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2007年5月30日 (水)

いろんな発言

 松岡大臣の自殺から1日経った今も,テレビなどはこの話題で持ちきりですが,昨日の朝刊に出ていた記事を読むと,安倍総理は「有能な大臣がいなくなったことで政権への影響が大きい」「自殺するような行動を取る閣僚を任命したことに責任を感じている」「その責任は,農林水産分野の改革と食の安全確保によって果たしていきたい」という主旨の発言。人の発言にあんまり揚げ足は取りたくないですが,「その責任は,農林水産分野の改革と・・・」は大きく外しています。「慚愧に堪えない思い」と言ったほど任命責任を感じている割には,直接責任を取る意思はまったくないみたいです。

 それはさておき,安倍総理は,聞かれてもいないのに「緑資源機構に関しては捜査当局から松岡大臣や関係者の取り調べを行っていた事実もないし,行う予定もないと聞いている」と発言したのは,やっぱりちょっと引っかかります。こういった捜査情報は事前に首相サイドに漏れるということなんですね。そんなのアリ? って思います。そんな警察・検察が,国家権力による犯罪をきちんと摘発したりできるんでしょうか。心配です。

 あと,鈴木宗男議員の発言もリアルで興味を惹きました。つまり,鈴木議員が松岡大臣に「ここは国民に土下座し,説明責任が果たされていませんでしたと率直に謝った方がいい」と進言したら,松岡大臣は「今は黙っていた方がいいと,上からの指示。それに従うしかない」と答えたという話。やっぱり「上からの指示」ということで思い通りに語れず,苦しんだということなんですね。イヤな世界です。

 さて,例によって明日から出張のため,2日間ほどブログ更新を休みます。では。

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2007年5月29日 (火)

不謹慎か

 昨夜は,会社関係者の通夜に出席しました。仕事を終えて疲れている時でもあり,心地良い「お経」を聞きながら,隣の席の知人がウトウト。起こそうと思って咳払いをしてあげたら,葬祭場の係の人が僕のそばにやってきて,「咳が出るなら のど飴をどうぞ」だって。いや,親切すぎて困惑しました。

 この通夜の儀式の中で,僧侶による「お話」があったんですが,この話がなんと20分間も。その内容は,「六曜というのは中国から伝来したもので,仏教とは関係ありません。『友引』というのはもともと『引き分け』みたいな意味で,通夜や葬儀をやってはいけないという意味は全然ありません。私は『友引』の日に通夜や葬儀をやってもいいと思います」みたいな話。また,「法事で一般家庭を訪問して仏壇の前に行くと,ジャンボ宝くじが仏壇に置いてあるのをよく見かけます。こういうものを『仏頼み』にするべきではない」みたいな忠告。

 通夜の席でのこの僧侶の話には,参列者一同唖然としました。話の内容はともかく,何も通夜の席で言わなくてもいいのにって思うし,そもそも通夜や告別式の時に,僧侶があんまり長々としゃべるもんじゃないですよね。この僧侶,なかなかユニークな人で,笑えました。おっと,厳粛な通夜の席で「笑う」なんて,不謹慎でしたね。失礼しました。

 話変わって,28日に松岡農水大臣が衝撃の自殺。大騒ぎだったみたいですが,こんな時に「参院選への影響が心配」ということをヘーキで発言する政治家。結局は人の死のことよりも,自党の選挙結果の方が心配ってことなんですね。不謹慎だと思いますよ。

 さらに,松岡大臣をここまで追い込んだのは,安倍総理の責任も大きいかと思いますが,その松岡大臣が苦悩している時(ひょっとしたら遺書を書いていたかも知れない時)に,ノーテンキにも夫婦揃って競馬に興じていた安倍総理も,結果的には不謹慎だったかも。

 もっとも,ニュース映像によると,松岡大臣の自殺に対して,安倍総理は「慚愧に堪えません」とコメントしていました。これまでの自分の行動に対して,それなりに「反省」はしているみたいです。でも,安倍総理は「慚愧」ってことばの意味を知った上で話しているんでしょうか。この人の発言って,ホントいつも心配です。

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2007年5月28日 (月)

ふるさと納税

 住民税の1割を回すなど,納税者が税金の一部を自分の出身地に納めることができる「ふるさと納税」について,賛否が別れているようです。「発案したのは私!」と名乗り出る与野党の国会議員が続出しているという話もありますが,「受益者負担の原則に反する」との反対意見も強いらしい。

 自民党内でも,中川政調会長は「技術的に非常に難しい」と否定的な発言をしているし,全国知事会では東京・神奈川・愛知・大阪の都市部の都府県が反対。特に石原都知事は,「ナンセンス」「東京に対する収奪だ」「税収格差と財政格差は別」などと猛反発しています。でも,どういうルールになるのかよくわかりませんが,納税先の基準が単に「出身地」というだけなら,必ずしも都市部が「損」をするとは限らないでしょう。

 この「ふるさと納税」構想は,しょせん与党の選挙対策なのかも知れませんが,なんともスッキリしないし,石原知事の言う「ナンセンス」という発言には同感です。そもそも,すべての納税者について,出身地がどこかなんて税務署が把握できるわけがないし,「自分の出身地に納める」という発想自体がヘンだと思います。かといって,もし納税先を納税者の自己申告にしたら,人気投票みたいになって,全国的に有名になった地域とか,有名タレントが首長を務めている自治体とかに税金が集まるといった,とんでもない結果になる可能性もあるでしょう。

