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2006年11月13日 (月)

無人化

 最後の職員滞在灯台だった長崎県五島市の女島灯台が,自動化により12日に無人化。これで国内に3,337箇所あるすべての灯台から「灯台守」が姿を消したそうです。このニュースによって,まだ灯台守がいたんだということを逆に知らされました。「灯台守」と言うと,若い頃に見た映画「喜びも悲しみも幾歳月」(1957年,木下恵介監督)を思い出します。もちろんリアルタイムで見たわけではありませんが,こんな地味な職業があるんだ(あったんだ)と,妙に感動した記憶があります。この映画のちょっと軍歌っぽい有名な主題歌は今でも耳に残っていますが,灯台守という職業の地味さ以上に,映画そのものも超地味でした。ストーリーの起伏も少なく,ゆったりと流れるホームドラマ。若い人だったら,こんな映画は最後まで我慢して見てられないんじゃないかと思いますが,僕はたまにはこういう映画をのんびり見るのも好きです。

 それにしても,灯台守は言うに及ばず,工場のラインでも,駅の改札口でも,あらゆる職場でどんどん無人化が進んでいますが,これらの場所で働いていた人たちは,いったいどこへ行ってしまったんだろうと思います。

 逆に,ホテル・航空業界・外食産業・スーパーみたいに,いまだに人が多く働いているなと感じる産業も多いです。でも,こういう業界でも,将来的には無人化・省力化が進むんでしょうね。たとえば,夜間のホテルのフロントにいるのは警備員だけになるとか,航空機内の客室乗務員はいなくなって最低限必要な警備員だけが乗務するようになるとか。そして,外食店やスーパーで接客するのは低賃金のパート労働者や外国人労働者だけになり,町中に大量の失業者やニートが溢れることになるんでしょうか。

 ところで,スーパーなどで,買い物客が自分自身で精算する「セルフレジ」の導入が進んでいるという記事が,11日の新聞に載っていました。このセルフレジ,客の反応も悪くないみたいで,レジ無人化による人件費節約の効果が大きいため,急速に普及しているとか。

 僕はまだ「セルフレジ」の店にお目にかかったことはないんですが,やり方は,客が自分で商品のバーコードを読ませて最後に機械で精算するらしい。客が自分でバーコード読み取りをすると時間がかかるような気がしますが,バーコードに読ませてすぐに袋に入れるため,セルフの方が早いという意見が多いらしいです。なるほど。

 読みとった商品の所定重量と実測の総重量を比較して,不一致の場合はエラーになるため,バーコードの読み取り漏れや万引きを防ぐことが可能らしいです。でも,1個ずつ重さが異なるような野菜とかはどうなるのか,ちょっと気になる。また,間違って「2度読み」して重量不足になった場合でもちゃんとエラーになるのかが心配。機会があれば試してみたいものです。 「機械大好き」の僕としては,セルフレジを経験してみたい気がしますが,美人の店員さんのレジに並ぶ楽しみがなくなるのは,ちょっと寂しいかなー。

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