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2006年8月 9日 (水)

裏金問題

 岐阜県のほぼ全組織が不正経理を重ねて作った裏金。94年度には約4億6,600万円にのぼり,現在でも計1億円を超える裏金を保管。この裏金は職員同士の懇親会や職場のパソコン購入に充てられ,処分に困って焼却・廃棄された裏金も約500万円あったとか。94年度時点の裏金の額は,当時の県職員1人あたりに換算すると約6万3,000円で,返還を求められた場合には職員で連帯して応じる予定らしい。

 この裏金は,民間会社に架空の発注をして捻出するケースもあり,この会社の経営が悪化したため,プールされていた裏金からこの会社に対して約2,500万円を支出って経営支援。その後,この会社は経営破綻して返還されていない という事実もあったとか。

 なんか,コメントするのもバカバカしくって腹立たしいニュースなんですが,職員が返還すればいいってものじゃないでしょうね。詳しいことはわかりませんが,こういうのって刑事事件の扱いにはならないんでしょうか。もっとも,刑事告発したところで,警察自体も裏金作りに加担していたってことなのかも知れませんが。

 この裏金,元々は税金であり,当事者が返還するのは当然として,約4億6,600万円というのはピーク時の「残高」だと思うので,実際の裏金の累計額はもっと巨額になるんでしょう。いずれにしても,裏金作りに直接加担していない職員に負担を求めることはできないと思うので,職員・元職員の間でどうやって公平に負担するのか,難しい問題だと思います。

 お隣りの滋賀県では,「もったいない」のキャッチフレーズを掲げた新知事が誕生していますが,僕のような貧乏人の感覚としては,滋賀県での新幹線の新駅建設よりも,現金500万円を焼却・廃棄したという岐阜県の裏金処分の方が,はるかに「もったいない」と感じましたね。

 ところで,9日夜から関西へ帰省します。このため,ブログの更新は時々休むかも知れません。

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コメント

あの焼いてしまったという話はみんな信じているのでしょうか?
用途を明かせない事に使ったから焼いただけと言ってるように思えてしかたないのですが…

投稿: 通りすがり | 2006年8月 9日 (水) 08時23分

ちょろまかした税金を隠蔽の為、
金の焼却に対し
皆様よほど頭にきてます。
そして、あきれてますね。

投稿: amaran | 2006年8月 9日 (水) 15時09分

 通りすがりさん,amaranさん,コメントありがとうございます。
 たしかに「焼いた」というのはウソっぽいですね。
 もし「現金を廃棄しろ」って命令を受けたら,フツーの人間の心理としては廃棄したことにして貰っちゃうかも。廃棄されたものを拾得するのは罪にはならない可能性が高いですもんね。

投稿: かば | 2006年8月10日 (木) 14時14分

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» ◆梶原前知事と職員組合を県警本部長あてに告発。報告−1 [てらまち・ねっと]
 昨日、岐阜県警に、梶原前知事と職員組合を告発したことの報告。  要点は以下。  前知事は、職員組合との良好な関係を期待して就任以来、組合に給与の1.1%の支払い継続してきたもので、自覚的で、公職選挙法第199条の2第1項の(公職の候補者等の寄附の禁止)に当たる。  組合委員長らは、貸金業の規制等に関する法律に関して、無登録で貸金業を営み、広告および勧誘した行為、貸付をした行為、組合は法人の責任につき罪を構成する。  前知事の寄付行為は明白。 ... [続きを読む]

受信: 2006年8月18日 (金) 07時38分

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