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2006年7月 5日 (水)

口利き

 大阪府貝塚市の下水道整備工事をめぐって,騒音対策工事を追加実施するよう市に働きかけた見返りに,受注した大手ゼネコン側から現金300万円を受け取ったとして,貝塚市議が「斡旋利得処罰法違反」の容疑で逮捕されたというニュースがありました。

 これ以外にも,6月には,神戸市議の口利きをめぐる汚職事件で,市への口利きの見返りに業者から2,000万円の賄賂を受け取ったとして,元神戸市議が斡旋収賄罪などで起訴される事件がありました。

 このように,地方自治体の議員の「口利き」をめぐる事件は昔から多いですね。いったい議員さんは議員の仕事を何と心得ているんでしょう。本来は「口利き」は議員の仕事ではない筈。また,役所は「口利き」の有無に関わらず,適正に仕事を行う義務がある筈です。

 10年ぐらい前ですが,僕が町内会の役員をしていた時,街灯設置の補助金申請を市に出したんですが,詳しい人に聞いたら,そういうのって地元選出の市議会議員に口添えしてもらって申請するのがいいらしい。そうすれば素早く処理されるとか。

 でも僕は,そういうのを議員に頼むのってヘンだと思ったので,所定の手続きどおりに自分で直接役所へ申請を出しましたね。案の定,年度内には認可されず,翌年度に繰り越して認可されました。やっぱり,問題なのは,議員よりも「口利き」を頼む側の意識の問題だと思います。

 ところで,7月3日の朝日新聞の記事によると,防衛施設庁の発注工事や用地買収をめぐって,仙台防衛施設局元幹部が在職中,国会議員やその秘書らから「口利き」を受けていたとか。まだ贈収賄が絡む「事件」には発展していませんが,国会議員でもこのような事例はあり,多くの議員が「口利き」を議員の仕事の一つと心得ているんでしょう。でも,特定の業界や特定の選挙区の利益を代弁するのは本来の国会議員の仕事ではない筈。これはやっぱり今の選挙制度の影響も大きいんではないかと思います。

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