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2006年12月13日 (水)

全線建設?

 1997年から山梨リニア実験線(18.4キロ)で続けられている超電導リニアの技術開発について,国土交通省超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会(名前長すぎ!)は,2013年度までに実験線全線(42.8キロ)を建設するとの提言をまとめたとか。「全線建設」といっても,営業路線でもなんでもない,ただの「実験線」の建設の話なんです。リニアモーターカーの開発が始まったのは1962年とのことで,44年経った今でも「実験線全線建設を!」なんて言ってるんですね。この「超低速」ぶりは笑えます。

 リニアがこれからも研究開発し続けるのに価値ある技術なのか,シロートの僕には全くわかりませんが,いやしくも技術者なら,「自分が生きているうちに実用化が実現し,営業運転されるのを見たい!」とか思いますよね,ふつうは。そういった気概が全く感じられない悠長な計画で,ホント呆れます。

 ところで,リニアの開発が始まった頃は,一般乗客が身につける物で,磁気に影響あるものって,ほとんど無かったと思います。腕時計は強い磁気に弱かったけど,1962年と言えば,腕時計を持っている人は少数派だったでしょう。このため,磁気浮上式鉄道による磁気の影響は問題視されなかったのではないかと想像します。その後の時代は,磁気式の乗車券や定期券が普及したり,磁気ストライプ付きのクレジットカードやキャッシュカードが普及したりしています。また,仕事で磁気記憶式のフロッピーディスクなんかを持ち運ぶ人もいましたが,こんなのを持ってリニアに乗ったらどうなるのかなと心配になったもんです。

 そして,今やフロッピーなんて姿を消しつつあるし,磁気式の乗車券・定期券やクレジットカードなども,近い将来には無くなることでしょう。そうなると,リニアの営業運転が始まる頃には,磁気の影響の心配はほとんど無くなるんでしょうね。そう思うと,このリニアの開発期間って,気の遠くなるような長さなんですね。ふ~~。

 過去の関連記事:リニアモーターカー(2006年6月30日)

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コメント

心臓ペースメーカーの対応が未だらしいですよ
客室にいる分には問題無いレベルに達したが、車両のつなぎ目だともろ被曝するとかで

投稿: らーめん | 2006年12月14日 (木) 01時43分

 ペースメーカーが問題なんですね。なるほど。
 携帯電話なんてのも,リニアの車内で正常に動作するのか,ちょっと心配です。
 コメントありがとうございました。

投稿: かば | 2006年12月14日 (木) 23時13分

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