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2007年2月 5日 (月)

ノーベル賞と寿命

 英ウォーリック大学の教授らが,「ノーベル賞をとると寿命が約2歳延びる」という研究結果をまとめたというニュースがありました。この研究結果によると,1901年~1950年にノーベル物理学賞と化学賞の候補となった男性524人の平均寿命が76歳で,このうち受賞した135人に限るとそれより1.4歳寿命が長くなり,同じ国の受賞者と候補者とを比べると,さらに0.6歳ほど差が広がったとか。

 う~~ん,つまらないというか,どーでもいいようなことを研究するもんですね。これが大学教授のする「研究」にふさわしいテーマとは思えないし,ノーベル賞と寿命をなんで結びつけたがるのかが理解できません。単なる興味本位の研究であれば,「支持政党と寿命の関係」とか「よく見るテレビ番組と寿命の関係」とか「親の喫煙量と子供の成績の関係」とか,関係無いと思われるものをテキトーに組み合わせれば,この「研究」よりも面白そうなネタはいくらでも思いつきますよ。

 そして,この「研究結果」によると,たった2歳程度の差ということなので,これが意味のある差とは思えません。そもそも,年齢が高い人の「その時の年令+平均余命」は,年齢が低い人のそれよりは当然高くなるわけだし,受賞した人のその時点の平均年令と受賞を逃した人のその時点の平均年令が同じでないと,この比較は意味が無いでしょう。ま,ノーベル賞を受賞したことによって悠々自適の生活ができるようになり,やりたい研究に没頭でき,仕事の激務やストレスから解放されて長生きする・・・なんてことはありそうですが,もしそうだとしても,それって「当り前」だし,それがどうしたん? って思います。ということで,どーでもいいニュースかも知れませんが,ついついツッコミを入れたくなりました。

 ところで,明日から2月15日頃まで出張です。モバイルは持参しますが,ブログを更新できない日があると思います。ではでは。

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コメント

私もこれ、「意味ねー」と思ったニュースです。
まじめくさって調査する理由がわかりませんね。
そりゃ、もらいそこなったほうが悔しくてストレスは溜まるだろうし、寿命を縮めるのはアタリマエって感じですよね。
もらって当然なのに(人種差別で)もらえなかった人(北里柴三郎とか?)なんかはそうとう未練が残ったと思うけど、どうだったんだろう。

投稿: dashi | 2007年2月 6日 (火) 16時45分

 このニュースを見て,日本のお役所がよくやってる「意味のない統計」を思い出しました。
 もし仮に意味がある統計だとしても,2歳ぐらいの差なんて統計誤差のような気もするし,ホントばかばかしいです。
 北里柴三郎,調べたら享年73歳なので,当時としては長生きでしょう。それに,受賞を逃してから41年も生きてますね。

投稿: かば | 2007年2月 7日 (水) 21時42分

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