« 運動会 | トップページ | 進路それぞれ »

2006年9月13日 (水)

飲酒運転で懲戒免職

 飲酒運転事故が最近多いからなのか,マスコミの扱いが大きくなってきただけなのか,よくわかりませんが,最近やたら飲酒運転関連のニュースが目に付きますね。新しいところでは,「青い三角定規」の元メンバーの男性が酒気帯び運転容疑で逮捕されるというオマケまでついています。「青い三角定規」・・・懐かしい名前です。若い人はこんなん知らないんでしょうねー。

 ところで,交通違反って,大きく分けると3つぐらいのパターンがあるのかなと思います。一つはスピード違反・駐車違反・一旦停止違反みたいな,道路標識に示された規制事項に違反したような場合。二つ目は,飲酒運転・わき見運転・携帯通話みたいな,交通事故さえ起こさなければ誰にも迷惑がかからないという違反。そして,もう一つは,シートベルト着用違反みたいな,交通事故には直接結びつかないし,たとえ交通事故を起こした場合でも,その違反自体は誰にも迷惑がかからないという違反。

 このシートベルト違反が,なぜ道交法違反対象なのかイマイチ理解できません。これこそ運転者本人の事故責任,じゃない,自己責任の問題。シートベルトを着用していなかった場合,運転者自身のケガが大きくなったり,場合によっては保険が減額されたりするだけで,誰にも迷惑はかからないですよね。

 話を戻して,二番目の飲酒運転や携帯通話みたいな違反については,交通事故という「結果」に対する責任が必要な違反と言えます。たとえば「うわの空」で運転したり,助手席の人とおしゃべりしながら運転したりするという行為は,道交法違反には該当しないものの,場合によっては飲酒運転と同じように危険なことであり,これらの行為はあくまで「結果に対する責任」ですね。したがって,携帯で通話していたからといって道交法違反で摘発するのは,なんか行き過ぎのような気がします。もちろん,飲酒運転を容認しているというワケではありません。結果的に事故を起こすほど飲酒して運転したというのはもちろん許されない行為です。

 ところで最近は,地方自治体では,職員の飲酒運転に対して即懲戒免職というのが流行みたいですね。でも,公務での運転中ならともかく,私用で運転していた場合でも懲戒免職というのはちょっと厳しすぎるかなという気もします。結局は,飲酒運転事故を起こすと,公務に関係なくても「市の職員が・・・」みたいな報道をされるので,自治体としても厳罰にするという姿勢を見せる必要があるということなんでしょうか。

 民間会社なら当たり前のケースでも,公務員の場合はよほどのことがないと懲戒免職にはならなかったことを考えると,ある意味画期的なのかなと思います。ただ,飲酒運転が懲戒免職相当なら,公職選挙法違反とか,官製談合とか,痴漢とか,裏金作りとか,他にも懲戒免職相当の行為はいっぱいあるような気がしますけどね。

|

« 運動会 | トップページ | 進路それぞれ »

コメント

はじめまして。
この日記で少し気に掛かる部分がありましたので、通りすがりで失礼ですが少し書かせて頂きます。

>シートベルト
正しい運転姿勢を維持するため、咄嗟の時(車の挙動)に対応するためにも必要と考えます。 シートベルトしていないと、事故で衝突した反動で歩道の人を跳ねそうになっても回避出来ませんよ。

>2つめのパターン
立派に道交法違反です。 『安全運転義務違反』 違反2点 罰金9000円
 車を運行するにあたり運転者は道路状況に応じ、考えられる危険を常に予測し、他人に危険を及ぼさないように適切な運転行動を取らなければなりません。

そもそもケータイによる事故が増えてきたから出来た法律なんですけどねぇ。
『携帯電話使用等違反』って。
貴方、車の免許もってますか?

投稿: B級ライセンス | 2006年9月15日 (金) 16時02分

 はじめまして。コメントありがとうございます。
 「正しい運転姿勢を維持するためにシートベルトが必要」という認識はあんまりなかったですね。無知でお恥ずかしいです。シートベルトって通常は「ゆるゆる」で運転姿勢の維持には役立ってないので,衝撃等でベルトがロックしたような時に姿勢維持の効果があるのかと思いますが,そういう状況の時こそクルマの挙動に対応する必要があるということなんですね。納得です。
 もちろん「安全運転義務違反」が道交法違反であることは承知しています。これにはいろんなケースがあると思いますが,「助手席の人とのおしゃべり」が取り締まり対象外で「ケータイでのおしゃべり」が取り締まり対象ってヘンだと思います。「安全運転義務違反」に客観性は乏しいと思うので,公正に道路交通違反として取り締まるのは難しいのではないかという考えです。

投稿: かば | 2006年9月15日 (金) 23時12分

返信有難うございます。

>「安全運転義務違反」に客観性は乏しい~
これについては、貴方の仰るとおりだと思います。
私はボランティアで『交通安全推進委員』をやっておりますが、普通の運転で適応を受けたという話は聞いたことがありませんし。

私達は、これを「やってしまったら法律」と呼んでおります(笑
実際に事故を起こした時に適応される事が多い法律なので。

>「助手席の人とのおしゃべり」が取り締まり対象外で「ケータイでのおしゃべり」が取り締まり対象ってヘンだと思います。
 これについては、事故を起こせば、例え「隣の人とのお喋り」でも処罰の対象となります。

ケータイが特別に処罰の対象となるのは、「おしゃべり」ではなく「片手が塞がる」、「操作による脇見」による重大事故が多発したからです。

ですので、現在でもハンズフリーのインカムを使えば、運転しながらでもO.Kのはずです。

そのかわり、ケータイで「おしゃべり」していなくて手に持ってるだけでも警官に見つかった場合、処罰されますのでご注意を。

投稿: B級ライセンス | 2006年9月20日 (水) 09時47分

 やってしまったら法律・・・なるほど。的確な表現ですね。
 ケータイで片手がふさがると取り締まりというのも,ケータイ以外の操作であれば(オーディオなど)事故を起こさない限りは取り締まり対象外なので,やっぱりアンバランスかと。

投稿: かば | 2006年9月20日 (水) 23時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/149573/11873631

この記事へのトラックバック一覧です: 飲酒運転で懲戒免職:

» 飲酒運転 [流行通信★ハヤリものはコレだ!情報市場]
福岡市東区の3児死亡事故で飲酒運転が社会問題化。 同乗者や酒を勧めたり同席した人についても厳罰化が進んでいる。 飲酒運転ニュースを見るたび思うのは、逮捕された人が「ほんの一杯」程度じゃなく泥酔に近いくらい飲んでいること。 [続きを読む]

受信: 2006年9月24日 (日) 19時33分

« 運動会 | トップページ | 進路それぞれ »