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2006年6月30日 (金)

リニアモーターカー

 宮崎県へ出張に行った関連の記事をもう一つ。

 宮崎県都農(つの)町にリニアモーターカーの実験線があります。この実験線,JR日豊本線と並行して走ってるんですが,1977年ごろにできたもので,宮崎県へ行くたびに目にすることができました。もっとも,実際にリニアモーターカーが走っているのは,結局一度も見たことなかったですが。

 リニアモーターカーの実験設備は1997年に山梨県へ移転したため,この宮崎県の実験設備は今や廃墟。リニアモーターカーが走っていた高架は,ずっと取り壊さずに残るんでしょうか。気になります。

 ところで,このリニアモーターカー,いったい何年実験を続けるつもりなのか,実際に開業する見通し(やる気)はあるのか,どうもイマイチわかりません。こんな↓ホームページがあるところを見ると,いちおう今でも実験は続けているようですが。
http://www.linear-chuo-exp-cpf.gr.jp/

 リニアモーターカーの開発が始まったのは1962年と言われており,44年経っていまだに実用化の見通しが立ってない。開発が始まった1962年といえば新幹線が開業するちょっと前ですね。この時すでに「時速500kmの超高速リニア」の開発を始めたというのは驚きですが,今,新幹線は既に時速300kmを実現し,鉄道技術は安全面でもかなり成熟してきたと言えます。この上さらに巨額の費用をかけて,時速500km程度のリニアモーターカーを実用化する必要性が全く理解できません。上のホームページを見ても,実用に至る目標期限が一切書かれていません。単に「実験のための実験」「組織維持のための実験」を継続しているとしか思えないです。宮崎県の廃墟以上に,この実験を続けていることが悲しい現実と感じます。

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2006年6月29日 (木)

過剰サービス

 出張で宮崎県へ行ってきたんですが,飛行機に乗っていつも感じるのは,飛行機の「過剰サービス」。「早割運賃」などの導入で,昔に比べたら航空運賃は安くなったと思うけど,正規運賃は相変わらず高いです。この「過剰サービス」をやめたらもっと安くできるのにと思いますね。

 まずは,客室乗務員の数が多すぎ。列車の場合だと,通常は1つの列車に運転手と車掌が1名ずつ。まして検札などをやらない飛行機なんか,客室乗務員は1名いれば十分。ジャンボ機でも3名もいれば足りると思いますよ。「飲み物のサービス」なんて,もちろん要りません。機内に自販機を置いてくれたら,勝手に買って(ギャグか?)飲みますよ。

 かの「つくばエクスプレス」は,列車内に車掌を置かずに外部委託の警備員が車内を巡視しているらしい。飛行機もこれぐらい合理化すべきと思います。機内放送もテープ音声で十分でしょう。というか,「次は××えき~」なんて案内は,飛行機では要りませんよね。

 あと,安全運行は重要だと思うんですが,意味の無い規制が多いと感じますね。たとえばシートベルト。あの2点式のシートベルトって,イザという時ほとんど役に立たないと思います。あのベルトだったら,離着陸時のシートベルト着用はやめてもいいと思う。しかも,乗務員だけがしっかりした3点式のベルトをやってるっていうのも,なんか気に障ります。それと,離着陸時の座席リクライニングが禁止されているけど,これもほとんど意味無いと思う。少なくとも普通席(エコノミー)程度のリクライニングだったら,座席を倒しても安全上の問題は無いでしょう。

 ついでながら,空港ゲートでのセキュリティチェック。これも「形だけ」と思える。「とがった金属」は徹底的にチェックされるけど,ハサミひとつでハイジャックなんてできっこないし,ハサミ程度の金属の持ち込みを禁止するのって意味無いでしょう。ガラスは機内に持ち込めるんですが,ハサミよりも,とがったガラスの破片の方がよっぽど危険だと思いますよ。ま,ハイジャックやテロなんて,こういった「凶器」よりも,人間の「狂気」の方がもっと恐ろしいんですが。

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2006年6月27日 (火)

どこでもキャッシュレス

 先日,家の近くのレンタルビデオ屋が新規開店。オープン価格が「レンタル1本10円」だったため,DVDをまとめて10本(計100円!)借りてきました。ということで,毎晩DVD映画見るハメになり,夜はホント忙しいです。安いからついついムリして借りてしまうビンボー人,イヤですねー。

 ところで,現金をなるべく使わない僕は,このビデオ屋で,たった100円なのにEdyで支払ったんです。でもこの店,開店早々でバイト店員が慣れてなくてEdyをなかなか扱えず,おかげでレジは長蛇の列。ひんしゅくを買ってしまいました。

 これまで,いろんな店でこういったケースが多かったです。現金を扱わない方がお互い簡単だと思って,気を利かしてキャッシュレスしてるのに,店員の教育ができてなくてスムーズに扱えないということがよくあります。ケータイでカード決済できる三井住友の「iD」も最近使ってるんですが,まだまだ利用者が少ないからなのか,ほとんどの店でスムーズに決済できないですね。せっかくの便利なツールなのにホント不満。

 そんな中,富士山の8合目(標高3,400m)の山小屋で,7月からクレジットカードが使えるようになるというニュース。富士山を訪れる外国人登山者を中心にカード払いの希望が多いのを受けてとのことで,山小屋でのカード取り扱いは国内初。「クレジットカードが利用できる日本一高い場所」になるとか。それにしても,外国の人は登山に来てまでカード払いを希望するんですね,面白い。僕だったら,外国でカード番号が知られるのは何となく恐いので,外国ではなるべくカードは使いたくないですね。でも,国内では「キャッシュレスおたく」。機会があればぜひ富士山8合目へ行ってカードを使ってみたいものです。

 明日は出張でネットが使えないため,ブログの更新は休みます。では。

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2006年6月26日 (月)

「野球拳禁止」条例?

 先日のブログに書いた,水戸市議会の「連帯保証人」問題,結局は連帯保証人になった議員に対して議員辞職勧告が決議されたとか。入居者が家賃を滞納した時に家賃の支払いの代行を約束するような「連帯保証人」の場合には,公選法199条で禁じている「金銭,物品その他の財産上の利益の供与または交付,およびそれらの約束」に当たるという解釈だそうです。相当ムリがある解釈だと思いますが,もしこの解釈が正しいのなら,国会議員を含む多くの議員や首長が該当する可能性が高い。徹底的に調べて欲しいものです。

 それはそれとして,「笑える市議会」の続編・・・長崎県の雲仙市議会で,研修旅行先の宴会で一部議員が女性コンパニオン相手に「野球拳」をしていたとして,市議の「政治倫理条例」を可決したというニュース。この条例で,市議に対し「人格と倫理の向上に努め,品位を損なうような一切の行為を慎む」と定めたそうです。なんか学校の校則を思い出させるような規則ですね。こういうのを条例化しないと品行が保てない議員さんって,ホント情けないです。

 ところで,この「宴会」,訪問先の旅館で議員どうしが私費で催した懇親会で,一部の議員が女性コンパニオンと野球拳を始め,全裸になった女性コンパニオンが議員に酒をつぐ場面もあったとか。まさか議員さんは全裸にならなかったんでしょうねー(想像もしたくないですが)。この件が発覚したため,雲仙市議会は,全議員の5~20%の1ヶ月間の報酬カットを決めたとのこと。

 聞くのも恥ずかしいので,どうでもいいようなニュースなんですが,ただ気になったのは,懇親会が「私費で開催」,そして野球拳を始めたのが「一部の議員」,にもかかわらず全議員の報酬カットって「やりすぎ」とも思えます。詳しい状況がわからないので何とも言えませんが,もし法に違反する行為があったのなら,法的措置を講ずべき問題であって,全議員の報酬カットまでは必要ないのでは?