 と思っていたら,渡辺行革担当相が,27日に視察に訪れた北海道夕張市で,この「ふるさと納税」構想について,「(国際映画祭で知られる)夕張が再生しようと頑張っているのを応援したいという映画ファンは多い。生まれ故郷でなくても助けられるような制度になればいい」との考えを示したらしい。結局はこういった「人気取り」発言に繋がるし,それにつられて多くの納税者が,夕張市のような注目を浴びた自治体に納税することになる可能性もあるでしょう。これってやっぱり「なんか違う」と思いますよ。

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2007年5月27日 (日)

「便乗」ツアー

 宮崎県知事の公務での韓国出張に便乗して,「東国原知事と行く2泊3日の韓国ツアー」を宮崎市の旅行会社が売り出したところ,予約が殺到し,わずか3時間ほどで飛行機の空席が埋まったとか。「公務の都合がつけば」との条件つきで,ツアー客と知事との「懇談夕食会」も計画されているらしい。

 なるほど,こういうケースで「便乗」ってことばがピッタリなんですね。それにしても,こんなツアーによくまあ人が集まるものだと感心しました。

 僕は宮崎県へは時々出張しますが,知事と同じ便に乗りたいとは全然思いません。でも,この「便乗ツアー」,ビジネスとして考えると,なかなか面白いなと感じました。たとえば,プロ野球のチームが飛行機で移動するような場合に,試合観戦と選手との「便乗」をセットにしたツアーとか,ライブ出演者の航空機移動に便乗したチケットをセットで売るとか,いろいろ考えられるし,ファンだったら飛びつく可能性があるでしょうね。

 また,「有名人が移動する場合の航空機や電車の時間をこっそり教えます」なんていう有料サイトがあったりすると,ミーハーは喜ぶかも。こういうのもビジネスとして,ちょっと面白そう。

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2007年5月26日 (土)

男女は対等になれる?

 この4月から改正「男女雇用機会均等法」が施行され,女性に対する差別禁止に加え,男性に対する差別やセクハラも禁止されるようになったとか。でも,「男性に対する差別」って,どういうケースが該当するのか思いつかないし,あんまり事例も聞かない。ちょっと違和感あります。

 話は変わって,かなり前の新聞記事ですが,フランスの病院で,イスラム教信者の女性が受診する際,夫が男性医師の手術や診察を拒否する例が多く,問題になっているという記事がありました。病院で女性患者の体に触れた男性医師に対して,夫が「触るな!」と言って騒ぎ出すケースがあるとか。そんなことで騒ぐんだったら,最初から男性医師の病院に来るなよって思いますが,中東のイスラム圏ではこういったことが問題になることはないらしいので,このフランスの例は極端なケースなんでしょう。

 結局は,患者本人の女性がどう感じるかというのが重要だと思いますが,女性にとっては,男性の医師や看護士に体を触られるのってやっぱり抵抗があるんでしょうか。よくわかりません。逆に,男性の場合は,医師が女性であっても男性であっても,あんまり気にならないと思います。むしろ女医さんの方が嬉しい(ジョイできる)なんていう不謹慎な人もいるかも。また,医師はともかく,長年の習慣から,看護士はやっぱり女性じゃなきゃね~ という感覚は僕にもあります。

 似たような話として,公共のトイレでは,男性トイレを清掃する女性の人はよく見かけるので抵抗ありませんが,逆のケースは皆無でしょう。こういう例を見ると,たとえ法律がどう変わろうと,男性と女性がまったく対等になるというのは,あり得ないんだろうなと感じますね。

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2007年5月23日 (水)

休みます

 ここのところ,毎週後半は出張のためブログを休止していますが,今週もこれから3日ほど更新を休止しますので,ご了承下さい。では。

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2007年5月22日 (火)

歩道橋と横断歩道

 道路で分断された小動物の生活圏を結ぶため,八ケ岳のふもとに,リスなどの野生動物のための「橋」が公道上に設置されるという話題。この橋は「アニマルパスウェイ」と呼ばれ,一辺が約30センチの鉄製の三角形フレームをワイヤでつなぎ,床の部分に金網を張り,つり橋のような造りになっているそうです↓

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写真はアニマルパスウェイ研究会提供(asahi.comから転載)

 野生動物の保護という点で,まあ効果があるのかも知れませんが,人間が作ったこんな橋を渡らなきゃならない動物って,なんか気の毒です。こんなものを作るより,最初から道路を地下に潜らせるのがスジだと思いますよ。これを見ると,人間がクルマをよけるために道路の上を渡る「歩道橋」を連想させます。

 歩道橋って,クルマ優先社会における歩行者軽視の最たるものでしょうね。本来は人間が上を渡るのではなく,多少のアップダウンがヘーキなクルマこそ,高架や地下を通るようにするべきだと思います。歩道橋は,高度成長期に日本中の至る所に設置されたみたいですが,歩行者に「優しくない」ということで極めて評判が悪く,その後は,歩道橋のある下に,新たに信号機と横断歩道が設置されたという場所も多いみたいです。

 そして,交差点などにある歩行者用信号機。これもホント歩行者をバカにしてると思いますよ。とにかく,歩行者用信号機は青の点灯時間が極端に短く,しかも青点滅が始まると,普通に歩いたのでは点滅している間に絶対渡りきれない。本来であれば,フツーの人がフツーに歩いて渡りきる時間だけ点滅を続けるべきだと思います。要するに,走れない人や走りたくない人は,青信号に変わった直後にしか渡るなということなんですね。

