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2006年10月21日 (土)

ヘンな敬語

 病院で受付の従業員が,患者に向かって「先生に診てもらって下さい」なんてことを言ったりしますが,めちゃくちゃおかしいですよね。敬語の使い方がわかってない。そもそも「先生」というのは医師に対する敬称。病院側が患者に向かって「××先生」はないだろうって思います。さすがに医師は自分自身のことを「先生」とは呼びませんよね。小学校の教師が児童に向かって,自分のことを「先生は・・・」って言うのはまあ,ご愛敬だと思いますが。

 大病院へ行くと,「××月××日の××先生の診察は休診です」みたいな掲示をよく見かけますが,同じくこの表現もヘンですね。じゃあ「××医師の診察は休診です」ならいいかと言えば,これもおかしい。会社で,社内の人が外部の人に向かって「××部長は不在です」って言うのがヘンなのと同じで,名前に肩書きを付けたら敬称になります。病院側が患者に対して「××医師」と呼ぶのは間違いでしょう。

 ところが,病院の従業員が「××先生」と言ったり,病院に「××先生」と掲示されていたりしても,あんまり違和感を覚えないのが不思議です。患者側の感覚が麻痺してしまっているのかなと思います。病院ってちょっと不思議な世界です。最近は病院側が患者のことを「××さま」って呼ぶのが流行ってますが,患者に「様」を付けることよりも,身内の医師に対するヘンな敬語の使い方を改める方が先だという気がしました。

過去の関連記事:
  「肩書き」は敬称?(2005年12月2日)
  医者と患者の関係(2005年12月11日)

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