 想像するに,この「懇親会」に対してなんらかの「公的支出」があったのではないかと疑われます。それとも,この「研修旅行」自体が極めて「怪しい」旅行だったのかな? あ,議員さんの「研修旅行」ってそういうものなのかも。これはタブーでしたね。

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2006年6月25日 (日)

職務質問

 栃木県西方町で,警察官が不審な外国人2人に職務質問しようとしたところ,2人は逃げたため警察官が追跡。もみ合いになって警察官が発砲し,「不審者」の1人が死亡するという事件がありました。

 この手の事件って,当然のことながら警察官は不起訴になるでしょう。拳銃を持った警察官って,「不審な外国人」以上に危険な存在だと感じます。もっとも,警察官が発砲を許される場合はごく希で,万一発砲した場合には詳細な報告が必要とされているはず。自由に使えない拳銃なんて持っていてもほとんど役に立たないし,その代わりに「警棒」があるらしい。今回のケースも警棒で護身すべきだったと思いますよ。もっとも,警棒(ただの棒切れ?)にどれだけ護身の効果があるのかわかりませんが。

 ところで,この「職務質問」って,よく聞きますが,いったいなんなのか・・・調べたところ,「警察官職務執行法」によって,警察官は不審者を呼び止めて質問を行う権限が与えられているとのことです。この質問に答えるかどうかはあくまで「任意」なんですが,拒否するために手を振り払っただけでも「公務執行妨害」として逮捕される可能性があるとのこと。しかも,警察官が「不審者」と認めるのは警察官個人の主観に寄るところが大きく,根拠はきわめて あやふや です。

 この事件の後,警察署長は「職務質問しようとしたが反撃してきたため警告した。さらに攻撃してきたため身の危険を感じて発砲した」とのコメント,というか弁解。それよりも,なぜ不審だと感じて職務質問しようとしたのか,その職務質問が適正だったのか という方が我々にとっては身近な問題だし,感心があります。メディアはそういう点をきちんと質問して,報道して欲しいもんです。

 ちなみに,もしあなたが「職務質問」された時,答えたくない場合には,「任意」であることを確認した上で,「答える義務はないので拒否します」と宣言して立ち去ってよいとのこと。もしここで警察官が腕を取るなどの行為をした場合は,「職権濫用」として告訴できるそうです・・・ご参考に。

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2006年6月24日 (土)

消費税

 「小泉政権下では消費税率は上げない」と言われてました。そのためか,ポスト小泉政権では消費税アップが既定方針のように思われています。少し前,与謝野経済財政担当相は,増税の必要性を国民に説明するために,消費税を「社会保障還元税」に改め,社会保障関連費に充てる「目的税」とすべきだと述べていました。

 この「目的税」って,どういうしくみなのかシロートにはよくわかりませんが,特定の税をいくら切り離して別会計にしたところで,「国家予算」という大きな枠組みは変わらないんだし,しょせん目先の「ごまかし」にしか思えません。そもそも,かつて消費税を導入する際,その目的は「高齢化社会に備えた福祉目的のための大型間接税」と説明していた筈では? 今さら「目的税化しよう」なんて発言は許せないです。それじゃ今まで消費税はいったい何に使ってきたの? って言いたくなります。

 日本の消費税導入の歴史は,言ってみれば「だまし」「ごまかし」の歴史でした。消費税導入前の内閣は,新間接税制導入を示唆しては選挙に負け,引っ込めて選挙に勝ったら再び税制導入を目指すということの繰り返し。導入が本当に必要なら,キチンと国民に説明して理解を得るべきなのに,その努力をせずに「ごまかし」「隠し」で成立させたのが今の消費税だと認識しています。

 竹下内閣が「大型間接税は導入しない」との公約を破って消費税法を成立させた時,竹下氏は「これは大型間接税じゃない,中型かな」と言ったとか。ホント呆れました。そういえば,竹下内閣の時に参院補選で勝利した社会党(当時)の当選者(たしか東北の選挙区だったと思う)の,「当選したのは(消費税導入を決めた)竹下さんのおかげ」というコメントが有名になりましたね。

 この消費税導入時,政府は「内税」表示を推奨していたみたいです。これは,「知らない間に納税」という,徴税側にとっての間接税のメリットを生かしたかったからでしょう。ところが,「少しでも安く見せたい」という小売り側の思惑などもあり,内税はほとんど普及せず,大半の店は「外税」表示でしたね。

 政府としては,この「外税」表示が相当気に入らないらしく,2004年4月から「総額表示」を義務づけるように法改正されてしまいました。結局は,この「総額表示」は,消費者の税負担額を見えにくくするための策略であり,税率アップへの布石なんでしょう。でも,この総額表示って,税率が変わった時に店側の処理が大変だと思うし,結局は小売り店に「しわ寄せ」が来るのかなと感じます。

 本来は消費者が納税額を意識するためには外税がいいし,酒もタバコもできれば全部外税表示にして欲しい。そうすれば,バカらしくなってタバコを吸う人が減るかも知れませんね。

 そういえば,日本中いたるところにある「100円ショップ」。実際の販売価格は税込みで「105円」ですね。政府はいずれ,この店の名前も「総額」にして「105円ショップ」と名前を変更しろとでも言うんでしょうか。そして,消費税アップするたびに「120円ショップ」「150円ショップ」と変わっていくのかな。でも,これはこれで消費税アップがかえって目立つことになりますねー。

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2006年6月23日 (金)

クールビズ

 クールビズ・・・・このことばが作られて2年目になるそうで,「地球温暖化防止」という大義名分のもと,少なくとも政府高官に「だけ」はクールビズが定着したみたいですね。温暖化防止の効果のほどは疑問ですが。

 僕の勤める会社でも,夏は一応「クールビズ」を奨励しています。でも,会社から「ネクタイ着用禁止」の通達でも出ない限りは,夏でも原則としてネクタイ着用は続けるつもり。理由は,やっぱり,ノーネクタイって何となくサマにならない(似合わない)。それと,来客対応時や出張に行ったりする時には結局ネクタイは外せない。ネクタイを外せるのはそれこそ政府高官と面会する時ぐらいでしょう(そんな機会はありませんが)。「常にノーネクタイ」という一貫性がない限りはやりたくないです。

 やっぱり来客対応時にノーネクタイって,社会的には認知されていません。面会時にノーネクタイなんて,お偉い政府高官だからこそなせるワザだと思いますよ。それに,「冬はネクタイ着用」が儀礼なのに「夏はノーネクタイOK」というのも,なおさら認知されているとは言えないし中途半端。どうせなら,「オールシーズンともノーネクタイOK」を提唱してくれればいいのにと思います。あ,これはネクタイ業界からの反発があり,不可能かな?

 何よりも,「クールビズ」という呼称を決めたのが環境省であり,政府主導で進めているいうのが気乗りしない原因ですね。政府が沖縄に配慮して沖縄の正装「かりゆし」をPRしているのも気に入らない。「あまのじゃく」の僕としては,やっぱり政府の言うことには反発したくなります。政府が提唱している限り,クールビズが「流行」として広く定着することはないように思います。

 いずれにしても,本質的な問題は,真夏にネクタイって暑くないかということ・・・はい,たしかに暑苦しいです。代わりにその分,僕の「寒いギャグ」で冷やしてるんじゃないかって? う~~ん,そうかも。

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2006年6月22日 (木)

ドリームジャンボ

 今日は出張中のためネットが使えず,携帯からの投稿。

 6月に売り出された宝くじ「ドリームジャンボ」,バラで30枚買ったんですが,結果は,当選金300円×3枚は当然として,他に3,000円が2枚当たったんです。当選金合計6,900円。30枚のうち3,000円が2枚当たるなんて,ちょっと「できすぎ」なんですが,購入額が9,000円なので,77%のリターン。平均リターン47%程度の宝くじとしては,まずまず(それでも赤字)。でも,ホントはこんな低額賞金なんていらないんですよね。低額賞金はやめて,その分高額賞金が当たる確率を上げて欲しい気がします。

 そこで,宝くじの平均リターン47%のうち,低額賞金と高額賞金がそれぞれどれぐらいなのか,ちょっと計算してみました。

 とりあえず,1,000万円以上を「高額賞金」,100万円以下を「低額賞金」として計算してみたところ,高額賞金のリターンは23%,低額賞金のリターンは24% でした。ドリームジャンボを買う人って,ちょっとした「小遣い稼ぎ」ではなく,やっぱり「一攫千金」狙いですよね。だったら,この23%という数字,ちょっと低すぎです。

