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2006年12月31日 (日)

年末に死刑執行

 25日に,法務省は4人の死刑を執行したと発表しました。前法務大臣が死刑執行命令書への署名を拒否していたため,死刑執行は1年3ヶ月ぶりで,一度に4人も執行されたのは9年ぶりとか。年末のこの時期に執行されたのは,死刑執行者数の統計が「年締め」であり,もし執行ゼロになれば14年ぶりになるとのことで,執行前の死刑確定囚が100人近くに上っている現状から「今年の執行数をゼロにすることは絶対に避けたい」という法務省幹部の強い意志があったと言われています。

 死刑制度の是非はともかく,司法の最終判断で死刑が確定しているにもかかわらず,法務大臣の判断によって執行されたりされなかったりというのは,なんとも理不尽です。死刑が確定している状態で,いつ執行されるかわからずに長年「待たされる」死刑囚って,文字どおり「生きている気がしない」状態でしょう。

 先日再審開始決定が取り消された「名張ブドウ酒事件」みたいに,再審請求が続いている場合は別として,死刑制度が存続している限りは,確定判決から一定期間が経過したら自動的に執行されるような制度にするのが合理的だと思います。

 30日には,イラクのフセイン元大統領の死刑が執行されたというニュースがありました。フセイン元大統領には多くの「影武者」がいると言われていましたが,まさか処刑されたのが「ニセモノ」ってことはないでしょうね,今さらですが。

 それはともかく,死刑確定からわずか4日後の執行であり,日本の実情からすると,これはこれで「早すぎ」かなという気もします。しかも,フセイン元大統領の場合は,他にも多くの罪状があって「事件」が未解明という話もあり,こういう「歴史を知る人物」を急いで処刑していいものなのか,ちょっと疑問です。また,早期処刑はアメリカの意向が反映されているとの話もあるため,ますますスッキリしません。

 ということで,これが本年最後の記事です。今年も多くの方に支えていただき,大変ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 では,皆さん,どうぞ良いお年をお迎え下さい。

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2006年12月30日 (土)

変換ミスコンテスト

 日本漢字能力検定協会が,コンピューターによる漢字変換ミスの面白さを競う「漢字変換ミスコンテスト」の結果を発表したとか。どーでもいいような企画なんですが,ミス・ユニバースやミス日本などの「ミスコンテスト」と引っかけた名称が面白い。

 このコンテストの「最優秀賞」は下記。
   「遅れてすいません。回答案です」
      ↓
   「遅れてすいません。怪盗アンデス」

 そして,これ以外の主なベスト作品は以下のとおり。
   「お客様用トイレ」
      ↓
   「お客彷徨(さまよ)うトイレ」

   「それは会社の方針とのこと,正しいようです」
      ↓
   「それは会社の方針とのこと,但し異様です」

   「ドアは鎖かけてるから大丈夫」
      ↓
   「ドアは腐りかけてるから大丈夫」

 ちなみに,これらを僕のパソコンでやってみたら,以下のようになりました。
   回答案です(ATOK),回答アンデス(IME)
   お客様用と入れ(ATOK),お客さまようトイレ(IME)
   それは会社の方針とのこと,正しいようです(ATOK,IME)
   ドアは腐りかけてるから大丈夫(ATOK,IME)

 「ドアは腐りかけてるから・・・」って,本来の文意と正反対のことを言っているので笑えます。やっぱりパソコンソフトには限界があるということなんでしょうね。協会も,パソコンに頼らず人間の漢字能力が重要だということを言いたかったのでしょう。

 僕もこれまでにいろんな「面白い変換」は経験していますが,フツーはすぐにきちんと変換し直すので,どんなのがあったか残りません。記憶に残っているもので面白かったのは,たとえば「安倍晋三氏」→「安倍心臓死」かな。いえ,安倍さんにはぜひ長生きして,「美しい日本」を実現していただきたいですが・・・

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2006年12月29日 (金)

白鳥の飛来地

 茨城県には白鳥の飛来地が多いらしい。たとえばこちら↓に紹介されています。
http://kanko.pref.ibaraki.jp/hakucho.html

 毎年11月頃にシベリアあたりから飛来して,日本で越冬して翌3月頃に戻るそうです。はるかシベリアから,この狭い日本の狭い池に迷わず飛んでこれる鳥の生態って凄いもと思うし,感心します。

 ということで,せっかくのこの時期なので,近くの白鳥飛来地に行ってきました。
 まずは,茨城県那珂市の一ノ関池。白鳥の数は少なかったけど,池は公園に隣接していて駐車場もあり,休日だったので家族連れも多く,いい雰囲気でしたよ。

Photo

 次に行ったのが,同じく那珂市にある古徳沼。こちらは,池のそばの道路へのクルマの乗り入れが禁止されていたり,見学者用の柵(金網)が設けられていたりと,鳥にとっては至れり尽くせり。飛来地を守ろうとする地元の人の熱意が感じられます。

Photo_2

 そして,おススメなのが水戸市の大塚池。こちらは飛来数が圧倒的に多いのと,白鳥が岸辺に上がってきて間近に見られるなど,なかなか楽しめます。小さい子供だったら大喜びすると思いますよ。白鳥と並んで記念撮影する家族も多かったです。冬場に茨城へ来られた方は,是非こちらへお立ち寄り下さい。ご案内しますよ~。

Photo_3

 白鳥ってキレイだし,見ているだけで癒されます。でも,考えてみたら,「白い鳥」というだけで好かれて大事にされているみたいで,他の鳥がなんとなく気の毒。カラスなんて,黒いというだけで嫌われ者だしね。もっとも,カラスの場合は,ゴミあさりするというのも嫌われている理由だと思いますが。

 「醜いアヒルの子」なんていうアンデルセン童話があるように,幼い頃の白鳥は黒く,成鳥に成長したら羽根が白くなるんですが,それにしても,黒い幼鳥を「醜い」と表現するのって,かなりアブナイ童話ですよね,これ。

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2006年12月28日 (木)

時間にルーズ

 時間にルーズな人ってよくいますね。何かにつけてマイペースの,血液型がB型の人に多いという話も聞きますが,真偽のほどはわかりません。僕はA型なので,なるべく時間を守りたいという思いが強く,何をするにも時間に余裕がないとダメな性格。それでも,仕事はしょっちゅう遅延してますが。自分のこの神経質な性格は嫌いで,マイペースの人ってホント羨ましいし,好きですね。

