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2006年3月31日 (金)

花粉症対策

 猿も悩ますという花粉症。僕も以前はけっこうヒドかったんですが,ここ何年かはヘーキですね。ヒドい時とヘーキな時の両方を経験してみてわかるのは,かかっている人は仕事ができないくらい超苦痛なのに,なんともない人は「花粉症? 何それ?」状態。これだけ「痛み」のわかってもらえない病気ってのも珍しいかも。

 ところで,東京都は4月から,花粉症の発生源となるスギの伐採資金を集めるため「スリーコイン・ワンツリー運動」と名付けた募金活動を始め,スギ1本の伐採・植え替え費用1,500円の寄付を呼びかけているとか。この運動,昨年から石原都知事自身が花粉症に悩まされているために始めたらしく,ま,石原知事のすることって,そういうところがわかりやすいというか,単純明快というか,逆に言えば自分勝手・独裁的ってことなんですね。でも東京都だけが10%程度のスギの木を減らしても,全体として花粉症防止に対する効果は「焼け石に水」でしょう。

 この花粉症って日本特有の病気らしいし,過去のスギの植林政策による弊害なのは明らか。国土の環境維持のためには森林を増やすことは重要なんですが,「スギたるは及ばざるがごとし」ってことですね。

 先日の延命治療の記事を書く際,延命治療に関する世論調査結果があるということを知って厚生労働省のHPを探してみたんですが,HPには膨大な統計データが溢れていて,結局そこからは見つけられなかった。厚生労働省(に限らないと思うが)って,年がら年中とんでもない数の統計資料を作ってるんだと感心しました。というか,これが彼らの「最重要の仕事」なんでしょう。これらの統計がどれだけ役に立つのか知りませんが,こんな統計作業よりも,厚生労働省主導で花粉症対策を徹底的にやって欲しいもんです。もし日本から花粉症が追放できたら,労働意欲の向上など,その経済効果は計り知れないと思いますよ。

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2006年3月30日 (木)

先発投手

 気分転換に色をちょっと変えてみました。

 毎日新聞の記者が,センバツ(選抜)のセンパツ(先発)投手をメンバー表交換前に相手チームに漏らしたとかで,選抜高校野球大会本部はその記者の取材活動を禁じる処分を科し,毎日新聞社に謝罪文の提出を求めたとのこと。大会の「主催者」である毎日新聞社の記者に対する処分というのには笑えましたが,ま,別にどうってことないニュースです。

 ところで,野球の場合(野球以外の団体スポーツも基本的に同じだと思いますが),公平を期すために,両チームのメンバー表は同時に交換するようになってますね。そこで疑問なのは,プロ野球パ・リーグで実施している「予告先発」。試合の前日に両チームの先発投手を発表するルールなんですが,前日に同じカードの試合がある場合には,メンバー表交換時にでも翌日の先発投手をお互いに発表すればいい思いますが,前日のカードが異なる場合とか,前日に試合が無い場合(片方のチームだけが試合が無い場合もある)など,どうやって「同時」に発表してるんでしょうね。「同時」にこだわらず,決められた時間までに連絡するだけでいいんでしょうか。よくわかりません。どーでもいいことかも知れませんが,前々から気になってしようがないので・・・

 ひょっとして,両チームの監督どうしが電話で話して,「いっせーの,×××」みたいに言うとか?(まさかねー)

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2006年3月28日 (火)

延命治療

 富山県の病院で,延命措置中止により入院患者が死亡した問題。県警は殺人容疑での立件も視野に入れて調べているとか。この手の「事件」が起こるたびに,尊厳死・安楽死の問題,延命治療の是非など,色んなことを考えさせられます。

 特に,延命措置を取り外すかどうかでいつも問題になるのが,本人や家族の意思があったかどうかという点。そもそも,本人の意思確認は健康な時に意思表示されていた場合を除いて基本的に不可能。だからといって家族の意思が尊重されるっていうのもヘンだと思う。人間に生きる権利があるように,場合によっては「死ぬ権利」も保障されていいと思いますが,それはあくまで本人が決めること。家族を含めて周囲には決定権は無いと思いますよ。極端な話,たとえば目の前で自殺を図ろうとしている人がいた場合,止めてもいいのかどうか?・・・その人は生きるのが苦しくて「死」を選んだわけだし,止めたことによって本人の「生きる苦しみ」が続くとしても,自殺を止めた人には責任は取れない。なので,自殺する人は絶対人に気づかれないように実行して下さいね。でもまあ,家族や知人だったら自殺を止めるのは自然だし,これ難しい問題です。