 ところで,最近人気低迷と言われている「toto」。このうち「totoゴール3」「mini toto」の賞金は低額,「toto」の1等賞金は比較的高額(最高2億円!),2等賞金は低額でしょう。「toto」のリターンは50%なんですが,1等と2等を分けて計算すると,1等のリターンは40%,2等のリターンは10%なんです。つまり,「一攫千金」狙いなら,宝くじの「23%」よりも「toto」の「40%」の方がオススメです。特に,1等当選者がなくて当選金が次回に繰り越しになった時が狙い目。その時の平均リターンは約2倍になります。

 ということで,ワールドカップが終わったら,気分転換にJリーグに熱中してみようかなー。

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2006年6月21日 (水)

生きる

 昨日書いた「2001年宇宙の旅(1968年 アメリカ)」が,僕の好きなベストワンの映画。一方,僕の最も好きな日本映画は,黒澤明監督の「生きる(1952年 東宝)」なんです。もっとも,映画を「外国映画」と「日本映画」に分類するのってあまり意味ないし,「日本映画」という呼び方はあまり好きではないんですが。

 この「生きる」,若いころに見てすごく感動したんですが,最近DVDで改めて見ました。何度見ても感激モノです。ストーリーは,自分が胃ガンで余命短いことを知ってしまった役所の課長が,死を目前にして「生き甲斐」を見いだし,市民のために公園作りに奔走するというお話。「死」を宣告された人間がいかに「生きる」のか,とても興味あるテーマです。

 主人公や家族には告知されていないのに,本人は胃ガンであることを知ってしまうんですが,本人にも家族にも告知しないなんて「あり得ない」と思います。でもこれはまあ映画だし,ご愛敬か。

 志村喬さんの鬼気迫る演技が迫力満点で素晴らしかったし,数々の映像表現も見事。「ハッピー・バースディ・トゥー・ユー」のシーンは何度見ても泣けます。

 あと,「何もしないことが最良」とする役所の仕事に対する痛烈な批判や,助役とその取り巻きの「いやらしさ」が見事に表現されています。特に,役所に対する批判は痛快です。昔から役所ってこんなんだったんですねー。

 それにしても,この映画が作られた1952年以前の映画って,すべて「著作権切れ」の筈。なんで日本映画の廉価版DVDが発売されないのか,不思議です。もう一度見てみたい古い日本映画,いっぱいあるのに。

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2006年6月20日 (火)

液晶かプラズマか

 今,パソコンの画面でもテレビ画面でも,ほとんどが平面(フラット)ディスプレイ。そしてディスプレイの枠も真っ直ぐの長方形。これ,今ではフツーなんですが,この平面ディスプレイが普及してから10年と経ってないんです。昔のディスプレイって,球面で,かつ枠は丸く曲がっているのがフツーでした。

 「2001年宇宙の旅(1968年,アメリカ)」というSF映画の名作がありますね。僕はこの映画が大好きで,このブログのタイトルはこの映画をもじって付けたんですが,40年近く前の映画なのに,この映画の中で出てくるディスプレイは平面の長方形。これが当然のように出てくるんです。ホント凄い映画です。おまけに,ちょうど2001年頃に普及し始めた液晶ディスプレイを思わせるような超薄型の小型ディスプレイも登場します。宇宙船のデザインも,映画製作当時には想像できなかったような機能的なデザインで,これ今のスペースシャトルにそっくり。この映画の予見性にはホント感嘆します。

 ところで,今,薄型の大型テレビを二分している液晶とプラズマ。「フルスペックハイビジョン」の呼称の適否などを含めて家電業界は火花を散らしていますね。ちなみに,我が家のテレビはいまだにブラウン管。言ってみれば「古スペック」か? それはともかく,この液晶方式とプラズマ方式,シェア的にはどっちに分があるのかよくわかりませんが,個人的には断然「液晶」が好きですね。

 画面の視野角や綺麗さなどはほぼ互角だと思うんですが,決定的に違うのは画面の「光沢」。プラズマがテカテカのガラス面なのに対し,液晶は「つや消し」状態。このため画面への「映り込み」を防止できるので,結果的に画面がとても見やすくてキレイなんです。これ,大型家電店などの展示品を見比べると一目瞭然。なのに,なんでプラズマが売れるのか不思議なくらいです。

 かつてのブラウン管全盛時代,画面は球面だったので,テレビ画面に部屋の照明が映り込んで見にくいことがよくありました。でも,一部に光沢を抑えた画面のテレビが発売されており(20年ぐらい前だったか),このテレビが欲しくて,大枚はたいて買ったものでした。それぐらい,僕は画面の「光沢」にはこだわりがあるんです。

 ところが,最近のパソコン。ほとんどが液晶ディスプレイになってきていますが,光沢がなくて美しいはずの液晶なのに,最近のものは多くのメーカが,わざわざ「映り込み」の多いガラス面を採用しているんですよね。これ,ホント不思議です。一度技術者に理由を聞いてみたいと思っています。あるいは,最近は,照明を消した真っ暗な部屋でパソコンを使う人が多いんでしょうか。まさかねー。

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2006年6月19日 (月)

笑えるニュース

 6月17日の新聞記事から,笑えるニュースをいくつか。
 (記事・写真はいずれも6月17日付朝日新聞から引用)

 まずは,東京都清瀬市の接骨院経営者が,自分の患者からクレジットカードを盗んでATMから現金50万円を引き出し。その際,顔がばれてはまずいと,人の顔が描かれたゴムマスクを着用したとか。

 下の写真は,そのゴムマスクの写真。これで変装? こんなマスク着けたら,かえって目立つじゃん! バカみたい。

Photo_9

 次に,相変わらず笑わせてくれる民主党関連。「民主党の黄門さま」とか呼ばれている渡部恒三氏に,「葵の御紋」の代わりに民主党名と党のマークをあしらった印籠が贈られたという。民主党議員の後援者の本職が3ヶ月かけて作ったとか。下はその写真。

Photo_10

 渡部氏は「これを持って全国を回る」と言ってるそうですが,民主党マーク入りの印籠じゃ,たぶん見せても全然「効果」ないと思いますよ。恥ずかしいからやめましょう。

 ちなみに,我が茨城県の水戸は水戸黄門ゆかりの地。水戸あたりにはお土産用の「葵の御紋入りの印籠」を売ってます。こっちの方が,イザという時には多少「効果」あるかも。ご希望の方は,当方へ連絡いただければ発送しますよ。

 水戸関連ということで,茨城県水戸市議会のローカルニュースを・・・水戸市議会議員が,水戸市営住宅の家賃を滞納していた男性の連帯保証人になっていることが「公職選挙法違反」だと指摘され,別の議員が発言内容の調査を求める動議を提出して議会が混乱。この結果,連帯保証人になった議員を含む某政党の議員4人が議会出席停止の懲罰処分を受けたとか。

 議員が連帯保証人になることが公選法違反になる可能性があるという解釈,初めて知りましたが,それにしても,この懲罰は明らかに特定政党に対するイジメ。とてもオトナの議会がやることとは思えません。笑えます。

 同じ茨城県の常陸大宮市議会では,13人の市議が辞職願を提出したところ,採決の結果辞職が認められず,逆に「審議途中での辞職願は職責を全うしていない」として懲罰動議が出されて可決したとか。

 辞職願を出すことが懲罰対象なんて,ちょっと信じられない。この市議会って,ほとんど子供のケンカみたいなことをやってるように思えます。同じオトナとして恥ずかしいです。

 ということで,ちょっと笑えるというか,情けないニュースでした。ではでは。

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2006年6月18日 (日)

熱中しすぎると・・・

 サッカー・ワールドカップに関する最近の「番外ニュース」を2件。

 その1:奥さまに「W杯逃避ツアー」・・・ワールドカップの期間中,スポーツバーでビールを飲みながらテレビで試合に熱中し,家庭を顧みないドイツの男性。こんな夫らにうんざりしたサッカー嫌いの女性に目を付けた旅行会社が「奥さまにサッカー中継が一切ない優雅な温泉リゾートを」と,アルプスの保養地などへの「避難」を支援。世論調査会社によると,ベルリン市民の49%が「W杯騒ぎが神経に障る」と回答。W杯が「楽しみ」なドイツの男性67%に対し,女性は43%にとどまる。(6月8日 共同新聞Webニュースより)

