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2006年8月25日 (金)

食わず嫌い

 「どっちの料理ショー」っていう番組がありますね。昨夜もやってました。どっちの料理を食べたいかを多数決で競い,多数派に投票した人だけがその料理を食べられるという,他愛ない番組です。食べたくなるように仕向けていって,最終的に多数派に入らないと食べることができないという,空腹状態のゲストにとってはすっごく残酷な番組でしょう。

 食べ物系の番組って,画面ではホントに美味しそうに上手く見せます。でも,視聴者は指をくわえて見ているだけ。考えてみたら,この手の料理番組って,視聴者にとってこそ最も残酷な番組かも。

 この「どっちの料理ショー」と同じ木曜日の夜,「とんねるずのみなさんの・・・」という番組に「食わず嫌い なんとか」というコーナーがありますね。ゲストの選んだ「嫌いな一品」を当てるという,これまた他愛ない番組。この番組の企画自体はどーでもいいんですが,いつも気になって仕方ないのが「食わず嫌い」ということばの使い方。「食わず嫌い」というのは,もちろん「食べたことがないのに嫌いだと思いこむ」という意味。でも,この番組のゲストが選んだ一品は,すべて「食べたことがあるので嫌い」というものばかり。ま,嫌いな食べ物って,フツーはそうですよね。なので,この番組で言ってる「食わず嫌い」っていう表現,わざとなのか誤用なのか知りませんが,めちゃくちゃ気に入らないです。もしこの番組のおかげで間違った日本語を覚える人がいたら大迷惑。「あんたのようなテレビ局が日本語をダメにするんよ!」って叫びたくなります。テレビ局が使う表現やアナウンサーが話すことばって,正しい日本語を守るという意味で責任重大なんだということを,よ~~く認識して欲しいものです。

 話は変わりますが,似たような例として,昔,山口百恵さんが歌ってた曲に「曼珠沙華」ってのがありましたね。これ,ヒガンバナの別名で,正しい読み方はもちろん「まんじゅしゃげ」。でもこの曲では,わざと「まんじゅしゃか」って読ませてます。たぶん,ふっか~~い意味があってそう読ませていると思うんですが,こういうのもホント迷惑。この歌のおかげで,まちがった読み方を覚えている人がけっこういるんじゃないかと思います。山口百恵さんの曲はけっこう好きだったんですけど,この曲だけはキライです。カラオケで「まんじゅしゃか~~」なんて歌ったら「アホか」と思われそうで,また,この歌は聞くのも恥ずかしい。最後まできちんと聞いたことがありません。「食わず嫌い」です。はい。

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