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2006年4月 1日 (土)

全国紙「互助会」

 2日前の朝刊のトップ記事。
【朝日】元NTTデータ社員,偽造クレジットカードから現金を不正引き出し
【毎日】割りばし死亡事故,医師に無罪判決
【日経】民放の純粋持ち株会社解禁を総務省が検討
 大事件が無い日の新聞って,各社それぞれの価値観で記事の扱いを決めるってことで,それはそれでいいでしょう。

 ところで,同じ日の社会面記事に「朝日新聞社長の長男が大麻所持で起訴」というのが出ていました。この記事,前日のタブロイド夕刊紙は第1面にデカデカと大見出し。それに比べて,全国紙はごくごく小さな記事で,簡単な内容と朝日新聞社長のコメントを紹介。しかも朝日:24行,毎日:24行,日経:27行と,記事の長さも申し合わせたようにほとんど同じで,第1面のトップ記事が各社各様なのと比べると対照的。新聞社自身のスキャンダルについては,お互いに小さく扱おうという「互助会精神」なんでしょう。

 でもこれ,新聞社の社長の犯罪ではなく,社長の息子がプライベートで犯した罪。犯罪者の父親が新聞社の社長かどうかって全然関係ないですよね。記事に「朝日新聞社長の長男」なんて書く必要は全くないし,まして社長がコメントする必要もないと思います。たとえこれが総理大臣の息子であっても同じでしょう。親は親,子は子です。

 でもまあ,犯罪者の家族を取材したり私生活を暴いたり・・・というのがこれまでのメディアの姿勢だったから,自業自得と言える。その意味で朝日新聞社長には同情できないですね。

 それにしても,夕刊タブロイド紙の1面デカデカの見出しを見るたびに,もっと他に書くことないの?って思います。いつも。

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