 ところで,僕がよく利用している横断歩道(交差点以外の場所)に,歩行者用押しボタン信号機が最近設置されました。考えてみたら,これもホント歩行者軽視ですよね。信号のない横断歩道って,いつでも自由に横断できるし,歩行者にとっては非常にありがたい存在。なのに,信号が設けられたことによって,自由に渡れなくなってしまいました。

 「信号のない横断歩道」というのは,交差点などにある信号付き横断歩道とは全く別物で,歩行者はいつでも自由に横断できるし,どんなに急に飛び出してもクルマは必ず停まらなければならない。このため,クルマへの注意喚起のために,「信号のない横断歩道」の手前には道路上に白線でひし形のマークが書かれています。

 歩行者にとっては大変ありがたい「信号のない横断歩道」ですが,クルマが途切れるまで待ち続けるなど,せっかくのルールをイマイチわかってない横断者が多い。そんなにクルマを甘やかす必要はありませんよ。僕は横断歩道のある場所では,クルマが途切れるのを待たずにすぐに飛び出して渡ります。当然のことながら,クルマは必ず停まってくれるので,事故に遭ったことはこれまで一度もありません。

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2007年5月21日 (月)

水道の水

 僕はかつて京都に住んでいたので,水道の水源は琵琶湖の水でした。琵琶湖は京都・大阪の「水瓶」と言われていますが,水道水の「味」に関しては評判が悪かったと記憶しています。

 京都で育った僕にとっては,この琵琶湖の水と比較して,今住んでいる所(茨城県北部)の水道の水は十分「美味しい」と感じますね。以前「今どき水道の水なんか飲んでいる人はいない」と言った大臣がいましたが,水道の水でもペットボトルに入れて冷やせば十分美味しいと思えるし,味覚オンチの僕には,同時に飲んで比べない限りは,市販のミネラルウォーターとの違いはわかりません。いつでもどこでも安心して飲める日本の水道って,ホントありがたいものです。

 ところで,世界の30を超す都市の首長らが参加する「世界大都市気候変動サミット」がニューヨークで開かれ,東京都の水道の漏水率が他国に比べて圧倒的に低いことに関心が集まったという話題がありました。

 東京都によると,浄水場と家庭をつなぐ水道管から漏れる水の割合を示す「漏水率」は,東京が3.6%,ロンドンは26.5%,モスクワやマドリードで約10%,メキシコ市で35%と,世界の大都市では軒並み10~30%で,「一千万都市でこの低さは誇るべき数字」とか。この秘訣は,こまめな点検と配水管の劣化対策(交換)らしい。

 何を議論する会議なのかは知りませんが,「世界大都市気候変動サミット」なんて会議があることは初めて知りました。この会議へ出席するための都知事一行の出張経費が総額1,900万円の「豪華出張」とかで,相変わらずの批判を浴びているようですが,それはともかく,水質が優れているだけでなく,漏水率が極端に低いという点でも,日本の水道って素晴らしいということを再認識しました。

 でも,設備維持にそれなりのコストをかけた結果なので,日本の水道料金って高いのかも知れませんね。たとえば電気の場合,日本は停電率が低く高品質な反面,電気代は高いと言われています。諸外国と比べて日本の水道料金がどの程度なのか,ちょっと興味あります。

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2007年5月20日 (日)

本当に当たる?

 サッカーくじtotoBIGの購入者が殺到した件は,1週間前にも取り上げたばかりですが,いろいろ疑問点があり,もう少し書いてみます。

 「6億円が当たる!」とマスコミが煽ったせいもあり,今回は空前の販売枚数を記録したみたいですが,そもそも4回も前の販売分から「当たれば6億円」状態は続いていました。4回前の投票口数が約118万口だったのに対し,今回は約2,047万口と約17倍。おかげでシステムがパンクしてコンビニの端末での販売は中止となり,販売店には長蛇の列ができたとか。僕も毎回買っていますが,ネット購入なので並ぶ必要もなく,楽ちんでした。

 このBIGくじは,14試合の「勝ち・負け・引き分け」の3パターンを予測するため,組合せの数は 3の14乗=約478万通り。したがって,組合せをコンピュータがランダムに予想するとはいえ,平均すれば,約478万口売れる毎に同一予想が重複していく計算になります。

 くじを購入すると「同一予想購入口数」が表示されるんですが,今回僕が購入したのは18日の金曜日。この時の投票口数は約935万口だったので,平均すればこの時点では同じ組合せがほぼ2口ずつ売れている計算になります。ところが,この時僕が買ったくじはいずれも同一予想購入口数は「1口」でした。これって大きな疑問です。つまり,この時買った全部のくじが初めて出現するパターンだったということは,コンピュータの予想は,あり得る組合せがまんべんなく出現するのでなく,かなりの「偏り」があると疑われます。

 今回,最終的に売れたのは約2,047万口。したがって,同一組合せは4~5通り販売されたことになり,1等6億円は4,5本出る計算。もし今回1等が1,2本しか出なかったり,ゼロだったりしたような場合には,ますますキャリーオーバーが蓄積し,いつまでたっても掃けない。この「予想の偏り」が問題になるでしょう。