 ところで,患者本人は延命治療を望むものなのかどうか。僕は「世論調査否定派」なんですが,こういう時に役に立つのは世論調査。たとえばこちら↓の資料に書かれてます。
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0472.pdf

 この資料によると,「2003年に厚生労働省が実施した意識調査」の結果,自分が痛みを伴う末期状態の患者になった場合,「単なる延命治療」について,「やめたほうがよい」と「やめるべきである」を合わせると74%。そして,「単なる延命治療」を中止した場合の取るべき方法に対しては,「苦痛を和らげることに重点をおく」と「積極的安楽死を行う方法」を合わせると,一般国民は73%,医師の意思(ギャグじゃないです)では85%。つまり,国民が医療に期待しているのは「延命治療」ではなく「苦痛を和らげる」であり,まさにその点では患者も医師も意見は一致してるってことです。

 ということは,延命治療こそ「本人の意思」確認時のみ実施するべきであり,意思確認できない場合は「延命治療せず」とすべきでは? 昔は存在しなかった「延命治療」により生き続けている患者。それに対して中止するかを家族に決めさせるのは酷だし,それを中止したからといって医師を殺人罪に問うというのも無理があると思います。延命治療にかかる費用は高額という話もあるので,この際「延命治療は本人希望時のみ」という制度に見直すべきだと思いますね。

 なお,出張のため明日のブログは「お休み」です。

 また,メンテナンスのため,3/28 7時~17時はコメント登録とTB受信はできません(@niftyより)

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2006年3月27日 (月)

敬称は必要?

 芸能人・スポーツ選手などの著名人の名前を記事に書く時は,「呼び捨て」でいいという不文律があるみたいですね。でも,有名人を誰でも彼でも呼び捨てするのはちょっと抵抗あるので,僕は基本的に「さん」「氏」「選手」などの敬称を付けるようにしてます。でも,敬称を付けるとかえって違和感があったりして,付けた方がいいのか悩むことも多いです。

 スポーツ選手だと「・・・選手」と呼べばとりあえず無難。でも,相撲の場合は「選手」はヘン。まさか「朝青龍選手」とは言わない。もちろん「朝青龍関」ですね。でも「関」を付けるのは通常関取(十両以上)だけ。幕下以下の敬称は?

 次に難しいのは故人。近年亡くなった人なら「故松本清張氏」のような呼び方で問題無いけど,かなり前に亡くなった人はどう呼ぶか。たとえば夏目漱石はやっぱり夏目漱石。「故夏目漱石氏」とは言わないですね。さらに,歴史上の人物に「織田信長氏」のように呼ぶのはもっとヘン。この「氏」を付けるとおかしいかどうかの境界はどの年代なのか,ちょっと調べてみたい気もしますね~。それと諸外国ではどうなんでしょう。

 芸能人の場合は本名じゃない場合が多いので,ほとんど「呼び捨て」でもいいんでしょう。でも,本人がいる前ではさすがにみんな「さん」付けですね。でも,よくわからないのは,芸名の中に「ちゃん」とか「くん」とか付けてる人。たとえば「KABA.ちゃん」。この人って,いつでも「ちゃん」付けで呼んでもらえるので,なんかズルイ。でも,「ちゃん」までが芸名だとすると,本人の前では「KABA.ちゃんさん」って呼ぶのが礼儀? そんな呼び方してる人いないですよね。ってことは,名前は「KABA」か・・・あ,僕とおんなじやん!

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2006年3月26日 (日)

ポスト小泉

 何日か前の朝日新聞に「ポスト小泉 誰を選ぶか?」っていう世論調査結果が出ていました。どーでもいい記事だとは思いましたが,それにしても「ポスト」=「郵政」っていう意味もあるし,「ポスト小泉」ってのは面白い表現ですね~・・・で,調査結果は,安倍晋三氏47%,福田康夫氏20%,麻生太郎氏5%,谷垣禎一氏4%だと。安倍氏って「自民党の前原氏」って感じで,なんか頼りないんですけど,安倍氏がダントツってのは,う~~ん,ホントにだいじょうぶ??

