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2006年4月 4日 (火)

人類と地球の進化

 先日「サウンド・オブ・サンダー」っていう映画を見ました。直訳すれば「雷の音」? 意味不明です。2004年制作ですが,日本では最近封切りになった映画。あ,「封切り」ってことば,死語ですね(年配者しか使わない)。この映画,僕が好きな「タイムトラベルもの」なんですが,生物の進化をテーマにした点がちょっと珍しかったです。

 ストーリーは,タイムトラベルが可能になった近未来,6500万年前にタイムトラベルして恐竜狩りを楽しむというツアーの話。このツアー,地球上の進化が変わらないように厳格に管理されていたが,ある時,ツアー客の不注意により6500年前の地球に些細な「違い」を残し,その後の地球上の進化が大きく狂い,人類絶滅の危機を引き起こす・・・というお話。

 映画のデキはハッキリ言って「駄作」だと思います。特に結末が何ともあっけない。この話,SFの巨匠レイ・ブラッドベリの傑作短編で,原作はしっかりしていただけに,ちょと惜しい作品でした。

 それしても,人類が生まれる遙か前のちょっとした「違い」が拡大して,6500万年後には全く違った生物の進化になって現われるというのは納得。考えてみたら,今人類が存在すること自体はもちろん,今現在の人間の姿って,いろんな「偶然」が重なってできたものであり,かつ何万年もの長い期間をかけた進化の中の「ある一瞬」の姿。さらに今から何万年も経って,もし人類が生き残っていたら(その確率は低い気がしますが),その姿は今と全く違う姿になっているんでしょうね。あんまり想像したくないけど。

 さらに,何億年かの地球の歴史を考えたら,人類が生息するのに適した気候条件はほんの「一瞬」ってことですね。環境破壊や地球温暖化などの問題を聞くにつけ,人間が短期間の間に地球をここまで変えてしまっていいのかと思う反面,もっと長い時間スケールで,地球を越えたもっと大きな力で地球は変わってるんだし,細かい環境変化に一喜一憂しても仕方ない(人類はいずれ滅びる)と思ったりもします。

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コメント

いいなあ、面白そうな映画ですね。ドラえもんみたいと言ったら怒られるかな(笑)。
私はきのう実につまんないのを見て(トラップ&ゲームって言うんですが)時間損した! ってぷりぷり。主役の男優さんの目が透き通るような色で印象的だったのぐらいしか。愛は静けさの中に、の女優(聴覚障害者)が出てるってんで見たのだけど。

それにしても、いまここにかばさんや私が存在しているのって、すごい偶然の積み重ねの結果ですよね。長生きしないと(笑)。

投稿: dashi | 2006年4月 5日 (水) 21時55分

 コメントありがとうございます。
 たしかに,自分が生きていること,自分の境遇,今こうしてブログのコメントを書いてること など,生きていることすべてが偶然の重なりによって成立していると言えますね。
 僕は子供の頃,「自分はなんでここにいるの? 自分の存在って何?」って,ふと思うことがたびたびありました。この不思議な感覚は,どういうわけかオトナになってからは消えましたが・・・

投稿: かば | 2006年4月 7日 (金) 23時47分

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