 というわけで,デートの相手がちょっと遅れて来るぐらいは全然オッケーなんですが(「例え」ですよ。例え),「終わる時間」を守れない人はイヤですね。講演会や会議などで,制限時間が来ても延々と話したがる人がけっこういます。特にエラ~~イ人に多いように思います。自分が話す時間配分がきちんとできない人ってサイテーで,どうも好きになれません。自分自身はあんまり「話し上手」じゃないので,話す時はなるべく簡潔に切り上げたいという思いが強く,余計にそう感じます。だいたい,誰もマジメに聞いていないような話に限って,時間がオーバーするもんですね。

 ところで,12月19日の安倍首相の記者会見で,会見予定時間20分の大半の19分を冒頭発言に費やし,記者側の質問は首相側に事前通告していた2問だけとなり,「時間切れ」を理由に打ち切り。報道各社の自由質問は受け付けられず,首相の一方的なアピールになったとの報道がありました。

 20分の会見のうちの19分が一方的な発言。もしこれが本当なら,時間配分がきちんとできないという意味で,僕の最も嫌いなタイプの人ですね。安倍さんは。でも,元々安倍氏はそんなに「話し好き」とは思えないし,ちょうど政府税制調査会の本間会長の官舎入居問題が話題になっていた時。冒頭発言で引き延ばして時間切れを狙ったというのは見え見え。あきらかに「わざと」でしょう。首相側の作戦勝ちか。

 マスコミも,質問できなかったからって,それをニュースにするほどでもないとは思いますが,このニュースでは「首相は会見終了後,正副官房長官らと官邸内で食事をとった」と,食事する時間があるなら質問させろと言わんばかりの,多少八つ当たりぎみの報道でした。どっちもどっちで,笑えます。

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2006年12月27日 (水)

性別検査

 先日のドーハ・アジア競技大会で,陸上「女子」800メートルで2位となったインドの選手が,性別判定検査で失格となったというニュースがありました。前代未聞のチン事ですね。でも,この選手,昨年韓国で行われたアジア陸上選手権の女子800メートルで2位となった際は性別検査を通っているというから,話がややこしい。いったい性別検査ってどうやって実施するのか知りませんが,まさかハダカにして調べるわけにもいかないんでしょう(そんなことしたら人権問題か)。いや,ハダカにしてもわからない場合もあるらしいし,そもそも「性別」って何なのか,考えさせられます。

 もし男性が女性に性転換手術をした場合でも,2年経てば女性の競技に出られるという話もあり(ホントかどうかは確認してません),そうなるとますますわけがわからない。「性別」とは何なのかという難しい問題はさておき,こういう事例があることを考えると,そもそもスポーツ競技を厳格に男女別に分けるのは無理があるのかなとも思えます。

 男女差を一切認めないような,行き過ぎたジェンダーフリーは論外だと思いますが,スポーツぐらいは男女分け隔て無く競うような「おおらかさ」があってもいいのかなと思います。でもそうなると,当然多くの競技の上位は男性が独占することにもなり,それはそれでいいとは思えない。う~~ん,どうあるべきなのか,よくわかりません。ただ言えることは,「女子フィギアスケート」みたいな「女性らしさ」や「美しさ」を競うような競技に男性が進出してくるのは,絶対イヤです。見たくありませんよね。

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2006年12月26日 (火)

全面禁煙

 2007年3月のダイヤ改正に合わせ,JR東日本が特急列車や新幹線を含む全列車を禁煙車にすると発表しました。JR各社としては社内の全列車禁煙は初めてで,画期的なことだと思いますが,でもまあ,他の私鉄は既にほぼ全面禁煙だし,国内線航空機も全面禁煙が当り前。JRもようやく「当り前」に近づいたということなのかも。

 これまでは,短距離や近距離列車は全面禁煙でしたが,特急列車や新幹線は禁煙と喫煙可能車が混在。年々喫煙可能車両の数は減っていましたが,それでも指定席は禁煙車両から先に満席になっていたようで,やっぱり喫煙車両は嫌われ者。喫煙車両の数が減ったため,喫煙車両の煙の「密度」はかなり高くなり,僕の知ってる喫煙者は「煙くてかなわん」と言って必ず禁煙車両に乗っています。

 でも,タバコによる健康被害は,喫煙する本人に関しては自己責任であり,本人の勝手でしょう。だから,なにも全列車禁煙にしなくても,列車単位に「喫煙列車」を設けるのも,一つのサービスかなという気もします。今やグリーン車は全面禁煙になったけど,喫煙グリーン車復活のニーズもあると思いますよ。列車単位だったら禁煙者へも迷惑がかからないしね。このあたりは喫煙者の意見も聞いてみたいところです。もちろん,喫煙列車は喚起設備や車内清掃に余計なコストがかかるため,料金は多少「高め」に設定しましょう。

 列車はともかく,最近はオフィスもほとんどが全面禁煙でしょう。このため,オフィスの片隅に「喫煙室」なる隔離場所を設けいている会社も多いと思います。でも,これって,禁煙者から見たらかなり不公平に感じます。タバコを吸わない人はずっと仕事を続けていて休むヒマなんか無いのに,タバコを吸う人だけは公然と喫煙室で休憩できるんです。これが不公平と感じるかどうかは,業務の形態によってさまざまだとは思いますが,なんか納得できませんね。

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2006年12月25日 (月)

まけてくれへんか

 107人が死亡した昨年4月のJR福知山線(宝塚線)脱線事故で,事故調査委員会が調査報告書を公表。それによると,最後に停車した伊丹駅での約72メートルのオーバーランについて,運転士は車掌に車内電話で「まけてくれへんか」と頼み,車掌は自分の判断で距離を「8メートル」に「まけて」指令所に報告。脱線直前まで50秒弱にわたり,車掌と指令所が列車無線で交信しており,運転士が無線に気をとられてブレーキ操作が遅れ,速度超過のままカーブに進入した可能性があるとのこと。

 オーバーランした距離を「まけてくれへんか」と頼むところが関西人っぽくて面白いですが,運転士がそう言わざるを得なかったところに,この問題の本質があるということなんでしょう。

 72メートルものオーバーランは極端としても,ホームの停止位置が数メートル程度ずれるのは,よくあることですね。スピードの出た列車は慣性が大きく,所定の位置ぴったりに止めるのはホント難しい。余裕を持って早めにスピードを落とせばぴったり止めることは簡単だけど,それだとダイヤが守れない。運行ダイヤを守りながらオーバーランを避けるのが至難の業だというのは,「電車でGO!」みたいなゲームソフトをやったことがある人にはよくわかると思います。運転士って大変な仕事です。

