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2007年7月22日 (日)

IAEA調査団

 新潟県中越沖地震での柏崎刈羽原発のトラブルに関し,国際原子力機関(IAEA)が事故原因などについて調査団派遣の準備があると表明していたのに対し,日本政府は調査団受け入れを当面見送る意向をIAEA側に伝えたとか。一方,新潟県知事は「一刻も早く,現状を世界の目に見てもらう必要がある」として,IAEA調査団受け入れの必要性を主張。

 柏崎刈羽原発というのは,7基の原子炉の合計出力が821万2,000キロワットで世界最大と言われています。この超大型原発が,国内原発では過去最大の揺れを今回記録しており,施設が破壊して放射性物質が漏れ出しているのも事実。しかも事故の発表が遅れたり,情報の公開が「小出し」にされたりするなど,地元住民や自治体には不安が広がっていると報じられています。

 こういう状況で,原子力の平和利用を国策とし,原子力の平和利用推進を目的とするIAEAの理事国である日本政府が,IAEA調査団を受け入れないというのも,なんとも情けない話です。というか,受け入れを断わる権利があると考えている政府の認識が甘すぎるような気がします。

 いざ受け入れとなると,準備や対応などで大変なのはわかりますが,拒否すると「調査されるとまずいことがあるのか?」「まだ何か隠しているのか?」と疑いなくなりますね。地元住民や自治体は,政府や電力会社の発表だけでは信用できず,公正な第三者の調査を受け入れ,真実を広く知らしめて,本当に安全なら早く安全宣言をして欲しいという思いでしょう。ということで,政府は,たとえホンネはイヤイヤ(IAEA)でも(ちょっと苦しい),調査団を受け入れるべきだと思いますよ。

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