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2006年8月 2日 (水)

日本沈没

 「日本沈没」見ました。日本列島が海に沈むという,小松左京原作SF小説の映画化。1973年にも制作されていて,今回はリメイク版。

 この手のパニック映画って,とりあえずは特撮シーンが楽しみなんですが,期待していたシーンはそんなに多くはなく,どっちかといえば恋愛ドラマ仕立てでしたね。ちょっと期待していたのとは違う映画だったです。

 日本列島が沈没するという,科学的にもっともらしい説明があるんですが,よく理解できなかった。そういえば73年版では,ホンモノの地球物理学者の竹内均教授が説明してたりして,妙にリアルだったような記憶があります。また,大量の海底掘削機で日本沈没が防げるという「対策」も,イマイチわからなかった。世界中から掘削機を集めることができたのに,たった1台の潜水艇が準備できないというのも理解に苦しむところ。

 総理大臣役の石坂浩二さんが,小泉首相と似ていたのには笑えました。せっかくなのでもっとパロディー風にしても面白かったのにと思います。「日本列島をぶっ壊せ!」と言わしてみるとか? ただ,石坂氏は特別出演扱いで「ちょい役」。早い段階で阿蘇の噴火に巻き込まれて政権は終了します。それにしても噴火口の真上を低空飛行する政府チャーター機のパイロットも,なんともお粗末です。

 ということで,日本が沈没するという,せっかくの面白いテーマなのに,イマイチ非現実的な描写が多かったという感想です。やっぱり「日本沈没」というテーマを映画にするのはムリがあるのかも。同じ小松左京氏のSF小説で「こちらニッポン…」というのがありました。ある日突然,主人公を残して人間が消えてしまうというストーリー。日本列島でなく日本人の方が消滅するってことですが,これ映画にしたらけっこう面白いと思うんだけどなー。

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