 ところで,不思議なもので,男の子って,何も教えなくても,子供の時はだいたい電車に興味を示すものです。そして,男の子が「なりたい職業」の人気上位はスポーツ選手とか電車の運転士ですよね。オトナになっても,電車の運転って,オタクじゃなくても一度は経験してみたいと思うものです。僕もそうです。このため「電車でGO!」みたいなソフトが売れたりするんでしょう。

 でも,僕はこの「電車でGO!」っていうソフト,大嫌いなんです。なんでかっていうと,ダイヤぴったりに運転しないと減点され,点数が低いと先に進めない。これでは「電車を自由に運転できる」という夢が叶ったとは言い難いです。仕事で運転しているワケでもないのに,なんで時間を気にしなきゃならないのかと,理不尽に思います。もちろん,ゲームの中に「時間制約モード」はあってもいいけど,「自由に運転できるモード」っていうのもぜひ設けて欲しいものです。

 このゲームに限らず,どんなテレビゲームでも,ゲーム性が強くて「クリアしないと先に進めない」という類のものは多いですね。僕はどっちかというと,得点や時間を気にせず,自由に動き回ったり自由に空を飛んだりというのに快感を覚えますが,この思いを満たしてくれるテレビゲームって,ホント少ないです。時間を気にしながらクリアしていくのって,仕事だけでたくさんです。

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2006年12月19日 (火)

ひと休み

 事情により,3日間ほどブログの更新を休止しますので,ご了承下さい。
 ではまた。

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2006年12月18日 (月)

異なる評決

 裁判員制度の導入を柱とする司法制度改革タウンミーティングでも「やらせ質問」があったとされていますが,ご丁寧にも,「やらせ質問者」は会場の座席が指定されていたそうで,その隣が「同行者席」になっていて,質問を頼んだ法務省関係者が「同行者」として座っていたと報じられています。そして,質問内容があらかじめ決められていたため,いかにもありそうな,要領を得た質問が次々と出ていたそうです。

 もし僕がタウンミーティングに参加していたら,「人間なんて独断と偏見の固まり。意識的に自分の信条に基づく評決を出したとしても,それを責められることはないですね?」みたいな,ちょっとイジワルな質問をしてみたかったです。

 ところで,15日の新聞に出ていた記事によると,全国の地裁で,裁判員制度の予行演習のための「模擬裁判」が行われているそうですが,同じ事件でも異なる評決が出ることがあり,この制度の難しさが現われているとか。たとえば,ある傷害事件の模擬裁判を東京地裁で実施したところ,裁判官3人全員と裁判員6人のうち4人が「有罪」の判断で,2人の裁判員は「無罪」の判断。その結果,多数決で懲役6年の有罪判決。一方,同じ設定で実施した千葉地裁の模擬裁判では,裁判官3人が「有罪」で,裁判員6人全員が「無罪」の判断となり,この結果,判決は無罪。

 裁判官の判断が全員一致しているのに対して,裁判員の判断はバラバラ。こういう結果を見ると,やはり素人が評決に加わる裁判員制度って無理があるのでは? と思わせます。僕も,以前だったらそう感じたでしょう。でも,これがほんの一例とはいえ,素人だったら疑わしいと感じても,裁判官は全員そうは思わないというのは,ある意味では恐ろしいことだと感じるようになりました。痴漢の冤罪事件について最近の記事に書いたとおり,裁判官って「刑事事件は基本的に有罪」という意識が頭の中にインプットされているのではないかと疑います。

 冤罪事件で有罪の判決が出る例があることを考えると,逆に素人の方が公正中立に判断できて冤罪を救えるという可能性もあり,裁判員制度というのはやはり必要かなと感じています。でも,上の例は模擬裁判だからこそ食い違っているという可能性もあります。ホンモノの裁判では裁判官が裁判員の判断を誘導する危険性があり,また,素人の裁判員にプロの裁判官の判断と食い違った判断を出す「勇気」がホントにあるのかというのも疑問。一歩間違えば,この制度は形骸化してしまうのかも知れません。

 過去の関連記事:
   裁判員制度(2006年5月11日)
   お父さんはやってない(2006年12月8日)

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2006年12月17日 (日)

ウィニー判決

 ファイル交換ソフトWinny(ウィニー)を開発・公開し,著作権法違反行為をまん延させたとして「著作権法違反ほう助」の罪に問われていた開発者(元東大大学院助手)に,罰金150万円の実刑判決。ウィニーを使って無許可で映画などをネットに流し,それが著作権法違反に問われた事件で,ウィニーの開発者は,この著作権法違反者とはまったく面識がないものの,この違法行為をほう助したということらしいです。

 この判決に対して,被告側は「新しい技術を開発することがなぜ罪になるのか」「開発者は,あらかじめ起こる影響をすべて予想してから公開しろというのか」「技術の価値は中立だと言いながら有罪というのはおかしい」などと反発して控訴。控訴は当然でしょうね。また,この判決により,問題となっているウィルス対策を施した改良版ウィニーが公開できなくなったそうで,その意味でも罪深い判決と言えます。

 この判決を受け,たとえば某新聞の社説は,「運転手がスピード違反をしたら,スピードの出るクルマを作った開発者が罰せられるのと同じで,理不尽な判決」と批判しています。まったく同感です。もっと言えば,飲酒運転をする人がいたら,酒類を製造・販売した人に「飲酒運転ほう助」が成立すると言ってるのと同じに聞こえます。

 レンタルCDやレンタルDVDを,MDやCD-RやDVD-Rにコピーする人がいますが,媒体の販売価格に著作権料が上乗せされているとはいえ,個人用途以外のコピーは著作権法違反になる筈です。でも,コピーできる機械(パソコンなど)の開発者がこれで摘発されたという話は聞きません。不法コピー可能なツールを開発しただけで罰するという今回の判決には相当無理があります。やるべきことは,コピーできないような(またはコピーしても著作物購入者以外は使用できないような)しくみを作ることでしょうね。

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2006年12月16日 (土)

ゴロ合わせ

 覚えにくい数字をゴロ合わせで覚えるのって良くやりますが,代表的なのは歴史の年号暗記でしょうか。仏教伝来の538年(ご参拝)とか,鎌倉幕府の1192年(いい国)とかが有名。「美しい国」でなくて「いい国」ですね。でもまあ,1192年でも1190年でも,どっちでもいいじゃんって思う。歴史の年号を覚えたからって何の役に立つのか理解できません。