 ベルリン市民の約半数がW杯嫌いとは,この数字ちょっと意外でした。日本ではどれぐらいの数字なのか「?」ですが,こんなツアーがないところを見ると,「熱中率」はかなり高いんでしょう。もっとも,国内には「避難」する場所なんてないですが。ちなみに,我が家の同居息子2名は,一人が大のサッカー「おたく」,もう一人が大のサッカー嫌いで犬猿の仲。テレビのチャンネル争いも激しく,困ったもんです。

 その2:停電に怒り電気会社を襲撃・・・バングラデシュで「アルゼンチン VS セルビア・モンテネグロ戦」の中継の途中で停電。W杯放送中の度重なる停電に腹を立てたサッカーファンが,竹の棒を振り回したり投石したりするなどして電気会社を襲撃し,職員2人が軽傷。バングラデシュにはブラジルやアルゼンチンのファンが多いという。(6月17日 共同新聞Webニュースより)

 日本の電気は停電率の低さで世界一と言われており,ありがたいものです。日本の電力会社に感謝感謝。もっとも,電気料金の高さも世界トップクラスだとか。それにしてもバングラデシュ,自分の国が出場していないのに,この熱中度。スゴイです。他に娯楽とかないんでしょうかねー。

 まあ,いろんな国にいろんな人がいるものです。18日は日本チームにとって「運命の一戦」。結果がどうあれ,日本の皆さんは冷静に行きましょう。週明けの仕事にも差し支えますからね。また,もし勝っても,ライン川や道頓堀川に飛び込まないように! 超危険ですから。

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2006年6月17日 (土)

プログラムミス

 シンドラー社のエレベータ事故により,全国あちこちのビルで同社製のエレベータの緊急点検を実施しているというニュースがありましたが,これって単なる「気休め」。ほとんど意味ないんじゃないかと思います。

 これまでのエレベータ事故の内容は,突然おかしな動作をするという類のものが多かったらしい。緊急点検で異常が簡単に見つかるようなら,そんな現象は常に起こっているでしょう。この手の異常動作って,あきらかにソフトの不良。ハードを点検しても見つかりっこないので,制御回路のソフトのチェックや再試験をすべき問題です。

 案の定,16日にシンドラー社は制御プログラムの設計ミスを認める発表をしましたね。同社は「例の事故機はプログラムの種類が違い,関連はない」と言っているそうですが,これもたぶん別のソフトの問題だと思いますよ。

 それにしても,エレベータはもちろん,今やテレビでも携帯でも,どんな電化製品でも制御回路にはソフトは「つき物」。回路のソフト化によって,より複雑で高度な動作ができるようになった反面,ソフトに問題があった場合の動きは全く「予期せぬ動作」となり,エレベータやクルマなどの,安全性にかかわるものの場合はホント恐いです。コンピュータ制御のクルマなんて,機械式では絶対ありえないような,「減速すべき時に加速する」なんてことも,ソフト不良だったらありそう。コワイです。

 そして,回路がソフト化することにより,保守作業員や修理者には回路の中身は見えない。「形だけ」の動作確認をして「点検の結果,異常なし」となるんでしょうかねー。

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2006年6月16日 (金)

受信料は必要?

 スタジアムなどの大画面でサッカーの試合を観戦する「パブリック・ビューイング」,あちこちで開催されているようですが,これって有料観戦のものは放映権などが絡んでけっこうややこしい問題があるとか。店内の大型テレビなどで観戦できるスポーツバーなんかも,有料のものについてはFIFAに放映料を払う必要があるという話も聞きます。個人的には,これぐらいは大目に見てもいいんじゃない? と思います。もっとも,僕はどっちかというと「自宅でのんびりビール飲みながら観戦」派ですが。

 それはともかく,こういったスタジアムやスポーツバーなどの大型テレビ,当然テレビ放送が映るわけだし,抜け目のないNHKさんは当然受信料を徴収しているんでしょう・・・と思っていたんですが,先日,「民放からは50年以上未徴収」というニュースがありました。NHKには「抜け目」がいっぱいありそうです。

 これまで,民放の放送局内にあるテレビは「自局の放送の監視が目的で受信契約の対象外」としてきたのを,業務目的外のテレビが増えてきたとして,今年4月にNHKの内規を改正。除外対象を放送・技術関連の部局に置かれたテレビに限定し,事務系の部署や食堂・ロビーなどのテレビを徴収対象に変更したとか。このため,在京5キー局は受信契約を結び,4月から受信料支払いを始めたらしい。

 これ,笑えるニュースです。自局の番組制作目的外とはいえ,民放各社が局内のテレビでNHKなどの他局の番組を見ているとは思えないですよね。なのにテレビがあるだけで受信契約。放送法に相当ムリがあるのを露呈したと言えます。よくまあ民放各局とも反対しなかったものだと感心します。マスコミが受信料支払い拒否なんかしたら,それこそ国民の非難を浴びるとでも思ったんでしょうか。それとも,民放各社にしてみたら微々たる金額なんで,どうでもいいと考えたんでしょうか。

 でも,こういうケースって,「契約数」はいったいどうやって決めるのかが大いに疑問。テレビの台数分?・・・正しくは,企業の場合,テレビが置かれた場所や部署ごとに受信契約を結ぶことになっているらしいですが,外部からは正確な数は把握困難でしょう。これってけっこうテキトーだと思いますよ。

 このニュース,図らずも受信料徴収基準のあいまいさが露呈したと言えます。NHKは相変わらず不祥事が多いし,このニュースも含めて,ますます受信料を支払う意思が遠ざかったような気がします。

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2006年6月15日 (木)

日銀総裁の投資問題

 日本銀行の福井総裁が「村上ファンド」に1,000万円を投資していたことが問題視されているニュース。

 この問題,現在も拠出が継続しているとはいえ,投資したのは総裁就任前のことであり,もちろん福井氏個人のお金。ましてインサイダー取引をしたというわけでもないですね。この投資行為がなぜ問題視されるのか,専門外の僕にはイマイチ理解できません。村上氏がインサイダー取引容疑で逮捕されたから問題なのか,村上氏が逮捕されなかったとしても問題になったのかなど,どうもスッキリしません。

 この件に関しては,財界や政府・与党関係者は概ね肯定的。一方野党は徹底追及の構え。野党も追究するなら,いったい何が問題なのか,しっかり指摘して欲しいものです。ついでに,国会質問にパネルを持ち込むのはやめましょう。いかにも「マスコミ向けのパフォーマンスです」ってのがミエミエで,格好悪いです。(特に民主党さんへ)

 それにしても,政府の政策でもなんでもない,ある一個人の行動であり,これに対して,与党の中で福井総裁の行動を批判する人がいても不思議じゃないし,野党の中に認める人がいてもおかしくない。立場が異なるとはいえ,与党・野党がそれぞれ揃っておんなじ態度を取るのって,ホント奇妙です。偶然の一致だとは思えない。この件に限らず,みんなオトナなんだし,自分の価値判断でキチンと判断して欲しいものだと思います。

 ところで,公職者の投資行為って,どこまで認めてどこから制限すべきかというのは難しい問題ですね。銀行に預金するのもある意味で「投資」。でもこれは当然許されるでしょう。たとえば国債の購入はOK? 土地の購入は? 投資信託や株式は許されない?・・・よくわかりません。

 諸外国では,公職者の不正な財産増殖を防ぐため,財産を信託会社に登録させて管理する制度があると聞きます(「ブラインドトラスト」と言うらしい)。これも一つの考え方でしょうが,対象者の範囲をどこまでとするのかは難しいし(国会議員すべて?),また,必要な時に預金を引き出せないのは「財産権の侵害」とも思える。難しい問題ではありますが,いずれにしても,それなりの立場の人は,疑われるような行動は厳に慎むべきということでしょう。

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2006年6月14日 (水)

戸籍

 1週間ほど前に「夫婦別姓」のことを書きました。同姓・別姓以前に,「姓」という概念そのものが不要になっていくんじゃない? とも書いたんですが,そうなると,「戸籍」というのものの目的というか必要性って何なのか,考えさせられます。

