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2006年5月29日 (月)

情報公開

 昨日の記事で,国政調査費の使途のことを書きましたが,これはA新聞社が会計検査院に対する情報公開請求をした結果わかったとのこと。現在の情報公開法では,対象機関が行政機関のみで国会は対象外。しかも「請求」しない限り開示されないのが通常。でも,思うに,税金の使途については,情報公開請求されるまでもなく,最初からすべてオープンにしておくというのがスジだと思いますよ。

 どこの都道府県でもホームページを出していますが,最近いくつかの都県のHPを見てみたところ,このあたりの情報公開に関しては,高知県のHP,その中の「高知県知事」のページは出色です。特に,交際費の内訳がすべてHP上に公開されている点は好感が持てますね。ここには知事のスケジュールが時間刻みですべて公開されているほか,知事室にライブカメラが設置されていて,24時間知事の執務状況が見えるのも面白い。これじゃうっかり知事室で「着替え」や「居眠り」もできませんね。

 ところで,この高知県のHPから橋本知事が出しているブログへのリンクがあり,こちらは橋本氏個人の開設(と思われる)。県のHPから個人ブログにリンクしていいのかどうか,ちょっとビミューな気もしますが・・・

 それはともかく,橋本知事のブログを覗いてみたんですが,例の「知事の退職金問題」に触れられていた記事が面白かったです。これは,小泉総理の「地方の首長には退職金を辞退してもらってはどうか」との発言に関して応えたもの↓
http://daichanzeyo.cocolog-nifty.com/0403/2006/05/post_0748.html

 この記事の要点は,
(1)地方はそれぞれ自らのルールにのっとって,県民の代表が参加したオープンな場で,知事など特別職の給料や退職金の額を決めているのだから,そこに総理が口を出すことは,地方自治の視点から好ましいことではない。

(2)退職金と給与を合わせた4年間相当の総所得は,総理は知事の約2倍であり,退職金だけを比較して「自分は返上してもいいので知事も返上すべし」というのはあまりにも身勝手。

といった内容。たしかに,議会で正規に承認された報酬なんだし,総理大臣がとやかく言う問題ではないでしょう。

 ただ,「表向きの給与は少なく見せて,実態はさまざまな特典あり」というのは公務員によくある話。納税者にキチンと見える所得体系にするなどの改善はぜひやって欲しいものだと思います。

 この橋本知事のブログ,コメントもTBも受付け可能なようです。この記事のTBを送ろうかと思ったんですが,さすがにちょっと遠慮しました。実名サイトに対して匿名サイトのTBを送るのってマナー違反なんでしょうか。このあたりのルールはよくわかりません。

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