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2006年8月21日 (月)

緊急警報放送

 災害時に放送局からの信号で自動的にテレビやラジオの電源が入る「緊急警報放送(EWS)」というシステムがあるそうです。1985年に導入して20年を超えていますが,これに対応したテレビ/ラジオは省エネに反するとしてほとんど作られておらず,システム導入後のテレビ/ラジオ出荷台数の0.002%で,現在は生産されていないとか。

 この緊急警報放送,就寝時などでも災害情報を伝えるというのが目的だそうですが,どう考えても発想がおかしいです。一戸建ての家の場合,通常テレビを置くのはリビングでしょう。わざわざ寝室にEWS機能付きの高価なテレビは置かないと思います。それに,緊急警報はこれまで13回放送されているそうですが,すべてが地震の時。そもそも,そんな大きな地震があればすぐに飛び起きる筈だし,地震で起きられないような人は,テレビの電源が勝手に入ったぐらいじゃ簡単に起きないと思いますよ。

 地上波デジタル対応機種に関しても,緊急警報放送に対応しているのはソニーから1機種2型が出ているのみとか。地デジに移行するのを機会に,この緊急警報放送システムは廃止すべきだと思いますよ。既に対応機種を所有している人には気の毒ですが。

 ところで,僕が住んでいる所は近くに原子力施設があるため,防災無線端末が各家庭に配備されています。これが配備されたのはほんの5,6年前だったので,この時点で緊急警報放送はとっくに導入済。なのに高価な防災無線端末を配備したってことは,市も緊急警報放送というシステムはまったくアテにしていなかったということなんですね。ちなみに,僕はこの防災無線端末もアテにしていません。リビングに置いているので,就寝中に緊急放送が入っても聴こえません。自由に移動できない機器なのに1家庭に1台というのは無意味。また,停電用に乾電池を入れておく必要があるんですが,マメに電池を交換する人がいるとはとても思えないので,イザ停電という時には,たぶん使い物にならないです。

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