14日には,山梨県上野原市の中央高速上り線で,Uターンラッシュの渋滞で止まっていた車に乗用車が追突し,乗用車を運転していた男性らが重傷。

 帰省・Uターンに高速道路をよく利用する僕としては,他人事じゃない事故ですが,事故で高速道路が閉鎖されたような場合,事故現場の後部のクルマはどうなるんでしょう。長時間高速道から抜け出せないわけですよね。事故も怖いけど,それよりも長時間渋滞から脱出できないことの方が恐ろしいです。

 渋滞に突っ込む玉突き事故の場合,原因は基本的に「前方不注意」ということでしょう。僕の経験でも,他人の運転に同乗して助手席などに座っていると,前方をしっかり見ない人(前方から時々目をそらす人)の運転って,見ていて本当にコワイです。後ろからの追突事故の場合には,追突した方のクルマが負け(加害者)になるのと同様に,どんなケースでも,基本的に前方不注意のクルマが加害者。後ろを見ていなくて事故になっても,ほとんどのケースは加害事故にはならないと思います(急な進路変更などは論外として)。このため,運転する時には90%以上は前方に注意を払うべきでしょう。

 そういう僕も,高速走行中は「前方注意4割,後方注意3割,スピードメーター確認3割」のような運転になりがち。また,前のクルマが突然停まることは想像できないので,他の多くのクルマと同様に,車間距離もついつい短めになります。高速での事故の危険性を考えると,今さらながら,十分な車間距離を空けることと(特に,見通しの悪い大型車の後ろ),前方に細心の注意を払うことが必要だと自戒します。

 ということで,19日はUターンの帰路につく予定。無事に戻れたらまたブログ再開します。

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2007年8月17日 (金)

がけ崩れ予測

 気象庁は,気象情報会社「ウェザーニュース」が新潟県中越沖地震の被災地を対象に実施している「がけ崩れ予測メール」について,気象業務法に違反するとして,中止などを求める業務改善命令を出したらしい。同社は気象に関する予報業務許可は得ているものの,がけ崩れや地滑りなどの土砂災害に関しては許可を得ていないためとか。

 実は僕も,個人的に興味があるのと仕事でも多少関係があるため,この「ウェザーニュース」の有料サービス(月額315円)を利用しています。天気予報以外に,台風情報・雲画像・雨雲データなどの画像データをケータイで見ることができ,また,指定したエリアに地震が発生すると,震度情報などがメールで通知されるサービスで,なかなか便利です。このサービスの中に「がけ崩れ予測メール」なんてのがあるのは知りませんでした。

 それにしても,「気象に関する予報業務」って何なんでしょうね。専門的なことはよくわかりませんが,雪崩の予報やスギ花粉予報が気象予報の範囲内なら,がけ崩れも範囲内と思えますけどね。何よりも,民間企業が実施するこういったサービスに,なんで気象庁が文句付けるのか(実施されると何か困ることでもあるのか),よくわかりません。

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2007年8月16日 (木)

日米通算記録

 米大リーグ・ジャイアンツのボンズ選手が通算756本塁打でメジャー最多記録のトップに立ち,その後,本塁打を打つたびにメジャー記録を更新中。

 この「756本塁打」と聞いて,王貞治氏(現ソフトバンク監督)が,かつてハンク・アーロン選手が持っていたメジャー通算記録の755本を抜いた際,マスコミはじめ多くの日本人がこれを「世界記録」と持ち上げて騒いでいたのを思い出します。この時の騒ぎをそのまま採用するなら,ボンズ選手でなく王貞治氏の868本が現時点の「世界記録」ということになりますが,アメリカでの報道を見る限り,メジャーでは誰も王さんの記録を世界記録とは認めていないということでしょう。当然ですね。

 王さんのホームランって,日本の球場が狭かった頃の,中でも最低クラスの広さの後楽園球場を中心に量産したものなので,たぶんご本人も「世界記録」とは思ってないでしょう。にもかかわらず,これを「世界記録」と持ち上げていた当時のマスコミの過熱報道には,日本人としてずいぶん恥ずかしい思いをしたものです。最近は「ボンズ選手の記録は世界記録じゃなくて2番目だ!」なんていう報道を聞かないし,さすがのマスコミも少しは反省したということでしょうか。

 しかし,最近でも,たとえば松井選手の「日米通算2,000本安打」みたいなことが報じられたりしています。もともと組織もレベルも全く異なる日米野球の成績を通算しても,あんまり意味はないでしょう。イチロー選手あたりは,これからいろんな「日米通算記録」を塗り替えて行くと思いますが,これを日本国内で報道するのは勝手だけど,アチラで「日米通算××達成!」みたいのことを大々的に言うのは,恥ずかしいのでやめてほしいものですね。

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2007年8月12日 (日)

