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2006年3月 3日 (金)

タクシーの昔と今

 旧国鉄が民営化されてJRになったことの功罪はいろいろありますが,サービス面,というか,乗客を「客」として扱う姿勢に関しては,旧国鉄時代に比べて,ほぼ他の私鉄並みには改善されたような気がします。その点に関して民営化は成功だったかなと思います。

 JR以外に,昔と比べて確実にサービスが改善されたと感じるのはタクシーですね。僕が子供の頃のン十年前,タクシーの運転手のマナーって最悪でした。乗客が乗員の「マナー」を言うのもヘンですが,乗客に対して「ありがとうござました」なんて言うタクシー運転手は,当時はまずいなかった。これ,今でこそ当たり前のことですが。

 タクシーによっては運転席の背中に透明の「仕切り」がありますね(これ都市部のタクシーに多いような気がします)。僕が子供の頃,「あの仕切りは,急に襲われるのを防ぐためなんだ」と人から聞いたんですが,「ふ~ん,運転手が乗客を襲うことってあるのか」って子供心に思ったぐらい,タクシーの運転手って「恐い」存在だったんです(冗談じゃなく,子供の頃はマジでそう思った)。

 僕の記憶では,たぶん,30年ぐらい前か,京都が発祥の「MKタクシー」が乗客サービスの改善に取り組み,この影響が全国に広がっていったんだと認識しています。当時京都に住んでいたんですが,MKタクシーと他社の運転手の接客態度の差は歴然で,僕がタクシーを乗る時はできるだけMKを選んで乗ったものです。MKは料金値下げ・障害者割引など,他にもいろんな改革に取り組み,反面,MKのやることなすことに対しては業界内からは反発も多く,いろんな批判も耳にしましたが,乗客へのサービス改善という点での功績は極めて大きかったと思います。

 ところで,タクシーに関する余談をひとつ。
 映画やテレビドラマでタクシーから人が降りるシーンが時々ありますが,日本のテレビドラマの場合,タクシーを降りる時,必ず料金を払いません。一方,外国映画では,どんなに急いでいるシーンでもタクシーを降りる時には必ず料金を払います。僕が今まで見た映画やドラマはほとんどがそうでした。これ昔からホント不思議なんです。

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コメント

タクシーは確かに「まし」にはなったけど、今でもまだまだ頭にくることもたくさんあります。客に敬語で話し、ありがとうございます、と言う「あたりまえの接客」をするドライバーに会うのは、個人的にはまだ50%くらいのような気がします。この点において、MKタクシーはすばらしい功績があると思います。
外国との差で言えばなんといっても「自動ドア」が特殊ですよね。日本以外であんなの見たことないです。
ではでは~

投稿: ちきりん | 2006年3月 3日 (金) 10時41分

 コメントありがとうございます。
 かつて一時期どんどん上がっていたタクシー料金が,MKの「値下げ申請」によってブレーキがかかったような気がします。こういった点でもMKの功績は大きいですね。
 京都へは時々行くんですが,タクシー待ちでMKタクシーに当たると「ラッキー!」って思います。今でも。
 自動ドアって日本だけなんですか,知らなかった。モノグサな日本人にぴったりか。もちろん,モノグサなのは「乗客」でなく「運転手」のほう。

投稿: かば | 2006年3月 3日 (金) 12時42分

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