 また,コンピュータがランダムに予想するとはいえ,当たるかどうかはサッカーの試合の結果次第。どのくじでも当たる確率が同じになる「宝くじ」と違って,「当たりやすさ」はくじによってバラバラ。コンピュータのソフトを細工すれば,当たりやすいくじ(順当な試合結果の組合せ)を出し惜しみしたり,特定の購入先に集中させたりするような不正をすることだって可能です。ちょっと考えすぎかも知れませんが。

 ちなみに,ジャンボ宝くじと比較した場合,totoBIGの1等の平均リターン率(期待値)は40%で,宝くじの高額賞金(1,000万円以上)の平均リターン率は23%であり,totoBIGの方が高いですが,高額賞金が当たる確率(本数)を比較すると,totoBIGの478万分の1に対して,ジャンボ宝くじは62.5万分の1で,宝くじの方が「当たりやすい」と言えます。ご参考に。

 過去の関連記事:サッカーくじに殺到(2007年5月13日)

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2007年5月19日 (土)

最近の「笑えるニュース」

 自民党から参院選比例区に立候補の要請があった三浦知良選手が,「僕はサッカーが仕事」と断わったというニュース。いや,断わったことが笑えるのではなくて,自民党が立候補を要請したことに笑えます。

 党は,もちろん本人の政治能力に期待しているワケでもないし,「政治の素人ならでは」の利点を生かそうと思っているわけではないでしょう。有名人という理由で立候補要請する感覚は理解できなしい,有名人というだけで票が集まると考えるのは,あまりにも有権者をバカにしていると思います。これは自民党に限らず。

 次に,自動車盗難の緊急配備のために走行していたパトカーが,法定速度60km/hの道路を124km/hで走り,自動速度取締装置(オービス)に検知されたと富山県警が発表したというニュース。同監察官室は今後,緊急走行時に必要なサイレンを鳴らしていたかどうか,今回のケースで124キロという速度が正当な業務の範囲に照らして道路交通法違反に当たらないかどうかを調べるとか。

 「パトカーがスピード違反」には笑えますが,これを正直に発表した警察には拍手を送りたいです。でも,「道路交通法違反に当たらないか調べる」とはなんとも間の抜けたコメント。たとえサイレンを鳴らした緊急自動車でも,交通違反取締目的で無い限りは,一般道は80km/hという速度制限があります。このケースは交通違反取締ではないので,調べるまでもなくこのパトカーは明らかに道交法違反。処分すべきです。

 次に,アメリカのニュースですが,ワシントンでクリーニング店を経営する韓国系移民の一家を相手に,ズボンをなくしたために6,700万ドル(約80億円)の支払いを求めて裁判になっているというニュース。請求額の内訳は,累積14,400件の消費者保護法違反があったとして,1件1,500ドルの違反金の一家3人分,慰謝料50万ドル,クリーニング店に行くためのレンタカー代や原告本人が務める弁護費用などらしい。

 店側は12,000ドル(約144万円)での和解も申し出たが,「被害者」は応じなかったとか。ズボンの紛失で80億円の訴訟というスケールの大きさにも驚きますが,訴えたのはなんと現職の裁判官というから驚き。アメリカって凄い!

 最後に,名鉄名古屋駅職員が,駅ホームで体調を崩して動けなくなった女性を車いすで駅構内の救護室に運んで介抱した際,下着の中に手を入れるなどのわいせつ行為をしたとして,準強制わいせつの疑いで逮捕されたというニュース。名鉄は記者会見で「職員が勤務中にこのような行為をしたのは前代未聞」と陳謝し,「今後,女性を救護する際は必ず女性職員か複数の男性職員が対応し,男性職員1人にしないよう徹底する」との再発防止策を発表。

 駅職員によるこのような行為は許せませんが,それにしても,この再発防止策には笑えます。今後,男性職員1人しかいなかったら女性は救護しないということなんですね。なんか大きく外しているような・・・

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2007年5月16日 (水)

高校生の意識

 半月ほど前の新聞に出ていたんですが,昨年10~12月に,日米中韓の高校生千数百人ずつを対象に行われた意識調査の結果,「偉くなること」についての質問で,他国では「能力を発揮できる」「尊敬される」といった肯定的なイメージを持つ生徒が多いのに対し,日本では「責任が重くなる」が79%と圧倒的多数。この結果,日本で「偉くなりたいと強く思う」は8%,他国では22~34%という結果。日本の高校生は安定志向が強く,「暮らしていける収入があればのんびりと暮らしていきたいと強く思う」は43%と,14~22%の他国を圧倒しているとか。

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(グラフはasahi.comから転載)

 この「偉くなる」という意味の定義がはっきりしないという点で,この質問自体もイマイチですが,このアンケート結果を見ると,日本の高校生って,ほとんど大人とおんなじ意識なのかと驚かされます。今の大人の社会では,「偉く」なっても報酬はあんまり変わらないし(時間単価にすれば逆に下がる場合もある),仕事はきつくなって責任も重くなる というケースが多いように思います。この点で,今の高校生は,大人の社会を的確に,鋭く見ているのかなと感心させられます。それにしても,どこからどうやってそう思うるようになるんでしょうね。不思議です。

 さて,出張のため,明日はブログ更新を休みます。では。

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2007年5月15日 (火)

トイレのこと

 僕のおぼろげな記憶では,小学生の時の学校のトイレって,児童用も職員用も,男女別に分けられていなかったです。今では,公共のトイレは男女別に分かれているのが当たり前なので,ちょっと信じられないですが,そういうおおらかな時代だったんでしょうか。