アダルト番組に助成金

 夏休みモード&帰省モードに突入。おまけに京都は暑すぎ・・・という状況で,ブログ更新は休みがちになっています。

 さて,12日の朝日新聞朝刊に出ていた記事で,CSのアダルト専門放送局の番組に,障害者向け向け放送支援のために国費から出される「字幕番組等制作促進助成金」が交付されていたことが判明。手話を交えてアダルト向けの話題を放送した番組で,指摘を受けた独立行政法人と総務省は,今月から年令制限のある番組を助成金交付対象から除くように基準を見直したとか。

 なんとなく笑えるような話題ですが,アダルト向け番組だって,所定の基準をきちんと満たしているのであれば助成してもいいんじゃない? とも思えます。まさか障害者は清純な人ばかりでアダルト番組とは無縁というわけではないでしょう。むしろ,健常者・障害者問わず平等に情報や娯楽が提供されるというのは大事なことだと思うので,アダルト番組だからといって助成の対象から外すことには無理があると思います。もっとも,この番組が助成金目当てで「形だけ」の手話をやっていたのであれば,極めて悪質だと思いますが。

 アダルト番組は極端な例としても,特定の政治団体や宗教法人がバックにあるような「怪しい」番組がこの手の助成を受けている可能性は高いと思います。今回の件はたまたま発覚しただけで,普通は内容まで踏み込んで審査するというのは不可能でしょう。そもそも,こういった制度自体に無理があると思います。

 ちなみに,問題となった番組は「裸のニュースステーション」という番組の1コーナーで,女性キャスターが手話を交えてアダルト向けニュースを読みながら服を脱いで裸になるという企画だそうです。やれやれ。

 過去の関連記事:年賀はがき(2006年1月6日)

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2007年8月 8日 (水)

テロ特措法

 海上自衛隊をインド洋に派遣する根拠となっているテロ特措法(テロ対策特別措置法)の11月1日の期限切れを控え,政府・与党は期限延長のための法改正を臨時国会の最優先案件と位置づけ,一方の民主党は期限延長に反対を表明。参院の与野党逆転を受けて,この法案が最近しきりに話題になっていますが,参院で与野党逆転したらどうなるかの実例として最適ということなんですね。

 だったら,今になって大騒ぎするのではなく,参院選の段階で,両党とも「逆転したらテロ特措法はこうなる!」ってことを具体例としてしっかり主張し,選挙の争点の一つにすべきだったと思いますよ。「どっちの党首を選ぶか?」なんていう間の抜けたことを言ってる場合じゃなかったと思います。まあ,多くのマスコミも,そういう程度のことしか報道しませんけどね。

 このテロ特措法は「国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法」のはずなんですが,現実にはアメリカから延長を強く要請されているものの,国連から要請されているような話は聞きませんね。その点からも,かなり「怪しい」法律だというのが僕の思いです。参院選では「どっちの党首を選ぶか?」じゃなく,小泉政権以来強化されてきた米国追従政策を継続するのかやめるのか?」ぐらいの聞き方をすべきだったと思いますよ。

 それはともかく,この期限延長に関しては,民主党の中にも柔軟に対応する動きもあり,また,選挙の争点になってなかったことで議員に対する拘束性も弱いと思えるので,結局は与党の主張に賛成する民主党議員が多く出てくるように思えます。しかも,参院議長に就任したのが保守的イメージの強い江田五月氏。なんだかんだ言っても結局は期限延長が成立するような気がします。

 ところで,この「テロ特措法」って,正式名を省略した名称なので,パソコンで「てろとくそほう」と入力すると,ひょっとしたら「テロとクソ法」なんて変換されるかと思いましたが(笑),ATOKでもMS-IMEでもきちんと「テロ特措法」と変換できたのには感心しました。

 で,この法律の正式名称は「平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法」だそうです。内容もとんでもない法律ですが,それ以上に,名称の長さもとんでもない法律です。

 ちなみに,落語でおなじみの「寿限無 寿限無・・・」は「寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶら小路の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助」だそうで(Wikiより),このテロ特措法とほぼ同じ文字数。そんな長い法律名,覚えられないって!

 落語の「寿限無」は,生まれた子供におめでたい名前を付けたためにとんでもない長い名前になり,その子供が水に溺れた時,周りの子供が助けを呼ぶためにその子供の名前を繰り返して言ううちに,時間がかかって助けるのが遅れ,結局は溺れ死んでしまうという悲しいお話だそうです。このテロ特措法も,この「寿限無」みたいに,国会審議中に何度も読み上げているうちに時間がかかって審議が終わらず,期限切れになったりするんでしょうかねー。

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2007年8月 6日 (月)

領収書「1円以上」

 参院選惨敗を受け,自民党は今月中に政治資金規正法(「規制法」でなく「規正法」だったんですね。知らなかった)の再改正案をまとめる方針を表明。領収書の添付義務をすべての政治団体に広げ,金額も現行の「5万円以上」から「1円以上」に引き下げる案を提示。これに対して,自民党内からは事務処理が増えるなどの理由により異論噴出とか。