 今,国家や自治体が国民(住民)を管理しているのは住民登録制度と戸籍制度。このうち,「戸籍」というものを多くの人が意識するのは,たぶん,結婚の時と相続の時ぐらいじゃないかと思います。婚姻って,事務処理的には「新たな戸籍を作ること」にほかならない。そして,ふだんはバラバラになっている兄弟でも,いざ相続ということになると,いやでも「戸籍」を意識せざるを得ないでしょう。家族の絆=戸籍での繋がり というのも,ちょっと悲しい気がしますが。

 戸籍制度というのは,歴史的には徴税・徴兵のために作られた制度と言われており,「管理されたくない」立場としては戸籍って不要だと思いたくなります。でも,現実には,戸籍をなくして住民登録制度だけにするというのは秩序が保てなくなり,難しいでしょう。

 戸籍の必要性は認めるとして,それでも,「本籍地」というものがなぜ必要なのかは全く理解できません。そもそも「本籍地」っていつでもどこでも自由に変えられるし,実際に人が住んでいる場所でなくても構わないらしい。たとえば北方領土でも竹島でも沖の鳥島でも構わない。皇居を本籍地にする人が多いという話もよく聞きます。

 同和問題などの関係もあり,他人の本籍地を聞いてはいけないことになっており,記載が必要な場合でも都道府県のみとなっていますね。誰でも自由に移動できる本籍地の開示がなぜ問題になるのか,ちょっと理解に苦しむところではありますが,そもそも実体として意味のない「本籍地」という制度こそ廃止すべきだと思いますよ。本籍地の記載は全員「日本」だけでいいんじゃない? 今や住基ネットも整備されて必要な住民情報は全国どこでも取り出せるシステムになっているはず。「本籍の役所で戸籍を保管」なんて,今や意味無いでしょう。

 さらに,それ以上に理解できないのが,運転免許証にだけはいまだに本籍地そのものがズバリ書かれていること。パスポートにすら記載ないのに,これホント奇妙です。こんなことをいつまでも続けているから,警察って好きになれない?

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2006年6月13日 (火)

電話の昔と今

 ホントかウソか知りませんが,電化製品のうち,回転するものの名前は「・・・機」(たとえば 発電機,洗濯機,扇風機 など),回転しないものは「・・・器」(たとえば 変圧器,加湿器,温水器 など)なんていう話を昔聞いたことがあります。これがホントだとして,回転しない電話機がなんで「電話機」なのか?・・・昔は電話機のダイアルが回転式だったから? いえ,たぶん,電話局を呼び出す時にハンドルをぐるぐる回していた時代の名残りなんでしょうねー。

 これはまあ,どうでもいい話でしたが,今やポケットにも入る大きさの携帯電話。昔と比べて電話機の小型化・軽量化は凄まじいです。たまに公衆電話を使うと,受話器(あ,これは「器」ですね)のあまりの重さにビックリします。受話器を1分も持つと手が痺れて耐えられないです。

 電電公社時代から続いていた電話加入権(施設設置負担金)が廃止されそうだというのも,なんかスッキリしません。僕が固定電話を敷設したのは,加入料がピークの80,000円の時でしたね。施設設置負担金が2005年に72,000円から半額の36,000円に引き下げられたため,電話加入権の資産価値が下がったとして,法人37社と個人69人がNTTや国を相手に計約1億円の損害賠償を求めて提訴したというニュースが最近ありました。これに対してNTTは,「施設設置負担金は回線建設費用の一部であって権利ではなく,電話加入権の財産的価値を保証するものではない」との見解。なんか騙されたような気分です。

 「電話帳」も昔と比べてずいぶん変わりましたね。そもそも,紙の電話帳を引くという機会自体が激減しています。

 その昔,電話帳は「職業別」「五十音別」という名前だった。今は「タウンページ」「ハローページ」と呼ぶらしいですが,この命名はどうも気に入らない。なんで「五十音別」が「ハローページ」なのか,まったく意味不明。というか,この名前に変わった当初,何度聞いてもどっちが「タウンページ」でどっちが「ハローページ」なのか,わからなかったです。

 この五十音別電話帳,「五十音別」と言いながら,昔は掲載順序は「読み」の順序でなく同じ漢字ごとに分類されていたので,慣れないと超引きづらかった。これは改善されて,最近は「読み」の五十音順になっているみたいですが。

 「タウンページ」については,最近は「個人名」と「企業名」が別冊子になっていて,「個人名」は希望者にしか配布されない。個人情報保護のためだと思うんですが,自分の家は電話番号を公開しているので,希望しないと配布されないというのはどうもスッキリしません。将来的には個人電話番号ってすべて非公開になり,個人名の電話帳って廃止になるような予感はしますが,現時点では,電話番号を公開している人には配布し,非公開の人には配布しないとするのがスジだと思いますが,いかがでしょうか。

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2006年6月12日 (月)

相乗り候補

 ちょっと前のニュース・・・来年の統一地方選挙に向け,民主党は,今後の知事選と政令指定都市の市長選では「対立軸を打ち立てて戦うことを目指す」として,与党と同じ候補を推薦・支持することは原則としてしない方針を決めたとか。

 「反役人」「反記者クラブ」などの改革路線を実行した田中知事が去就を明らかにしていない長野県知事選(7月20日告示)あたりがどなるのかは,大いに興味あるところですが,なんでもかんでも「与党と相乗りしない」と事前に決めつけていいものか,ちょっと単純すぎるような気がしました。後から他党が「相乗り」してきた場合はどうするんでしょう。ところで,マスコミの記事が悪いのかも知れませんが,「与党」という表現も気になります。正しくは「国政での与党(自民・公明)」という意味ですね。

 そんな折り,滋賀県知事選(6月15日告示,7月2日投票)では,自公両党が推薦を決めている現職候補を「相乗り」で推薦する「例外適用」をさっそく決めたとか。上の発言からわずか18日後。「舌の根も乾かないうち」とはよく言ったものです。民主党の言い訳は,「先の党本部方針の決定前に県連が方針を決定していたから」とか。やれやれ です。

 民主党に関する別のニュース・・・「偽メールによる国会質問」の反省から,民主党は若手議員を対象に国会質疑の勉強会を開いたとか。この日の講師は菅直人氏。自らの経験をもとに「スキャンダルの追及には,事実関係を直接的関係者から聞いたり資料を手に入れたりしないといけない」と忠告したとか。今ごろ何言ってるねん? という感じではありますが,質疑のプロ集団の国会議員にこういう「勉強会」をしなければならない政党って,ホント心配です。

 でもまあ,「国会質問が命」の野党と違って,自民党は国会質問に関しては「お気楽状態」でしょう。その意味で,こういう「勉強会」の必要がない自民党若手議員の方が民主党議員より優秀だとは決して思ってはいませんが。

 ついでにもう一つ。社民党が内閣不信任案の提出を他の野党に呼びかけ。これに対して民主党の鳩山幹事長は,小泉政権を信任できないとの考えに同調しつつも,「出す以上は可決を目指す。可決する可能性があるかをしっかり読み取って行動しなければならない」と,提出に否定的な考えを強調。民主党が提出する法案はすべて「可決する可能性がある」ものだったんですね。初めて知りました。感心です。

 ま,内閣不信任案に関しては,「提出して否決されたら信任したことになるので出すべきでない」とした小沢代表の意向もあり,たしかに出せばいいというものではないし,いろんな考え方があるでしょう。かつての大平内閣みたいに,自民党の内紛から「予期せぬ不信任案成立」なんてことがないとも限りません。でもまあ,今回は可決の可能性はほぼゼロ。不信任案を出すよりも,別のことにパワーをかけた方が賢明だと思いますよ。

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2006年6月11日 (日)

役員報酬

 過去最高の業績が続いているトヨタ自動車が,現在26人いる取締役に支払う月額報酬合計額の「上限」を,現在の「1億3,000万円」から「2億円」に引き上げるとか。

 ちなみに,05年度の取締役報酬額の1人あたりの単純平均額は,トヨタが約3,600万円,日産が約2億3,000万円,マツダが4,300万円,ホンダが2,400万円だそうです。好業績のトヨタを差し置いて日産が突出してますね。凄いです。それでも,アメリカの大企業の役員報酬に比べたら,格段に低いみたいですが。