 昔は人の家の電話番号とかを,ゴロ合わせなどでけっこう覚えたりしたものですが,最近は携帯に覚えさせるので,暗記の必要がまったくなりましたね。聞かれた時のために,自分の家の電話番号や携帯番号や郵便番号ぐらいを覚えておけば十分です。ちなみに,僕の携帯番号090-9382-****は,「くさいヤツ」って覚えてます。93**(くさい**)ってのはAu独自の番号。これも「番号持ち運び制度」の導入でAu以外にも広がるってことなんですね。どーでもいいことですが。

 ところで,3日ほど前のニュースによると,東京消防庁が「119番」を補完する新ナンバー「#7119番」サービスを来年5月に始めるとか。これは,「救急車を呼ぶほどでもない」「自力で病院に行けるけど,夜中だからどこに行けばいいかわからない」といった場合に相談に応じ,必要な場合にのみ119番へ通報するというサービスらしい。まあ,それはそれでいいんですが,「#7119番」ってのは,なんとも覚えにくい番号。ゴロ合わせを考えるとか,覚えやすい3ケタの番号にすべきでしょうね。昔は通話ごとに料金通知が来る「100番通話サービス」なんてのがあって,公衆電話のない出張先などでよく利用したものです。一度間違って「110番」にかけてビビッた記憶があります。今はこの「100番」は廃止され,空いているはず。こういう覚えやすい番号に割り当てればいいのにって思います。

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2006年12月15日 (金)

いろんな知事

 石原東京都知事が始めた若手芸術家の支援事業「トーキョーワンダーサイト」に,知事の四男・延啓氏が深くかかわっている問題。野党の批判に対して,石原知事は「必要とあらば身内をも使う」と強硬に反論しているとか。

 この「トーキョーワンダーサイト」って初めて聞いたんですが,若手芸術家に作品発表の機会を与えるなどの支援をする東京都の事業で,家賃だけで年間9,000万円。06年度の予算では,施設改修費を除いても3億7,000円で,4年前の8倍の予算になっているそうです。多額の税金を投入し,公務員でもない知事の身内がうろうろしているという,ホントに怪しい事業なんです。来春の都知事選で石原知事は3選を目指しているそうですが,何のことはない,身内の人間を養うために知事を続けたいのかと,勘ぐりたくなります。そんな批判を浴びている「怪しい」知事の3選に対して,こんな時期に推薦を決めた自民党東京都連の決定も理解できません。これじゃ,この件をマトモに批判できる議員は一部野党議員だけってことになるのかも。

 話変わって,そのまんま東氏が宮崎県の出直し知事選に立候補するとか。当人は宮崎県出身ですが,もちろん政治とは無縁。報道によると,2000年頃から政治に興味を持ってきたらしいですが,その程度の動機で立候補されても迷惑な話です。

 それにしても,そのまんま東氏は,不祥事の経歴が多すぎます。北野たけし氏に率いられて講談社を襲撃した「フライデー襲撃事件」で逮捕。風俗店で16歳の少女からわいせつなサービスを受けたとして児童福祉法違反容疑で事情聴取。また,後輩タレントへの傷害容疑で書類送検など。もしこれが現職の知事だったら辞職モンでしょうね。それを物ともせず知事選に立候補するなんて,なかなかの度胸です。「お笑い芸人なら必ず当選」の大阪ならともかく,宮崎県でこの経歴。まさか「そのまんま当選」はないと思いたいです。

 本人は芸能界を引退し,選挙では芸能人の応援も考えていないとか。でも,芸名で立候補するとのことなので,結局は「知名度頼み」なんでしょう。情けないです。万一当選したら,横山ノック元大阪府知事みたいに,芸名のままで知事に就任するんでしょうか。「横山知事」と呼ぶのはおかしくなかったけど,「そのまんま知事」じゃあんまり。アナウンサーがニュース原稿を読むたびに吹き出しちゃいそうですね。

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2006年12月14日 (木)

やらせ問題最終報告

 小泉内閣時代に計174回開かれた政府主催タウンミーティングの「やらせ質問」などを調べていた政府の調査委員会が最終報告書を提出。事前に質問内容まで指定して発言を依頼する「やらせ質問」15回に加え,一般参加者を装って発言を依頼していたケースが29回,国が自治体に「動員」を依頼したケースが全体の4割にあたる71回とか。報告書では,「やらせ質問」について,政府方針を浸透させるための「世論誘導」だとの疑念を払拭できない としています。

 タウンミーティングに限らず,この手の集会や大会なんて,主催者の意向に添ったヤラセ発言というのは,いかにもありそうです。株主総会なんてその典型だし,会社の偉い人の講演会とか,労働組合の定期大会とか,政党の党大会なんてのも,だいたいそんなものでしょう。でも,これらはすべて,自分たちが負担する費用の中でやっている話。少々のヤラセ発言があっても許容されるかと思います。でも,タウンミーティングの場合は,開催経費自体が税金であり,さらに税金を使って「やらせ質問者」に謝礼を支払って主催者の意向に添った発言を依頼するなんて,ホント許せません。

 タウンミーティングに使った経費は5年間で約20億円とされており,相当の無駄遣いがあったようです。中でもひどかったのが,静岡県で開かれた教育改革タウンミーティングで,徒歩5分の所を閣僚らを送迎するためのハイヤーを東京から調達し,その費用が57万円とか。だったら最初からその閣僚を東京からハイヤーに乗せてくればいいのにって・・・あ,そういう問題ではないか。

 さんざん税金を使ってデタラメだったタウンミーティングに対して,政府がまた税金を使って調査するというのには笑えましたが,こちらの調査結果はヤラセではなく,それなりの報告書が出たようで,少しは安心しました。「やらせ質問15回」というのは意外と少なく,ホントかいな? とは思いますが。

 この調査結果に対して,安倍首相は俸給3ヶ月分の返納によって責任を取るとの考え。この金額は約100万円とのことですが,当時の官房長官であり,タウンミーティングの責任者だった安倍氏としては,何らかの責任を取るのは当然でしょう。ただ,100万円程度のお金に困るとは思えない安倍氏に,その程度の「はした金」で責任を取ったと思って欲しくないです。いっそのこと,タウンミーティングで使った経費20億円を国庫へ返すぐらいのことをやって欲しい。もっとも,金銭での決着というのは,民間企業みたいでちょっと違和感あります。やっぱりこの際,責任を取るというなら,首相を辞任するしかないと思いますよ。

 それと,たとえば,今まさに教育基本法改正案が成立しようとしていますが,タウンミーティングの結果がこの法案の審議に影響を与えたのか,全く関係なかったのかが知りたいです。もし影響を与えたのであれば,そのタウンミーティング自体がデタラメだったのだから,とりあえずこの法案はボツにすべきでしょう。もし全く影響を与えていないのであれば,そもそもタウンミーティングの存在価値なんて無いということだと思いますよ。政府関係者が誰も,このバカバカしいタウンミーティングを廃止しようと言わないのが信じられません。

 首相が100万円払っただけで責任を取り,首相は辞めない,教育基本法改正案も成立,タウンミーティングも継続・・・なんてことになったら,ちょっと情けないです。なんとなく,そういう結末になりそうな予感がしますが。

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2006年12月13日 (水)

全線建設?

