領収書の効力
民主党の小沢代表は,自身の資金管理団体の事務所費03~05年分の内訳や領収書などの関係書類を公開し,安倍首相ら政府・与党側に事務所費の公開を求めたとか。今のところ与党側は応じる気配は無いようです。公開できない理由があるのか,単に面倒なだけかはわかりませんが。でもまあ,僕は別に見たくないですけど。
そして自民党は,党改革実行本部の総会で,政治資金の透明化策として,「事務所費を細分化して新たな支出項目を設ける」「政治資金管理団体による不動産取得を禁止する」の2点を具体化していくことを確認。公明党や民主党が求めている一定額以上の支出の領収書添付は,政治活動の自由やプライバシー保護を理由に見送る考えとか。こういった「公費」が動くときは,必ず領収書は残すのが普通でしょう。なぜ領収書添付を嫌うのかは理解に苦しみます。また,領収書添付がなぜ「政治活動の自由やプライバシー保護」と関係するのかも,僕には理解できません。
出張族サラリーマンにとっては,出張経費を精算する時に領収書は必要不可欠で,精算前の領収書というのは金券と同じぐらいの価値があるものです。ただし,僕の勤める会社は,航空券はともかく,鉄道やバスの運賃精算には領収書添付は不要。これは助かります。駅の窓口で領収書を要求しているビジネスマンをよく見かけますが,窓口が混んでる時はけっこう迷惑ですね。電車代の精算にも領収書が必要な会社って,多いんでしょうか。
ところで,航空券をネットでチケットレス購入した場合,空港での発券時に領収書は受け取れますが,それとは別に,ネットの画面から領収書(領収書もどき?)を印刷できるということを最近知りました。これには驚きです。パソコンから自由に印刷できるということは,何枚でも自由に印刷できてしまうわけで,そんなものを政治家に与えたら,やりたい放題じゃん!
そもそも,その気になればワープロで作れてしまうような電子出力の領収書って,効力あるんでしょうか? 全日空のホームページによると,「領収書データ表示サービスは,電子的に保持されている領収データを画面表示したものです。領収内容を証明するという点では従来の領収書と変わりありません。ただし,電子文書ですので,印刷した帳票が経費精算等にお使いいただけるかどうかは,事前にお客様ご自身でご確認ください」との説明で,領収書としての効力があるかどうかは微妙な表現。でも,印刷したものにはしっかりと「領収書」と記載されています。「領収書」と書かれているのに印紙は貼られていないし(3万円以上の領収書には印紙が必要なはず),印刷した際に印紙税が別に納付されるとはとても思えない。これってホントにいいの? 印紙税の未納(脱税)にならないのかな? と思いました。
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