 「慶弔費では領収書は取れない」など,現実性に疑問を投げかける反対意見が出ているようです。法人等の会計処理で慶弔費などをどうしているのかは知りませんが,政治資金についても,通常の法人と同程度の会計処理が実施されればいいわけで,国民はそれ以上のことを求めているのではないと思います。

 民主党も領収書の添付を「1円以上」とする改正案を出そうとしているみたいで,「自民党にはできないでしょう」と自慢げに話していましたが,国民が求めているものが何なのか,両党ともイマイチわかっていないような気がします。そもそも領収書なんて,その気になればいくらでも偽造できるわけで,領収書添付にこだわるのでなく,支出明細をきちんと記録として残すことこそが重要だと思いますよ。

 もっとも,政治団体が慶弔費を出すことの必要性が僕はイマイチ理解できません。慶弔費って政治家個人が出すだけで十分だと思うので,この際,政治団体が出すのは禁止してもいいような気がしますが。

 過去の関連記事:領収書の効力(2007年2月28日)

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2007年8月 2日 (木)

党首交代はいつ?

 朝日新聞社が参院選直後に実施した全国世論調査によると,安倍首相の進退について,「続けてほしい」の40%に対して「辞めるべきだ」は47%という結果だったそうです。もっとも,「続けてほしい」と答えた人の中には,安倍内閣を支持している人と,安倍内閣が継続して総選挙で自民党の敗北を期待している人がいるでしょう。逆に「辞めるべきだ」の中にも両パターンがあると思うので,結局はこの世論調査ってあんまり意味無いような気がしますね。

 僕はというと,「もともと自分が選んだ内閣じゃないので,どっちでもお好きにどーぞ」っていう感覚ですね。そもそも,前回の総選挙で安倍さんに投票したのは,山口県の一部の選挙区の中の一部の人。当たり前のことですが,全国の有権者の大半は投票用紙に「安倍晋三」とは書いていません。しかも前回の総選挙は小泉内閣の時です。ということで,参院選の結果がどうこういう以前に,総理大臣が交代した時点でなるべく早く解散総選挙して民意を問うのがスジでしょうね。

 ちなみに,自民党にせよ民主党にせよ,次の総選挙で勝つためには,なるべく選挙直前で党首交代することでしょう。多くの有権者は「新しいもの好き」ですから,党首交代直後は自動的に支持率が上がるものです。できれば,なるべく若くてカッコいい人がいいでしょう。もし若くてキレイな女性を党首に選んだら(そんな人いないか),「史上初の女性首相誕生か」という状況になり,圧勝間違いなしですよ。多くの有権者が投票先を選ぶ根拠って,その程度のレベルなんです。

 ところで,この世論調査によると,「民主党に何を期待するか」では,「与党の政策を改めさせる」が37%,「期待していない」が33%,「政権交代を実現する」は25%とのことで,民主党が政権を取ることを望んでいるのはごく少数派。今回の参院選の結果を民主党は決して勘違いしないで欲しいものです。

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2007年8月 1日 (水)

出場停止処分

 選挙運動が終わったとたんに「お休み」になった民主党の小沢代表は昨日復帰したみたいですが,党首が肝心な時に休養するって,相変わらず心配な政党です。まさか「ずる休み」ではなかったと思いますが。

 小学校の頃,僕は学校へ行くのははあんまり好きじゃなかったので,何回か「ずる休み」をした記憶があります。でも,当時はそんなに罪悪感はなかったですね。そんな僕が驚いたのが,朝青龍関の「ずる休み」に対する処分。夏巡業に休場届を出しながらモンゴルでサッカーをしていたことが発覚し,日本相撲協会は朝青龍関に2場所の出場停止と4ヶ月の30%減俸処分を決定したとか。

 相撲協会が決めたことであり,協会内の問題と言えるので,それはそれでいいんですが,「ずる休み」経験のある僕の正直な感想は「処分重すぎ」です。まさかモンゴルでやっていたのが相撲でなくサッカーだったから処分が重くなったというわけではないでしょうけど。

 診断書の信憑性がどの程度だったのか,どの程度悪質だったのかはわかりませんが,ずる休み中に遊ぶって,ある意味極めて人間的な行為とも思えるので,僕は憎めません。相撲ファンなど多くの人は「横綱としてあるまじき行為」「当然の処分」「廃業すべき」といった感想みたいですが,スポーツ選手に潔癖さを求めすぎのように思えます。自分はスポーツ選手じゃなくて良かったとつくづく思いますね。

 そんなことより,ずっとくすぶっている八百長問題を究明し,八百長関係者に重い処分を課す方がよほど重要な気がしますが,相撲協会にそれを期待するのはムリなんでしょうね。

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