 1997年から山梨リニア実験線(18.4キロ)で続けられている超電導リニアの技術開発について,国土交通省超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会(名前長すぎ!)は,2013年度までに実験線全線(42.8キロ)を建設するとの提言をまとめたとか。「全線建設」といっても,営業路線でもなんでもない,ただの「実験線」の建設の話なんです。リニアモーターカーの開発が始まったのは1962年とのことで,44年経った今でも「実験線全線建設を!」なんて言ってるんですね。この「超低速」ぶりは笑えます。

 リニアがこれからも研究開発し続けるのに価値ある技術なのか,シロートの僕には全くわかりませんが,いやしくも技術者なら,「自分が生きているうちに実用化が実現し,営業運転されるのを見たい!」とか思いますよね,ふつうは。そういった気概が全く感じられない悠長な計画で,ホント呆れます。

 ところで,リニアの開発が始まった頃は,一般乗客が身につける物で,磁気に影響あるものって,ほとんど無かったと思います。腕時計は強い磁気に弱かったけど,1962年と言えば,腕時計を持っている人は少数派だったでしょう。このため,磁気浮上式鉄道による磁気の影響は問題視されなかったのではないかと想像します。その後の時代は,磁気式の乗車券や定期券が普及したり,磁気ストライプ付きのクレジットカードやキャッシュカードが普及したりしています。また,仕事で磁気記憶式のフロッピーディスクなんかを持ち運ぶ人もいましたが,こんなのを持ってリニアに乗ったらどうなるのかなと心配になったもんです。

 そして,今やフロッピーなんて姿を消しつつあるし,磁気式の乗車券・定期券やクレジットカードなども,近い将来には無くなることでしょう。そうなると,リニアの営業運転が始まる頃には,磁気の影響の心配はほとんど無くなるんでしょうね。そう思うと,このリニアの開発期間って,気の遠くなるような長さなんですね。ふ~~。

 過去の関連記事:リニアモーターカー(2006年6月30日)

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2006年12月12日 (火)

髭が似合う人

 野球選手で「メガネが似合う人」と言えば,東京ヤクルトの古田選手(兼監督)でしょうか。そして「髭が似合う人」と言えば,イチロー選手とか?(最近は見慣れてきたけど,あんまり似合ってないような・・・) そして,北海道日本ハムの小笠原選手でしょうか。小笠原選手の場合は単なる無精髭だというウワサもありますが。

 その小笠原選手,FA権取得で巨人へ移籍。「なんでアンタまで巨人なの?」って言いたくなりましたが,それはさておき,巨人への入団会見で,トレードマークの髭を剃ったことが何かと話題になっているようです。「巨人へ入団するので,品行方正ぶって」みたいなことを言う人もいますが,まあ,髭を剃ろうが伸ばそうが,本人の好きずきなので,周りがとやかく言うことではないでしょう。でも,髭の顔を見慣れたせいか,髭のない小笠原選手は,なんとなく似合ってないような気がしました。

 ちょうど10日の夜のTBSの番組に笠原選手が出演し,「なぜ巨人を選んだか」や「なぜ髭を剃ったか」について話していました。

 まず,「なぜ巨人を選んだか」については,「金だけでなく,見えない部分を評価してくれた」と。「金銭的条件が良かった」「東京に帰りたかった」なんていう単純明快な理由ではなかったようです。そして,「わざわざ原監督が来てくれて,熱い思いが伝わった」とも。この番組に同席していたのが,元巨人投手の槙原氏。槙原氏は,かつてFA宣言して巨人を離れようとした時,長嶋監督(当時)からバラの花束を贈られて説得され,巨人に残留したというエピソードは有名ですね。野球選手って,浪花節好きというか,有名人監督の説得に弱いんでしょうか。

 そして,「なぜ髭を剃ったか」については,「新しい場所で,新しい気持ちで」「巨人に行くから剃ったのではない。巨人以外でも剃ったと思う」と。う~~ん,ホントかなあ。

 ところで,巨人に入団して髭を剃った選手と言えば,超古いですが,元大洋ホエールズのジョン・シピン選手を思い出します。シピン選手の大洋時代は,野性的で迫力があり「ライオン丸」とも呼ばれていましたが,巨人に入団して髭を剃ったとたん,髭を剃ったライオンよろしく,「からっきしダメな選手」になったという印象が強いです。髭を剃った小笠原選手を見ると,このシピン選手を思い出すし,巨人へFA移籍した多くの一流選手の末路とダブるような気がしてなりません。

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2006年12月11日 (月)

グリーン車

 JR首都圏の中距離列車のうち,東海道線・横須賀/総武線快速・宇都宮線・高崎線などには,普通列車にグリーン車の設定があります。さらに来春のダイヤ改正で,我が常磐線にも2階建てグリーン車が導入される予定だそうです。

 普通列車にグリーン車を連結した分,一般車両が混雑して一般乗客にとっては迷惑な存在かも知れませんね。ちょっとリッチな通勤客が利用するのかと思いますが,通勤じゃなくても,座席は特急列車並みで料金は特急料金より安いので,僕は上野~高崎間の出張で何度か利用したことがあります。

 ところで,普通列車のグリーン車はすべて自由席。このため,たとえグリーン券を買っても,満席だったら座れないし,グリーン車両の車内に立つだけでもグリーン券が必要とか。だったら着席してから車内でグリーン券を購入すればいいかというと,乗車前に事前購入するのに比べて,乗車後に車内で購入すると20~30%程度高いんです。その差はたぶん,グリーンアテンダントとかいう,存在意義がはっきりしない女性車掌さんの人件費なんでしょうか。

 このように,普通列車のグリーン券って,価格を低くして事前購入を勧めておきながら,事前に買ったら座れない可能性があるという,詐欺みたいな商品なんです。また,なんでグリーン車両だけが2階建てなのかも理解に苦しみます。天井が低くて狭苦しいし,荷物棚もないので大きな荷物を持ち込めない。車両の両端は平屋だけど,車両の端は揺れが大きくて乗り心地が悪い。結局は,一般車両の混雑がイヤな人や,痴漢にあったり痴漢と間違われたりするのを避けたい人は,この理不尽なグリーン料金を払いなさいってことなんでしょうか。

 このグリーン券,事前に購入してSuica(JR東日本の電子マネー)に記録しておき,乗車後に各座席上部にある「読み取り機」にタッチすることで,その座席が確保できるというシステムが導入されています。これ,空いている席が一目でわかるし,何よりも,ウザイ車内検札が省略されるのはありがたいですね。

 さらに,このSuicaグリーン券,ケータイによる「モバイルSuica」を利用すると,券売機で購入せずにケータイの通信機能で直接購入できるんです。しかも,Suicaのチャージは不要で直接クレジット引落し。つまり,乗車前に事前購入しなくても,乗車後に座席確保してから携帯で購入でき,しかも料金は事前購入料金と同じと割安なんです。これによって「詐欺」みたいな状態は解消されます。やっぱり便利,モバイルSuica!