 片や「民主党の次の代表にふさわしいのは?」の結果は,菅直人氏20%,小沢一郎氏20%,鳩山由紀夫氏17%,前原誠司氏14%。相変わらずの顔ぶれで,民主党の若手人材の乏しさがわかりますが,前原氏以外の3人なら誰でもいいよ~って結果なんですね,納得。そして「民主党に政権担当能力があるか?」っていう,なかなか辛辣な質問。結果は,ある19%,ない68%・・・ま,そんなもんでしょう。

 「次の首相は中国との関係改善を重視する人がよいか?」に対して,61%が「重視する人がよい」と。次期首相候補として安倍氏がダントツなのと大いに矛盾する回答。ここまでくると,この調査の回答者ってかなりイイカゲンだということがわかります。

 さらに,「日米安保の維持」に対しては賛成74%,反対14%。そして「基地移転問題」については「国の判断で」27%,「地元の同意前提」63%。これも矛盾した回答ですよね。地元の同意を前提としたら安保って維持できないのが現実であることがわかってない。地元の同意が重要と考えるなら,なんで堂々と「安保反対」と答えてくれないのかなあ。

 最後に,「沖縄に駐留する米軍海兵隊の海外移転費を日本が負担することに納得できるか?」に対して,78%が「納得できない」と。この自民党の「思いやり予算」政策には78%が反対しながら,一方では自民党を支持する人が39%と高率。このあたりもけっこう矛盾してると思います。

 この調査項目(質問内容)自体がかなり意図的な気もしますが,この調査の回答者もけっこうテキトーだなと感じた記事でした。

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2006年3月25日 (土)

「実名」への抵抗感

 ネットの世界での匿名性・・・本名や実年齢はもちろん,人によっては性別も明かさない場合がありますね。これ,今でこそ当たり前なんですが,僕がネットを始めた頃(10年以上前かな)は,本名がネット上に流れるケースがけっこう多かったです。たとえば,昔あったニフティのパソコン通信では,会員の実名が検索できるサービスがありました。これ今では信じられない。また,メールが普及し始めた頃は,アドレスはまず本名の姓か名で取得する人が多かったと思います。僕もネット初期の頃のメールアドレスは本名でしたね。あと,ML(メーリングリスト)にハマってた時期があったんですが,僕の記憶では,ほとんどの人は本名で投稿してました。これも今では信じられない。

 ネットに限らず,個人情報保護の感覚が浸透してきて,世の中全体が確実に「匿名化」に向かっていると感じます。昔は電話番号ってオープンなのが当たり前だったけど,「電話帳」というものが存在しないケータイが普及してからは,個人の電話番号って関係者にしか知らさないというのが当たり前になってますね。その意味で,全家庭の電話番号と住所が記載されたNTT発行の個人別電話帳って,すごく奇妙と言うか,危険な感じがします。この個人別電話帳,将来的には必ず無くなると思いますよ。でもまあ,電話番号から行先が検索できるカーナビって,この電話帳のデータがベースになってるわけだし,使う側からすれば便利な場合もありますが。

 このように匿名志向が高まっている中,新聞やテレビなどのメディアは相変わらず実名主義であり,どうも一般人の感覚と乖離しているというか,遅れている気がします。

 それはともかく,大きな病院などで,フルネームで(もちろん本名で)名前を呼ばれたりすると,最近はちょっと抵抗を感じることがあります。そのせいか,この病院では「名前を呼ばれたくない人は申し出てください」なんていう掲示が出ています。もっとも,もし申し出たとして,どうやって自分を呼んでくれるのかわかりません。あ,ネットの世界みたいにハンドル名で呼んでくれるのかな? でも,病院内で「かばさ~~ん!」なんて呼ばれたら,かえって目立ってしまって,ちょっと恥ずかしいですね~。

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2006年3月24日 (金)

国民投票法案

 国民投票法案を今国会で提出する動きがあるらしい。与党案と民主党案があり,両案には隔たりが大きく,与党案は「憲法改定に限定」「投票は20歳以上」「賛成○,反対×,他は無効」,民主党案は「憲法改定+重要な国政問題も対象」「投票は18歳以上」「賛成は○,他はすべて反対扱い」とのこと。いずれの案も憲法を改めることを念頭に置いた法案。つまり,現憲法によると「憲法改正は各議院の総議員の3分の2以上の賛成で国会が発議し,特別の国民投票または選挙の際の投票での過半数の賛成によって承認」とあるものの,現行法では憲法改定のための法整備が不十分ということなんでしょうか。

 個人的には現段階での憲法改定は大いに疑問であり,この国民投票法案提出の動きは歓迎できませんが,それにしても,この民主党案には疑問が多い。「投票は18歳以上」というのは公職選挙法との整合性が取れないし,「賛成は○,他はすべて反対扱い」というのは,どう考えてもおかしな「最高裁判事の国民審査」と同じ判断方法じゃない?