 ところで,デパートや劇場のトイレなどでは,女性用のトイレだけが長蛇の列となっているのをよく見かけます。こういうのを見ると,つくづく自分は男に生まれてよかったなと思います(そんな大げさな)。

 女性用トイレの行列を見るにつけ,女性用をもっと増やせばいいのにと思ったりもしますが,一つのアイデアとして,単純に女性用トイレを増やすのではなく,男性でも女性でも使える「共用トイレ」を設置してはどうかと思います。もちろん今でも,障害者や赤ちゃん連れの人が使いやすいように,広いスペースを取った男女共用の「多目的トイレ」が設置されている場所がありますが,男女専用に比べて設置数は圧倒的に少ないです。

 ということで,公共のトイレは,男性用・女性用と同じぐらいの数の個室タイプの「共用トイレ」を設置することを提案します。女性用トイレが混雑しているような場合には,男女共用でも抵抗がない人は共用に並べばいいし,それ以外のケースとして,異性の幼児を連れた人がいっしょに入る場合とか,障害者の付き添いが異性の場合とか,あるいは性同一性障害の人が利用する場合とか,いろんな用途が考えられます。

 そういえば昔,ニューハーフの人に「どっちのトイレを利用するの?」って聞いたことがあります。その女性(?)は,「もちろん女性用よ~」って言ってました。もしフツーのおじさんが女装して女性トイレに入ったりしたら犯罪者扱いにされそうですが,ニューハーフの場合は許されるの? って疑問に思ったものです。こんな場合にも「共用トイレ」は役立つでしょうねー。

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2007年5月14日 (月)

カプセル内視鏡

 totoBIGの1等6億円が当選しなかったので,今日もブログを続けます(笑)

 さて,小型カプセルにビデオカメラを内蔵した「カプセル内視鏡」が日本でも認可され,5月末から全国の病院に販売されるというニュース。これにより,これまで遅れていた小腸疾患の診療に期待が寄せられているとか。

 この内視鏡を使用すれば,従来の内視鏡と異なり,患者は検査中も病院にいる必要がなくなり,麻酔などの負担もなくなるそうです。この内視鏡は,長さ26ミリ,直径11ミリ,重さ4グラムのカプセル状で,飲み込んでから自然に体外に排出されるまで,1秒に2枚,約8時間かけて最大5万7千枚を撮影し,患者の腰に取付けた受信機に画像を送信するらしい。
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(写真はasahi.comから転載)

 欧米では何年も前から使用されているそうですが,自宅にいながら麻酔もかけずに内視鏡撮影できるなんて,便利になったものです。それにしても,撮影した5万枚もの画像を,どうやって確認・選別するんでしょうね。

 それよりも,このカプセル,「排出」した後はどうするんでしょう? 洗って再利用するのか,そのまま廃棄するのか。もし再利用するとしても,誰がどこでどうやって回収するのか疑問。それに,洗ってまた別の患者の口に入れるなんて許される?(カメラのみ再利用で,外側のカプセルを交換するんならいいけど)

 また,再利用せずに廃棄する場合には,環境への影響が問題とならないんでしょうか。カプセルの中には当然電池が入っているはずですが,通常電池には有害物質が含まれていることが多いですもんね。

 いずれにしても,排出したカプセルをどうするのかという,最も肝心なこと(どこが?)がこのニュースに書かれてなかったので,ちょっと不満。

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2007年5月13日 (日)

サッカーくじに殺到

 次回の1等当選金が最大限度の6億円に達するサッカーくじ「totoBIG」の販売が締め切られた12日,くじ購入に多くの人が殺到したため,一部でシステムがダウン。このためコンビニなどでは締切り時刻前に販売停止となり,購入できない人が大量に発生したとか。

 このBIGくじ,最近ずっと1等当選が出ていないため,キャリーオーバーが10億円を突破しています。最近の投票口数とキャリーオーバー額を調べてみると,以下のとおり。

   第261回:  420,613(  117,091,920円)
   第262回:  408,005(  166,052,520円)
   第263回:  445,225(  219,479,520円)
   第265回:  523,678(  282,320,880円)
   第266回:  521,634(  344,916,960円)
   第268回:  591,910(  415,946,160円)
   第270回:  733,275(  503,939,160円)
   第271回:1,180,023(  645,541,920円)
   第273回:1,786,149(  859,879,800円)
   第275回:1,902,516(1,088,181,720円)
   第277回:3,395,617(5月13日に結果発表)

 このように,高額賞金期待のため,当然のことながら,キャリーオーバーが増えるに従って販売口数が増え,今回は投票最終日に購入者が集中したということらしいです。

 このBIGの組合せは3の14乗=約478万通り。したがって,これだけ売れた第277回でも,1等の出る確率はやっと70%程度です。また,1等賞金への配分は販売総額の40%なので,キャリーオーバー分と合わせると1等賞金総額は約15億円。このため,もし今回1等が出てもたぶん1口だけなので,次回へのキャリーオーバーは約9億円となり,次回も1等賞金が最大の6億円になる可能性が高いというワケですね。キャリーオーバーが4億円を超えたあたりから,僕も毎回せっせと購入しているんですが,これだけ続けて1等当選者が出ないとさすがに資金が足りません。早くキャリーオーバーをリセットして欲しいものですが,まだまだ当分続きそうですね。

