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2006年10月 4日 (水)

視聴率低下

 今年のプロ野球巨人戦ナイターの年間視聴率(関東地区)が9.6%と低下し,初の1けた台になったとか。また,視聴率低下を受けてフジテレビが8月から地上波中継をやめるなど,「巨人戦離れ」がさらに加速したこともあり,9月の月間平均視聴率は7.0%だったとか。こういう話がニュースになると,「野球人気回復のためには巨人が強くならないとダメ」なんてトンチンカンなことを言う野球解説者が出てきそうで,ちょっと困りますが。

 そもそも,テレビの総視聴率が最も高い時間帯である19時~22時で総視聴率は約70%と言われ,それを単純に関東地区の民放5局とNHK2局の合計局数で割ると10%になるため,視聴率が15%を超えると「ヒット作」と言われるらしいです(Wikiより引用)。したがって,同一チームの試合の年間視聴率が10%弱というこの数字,僕はこれでも十分高いと思います。逆に,過去の数字が異常だったのでしょう。

 仮に全人口の約30%がプロ野球ファンだとして(これは十分大きめの数字だと思います),それを12球団で等分して試合する2チーム分の値にしたら5%。「好きなチーム以外の試合でも見る」という人や,チームが嫌いでも試合を見るという「アンチファン」がそれと同じぐらいいると仮定すると,トータルで10%。それに「総視聴率」70%をかけると平均で7%になります。そう考えても,通年で10%弱というのは十分立派な数字でしょう。やっぱり人気チームの巨人だからこそ出せる数値だと思います。

 今年に限って言えば,両リーグとも上位争いが伯仲していて面白かったし,トータルの観客動員数も延びているそうなので,全体としてみればプロ野球人気が低下しているとは思えないです。春のWBCでの日本チーム優勝も野球人気アップに貢献しているとも言われています。

 ただ,プロ野球の試合というのは,試合時間が不確定で,しかも3時間程度と長く,実質的にプレーが進行していない部分が多くて全試合時間の中での「見せ場」が少ないなど,そもそもゴールデンタイムにテレビで完全中継するにはちょっとムリがあるスポーツなのかなという気がします。

 ということで,プロ野球全体として見れば,巨人戦ナイターの視聴率低下は別に心配するような現象ではないと思います。もはやナイター中継がゴールデンタイムを毎日占領する時代ではなくなったと考えるべきでしょう。それよりも,「優勝争いの試合は無視して成績とは無関係に巨人戦を放映」ということを改めることの方が重要でしょうね。

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