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2006年11月 4日 (土)

いろんな先生

 1週間ほど前のニュースですが,北九州市立の中学校で,自分が顧問を務める部活動の部員に,アルバイト代を支払ってテストの採点をさせた教師がいたそうです。この教師は停職1カ月の懲戒処分を受けたものの,辞表を提出したとか。たしかに軽率な行為だったとは思いますが,生徒をいじめたり,いじめを助長したりするような教師に比べたら,カワイイもんです。辞表を出すほどのことでもないような気がしました。

 学校を通して子供の人間形成を最も大きく左右するのは,教科書の中身ではなく,学習指導要領の内容でもなく,教師の子供に対する接し方や資質だと思います。世の中にはいろんなタイプの先生がいらっしゃいますが,教えられる子供にとっては教師の「当たり外れ」は人生を左右するほどの重大問題でしょう・・・ということで,今日は僕の「先生」の思い出を少し。

 小学校時代の経験。ある学年の担任だった先生は,どんな児童にでも分け隔て無く接する,理想的なタイプの先生でした。逆に,ある先生は,自分のお気に入りの児童に対して露骨にえこひいきする人でした。自分の気に入った児童だけを教室の片側に集める座席配置をするなど,ちょっと信じられないことをやってましたね。この他にもちょっと変態っぽいところがあり,今思い出しても腹が立ちます。年間通してほとんど同じ先生と接する必要がある小学生にとっては,どの先生が担任になるかによって,天国と地獄ほどの差があります。

 中学生以降になると,教科ごとの担当になるため,小学校のような「クラスによる当たり外れ」はあんまり無くなり,その点精神衛生上は良かったです。そして,高校生ぐらいになると,教師の「政治的スタンス」というのがとても気になるようになります。授業の内容などから,この先生は「ちょっと左寄り」だとか,「かなり右寄り」だとかがわかるようになり,それを否応なく意識するようになりましたね。当時は日教組の全盛期だったこともあり,概ね「左」8割「右」2割ぐらいの比率だったと思います。体育の授業でいつも軍隊もどきの行進を生徒にやらせるなど,全般的に「右寄り」の教師に「ちょっと変わった人」が多かったいうのが僕の印象。

 右がいいとか左がいいとかいうことは言いませんが,教師だって人間であり,思想・信条は人それぞれ自由。生徒への「押しつけ」は問題ですが,多少なりとも政治的影響を生徒に与えるのはやむを得ないでしょう。それをいかに「許される範囲」に抑えるかは,難しい問題だと,つくづく思います。

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コメント

はじめまして
トラックバックをしました。
これからもよろしくお願いします。
なかなか面白い内容ですね。
いろいろと参考になります。

投稿: 歩く・見る・食べる・そして | 2006年11月 4日 (土) 05時04分

 こんにちは,はじめまして。コメントありがとうございます。
 長く生きてると,いろんな経験をするとともに,性格もだんだん歪んでくるのかなと,ブログを書きながらいつも感じています。
 今後ともよろしくお願いします。

投稿: かば | 2006年11月 4日 (土) 13時23分

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