 民主党案では,憲法改定だけでなく「重要な国政問題」も国民投票の対象にしたいらしいが,国政選挙とは別に国政問題を国民投票で問うというのはどうもムリがある。例の岩国市への米軍基地移転に関して,先日の住民投票の結果「移転反対」が多数となったが,小泉首相は「そんなもん,住民投票したら『反対多数』になるの当たり前じゃん!」みたいな発言。この発言は「住民投票には限界がある」という意味で核心をついている発言と思いますね。たとえばA市からB市へ基地を移転しようとする時,A市の住民投票の結果「移転賛成」,B市の住民投票の結果「移転反対」となったら,住民の意思を尊重するならどっちを取ればいいの?ってことになるでしょう。

 だからといって,各地域の住民投票でなく「国民投票」をやったとしたら,それはそれで国政選挙結果との整合性が取れない。たとえば先の総選挙ではとりあえず「郵政民営化賛成」というのが「民意」ということになってしまったが,もし「郵政民営化に賛成か反対か」みたいな国民投票をやったとしたら,逆の判断になる可能性が極めて高い。これには,ある1つの政策だけで選挙の際の投票行動を決められないことや,現在の選挙制度が民意をキチンと反映できていないなどの理由があると思います。

 いずれにしても,今の制度のもとで国政問題に対して国民投票を実施するというのはちょっとムリがある。でも,代議制が民主主義のルールとはいえ,重要な政策に対しては「国民が直接決めたい」という思いは強いでしょう。そのためには,選挙制度の見直しのほか,議院内閣制の見直し(すなわち直接選挙による「大統領制」の導入)も含めて,トータル的に政治制度を見直していく必要があると思います。大統領制の導入については,また別の機会に書きたいと思います。

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2006年3月23日 (木)

WBC総括

 日本チームの優勝という「番狂わせ」で幕を閉じたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック),一野球ファンとして,自分なりに総括してみたいと思います。

(1)チーム力
 なんで超一流選手を揃えたアメリカが負け,日本やキューバや韓国が強かったのか・・・「寄せ集めチーム」では勝てない。野球って個人の力でなく「チーム力」だということを改めて思い知らされました。考えてみたら,日本のプロ野球で「巨人」が他球団の一流選手を集め始めてから弱くなったのと同じ理屈なんですね。

(2)改善事項
 審判のレベルの問題,アメリカに有利な組合せ,開催時期など改善すべき内容は多い。でもこれはみんなが言ってることなので省略。

(3)これからの予感
 今大会で最も手ごわいと感じたのは韓国。今後,毎回韓国はいいところまで行くような気がします。「兵役免除」というニンジンは大きい。兵役のある国には勝てないかも。

(4)優勝に貢献した人
 選手で一番貢献したのは上原投手と思う。MVPは松坂投手でしたが,MVPを選んだ主催者は,たぶん決勝戦しか日本選手を見ていないんだろうと思う。
 でも,何と言っても一番は王監督の采配でしょう。準決勝のあの場面で,不振の福留選手を代打に起用したのは最高の采配でした。
 それにしても,王さんのことを「世界の王」とかあんまり言わないで欲しいですね。王選手のホームランって日本の球場が狭かった頃(かの後楽園球場は両翼80メートルにも満たなかったらしい)に量産したものだし,「世界のホームラン王」っていう表現を大リーガーの前で使うのは超恥ずかしいです。王さんは謙虚だし,自分では「世界のホームラン王」とは全然思ってないみたいですよ。