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2006年12月10日 (日)

飲酒運転防止

 かなり前のニュースですが,飲酒運転の車にはねられて2人が死亡した事故の民事裁判で,事故を起こした運転者と一緒に酒を飲んでいて,運転者を残して帰宅した同僚に,飲酒運転を制止する義務があったとして,同僚・運転者・勤務先の企業に計約5,800万円の賠償を命じるという判決がありました。飲酒運転のクルマに同乗していたのならともかく,飲酒運転を制止せずに帰宅した同僚に賠償責任があるというのはちょっと行き過ぎのように思えます。どうもスッキリしません。

 また,これまで祭りで行われていたお神酒の振る舞いが中止になったとか,酒類メーカーの工場見学者に対して行われていた試飲を取りやめるとか,デパートの酒類売り場での試飲を中止するなどの動きも広まっているようです。でも,都会の真ん中にあるデパートにクルマで行く人って少ないような気がするし,そもそも酒を提供する側に運転者かどうかを確認する義務があるというような考えにはムリがあり,「酒を出す側」の責任を問えるかは限界があるように思います。

 飲酒運転防止の基本は,運転者の自覚でしょう。これが守られないからといって,酒を提供した人や飲酒運転を防がなかった人に責任を分担させるという考えは,何かちょっとずれてるような気がします。

 ところで,19日に名古屋で開かれる,客にアルコールを出す形式の平井堅コンサートについて,県警と市が,主催者に酒提供の取りやめか飲酒運転防止策をとるように要請。そして,県警はコンサート終了後に会場の駐車場(駐車能力1,400台)から出るすべての車に対して,飲酒検問を実施する予定だとか。でもまあ,同乗者が飲んで運転者は飲まずに我慢するというのはよくあるパターンだと思うので,警察もそこまで客を疑わなくってもいいのにと思いますが。

 そんな折,牛丼の吉野家が,主として郊外にある駐車場付きの店621ヶ所について,酒類の販売を取り止めると発表。駐車場があるというだけで酒の販売を中止・・・ついにそこまでやるか という感想です。でも,そもそも,牛丼食べながらビール飲む人なんて,いるんでしょうかねー。僕は見たことありませんが。

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2006年12月 9日 (土)

18歳で成人?

 国民投票法案について,自民党は投票年齢を与党案の「20歳以上」から民主党案に合わせて「18歳以上」に修正する方向とか。公職選挙法の選挙権年齢が「20歳以上」なのに,なんで国民投票が「18歳以上」なのか,理解に苦しむところですが,公職選挙法の「選挙権年齢」や民法の「成人年齢」も18歳に引き下げる計画だそうで,であれば納得です。

 「18歳」っていうと,まず思いつくのは「18禁」関係かな(笑)。この世界では,18歳以上はオトナってことなんでしょう。たしかに18歳といえば立派なオトナだと思うし,ちょうど高校を卒業する年令で,社会人になる「区切り」の年令。その意味でも,18歳で「成人」扱いとするのには賛成ですね。就職する場合でも大学に進学する場合でも,高校を卒業したら飲酒する機会が増えてくるのは止む無しという風潮もあり,18歳で成人扱いとするのが現実的でしょう。

 選挙権年令に関して,諸外国では,186ヵ国のうちの162ヵ国で選挙権は「18歳以上」だそうです。この「18歳選挙権」に関しては,民主・共産・社民・公明の各党とも実現を訴えているとか。一方,自民党内には「野党に有利だ」と慎重な意見もあるらしい。でも,これって,「若年齢者ほど革新政党支持者が多い」とされていた55年体制の時代と勘違いしてるんじゃない?って思います。僕の感覚では,今は若い人ほど保守的に思えます。選挙権年令を引き下げたら,たぶん自民党に有利になるでしょう。もし野党が「選挙権年令を下げたら得票率がアップする」なんて期待をしてるとしたら,とんでもない勘違いだと思います。

 いずれにしても,党利党略で「成人年令」が決まるようなバカげたことにはならないようにして欲しいものですが。

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2006年12月 8日 (金)

お父さんはやってない

 @niftyブログのメンテナンスのため,2日間ブログ更新を休みました。2日間待ったのに,結局メンテナンス失敗でシステムは元に戻したんだって・・・う~~ん,情けない,ニフティ。

 さて,ブログを休んだ代わりに,本を1冊読みました。5日に発売されたばかりの「おとうさんはやってない」(矢田部孝司・あつ子著)。通勤途中の電車内で痴漢と間違われ,2年間の法廷闘争の末に無罪を勝ち取った冤罪事件の実話です。実際に被疑者・被告としての体験がリアルに書かれていて迫力満点。読んでいてドキドキする内容でした。いかにして「冤罪事件」が作られていくのか,よ~くわかりました。恐ろしいです。

 警察や検察って元々信用してなかったけど,予想以上にひどい所だってことがわかりました。警察なんてヤクザとおんなじ。一旦犯人だと決めたらぜったいに間違いを認めない。そして,送検され,いったん起訴されたら,検察はぜったいに有罪にしようとする。検察にとって都合の悪い証拠は隠蔽し,都合のいい証拠しか出さないし,場合によってはでっち上げる。そして何より恐ろしいのは裁判所。裁判って,まったくの公正中立からスタートするのではなく,刑事事件のデフォルトはあくまで「有罪」。裁判官は,完全に無罪と思える時にのみ無罪とし,少しでも有罪の疑いがあれば有罪にする。「疑わしきは罰せず」なんて嘘っぱち。裁判官に冤罪を恐れる気持ちは微塵もないし,まさか自分の担当する裁判に冤罪が回ってくるなんて夢にも思ってないようです。その結果,有罪判決が出る割合は99%以上で,過去に無罪判決を出したことがない裁判官も多数いることでしょう。もし万一無実の罪で逮捕されたら,いかにして不起訴に持っていくかが最重要。いったん起訴されたらほぼ間違いなく有罪なんです。