 それにしても,なんで賞金に「6億円」という上限額を設けているのかが理解できません。賞金額を青天井にすれば,今回のような場合にはもっと売れると思うんですけどね。もっとも,もし「15億円」なんて賞金が当たったら,僕はショックで気絶するかも。いや,15億でなくても6億でも十分倒れると思いますが。

 ということで,もし明日以降,ブログの更新が突然長期間停止したら,6億円に当選して倒れたと思って下さい。

 過去の関連記事:5億8千万円!(2006年11月27日)

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2007年5月12日 (土)

自転車のマナー

 昨日の朝の出勤前,何気なく見ていたテレビ番組で,自転車に乗る人のマナーの悪さや,歩道を走る自転車が歩行者にとっていかに危険かということが紹介されていました。この番組の中で,自転車に乗っている人に,この↓道路標識の意味を質問していたんですが,

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なんと,この標識の意味がわからない人がいるんです。「自転車通行禁止?」とか「自転車は押して歩けって意味?」とか答えていました。

 この標識は,もちろん「歩行者・自転車専用道路」の意味で,自転車通行可能な歩道などに設置されています。クルマの運転免許を持っている人なら誰でもわかる標識ですが,自転車を乗っている人で知らない人がいるのには驚きです。だとすると,この標識のない一般歩道を自転車が通行できないことなんて,当然知らないわけですね。歩行者にとっては迷惑なことです。

 この番組では,「自転車は車道を走るのが基本だけど,車道を自転車が走るとクルマのドラーバーにとっては危険」みたいなことを言ってましたが,以前の記事にも書いたとおり,きちんと交通ルールを守った上で,自転車は車道を走るべきです。その方が絶対にクルマにとっても安全です。

 それにしても,こんな簡単な標識の意味さえ知らない人がいるということは,「自転車は車道を左側通行」なんていう基本的なことも知らないのかも。あと,自転車は路側帯を走っていいのかというようなことも,当然知らないんでしょうね。ちなみに,「白線1本」の路側帯と「白線と点線」の路側帯は自転車通行可能で,「白線2本」の路側帯は自転車通行不可です。これも運転免許を持っている人には常識なんですが。

 この他にも,自転車を運転する場合には,傘やケータイによる片手運転,携帯音楽プレーヤーを聞きながらの運転,無灯火,飲酒運転なども違反で罰則対象。また,前の補助椅子と後ろの補助椅子の両方に幼児を乗せるのは禁止で,補助椅子に幼児を一人乗せて一人を背中に背負った場合はOKとか。これは僕も知りませんでした。

 いずれにしても,自転車を運転する基本的なルールに関して,義務教育で教えるとか,自転車販売時にパンフレットを配布するとか,必要最低限の啓蒙は必要だと思いますよ。

 ところで,この番組の中のシーンで,ケータイをかけながら片手で自転車運転していた人が,警官に「ケータイかけながらの運転はダメ!」と注意された時,「かけたんじゃなくて,かかってきたから出ただけだ!」と反論していたのには笑えました。

 過去の関連記事:危険な自転車(2007年2月24日)

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2007年5月 9日 (水)

広告の効果

 コーヒーやジュースがタダになる自動販売機が6月に登場するらしい。これは,タッチパネル式の液晶画面を紙コップ自販機に設置し,客がパネルで飲料を選んで購入ボタンを押すと,紙コップに飲み物が注ぎ終わるまでの約30秒間,液晶画面に広告が流れ,同じ広告が印刷された紙コップが出てくるそうです。1回分の広告(紙コップ1つ)を広告主が70~80円で負担することで飲料代をタダにできるしくみらしいです。

 広告なんて見なきゃいいだけだし,たとえ広告付きでも,飲み物がタダになるというのは消費者にとってはありがたいし,僕は大歓迎。それにしても,飲み物1回分の広告料が70~80円というのは高すぎるような気がします。もし,この飲み物が爆発的に消費されたら,広告主は大赤字になるのかも。まあ,余計な心配かも知れませんが。

 消費者にもよると思うけど,この手の広告の効果って,僕はあんまり信じてないですね。たとえばネットに溢れているバナー広告。僕はホームページ上の広告用バナーをクリックしたことは過去にほとんどないです。ましてそれが商品の購入に繋がったということは絶対にありません。

 テレビのCMのように,イヤでも目や耳に入ってくる広告と違って,ネット上の広告のように,消費者が積極的に見に行く必要がある広告って,あんまり効果がないと思いますよ。ネットにこれだけ広告が溢れているのがホント不思議です。でも,広告のおかげでタダでいろんなネット上のサービスが受けられたり,飲み物がタダで飲めたり,消費者にとってはありがたいものです。でも,結局は回り回って消費者自身が負担していることになるんでしょうけどね。

 ところで,出張のため,2日ほどブログ更新を休止します。ではでは。

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2007年5月 8日 (火)

メーカーの責任?