(5)国別対抗
 ナショナリズム高揚に繋がる「国別対抗」というのはどうも好きになれないんですが(オリンピックやワールドカップも同じ),団体スポーツの世界選手権というと「国別対抗」がオキマリで,ある程度仕方ないのかも。でも,所属チームに関係なく国籍でチームを編成するっていうのはどうも違和感ある。各国の代表チームどうしが戦う形式の方が自然では? でもそうなると,たぶんアメリカの代表チームの圧勝になったと思いますが。
 自分自身はナショナリズムには否定的なんですが,「国別対応」となるとやはり日本チームを応援したくなります。たぶん大多数の日本人は日本チームを応援するんだと思うし,それが素直な感情なんでしょうね。これがナショナリズムということなのか,悩みます。いつも。

(6)心配なこと
 今回活躍した日本チームの選手たち,世界レベルで通用することが確認できたので,今後大リーグ入りを志願する選手が増えると思います。それはそれで自然な流れなので一向に構わない。ただ心配なのは,特に今回目立ったパ・リーグの選手を,またぞろセ・リーグの某球団が「欲しい欲しい」って言いそうなこと。たとえば千葉ロッテの里崎捕手あたりが狙われそう。

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2006年3月22日 (水)

新聞の値段

 新聞の値段というのは「特殊指定」制度の対象になっています。「特殊指定」というのは,過剰な競争がふさわしくない商品やサービスを,独占禁止法に基づき公正取引委員会が指定し(新聞・教科書などの7分野),地域や相手によって定価を変えたり値引きしたりすることを禁じている制度です。新聞について,この「特殊指定」の見直しを公正取引委員会が検討しているとのこと。

 これに対して新聞協会は,この「特殊指定」が廃止されれば「同じ新聞社が発行する新聞は全国どこでも同じ値段」という原則が崩れ,離島や山間部などの配達コストがかかる地域の料金が高くなる。宅配制度の維持が困難となり,ひいては憲法に保障された国民の「知る権利」に寄与できない,と・・・この記事が先日の朝日新聞に1面のスペースを割いて出ていました。しかも,意見広告でなく「記事」扱いですよ。

 宅配制度を維持した上での全国同一価格を維持すべきというのが新聞社の考えなんですが,まず,宅配制度については個人的には不要と考えます。必要であれば駅売店やコンビニで買えばいいし,今の時代,ネットであらゆる新聞社の主要記事がいつでも閲覧できるので,宅配が無くなっても僕はあんまり困らない。そういえば,かの大阪万博の時(今から36年も前),「将来,新聞は『電送』になり,宅配は無くなる」みたいな「未来予想」があって,あちこちのパビリオンで「電送新聞」のサンプルが配布されていたのを思い出します。「電送新聞」と言っても,要するに今で言うFAXですが・・・当時の「未来の新聞」は電送新聞であり,パソコンやインターネットの普及は全く想像できなかったんですが,いずれにしても宅配制度は現在でも存続しています。

 この記事によると「日本の新聞の宅配率は世界でトップ」とのこと。言い換えれば日本だけが特殊ってことみたいです。たぶんアメリカあたりは宅配制度そのものが無いんだと思います。宅配にすることにより一定部数の発行が確保できるというのが新聞社にとってのメリットだと思いますが,それには触れずに「知る権利」を言われても・・・何かというと「知る権利」を引き合いに出すメディアはどうも好きになれません。

 それにしても,新聞の定期購読価格は,朝日・毎日・読売とも「セット3,925円,統合版3,007円」と,1円の端数までぴったり同じ。これって明らかにカルテルでは?「同じ新聞社が発行する新聞は全国同じ値段を維持したい」って言ってますが,実態は「違う新聞社」でも全国同じ値段。これでは,新聞が談合批判の記事を書いても全然説得力が無いんですよね。

 あと,思い出すのは「中部読売事件」。1975年に,それまで発行されていなかった読売新聞の東海3県(愛知県,岐阜県,三重県の一部)に進出するため,読売新聞社は「中部読売新聞社」という別会社を作り「中部読売新聞」を発行(新聞の内容は読売新聞と同じ)。購読料が他の全国紙より圧倒的に安く,他の新聞社が「不当廉売」だと訴えを起こして裁判になった事件です。その後1988年に読売新聞社が吸収して現在に至っていますが,一方でこういう「えげつない商売」をして発行部数を拡大してきた過去を持ちながら,一方では「全国同一価格の維持」と言われても,説得力がないですよね,読売さん。

