珍道具(その3)
選挙関連の話題が続いたので,本日はがらっと変わって,僕のお気に入りの「珍道具」の紹介「その3」です。ちょっと古い本ですが,「仰天 珍道具事典」(日本珍道具学会編,1992年)という本に掲載されていたものです。
僕は食べ物の好き嫌いはありませんが,どちらかというと肉類より魚貝類系の方が好きです。中でも焼き魚は大好物。骨付きの焼き魚を食べるのはちょっと面倒ですが,骨だけ残してキレイに食べるのはけっこう得意ですね。ということで,食べることに関しては器用でも,料理するのはまったく苦手で不器用なため,卵ひとつを割るのさえ,片手はもちろん,両手で割っても手を汚さずに割ることができません。卵を割ると必ず手を汚してハンカチで拭くので,僕は「ハンカチ玉子」と呼ばれています。ん?
まして,チャーハンとかを作るときに,フライパンを煽って料理をひっくり返すなんて,不器用な僕にはとてもできません。調理師さんがこれをするのがカッコよくてあこがれるんですが,僕には絶対ムリです。で,そんな人にオススメなのが「裏返しフライパン」。
フライパンの上部に半円形の蓋がついているので,フライパンを煽ってチャーハンをひっくり返すと,蓋にぶつかってキレイに落ちてくれるというもの。調理の練習にも最適でしょうね。ただし,フライパンの重量が重くなるので実用にはならないらしい。それにしても,この「珍道具事典」って,実用にならないのに実際にその珍道具を製作して写真掲載してしまうところがスゴイです。
もう一つの珍道具は「長電話防止器」・・・15年前に掲載されていただけあって,さすがに時代を感じさせるアイデアです。長電話で公衆電話が長時間塞がるという迷惑防止用に,電話の受話器にウォーターアレイを付けたもので,これで電話すると腕がくたびれるので,長電話したくてもできなくなるということです。
携帯電話はおろかコードレス電話すらなかった時代のアイデア。超軽量化したケータイを持ち慣れた現代人にとっては,今の公衆電話の受話器なら十分重たくて,そのまんまでも長電話防止効果がありますね。もっとも,今は昔と違って公衆電話を使う人はほとんどいなくていつもガラガラ。もし長電話されても全然迷惑にはならないと思いますが。
過去の関連記事:
いびき軽減まくら(2007年6月23日)
珍道具(その1) (2007年6月28日)
珍道具(その2) (2007年7月 9日)
| 固定リンク
コメント