 エキスポランドのジェットコースター死亡事故を受け,国土交通省は全国の遊園地やテーマパークに対してジェットコースター全基の緊急点検を実施するように要請したとか。お役所としては「緊急点検」を要請するだけで責任を果たしたことになるので,ラクなものです。要請を受けた遊園地側は,たとえ定期的にきちんと点検していても再度「緊急点検」を実施する必要があり,運行停止を余儀なくされるなど,きちんと点検している遊園地にとっては迷惑な話でしょうね。

 このジェットコースター事故に対し,エキスポランド側は,「15年間メーカーから車軸を交換するようには言われてなかった」と,自分たちの責任はさておき,事故の責任はメーカーにあるともとれる発言。

 話は変わりますが,各地の原子力発電所でデータ改ざんや臨界事故隠しなどの不祥事が明らかになっていますが,電力会社の偽装工作にメーカーがかかわっていたとの報道が先日ありました。この件は,電力会社の社内調査ではわからなかったものの,メーカーへ聞き取り調査したことによって判明したらしい。にもかかわらず,たとえば4月7日付朝日新聞は電力会社の偽装工作は「メーカーと共謀」との見出し。

 電力会社の隠ぺい体質も相当なものですが,関係各所への事故報告義務や事故公表の義務はあくまで電力会社にあり,メーカーには無いはず。得意先である電力会社から口止めされたら,メーカーとしては積極的に公表できないのはある意味当然でしょう。そのあたりの構図というか「力関係」を,マスコミはイマイチわかっていないようです。こういう事故が起こった時,メーカーというのはつらい立場ですね。同情したくなります。

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2007年5月 7日 (月)

昭和天皇発言

 昭和天皇の靖国神社参拝取りやめの理由が,A級戦犯の合祀だったことを自ら語ったとされる故富田朝彦 元宮内庁長官のメモに関して,昭和天皇の発言かどうかを疑問視する声があったため,日本経済新聞社は2006年7月の報道後,委員会を設置して検証を実施。その結果,この発言について,「他の史料や記録と照合しても事実関係が合致している」との結論を5月1日の日経新聞に発表。

 また,晩年の昭和天皇に仕えていた故卜部亮吾 侍従が32年間つけていた日記の内容を,先日朝日新聞社が発表。この日記の「直接的にはA級戦犯合祀が御意に召さず」との記述からも,この発言が昭和天皇自身のものだったことが裏付けられたらしい。

 昭和天皇自身が「A級」という表現を使っていたことに違和感があったため,別人の発言かなと,なんとなく思っていたんですが,昭和天皇自身の発言だったという結論なんですね。意外でした。

 この故卜部侍従の日記は,5月8日以降朝日新聞社から順次刊行されるとか。結局は先日の新聞発表って,この本の宣伝だったのかと勘ぐりたくなりますが,この日記,昭和史の隠れた一面が覗けるようで興味あります。可能なら読んでみたいものです・・・と思って確認してみると,全5巻で,1冊の値段がなんと6,510円。一般民間人が買って読むような本ではないってことですね。やれやれ↓
http://opendoors.asahi.com/

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2007年5月 6日 (日)

野球特待生

 茨城県のローカルネタですが,関東地区高校野球茨城県大会の準決勝が4日に行われ,野球特待生13人をメンバーから外した常総学院が1対11で5回コールド負け。かの常総学院でも,特待生を外すとこういう結果なんですね。甲子園で開催される高校野球全国大会が,いかに「特待生まみれ」かということが想像できます。

 厳しい言い方をすれば,全国高校野球大会って「特待生まみれ」=「カネまみれ」と言えるでしょう。にもかかわらず,この大会を純粋なアマチュア・スポーツとして持ち上げ,出場校のチームや選手を特別扱いし,それを煽っているマスコミや,一部の熱狂的ファンにはちょっと付いていけないです。ファンが熱中するのはもちろんファンの勝手ですが,公正中立な報道をすべきマスコミの「高校野球偏向報道」は許せません。僕がNHK受信料を払っていない理由はたくさんありますが,NHKの高校野球に対する偏った報道も不払い理由の一つです。他の高校スポーツと比べて,その扱い方があまりにも違いすぎます。

 日本高校野球連盟は,日本学生野球憲章が禁じている「野球特待生制度」を実施していた382校に対し,当該部員の5月中の対外試合出場禁止と部長交代という処分。また,現在の野球特待生は解約する必要があり,このため,「他のスポーツと同様に野球も特待生を認めてもいいのでは?」「なんの罪もない子供がかわいそう」みたいな意見を耳にします。でも,特待生の学費を他の一般生徒が負担しているという現実があり,僕はどちらかというと「なんの罪もない一般生徒がかわいそう」「他のスポーツも一律に禁止した方が公平では?」という感覚です。もっとも,私立高校であり,一般生徒は特待生の学費を負担することを承知の上で入学しているわけで,その意味では「一般生徒がかわいそう」という表現は不適かも知れませんが。

 でも,プロからスカウトされるような優秀な選手を持つ親の中には,プロに対して公然と金品を要求する人もいると聞きます。それが当然みたいに感覚の麻痺した選手や親も多いと思われ,それを助長しているのがこの特待制度なのかも。その意味で,「本来あるべき姿」に改革するいいチャンスかも知れません。もちろん,これまで見て見ぬふりしてきた関係者の責任は重いと思いますが。なお,経済的に困っている生徒を支援するための奨学制度は別問題であり,これはこれで必要でしょう。

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2007年5月 5日 (土)

タクシー全面禁煙化

 都道府県単位でタクシーの全面禁煙を進める動きが進んでいるらしいです。6月に長野,大分,7月に神奈川で実施予定で,千葉,富山,岡山でもいずれ導入の予定とか。

 車内禁煙化は,喫煙したい乗客にとっては「サービス低下」ということになると思いますが,他の公共交通と違って,乗客がタクシー車内で喫煙しても直接他の乗客への迷惑になるわけではないので,全面禁煙化の目的はイマイチはっきりしません。乗務員の受動喫煙を防止するという,乗務員のための措置なんでしょうか。それとも喫煙乗客の後にそのクルマに乗る乗客のための措置なんでしょうか。僕がタクシーに乗った時,前の乗客の喫煙の痕跡が気になった経験はありませんが。