 ちなみに,「記事の中身よりもまずは発行部数拡大」という商売の結果「世界一の発行部数(=印刷部数,『実売部数』でないところがミソ)」を自慢している読売の企業姿勢は好きになれません。このため我が家は「仕方なく」朝日を購読しているんですが,朝日は朝日で独特のおごり高ぶった体質がどうも好きになれませんね。今は料金が「割安」のため定期購読していますが,宅配制度が無くなったら,もう少しいろんな新聞を読み比べてみたいなと思っています。

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2006年3月21日 (火)

ボーダフォン買収

 ソフトバンクがボーダフォンを買収するというニュース,期待半分,心配半分ってところでしょうか。何しろ買収額が1兆7500億円というからハンパじゃない。ソフトバンク,ホントにだいじょうぶ?って思います。

 思えばインターネットが普及し始めた頃,一般家庭でのネット接続と言えば固定電話用モデムでのダイアルアップ接続しかなく,電話代も接続料金も従量制。接続時間を気にしながら表示速度の遅いHPを見たりしたものでした。その後プロバイダが固定料金サービスを始めたのに加え,NTTが特定電話番号に対して23時以降は定額で発信できる「テレホーダイ」のサービスを始め,「常時接続」が一気に普及。現在のADSLや光ファイバ始め,家庭でのネット接続は「定額&常時接続」というのが当たり前になりました。

 また,ネットのサービスも充実し,ニュースも辞書も翻訳も,今ではタダ同然でかなり高品質のサービスが受けられるようになりました。ネットが一般家庭に普及し始めてからここに至るまで,ほんの10年ぐらいだと思いますが,ソフトバンクなどの進出が価格破壊に大いに貢献していると思います。

 片やケータイの世界。サービスも充実し,いろんな情報が携帯で手軽に手に入るようにはなったんですが,通信料・情報料ついてはまだまだ高い。特に,パソコンだとほとんどの情報がタダ同然で手に入るのに,ケータイだとニュースなどのちょっとした情報でもほとんどが有料。この落差はすごく大きいと感じます。たぶんこれは,パソコン向けのホームページには広告が溢れており,この広告費で賄われているんだろうと想像しますが。

 そんな中,ソフトバンクがボーダフォンを買収するということなので,ソフトバンクがケータイの世界でも「通信料」「情報料」の価格破壊を起こしてくれることをユーザとしては大いに期待したい。携帯の画面に広告が少しぐらい表示されたって全然構わないですよ。

 ただ,携帯事業への参入前には「携帯の料金は高すぎる」と批判していた孫社長,ボーダフォン買収が決まってからのコメントはトーンダウンしているらしいので,ちょっと心配。ひょっとして携帯事業参入でこの事業の「うまみ」を享受しようと考えているのかも。何しろ「1兆7500億円」の返済が必要だしね。

 ということで,この買収の結果ケータイの料金がどうなるのか,もう少し「様子見」ですね。今住んでいる所でワンセグ放送が始まる頃には新ボーダフォンの動向も見えてくるので,その時が携帯の買い換え時かなあ・・・

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2006年3月20日 (月)

国会のスリム化

 何日か前の朝のNHK番組の中で「国会スリム化,衆参の壁」と題する解説がありました。その内容は,自民党の行政改革推進本部提言の「国会事務局職員の10%削減」という目標に対して,実態は1.3%減(H7年度比)にとどまっている。たとえば「記録部」は衆議院202人と参議院181人が別組織。衆参が同時に開催されることはないのに組織の「壁」があり,人員の共有化と削減が困難とか。

 この中で面白かったのが,議事録作成時の「速記」の表記が,衆議院と参議院で微妙に違うということと,最近はさすがに旧式の「速記」は無くして機械化する方向にあるらしいが,衆議院は「音声入力」に,参議院は「キーボードからの手入力」に変えるということで不一致。相変わらず衆参の「壁」があるとか。

 う~~ん,さすがに公務員ですね。衆議院と参議院でわざわざ別方式にするなんて,考えることが我々一般人の発想を超越しています。音声入力でも手入力でもどっちでもいいけど,そもそも膨大な国会の議事の内容を,何百人もの人手をかけて書面に残す必要があるのか疑問。たまに国会でまずい発言があったりすると,「議事録から削除」という手続きが取られるぐらい(例の「メール質問」も議事録から削除するらしい)なので,そもそも訂正できるんだったらそんな議事録なんか意味無いじゃん!って思いますが。