 かつての高度成長時代に入る前は,世の中全体の貧富の差が激しく,同じ会社内でも新人と役員の報酬の差が大きく,当時は「社長の報酬は新人の約100倍」とか,「大企業の課長ともなれば,1回のボーナスで都心に一戸建ての家が買えた」とかいった話を聞いたことがあります。今では社長と新人の報酬の差はせいぜい7~8倍とかで,日産を除く各社がまさにちょうどそれぐらいですね。そして日産がまさに「高度成長期以前」の所得格差なんでしょうか。

 新人と役員で100倍もの所得格差がある状態,これを「搾取」だと感じる人もいるかも知れませんが,僕がもしこの会社の従業員だったとしたら,会社が業績を上げて従業員や社会へそれなりに貢献できている限りは,この程度の格差は「正当な報酬」だと思います。

 高度成長期以降,みんなの所得が上がるにつれ,社内の上下間の格差が縮小してきた。その結果,今では「職位が上がって責任が重くなっても,残業代はつかないし,責任に見合った所得が得られない」という不満が蔓延していると思う。その結果,「頑張って偉くなっても仕方ない」と考える従業員が多くなり,ひいては企業の活力が低下していくんではないでしょうか。従業員みんなが「頑張って偉くなりたい!」と思うことこそが,企業の成長に繋がると思います。このため,「偉い人」にはそれに見合った報酬を支払うべきだと思いますね。

 ただしこれは,自分がこの会社の「正規社員」だったらそう感じるだろうなと思う「余裕」のある意見。大企業を取り巻く社会全体を見た場合,合理化による正規社員の人員削減,コストダウンと部品在庫削減による下請け企業へのしわ寄せなど,特に自動車産業は「えげつない」という話も聞きます。社会全体から見れば,役員の高額報酬はやはり「搾取」と言われても仕方ないとも思います。立場(見方)が変わると正反対。難しいです。

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2006年6月10日 (土)

エレベーター

 これまであまり馴染みのなかった「シンドラー」ブランドのエレベーター,一躍全国的に有名になりましたね。同社のエレベータは国内では8,834基でシェア1%しかないものの,官民比率はおおむね3:5とのことで,他社に比べて圧倒的に「官」の比率が高いそうです。「官」の場合は,民間が建築する建物と違い,エレベーター単独での入札により,価格の点でシンドラー社が有利だったんでしょう。

 石原都知事は,同社のエレベーターが都営住宅などで多く使われていることを受けて,「入札でシェアが高いのは『安かろう』だからと思うが,『悪かろう』では困る。原因解明が行われるまで『要注意』とか『シンドラー』とかのステッカーを貼って乗らないようにすればいい!」と語ったとか。

 たしかに「安かろう,悪かろう」なのかも知れませんが,価格「だけ」の一般競争入札でメーカを決めたのは自治体の責任。他人事のようにメーカを批判したり「乗らなければいい!」と言ったりするのは筋違いだと思いますよ。そもそもエレベーターって設置費に比べてメンテナンス費の比重が大きいらしいのに,初期導入コストだけでメーカを選ばれてもねー,と思います。

 自治体としては,価格だけで厳正に選ぶというのは,ある意味「正しい姿勢」なんでしょうが,それじゃあ自治体が購入するすべてのモノについてそれが貫かれているのかというと,結構怪しいもんでしょう。たとえば僕が住んでいる町は,「市」の名前が某大手電機メーカと同じという企業城下町なんですが,公的な建物に設置されている電化製品は,エレベータに限らずやたらこのメーカの製品が多いように感じます。また,原子力施設が近くにあるため,各家庭に高価な防災無線受信機が配布されているんですが,当然のようにこのメーカの製品。公正な入札結果による「偶然」とはとても思えないです。

 同じように,愛知県豊田市が税金で購入するクルマなんて,たぶん圧倒的にトヨタ車が多いんではないでしょうか。これ,あくまで想像ですが。

 話はそれますが,この豊田市には陸運局があり,通常は陸運局の所在地の名前になるナンバープレートについて,敢えて「豊田」を外したと聞きます。もっとも,地元から申請のあった「ご当地ナンバー」として「豊田」が約1年前に認められたとのことで,今では「豊田ナンバーの日産車」が既に存在しているのかも。

 ところで,豊田市に日産の営業所ってあるんでしょうか・・・調べてみたところ,1軒だけあるみたいです。こちら↓
http://www.mikawa-nissan.co.jp/02_showroom/shop_07_toyota_01.html

 「豊田市内に1軒しかない日産店舗!」と書かれています。通常の日産の販売店だと「××日産××店」とでも呼ぶところなんでしょうが,こちらは「日産ギャラリー豊田梅坪」だと。「日産×××豊田店」とは呼びたくなかったんでしょうね,やっぱり。店名にも苦労されているようです。

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2006年6月 9日 (金)

ボディータッチ

 6月6日のニュース・・・「おはらい」と称して女性の体を触ったとして,長崎県警は佐世保市の住職(65)を準強制わいせつの疑いで逮捕。同容疑者は,法事のため同市内の無職女性(76)宅を訪問。法事後,おはらいを装ってこの女性と家族の無職女性(49),女子高校生(18)の胸などを触った疑い。女性たちが同日,「おはらいだと信じ込んでいたが,思い返すとわいせつではないか」と警察へ届けたらしい。(asahi.com より)

 別にたいしたニュースじゃないんですが,教師・警察官・大企業の社長だけでなく,とうとうお寺の住職にまでセクハラ疑惑ですか。やれやれ です。

 この「事件」で面白かったのは,「おはらい」を受けた76歳,49歳,18歳の3人の女性,誰が「わいせつ罪」の対象だったんでしょうか? 76歳の女性も対象になったの? もし綾小路きみまろ氏だったら,「50歳以上の女性は触っても『わいせつ』にはなりません!」とでも言うんでしょうか。あ,不謹慎でしたね。すみません。

 ところで,僕が若かったころ,空港のゲートを通過する時,しょっちゅう金属探知器に引っかかりました。どうも金属製の名刺入れがダメだったみたいです。で,当時は探知機に引っかかると,必ず警備員がボディータッチして調べたものです。しかも,たいていが女性警備員。別に女性にボディータッチされて喜んでたわけじゃないですよー。男性警備員が女性の乗客をボディチェックすることはあり得ないのに,女性警備員が男性の乗客をボディチェックするのはなんでOKなのか,当時は不思議に思ったものです。同じように,女性が男性用トイレの清掃をするのはアリだけど,逆はありえないですよね。これ不思議です。逆の意味で「男女差別」では?

 それにしても,最近よく使われる「ジェンダーフリー」ということば。これの正しい意味は何度聞いてもよくわからないです。

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2006年6月 8日 (木)

ネット選挙運動

 少し前のニュースで,自民党の選挙制度調査会がネットによる選挙運動に関する最終報告案を公表。これによると,ホームページの利用は解禁するが,他人になりすましてのメール送信などを防ぐためにメールは禁止とか。また,なりすましによる虚偽のHP開設を防止するため,HPには責任者のメールアドレス記載を義務づけるとか。

 「偽メール事件」の件もありメールは信用できないため,メールによる選挙運動は禁止というのはわからないでもないですが,だからといってHPは信用できるというのもヘンな理屈です。また,HPの信用性を保証するためにHPにメールアドレスを明示せよというのもおかしい。自己矛盾ですね。メールアドレスなんて,誰でも偽名で簡単に取得できます。フリーメールはもちろん,その気になればフリーでなくても取得できます。

 片や,民主党が7日に公表した公職選挙法改正案。メール・ブログ・インターネット上の有料広告などを使った選挙運動を原則解禁する内容で,今国会に提出するとか。例の「偽メール」事件で混迷した民主党がメールによる選挙運動解禁を提案するというのは面白いものですが。

