« 受信料は必要? | トップページ | 熱中しすぎると・・・ »

2006年6月17日 (土)

プログラムミス

 シンドラー社のエレベータ事故により,全国あちこちのビルで同社製のエレベータの緊急点検を実施しているというニュースがありましたが,これって単なる「気休め」。ほとんど意味ないんじゃないかと思います。

 これまでのエレベータ事故の内容は,突然おかしな動作をするという類のものが多かったらしい。緊急点検で異常が簡単に見つかるようなら,そんな現象は常に起こっているでしょう。この手の異常動作って,あきらかにソフトの不良。ハードを点検しても見つかりっこないので,制御回路のソフトのチェックや再試験をすべき問題です。

 案の定,16日にシンドラー社は制御プログラムの設計ミスを認める発表をしましたね。同社は「例の事故機はプログラムの種類が違い,関連はない」と言っているそうですが,これもたぶん別のソフトの問題だと思いますよ。

 それにしても,エレベータはもちろん,今やテレビでも携帯でも,どんな電化製品でも制御回路にはソフトは「つき物」。回路のソフト化によって,より複雑で高度な動作ができるようになった反面,ソフトに問題があった場合の動きは全く「予期せぬ動作」となり,エレベータやクルマなどの,安全性にかかわるものの場合はホント恐いです。コンピュータ制御のクルマなんて,機械式では絶対ありえないような,「減速すべき時に加速する」なんてことも,ソフト不良だったらありそう。コワイです。

 そして,回路がソフト化することにより,保守作業員や修理者には回路の中身は見えない。「形だけ」の動作確認をして「点検の結果,異常なし」となるんでしょうかねー。

|

« 受信料は必要? | トップページ | 熱中しすぎると・・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/149573/10555008

この記事へのトラックバック一覧です: プログラムミス:

« 受信料は必要? | トップページ | 熱中しすぎると・・・ »