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2007年7月 7日 (土)

責任の取り方

 来たる参院選は,与党にとって厳しい結果が出るかのような報道がされていますが,安倍総理は「戦いの前に負けることを前提に話をする気はない」と発言するなど,参院選の結果を受けた責任問題については言及を避けています。たしかに選挙前から選挙結果に対する責任を云々する必要はないとは思いますが,与党の一連の責任問題を回避する発言は,なんとなく「負け」を確信しているようで笑えます。

 一方の民主党。小沢代表や鳩山幹事長が「参院選で与党過半数なら辞任」と発言。こちらは明らかに「勝ち」を確信していると思えるような発言で,これもまた与党のコメント以上に笑えます。今の選挙制度は比較第一党が圧倒的に有利な制度。自民党の得票率が多少下がったところで民主党が簡単に勝てるとは限らない。民主党の見通しはちょっと甘く,イマイチわかってないような気がします。

 ところで,今年の流行語大賞間違いなし! ぐらいの勢いの「しょうがない」発言で先日辞任した久間防衛大臣。僕は問題視された発言の全文を理解したわけではないので,この発言の是非についてはあえてコメントしませんが,辞任に至った経緯を見ていると,当人はこの発言がまずかったとは全然思ってないし,まして反省もしてないようです。選挙前ということもあり,与党内からも批判を浴びたため「しょうがない」と思って辞任したのは見え見えです。与党議員が批判したのも,あくまで選挙への影響を懸念してのことでしょう。もしこれが選挙と全然関係ない時期だったら,たぶん久間大臣を擁護したと思いますよ。

 それにしても,「まずは擁護」という安倍総理の相変わらずの発言を聞いていると,イマイチ風が読めない人だなと感じます。松岡大臣の辞任はあれだけ認めなかったのに,今回はあっさり認めたのも不可解。自殺でもされたら困ると思ったんでしょうか。そして,後任の防衛大臣が「またあんたか?」と言いたくなる小池百合子氏。よほど人材不足なのか,引き受け手がいなかったのか,とりあえず選挙終了までの1ヶ月の「つなぎ」で誰でも良かったということなんでしょうか。それとも,女性の登用で内閣ジジ率を下げて内閣支持率を上げようとしたとか?(笑)

 小池氏というのは,日本新党から始まっていろんな政党を渡り歩き,大臣に重用されることに対して生粋の自民党議員からよくまあ不平が出ないなと感心するような経歴で,この点が僕の嫌いなタイプの政治家。小池氏を起用した安倍総理はセンス悪いなというのが僕の印象です。

 この人事が単に「選挙目当て」ということなら,いまだに人気の高い(と言われている)小泉前総理を起用しちゃえばいいのにと思ったりもしました(なぜ小泉氏に人気があるのか,僕には理解できませんが)。それならいっそのこと安倍さんが辞めて小泉氏を党首に復活させればいいって? なるほど,それが内閣支持率回復の「ウルトラC」なのかも。

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