 たしかに,「なりすまし」を危惧してネットによる選挙運動の全面解禁は認めないという自民党案は理解できます。でも,この「なりすまし」の危険性は紙の文書でも電話でも同じでしょう。選挙運動期間中に「怪文書」が出回るのはよくある話だし,対立候補の名前で無愛想な「ニセ電話」をかけて対立候補の印象を悪くするするという悪質な手段も聞いたことがあります。さすがに「選挙カー」での「なりすまし」はなさそうですが。いずれにしても,紙や電話はOKでネットは禁止というのはいかにも時代遅れ。時代の流れから,ネットの全面解禁は止む無しだと思います。

 結局は,有権者がホンモノ・ニセモノを正しく判断する目を養うしかないし,そこに期待するしかないでしょう。以前「選挙運動は必要?」という記事にも書いたんですが,有権者は,候補者の選挙運動期間中「だけ」の主張や,怪しい文書やネットの情報や,マスコミの報道などに惑わされずに,議員の活動実績などの客観的事実を基準に選ぶようにして欲しいものだとつくづく思います。

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2006年6月 7日 (水)

夫婦別姓

 夫婦別性じゃない,夫婦別姓・・・民法改正案を野党3党が共同で提出。法制審議会が夫婦別姓の導入を答申してから今年で10年になり,9回目の法案提出。うち過去8回はすべて廃案とか。

 夫婦別姓については,国民の間には賛否両論あると思うんですが,反対だと思う人は自分自身が同姓にすればいいだけだし,基本的に当人の自由意思で選べるような選択制にすべきだと思いますね。夫婦別姓を認めた場合,子供の姓をどっちにするかなどの現実的な問題は残るものの,当人(夫婦)がそれを承知で採用するなら,その意思は尊重すべきと思います。なんでこんな簡単な法案が何年経っても成立しないのか(成立させようとしないのか)不思議でしかたないです。

 ちなみに,調べたところ,韓国では「姓」の概念が薄く,夫婦別姓しか認められていないとか。中国やスペインでも原則として夫婦別姓。イギリス・ドイツ・フランスでは夫婦同姓,スウェーデンでは同姓・別姓ともに認められているとか。

 そもそも,これから将来にわたって「姓」という概念が必要なのかは疑問ですが,それはそれとして,「本名」自体の重要性が低くなっていくのではないかというのが僕の考えです。

 夫婦別姓を主張する人は,結婚して姓が変わることへの抵抗感や,仕事の上での実際上の「不便さ」などを理由に挙げていると思います。そういえば,結婚して姓が変わっても,会社内では「旧姓」を継続して使用している人を何人か知っています。こうなると,そもそも会社内で「本名」を名乗る必要性があるのかさえ疑問。会社に入った際に,芸能人よろしく,各人が選んだ「俗称」を名乗るようなシステムにするのも面白いんではないでしょうか。

 これには,個人情報保護の浸透に伴って,「実名」に対して抵抗感が大きくなってきたこともあります。銀行とか病院とかでは,窓口から実名で呼ばれることがありますね。しかも病院ではフルネーム。昔と違って,これすごく抵抗あります。デパートやスーパーの店員さんが実名の名札を付けてるのも気になります。特に女性の場合には,どこにストーカーがいるかわからないし,実名の名札を公然と付けるのは抵抗あるんじゃないでしょうか。

 ところで,混雑したレストランなどで,空席待ちのために台帳に名前を書いたりすることがよくありますね。これ,ほとんどの人が実名を書いていると思うんですが,単に「呼び出し」だけのための名前であり,実名を書く必要性は全然ありません。このため,僕はいつも実名でなくテキトーな名前を書いています。え? 偽名での「怪しい行動」に慣れてるんじゃないかって? いえいえ,決してそんなことはないです。レストランだけですよ。

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2006年6月 6日 (火)

動物の運命

 「動物の運命」を感じさせる話題を2つ。

 かつて「カルガモのお引っ越し」で有名になった三井物産ビルの人工池のように,カルガモの繁殖地となる都心の人工池が毎年増えているとか。下の写真は,キャピトル東急の庭園を泳ぐカルガモの親子。ホント,カワイイもんです。(asahi.comから転載)

Photo_6

 このカルガモに猫や蛇が近づかないように,ホテル側は池に網を張り,毎日えさを与えているとか。カラスなどの外敵に襲われることもたまにあるものの,大半は無事巣立っていくとのことで,外敵の多い自然の中でカルガモのヒナが無事に巣立つ確率は2割程度なのに対し,都心の人工池での生存率は7割を超えるとか。

 この他にも,カルガモが繁殖地に選ぶのは,警備員が常駐して外敵が近づきにくいところばかりで,施設側も網や屋根を張ったり,専用の世話係を用意したりしているらしい。(以上,asahi.comの記事から抜粋)

 これ,ハッキリ言って「過保護」ですね。かつて「お引っ越し」でカルガモが道路を横断する時,マスコミなどの周囲の人間が交通を遮断して無事を見届けるサマが大々的に報道されたりしてましたが,滑稽を通り越して,僕としては不愉快でさえありましたね。自然界に生きる動物である限り,一定の割合で外敵の餌食になるのは摂理。絶滅が危惧される動物でもないのに,特定の動物だけを過度に人間が保護するのは行き過ぎだと思いますよ。僕はどっちかといえば,チヤホヤされて育ったかわいいカルガモよりも,自分に落ち度はないのに「嫌われ者」になっている蛇やカラスの方に同情しますね。

 もう一つのニュース。
 三重県四日市で,食肉用に運搬された和牛をトラックから降ろす際に,メス牛1頭が暴れだして市街地を逃走。捕まえようとした職員が後頭部を強く打って意識不明の重体。この牛は,職員を負傷させた後,金網のフェンスにぶつかって死んだとか。

 食肉用の牛が暴れ出して逃走・・・間もなく屠殺されることを予期して逃げたんでしょうか。この牛に同情と悲哀を感じます。ヒンズーの国で生まれた牛は神のように崇められ,西欧や日本で生まれた牛は人間の食料。同じ牛でもどこで生まれたかによって運命は天国と地獄なんですね。これ,人間もおんなじようなものですが・・・

 それにしても,このフェンスに激突して死んだ牛,無事食用になったのかなと,どちらかといえばこっちの方が気がかり・・・ホント,人間って罪な動物です。

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2006年6月 5日 (月)

野口英世

 先週末は九州へ出張。これまで九州へ行った時にはあんまり気に留めなかったんですが,初めて気づいたこと・・・福岡ではエスカレータなどで人を追い越す時,東京と同じように右側から追い越す習慣があるみたいです。大阪が「左から」であり,西日本は漠然と「左から」かと思っていたため,ちょっと意外でした。

 ところで,ANA(エー・エヌ・エーね)の飛行機に乗って気になったのは,乗降口が進行方向の左側にありますね。もちろんANAに限らずどこでも同じ。日本ではバスなどの乗降口と同じ側なので全然違和感ないんですが,諸外国の飛行機の乗降口ってどちらなんだろうかとちょっと気になりました。飛行機には「右側通行」も「左側通行」もないので,乗降口は全世界統一かと何となく思ってたんですが,だったらなんで左側なのかが不思議。どーでもいいことですが,気になってしようがないです。

 僕の貧弱な頭では,飛行機の中での思考はその程度なんですが,小泉首相が発案した「野口英世賞」は,なんでも,アフリカへ行く飛行機の中で考えついたとか。さすが一国の総理大臣。発想が素晴らしいというか単純というか・・・

 この「野口英世賞」,対象はアフリカで医療に携わり優れた業績を上げた国内外の人で,2008年に東京で開くアフリカ開発会議で第1回の授賞式を行い,その後は4~5年ごとの表彰を想定。また,賞金は1億円から2億円の間の,ノーベル賞を超えないで,かつ匹敵する程度を考えているとか。

 それにしても,野口英世って,世界的な賞を創設するほどそんなに「大物」なの? というのが素朴な疑問。小学校時代によく耳にする「偉人伝」ではお馴染みなんですが,それ以外ではあんまり馴染みがないですよね。もっとも約2年前から千円札の肖像として登場し,ほぼ毎日お会いしてはいますが。

 調べたところ,野口英世はノーベル医学賞候補に何度か名前が挙がったものの受賞はしていない。世界的な評価はその程度なんでしょう。ノーベル賞を10回ぐらい受賞しても不思議じゃないアインシュタインに比べたら遙かに「小物」。なのに,「ノーベル賞と匹敵する程度の賞」というのはあまりにも大胆すぎる気がします。しかも,対象が「アフリカで医療に貢献」というのは,ノーベル賞に比べると範囲が「狭すぎ」ですよね。

