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2007年4月24日 (火)

長崎市長選挙

 統一地方選挙のことを書くのは昨日が最後と思ってたんですが,もう1回だけ。

 現職市長が選挙期間中に銃殺されるという,とんでもない事件があった長崎市長選挙ですが,結局は補充立候補した2候補の一騎打ちに。当初から立候補していた3人は,いったい何だったの? って思います。結局は,いくら頑張っても,選挙運動なんてあんまり関係ないということですね。

 選挙の結果は,「市長の身内の素人」でなく「市の行政経験者」が選ばれたということですが,長崎とは関係のない部外者ながら敢えて言わせてもらえれば,この「身内」候補,選挙運動のやり方にも敗因があったのかと思います。テレビのニュースでちょっと見ただけですが,市長が急死し,本来なら喪に服しているべき家族が,喪服を着ながら「夫をよろしく!」と叫んで選挙運動する光景は異様でした。そして,選挙事務所には紅白の垂れ幕(いったい何これ?)。そして,選挙に負けた時のこの家族の弁は,「なんでこんな仕打ちを?」「父親はその程度の存在だったの?」とグチ。「伊藤市長は立派な人だったから,市長の椅子はその親族が継いで当然!」という感覚なんですよね。この人,何かとんでもない勘違いをしていると思います。ちょっと付いていけない。

 それにしても,1位と2位はたった950票ほどの僅差。どっちが勝ったと言うよりは,「たまたま勝った」みたいなもんでしょうね。期日前投票に書かれた伊藤候補の票はすべて無効となったため,この票が期日前でなく投票日当日の票だったら,どっちに転んでいたかわからなかったでしょう。この期日前投票の票が無効になったことについて,公職選挙法を見直すべきだとの声も上がっているみたいですが,誰が誰に投票したかわからない「秘密投票」である限り,これを救済するのは物理的に無理でしょう。期日前に投票する人は,こういう場合に無効になるというリスクを承知の上で投票するしかないと思いますよ。

 ということで,いろんな「想定外」のことが起こった長崎市長選でしたが,ふと思ったのは,もし死去した伊藤市長と同姓同名の人が補充立候補したらどうなったんでしょう。期日前投票で「伊藤氏」に投票された票のうち,どっちがどっちなのかは区別がつかない。今の公選法では,こんなケースは想定していないでしょうね。

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