 それにしても,物的証拠がなくても「被害者」が「この人痴漢!」と言えばそれで決まり。有罪であることを立証するのが検察の責務の筈なのに,無実であることを被告が立証しない限りは有罪だなんて,ホント理不尽です。

 この事件は,家族や多くの知人に信用されて助けられ,家族の支えがあったために救われたようです。もし僕が当事者だったら,「あ~,やっぱりね~」とか言われて誰も助けてくれなかったかも。また,支援が広がってジャーナリズムの注目を浴びた点も恵まれていました。こういう好条件が揃ってこそ勝ち取れた無罪だと思います。反面,多くの一般人の冤罪を思うと,暗澹たる思いになり,胸が痛みます。

 痴漢の冤罪を防ぐために,「女性専用列車」よりも,やっぱり「女性禁止列車」の導入を望みたいです。ていうか,「たとえ何があっても痴漢に疑われることがない列車」ですね。僕は満員電車通勤の機会がなくてよかったですが,痴漢に限らず,冤罪はある日突然降りかかってくる可能性は誰にでもあり,ホント恐いです。かの植草教授は無実を主張しているみたいだけど,こればっかりは,う~~ん,よくわかりません。

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2006年12月 5日 (火)

復党問題

 自民党は,郵政民営化法案に反対して党を離れた衆院議員11人の復党を正式決定。この復党問題に関しては,世論の反発を意識して,参院選挙に影響のないこの時期に決めたという声もあるようですが,まあ自民党内部の問題なので,一般人が反発したりニュースに取り上げたりするほどの問題ではないように思えます。

 復党を希望した議員は,自分の主張や自分に投票した有権者に対する公約を守ることよりも,党に戻りたいという思いが見え見えで,ちょっと見苦しかったです。そして何人かの議員は「郵政民営化自体は賛成だが法案には不備があって反対した」との弁明。これはなかなか「ご立派」な考えです。これからも,不備な法案には与党案であっても積極的に反対する立派な姿勢を貫いて欲しいものです。ホントに復党後もこの郵政民営化法に反対していくのか,甚だ疑わしいですが。

 今回復党した人はそろって「これからは全力で安倍総理を支えていく」みたいな歯の浮くような発言。また,安倍総理も「大変心強い。美しい国づくりに向け,一緒に汗を流していただきたい」と述べたとか。う~~ん,キモイです。この人たち。

 ところで,復党問題とは直接関係ないと思いますが,復党に反対している片山さつき・佐藤ゆかり両衆院議員が,衆院経済産業委員会の法案採決を無断欠席したことに対して,自民党は2人を同委員会の委員から外し,党の許可が必要な国会開会中の海外渡航を1年間禁止するなどの処分を決めたとか。委員会欠席で海外渡航禁止処分という例は過去にないとのことで,やはり採決を欠席したことが重視されたらしい。多数派の自民党にとっては,「採決への出席」が最重要の仕事ということなんでしょう。

 それにしても,処分が「国会開会中の海外渡航禁止」というのには笑えます。外務大臣とかならともかく,フツーの国会議員が国会開会中に国会を欠席して渡航するなんて,あってはならないのでは? これは処分とかでなく議員全員に対する禁止事項であるべき。とても実効ある「処分」とは思えませんね。

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2006年12月 4日 (月)

住基ネット

 兵庫県三田市の女性の住民票が勝手に大阪市天王寺区に移され,同区役所が住民基本台帳カード(偽本人の写真付き)を発行していたという「事件」がありました。これまでのところ,不正使用などの被害は出ていないらしいですが。

 虚偽の住民異動届などで他人になりすまして消費者金融から借金するなどのケースが多発していたため,運転免許証などの公的証明書の提示を求めるなど,本人確認は厳しくしていたらしいのに,こういうことが起こるんですね。

 そもそも,本人確認用の公的証明証って,いったいどこまで信用できるんでしょうね。比較的信頼度が高く,よく使われるのが運転免許証。運転免許証の偽造は難しいとはいえ,最近のカラーコピーやパソコンプリンタの印刷品質は格段に向上しており,この手の証明証の偽造は簡単になっていると思います。それに,運転免許証取得申請時の本人確認って,誰でも取得できる住民票程度でしょう。他人がなりすまして不正に免許証を取得することは簡単にできそうです。試験に合格するなどの手間と労力はかかるけど,比較的簡単に合格できる原付免許ぐらいなら,悪意を持って他人名義で取得する人がいないとも限りませんね。もっとも,顔写真を含めて,バレた時の全証拠が免許証を発行する警察署にあるワケで,そんなリスクを犯す犯罪者はたぶんいないんでしょう。だからこそ運転免許証が本人確認書類として信頼度が高いのかも知れませんが。

 ところで,住基ネットと言えば,大阪高裁が「住基ネットには個人情報保護対策で無視できない欠陥があるうえ,提供を拒否する住民に運用することはプライバシー権を保障した憲法13条に違反する」とし,訴えていた住民4人の住民票コードを同ネットから削除するように命じる判決を,11月30日に下しました。行政に極力混乱を与えないように配慮するという今の裁判所の体質からは,この判例が今後拡大するとはとても思えませんが。憲法違反かどうかはともかく,不便を承知で本人が希望するなら,住基ネットに登録しないぐらいの権利は認められるべきだと思います。個人情報がいつ漏洩するかわからないし,その点はあんまり信用できないですから。そもそも,住基ネットが整備されて,何がどう便利になったのか,僕にはさっぱりわかりません。

 この判決との関連性は不明ですが,この判決を下した裁判官が,判決3日後の12月3日に謎の自殺。元々悩みがあり,判決を終えてすっきりした? 判決が間違っていたと自戒? 判決に対する批判に耐えられなかった? 住基ネット推進者による自殺に見せかけた殺人?・・・こわ~。

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2006年12月 3日 (日)

京福電鉄

 今日は京都のローカルネタで。ローカルネタと言っても,全国版Webニュースに出ていたんです。なんでこれが全国版ニュースなのかと思いますが。

 京都を走る京福電鉄嵐山線(通称:嵐電)の7駅の駅名が,観光客にわかりやすくするため,2007年3月に,有名な寺社名を取り入れた駅名などに変更になるそうです。これ,僕としてはちょっと困るんです。なぜかって,以前書いた「ヘンな駅名」という記事で紹介した,「・・・駅前」という名の付く駅の「嵯峨駅前駅」の名前が変わってしまい,「ヘンな駅名」でなくなるからなんです。この駅名がオカシイことに,やっと気付いたのかな。

