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2007年5月22日 (火)

歩道橋と横断歩道

 道路で分断された小動物の生活圏を結ぶため,八ケ岳のふもとに,リスなどの野生動物のための「橋」が公道上に設置されるという話題。この橋は「アニマルパスウェイ」と呼ばれ,一辺が約30センチの鉄製の三角形フレームをワイヤでつなぎ,床の部分に金網を張り,つり橋のような造りになっているそうです↓

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写真はアニマルパスウェイ研究会提供(asahi.comから転載)

 野生動物の保護という点で,まあ効果があるのかも知れませんが,人間が作ったこんな橋を渡らなきゃならない動物って,なんか気の毒です。こんなものを作るより,最初から道路を地下に潜らせるのがスジだと思いますよ。これを見ると,人間がクルマをよけるために道路の上を渡る「歩道橋」を連想させます。

 歩道橋って,クルマ優先社会における歩行者軽視の最たるものでしょうね。本来は人間が上を渡るのではなく,多少のアップダウンがヘーキなクルマこそ,高架や地下を通るようにするべきだと思います。歩道橋は,高度成長期に日本中の至る所に設置されたみたいですが,歩行者に「優しくない」ということで極めて評判が悪く,その後は,歩道橋のある下に,新たに信号機と横断歩道が設置されたという場所も多いみたいです。

 そして,交差点などにある歩行者用信号機。これもホント歩行者をバカにしてると思いますよ。とにかく,歩行者用信号機は青の点灯時間が極端に短く,しかも青点滅が始まると,普通に歩いたのでは点滅している間に絶対渡りきれない。本来であれば,フツーの人がフツーに歩いて渡りきる時間だけ点滅を続けるべきだと思います。要するに,走れない人や走りたくない人は,青信号に変わった直後にしか渡るなということなんですね。

 ところで,僕がよく利用している横断歩道(交差点以外の場所)に,歩行者用押しボタン信号機が最近設置されました。考えてみたら,これもホント歩行者軽視ですよね。信号のない横断歩道って,いつでも自由に横断できるし,歩行者にとっては非常にありがたい存在。なのに,信号が設けられたことによって,自由に渡れなくなってしまいました。

 「信号のない横断歩道」というのは,交差点などにある信号付き横断歩道とは全く別物で,歩行者はいつでも自由に横断できるし,どんなに急に飛び出してもクルマは必ず停まらなければならない。このため,クルマへの注意喚起のために,「信号のない横断歩道」の手前には道路上に白線でひし形のマークが書かれています。

 歩行者にとっては大変ありがたい「信号のない横断歩道」ですが,クルマが途切れるまで待ち続けるなど,せっかくのルールをイマイチわかってない横断者が多い。そんなにクルマを甘やかす必要はありませんよ。僕は横断歩道のある場所では,クルマが途切れるのを待たずにすぐに飛び出して渡ります。当然のことながら,クルマは必ず停まってくれるので,事故に遭ったことはこれまで一度もありません。

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