 それと,もしこの賞が実現したとしても,受賞者が日本人に偏らないことをくれぐれも期待したいものです。受賞対象の「狭さ」以上に,受賞者を選ぶ日本人の度量の「狭さ」がちょっと気になるところです。

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2006年6月 4日 (日)

自信ない人たち

 村上ファンドの関係で株価は乱高下ですね。落ち着くまで僕も株式売買はしばらくお休みしようかなと。これがホントの「株式バイバイ」か。

 それにしても,多くの個人投資家はライブドアショック時と同じことを繰り返して狼狽しているように思える。焦らずに,もっと自信を持って投資行動して欲しいもんです。

 「自信がない」と言えば,和田義彦画家の作品の盗作疑惑問題で,芸術選奨文部科学大臣賞の授与を見直す動きがあるとか。画家の主張を確認して決めるそうですが,画家自身は盗作を否定しているので,当人の意見を聞いても埒が明かないでしょう。選考委員が作品を芸術的価値が高いものと判断するなら自信を持って授与すればいいし,選考委員が盗作だと判断すれば取り消せばいいんでしょう。周囲の意見に惑わされたり当人の意見を聞いたりするというのは,いかにも判断能力がないという「自信のなさ」を露呈しているようで情けないです。

 「共謀罪」を巡るドタバタも,民主党の「自信のなさ」がよく現われていますね。民主党が出した対案に対して,条約との整合性の面で政府は批判していたのに,急に自民党が賛成と言い出した。「鳩山が豆鉄砲」ならぬ「鳩が豆鉄砲」の心境かも知れませんが,元々自分たちが出した対案に自民党が乗ってきたのだから,自信を持って賛成すればいいと思いますよ。反対するなら最初からそんな不備な法案を出さなければいい。

 もっとも,このあたりの「駆け引き」は百戦錬磨の自民党の方が数段うわて。「一旦成立させて後で改正」という疑いがあるのも事実でしょう。とりあえず継続審議になるみたいですが,毎度のことながら,両党とも何を考えてるのかよくわかりません。

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2006年6月 3日 (土)

ANA

 成田空港の南ウィングが開業。これに伴ってANA(全日空)などが第2ターミナルから第1ターミナルへ移動したというニュース。海外旅行にほとんど縁のない僕にはどーでもいいニュースなんですが,某テレビ番組で,ANAのことをしきりに「あな」と読んでいたアナがいたのはすごく気になりましたね。「ANA」の正しい読み方は「エー・エヌ・エー」。出張でANAはよく利用しますが,空港でも機内でも,ANA関係者の人はみんな「エー・エヌ・エー」と呼んでいるので間違いないでしょう。どーでもいいことかも知れませんが,ヘンな呼び方をするのはその会社に対して失礼だと思いますよ。「NEC」を「ネック」と読むぐらい失礼だと思います。このアナ,飛行機に乗ったことがないのかと,聞いててちょっと恥ずかしくなりました。

 考えてみたら,アルファベットで表記する団体名の略称って,IBM,NTT,YKK,NHK,ANAなどのように,多くはアルファベットをそのまま読んでいるようですが,「JAL」を「じゃる」のように呼ぶ場合もありますね。この方がゴロがいいからなのかな。

 ところで,このJALが,サッカー・ワールドカップの日本代表23人の絵を描いたジャンボジェット機を公開↓
(写真はYOMIURI ONLINEから転載)。

Jal

 ワールドカップ期間中の7月上旬までドイツへのチャーター便などに使用するとか・・・う~~ん,外国に乗り入れるのは日本人としてちょっと恥ずかしいのでやめて欲しいです。国内便専用に使用した方がいいような気がしますけどねー。ま,もっとも,ドイツの人がこのジャンボを見ても「あの絵なに? 意味不明!」程度の感想かも知れませんけど。

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2006年6月 2日 (金)

義務教育

 義務教育で何をどこまで教えるべきか・・・当然のことながら,社会に出てフツーに生活する上で最低限必要なことを教えるべきでしょう。

 僕が子供の頃と今では,義務教育の内容もかなり変わってきてますが,僕が小学校の頃の算数では「つるかめ算」とか「年令算」といった,社会に出て全く役に立たない計算を学んでましたね。今はなくなったのでご存じない方も多いと思いますが。「つるかめ算」というのは,「鶴と亀の数が合わせて100,足の数が合わせて300。さて,鶴は何羽? 亀は何匹?」といったような問題だったと思います。「年令算」というのは,「父親が30歳,子供が10歳。父親の年令が子供の年令の2倍になるのは何年後?」・・・たしかこんな感じの問題でしたね。いずれも,実社会では全く必要のない計算。しかも,これ連立方程式を立てれば簡単に解けるのに,小学校では方程式を使えず一本の式で解こうとするため,めちゃくちゃ難しかった記憶があります。

 中学校の数学でも,「確率」なんかは実生活で役立ちそうだけど(ギャンブルとか?),因数分解や2次方程式の解の計算なんて必要ないでしょう。

 わずかな時間らしいけど,小学校ではいまだに「そろばん」を教えているそうです。これも超不思議です。「そろばん」なんて,文化遺産としての価値はあっても今や実用面では不要でしょう。さすがに今では「そろばん」とは別に「電卓」の授業もあるらしいですが。

 僕が義務教育に取り入れて欲しいと思うのは,パソコンのキーボード入力。簡単なパソコンの授業は既にやっているらしいけど,「読み」「書き」と同じように,キーボード入力は必須だと思います。義務教育を卒業するまでには所定の速度でタッチタイピングぐらいはできるようにして欲しいですね。

 僕の会社でも,キーボードが壊れそうなぐらいにバタバタと音を立てて打つ,やたらうるさいオヤジがいます。あと,ワープロで文章を入力するのに,1行ごとに改行を入れてスペースで行の頭をずらして揃えるようなヘンな入力をする人が,いまだにいます。こういった基本的なことは,これからは義務教育でキチンと教えて欲しいものです。

 あと,語学では,英語だけでなく,中国語や朝鮮語などの基礎ぐらいは身につけた方がいいのかなと思います。それと,簡単な手話や点字を教えるのもいいかも。

 教育基本法改正よりも,義務教育はもう少し「実用性」に重きを置くような「改革」を進めてほしいと思いますね。

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2006年6月 1日 (木)

定年制廃止

 日本マクドナルドが「60歳定年制」を廃止するというニュースがありました。対象は約5,000人の社員全員で,本人が希望する限り60歳を過ぎても働き続けることができるとか。「大企業」で定年制を廃止するのは日本では極めて珍しいらしいです。

 定年制を廃止して,退職金や60歳以降の給与がどうなるのか興味あるところですが,退職金の支給額や給与体系,勤務形態などの就業条件については未定で,決定を先送りしたということです。

 自分が定年の年齢に達する頃,公的年金制度がどうなっているのか,定年制がどうなっているのかなど,非常に心配なところですが,仮に今と同じ定年制が維持されていたとしても,雇用者側がどこまで退職金を支払えるのかも不透明で,退職金と年金は全くアテにしていません。

 たぶん,その頃は,
(1)60歳でいったん定年になって再雇用,または定年延長され,年金支給開始まで働くことが可能(というか働かされる)。ただし,給与は大幅に減額か,または差分を退職金から減額。

(2)60歳以降は,給与が大幅に減額された上で,継続して「死ぬまで」働くことが可能(文字どおり「終身雇用」か)。ただし退職金は一切支払われない。

・・・こんな制度になっているんではないかと想像します。(2)はちょっと悲しいですが。

 ちなみに,日本マクドナルドのパート社員13万人のうち,60歳以上が2,500人いるとか。マクドナルドの店舗で働いている人って,窓口も調理もほとんどがパートらしいですが,60歳以上の人ってこんなにいたんですね。知らなかった。いずれは,80歳ぐらいのおばーちゃんが窓口に立つような時代が来るんでしょうかね・・・う~~ん,あんまり想像したくないです。

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