 ちなみに,タクシー会社単位では,全車禁煙を最初に実施したのは,かの京都のMKタクシーで,1992年から実施しているらしいです(MKタクシーのホームページより)。1992年というと今から15年も前。さすがにMKのやることは時代を先取りしています。

 ところで,所用で京都に行って来たんですが,リアウィンドウに「学士ドラーバー車」という表示のあるMKタクシーを発見。いったい何これ? 「この運転手は学卒でっせ!」と自慢してるの? ちょっと異様な光景です。調べたところ,MKでは,新卒入社の社員は「学士ドライバー」と称してタクシーなどの各種車輌の乗務を経験するそうで,これはその表示らしい。だったら「学士ドラーバー車」なんて表示でなく,「新人ドライバーにつき,お手柔らかに!」ぐらいの表示にしとけばいいのにって,ツッコミたくなりました。「新人ドライバー」なんて表示をしたら乗客は敬遠する? いえいえ,この表示はリアウィンドウにあるので,乗客はそのクルマを降りるまでわかりません。

 ということで,昨日京都から茨城の自宅に戻ってきました。桜や紅葉の京都もいいけど,新緑の京都もなかなかキレイでしたよ。下の写真は南禅寺↓

Photo_38

 過去の関連記事:タクシーの昔と今(2006年3月3日)

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2007年5月 2日 (水)

ツォツィ

 映画「ツォツィ」(2005年,南アフリカ)を見てきました。南アフリカのスラム街の青年が盗んだクルマの後部座席に赤ちゃんがいたため,青年はこの赤ちゃんを育てることを余儀なくされ,これによって人間らしい感情に目覚めていくというストーリーで,2006年のアカデミー外国語映画賞受賞作。

 盗んだクルマは事故を起こして途中で乗り捨てるため,赤ちゃんを連れて行かなくても早晩発見された筈。なんでこの青年は赤ちゃんをクルマに残しておかなかったのかと突っ込みたくなりましたが,赤ちゃんの扱い方が全くわからず,赤ちゃんを紙袋に入れて運ぶシーンなどには笑えました。それにしても,赤ちゃんの仕草ってホントかわいいと思わせます。このあたりはなかなかツボを押さえた映画です。

 結末も悲劇的なものではなく,ほっとさせられる無難なストーリーと言えるでしょう。でも,僕としては,無難すぎて物足りない。ストーリーにあと「一ひねり」欲しかったような気がしますね。

 ということで,子供にも安心して見せられる「いい映画」かなと思いますが,この映画,未成年者による殺傷場面があるためR15指定になっているそうです。映画界のこの「自主規制」はやりすぎ。イマイチ納得できません。

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2007年5月 1日 (火)

捜査特別報奨金

 殺人などの凶悪な未解決事件の犯人逮捕に結びついた有力情報の提供者に,公費で「捜査特別報奨金」を支払う制度がスタート。金額は最高300万円で,特例で1,000万円までの増額が可能。第1回報奨金の対象として5事件が公表されたそうです。

 この制度導入に当たって警察庁が実施したアンケートによると,「報奨金のある場合とない場合で,どちらの場合に積極的に通報するか」の質問に対し,
   報奨金のある場合に積極的に通報:38%
   報奨金のない場合に積極的に通報:5%
   変わらない:57%
との結果。実際に私費懸賞金が容疑者の特定に繋がったケースがあったらしいことと,このアンケート結果を考えると,たしかにこの制度にはある程度の効果が期待できるのかも。それにしても,「報奨金のない場合に積極的に通報」という5%の人って何?

 でも,いくら効果があるといっても,この制度はやっぱりちょっと引っかかります。「報奨金のある場合に積極的に通報する」という人が多いというアンケート結果からもわかるように,この制度の導入により,情報提供の「出し惜しみ」をする人が多くなる可能性がありますね。それはそれとして,懸賞金目当ての不確かな情報が冤罪の温床にならないか,僕はそちらの方が心配です。捜査が行き詰まっているような場合には,物的証拠のない目撃情報だけで逮捕・起訴という冤罪の可能性が高くなるでしょう。

 報奨金に公的費用(税金)を投入することに対する抵抗も一部にはあるようですが,モノは考えようで,効果の低い無駄な捜査を減らしてその費用を報奨金に回し,トータルの捜査費用を増やさずに捜査効率を上げると考えれば,税金投入に関しては目くじらを立てなくてもいいのかなと思います。ただ,報奨金対象とするかの明確な基準を設けておくべきでしょうね。

 ところで,僕の場合はと言うと,警察とヤクザにはなるべくかかわりたくないです。何かの犯罪捜査でもし警察から聞かれた場合,聞かれたことには答えるけど,聞かれてもいないのに積極的に情報提供はしたくないという考えです。そうは言っても,犯罪の種類によりケースバイケースかも知れませんが。そんな僕でも,もし高額の報奨金がかかっていたら,あるいは積極的に通報するかも知れません。う~~ん,やな人間です。この制度は,こういった「人間の貪欲な一面」を巧みに利用した制度ということでしょう。悲しい制度です。

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