 ということで,今回変わる駅名は,以下のとおり。
   太秦→太秦広隆寺
   車折→車折神社
   竜安寺道→龍安寺
   御室→御室仁和寺
   高雄口→宇多野
   三条口→西大路三条
   嵯峨駅前→嵐電嵯峨

 各駅の位置関係はコチラ↓(asahi.comから転載)
 京都って,これだけの狭い範囲に著名な寺がいっぱいなんですね。今さらですが。

Photo_17

 ついでに,京都に住んでる人には常識ですが,これらの駅名などの読み方を一応書いておきます。
   京福電鉄:けいふくでんてつ
   (ちなみに,京都と福井県を走っているからこの名称)
   嵐電:らんでん
   太秦:うずまさ
   広隆寺:こうりゅうじ
   車折:くるまざき
   龍安寺:りょうあんじ
   御室:おむろ
   仁和寺:にんなじ
   宇多野:うたの

 こんど京都へ行った時,「嵯峨駅前駅」の看板を記念撮影しておこうかな。

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2006年12月 2日 (土)

議事中に携帯

 会社関係で,会議中に携帯がかかってくると,普通の人はマナーモードで無視しますが,電話に出て会議を中座する人が,たまにいます。他の出席者にちょっと失礼じゃない? って思いますが,中座しても影響ないってことは,そもそもその会議に必要ない人なのかと思ったりもします。

 ところで,衆議院議長が,「本会議中に新聞を読んだり携帯電話を操作したりする議員が目立つ」として,「議事中は新聞や書籍を読んではいけない」と定める衆院規則215条を守るように要請したとか。議事中に携帯って,まさか電話じゃなくてメールだとは思いますが,ひょっとして議事中に電話している人がいる?

 僕の勤める会社には,会議中に携帯で中座する人は稀にいますが,さすがに会議中に新聞読んでる人っていませんね。議事中に新聞を読むなんて,やっぱり国会議員の先生方って,ただ者じゃないです。って言うか,多くの議員さんは会議が成立するための「頭数」であって,議事進行に直接関係のない存在ということなんでしょうか。

 そもそも,国会に「議事中は新聞や書籍を読んではいけない」なんて規則があること自体,笑えます。会社の規則には,「会議中に新聞を読むな」「会議中に居眠りするな」「会議中に汚いヤジを飛ばすな」なんてルールはないけど,誰もそんなことしませんよ。

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2006年12月 1日 (金)

サイドブレーキ

 クルマの運転免許は学生時代に取得したんですが,今と違って,当時の自動車教習所の教官って,コワイおじさんばっかりでした。今は生徒数も少なく,生徒は「お客さん」扱いされると聞きます。ホント羨ましいです。

 当時は「オートマ限定」なんて免許はなかったし,一部の高級車を除き,町中ではオートマ車はほとんど見かけませんでした。教習車も当然すべてマニュアル車。僕は教習所ではクラッチ操作が苦手で,何度もエンストを起こし,そのため教習中にバッテリーが上がってしまったこともありました。(恥)

 そして,僕がクルマを初めて買ったのは20年以上前。その時もマニュアル車がフツーで,オートマ車なんてほとんど普及してなかったんですが,迷わずオートマ車を買いましたね。「バックで坂道発進しながら車庫入れ」なんて芸当,マニュアル車だと大変だけど,オートマならラクラク。なんでマニュアル車に乗る人が大多数なのか,不思議で仕方なかったです。僕のオートマ車を見て「おもちゃみたいじゃん!」ってバカにする人がいましたが,当時オートマ車をバカにしていた人は,今みんなオートマ車に乗ってますよ。もっとも,オートマ車の性能自体が当時より大きく向上していますが。

 ところで,オートマ車を駐車する場合,シフトレバーを「Pレンジ」に入れるので,タイヤはロックされます。さらにサイドブレーキ(パーキングブレーキ)をかけたりしますが,この,駐車中のサイドブレーキってホントに必要なのか,前々から疑問でした。よく,スキー場などの寒冷地では,サイドブレーキが凍りつくのでかけないようにと言われます。かけなくてもいいんだったら,寒冷地に限らず,サイドブレーキなんて常にかけなきゃいいじゃん!って思います。

 僕はサイドブレーキをあまり強く引かないクセがあり,サイドを引いてあってもクルマは動くので,かつてサイドブレーキを戻し忘れたまま走り続けたことがあったんです。それ以降,戻し忘れが恐いので,サイドブレーキは,よほどの坂道駐車でない限りはかけていません。でも,ホントにかけなくてだいじょうぶなのか,ちょっぴり不安。そこでネットで調べてみたんですが,意見が真っ二つに分かれているんです。Pレンジだけでは動き出すのでサイドブレーキが必要という説と,基本はPレンジでロックし(マニュアル車はLかRでロック),サイドブレーキはあくまで補助用だという説があります。僕としては「サイドブレーキ不要」という結論を期待していたんですが,う~~ん,よくわかりません。

 で,結局,百聞は一見に如かずということで,自分で実験してみることにしました。Pレンジのみで固定してクルマを傾け,動き出すかどうか・・・なんて実験は難しいので,緩やかな坂道で,エンジンを停めた状態でギヤをニュートラルに入れ,ブレーキを離すとゆっくり動き出します。この時,サイドブレーキを引いて止めるのと,ギアをいきなりPレンジに入れて止める方法を比べてみることに。

 サードブレーキで止めた場合,徐々にスピードが落ちて止まりますが,フットブレーキほどは利かないです。これは予想どおり。そして,動き出したクルマをPレンジに入れた場合,ロックがかかって急に止まるものかと思っていましたが,結果は,ガクガクっと空回りするような感じで,すぐには止まらず,止まるまでの距離はサイドブレーキよりも長かったです。これは意外な結果。

 考えてみたら,止まっている車体が動かないようにする力と,動いている車体を止める力は別物。この「実験」は無意味だったのかも。結局はよくわかりません。やっぱりPレンジだけでなくサイドブレーキもしておかないと危険なんでしょうか。どなたか,教えて下さい。止まっている車を押してみて,Pレンジの場合とサイドブレーキの場合のそれぞれで,何人の力で押せば動き出すか・・・なんて実験をしてくれるヒマな人,いませんか?

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