 民間会社などの一般社会の場合,議事録は,発言内容を一字一句漏らさず文書化するなんてことはやらずに,要点なり結論だけを記載するのが普通だと思います。国会といえども,「要点を記載した議事録」+「音声・映像の保管」で十分だと思いますけどね。これまでの慣習を変えるのは大変だとは思いますが,それをやってこそ真の「行政改革」だと思いますよ。

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2006年3月19日 (日)

謝罪広告

 例の「偽メール」騒動に関して,民主党と永田議員が連名で謝罪広告を出したそうです。3月15日付の新聞なんですが,全然気づかなかった。再度よ~く見て探したら,社会面の最終ページの広告欄に見つかりました。そもそも新聞の広告欄ってあんまり気に留めないし,特に注意しない限りほとんどの人は見逃してると思います。「謝罪広告を出した」っていう「記事」の方が目立っていたのには,なんか悲しくなりましたね。

 ところで,この謝罪広告の広告料,全国紙5紙と北海道新聞への掲載料が合計2,000万円とか。僕が謝罪される側だったら,こんな目立たない謝罪広告より,2,000万円を慰謝料として貰った方がよほど嬉しいですけどね~。この広告費は党と永田氏が折半で,党の負担分は税金から支給されている政党助成金でなく党費や寄付などから充てるとのこと。それはそれで当然の考えでしょうが,そもそも党の運営費なんて,どの収入がどの支出という対応付けなんか取れるものではないので,政党助成金を使っていないと言われても間接的には使っているのと同じでしょう。その意味で,税金から政党へ支給する政党助成金の制度というのは全く納得できない制度です。

 話変わって,渡部恒三氏が地元会津の民芸品「起き上がり小法師」を民主党幹部に配って激励。ところが前原委員長に配られたものだけ起き上がれず・・・このTV映像には笑えましたね~。配る前にちゃんとチェックしとけよって思いましたが,それとも渡部氏のブラックジョークか?

 ともあれ,この「メール騒動」でいろんな話題を提供していただき,何度もこのブログのネタにさせていただきました。永田議員と民主党には感謝感謝! でも,これで最後にしましょうね!

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2006年3月18日 (土)

兵役免除

 昨日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメキシコVSアメリカ戦でメキシコが勝つという番狂わせ。アメリカチームは韓国にも破れて準決勝進出ならずという結果に。WBCはアメリカ主導で「アメリカのための大会」という印象が強かっただけに,アメリカが敗退というのは,個人的にはなんともキモチいいです。

 この番狂わせのおかげで準決勝進出を決めた日本チームは,一旦諦めていただけに「タナボタ」状態かな。タナボタと言えば,タナボタで国会議員になった「時の人」杉村議員や,タナボタで総理大臣になった村山元総理の名前などを思い出したりしました。

 それはともかく,このWBCで出色の強さを発揮している韓国チーム。日本チームに勝って準決勝を決めた時点で,韓国政府は選手の兵役を免除する方針を決めたとか。かつて日本に屈辱的支配を受け,今や「日本に追いつき追い越せ」の韓国としては,日本に連勝してのWBC準決勝進出はよほど嬉しかったんでしょうね。この兵役免除の「特典」により選手の士気がますます上がり,韓国チームはWBC優勝まで突っ走るような予感さえします。

 それにしても,一部の例外規定を除き,韓国では男子全員に兵役義務が課せられているんですが,兵役義務の是非はともかく,どんな職業でもどんな有名人でも一律に兵役を課すという頑固なところが,韓国って国はスゴイと思います。これがもし日本だったら(日本は近い将来徴兵制が復活する可能性が高いと危惧しています),政治家・高級官僚などの特権階級やスポーツ選手などの著名人はじめ,たぶん兵役免除の「特例措置」の目白押しになるんだろうなと想像しますね。

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2006年3月17日 (金)

食習慣の違い

 僕はこれまでの人生のほぼ半分ずつを関西(京都)と関東(茨城)で過ごしたんですが,関西と関東の「食習慣の違い」は面白いです。ちょっと簡単にまとめてみました。別に目新しい内容ではないかも知れませんが。

(1)味付け
 まずは味付け。「関西は薄味」と良く言われますが,典型的なのはやっぱり「うどん」ですね。味付けだけでなく,関西のうどんは鰹のダシがよく利いていて,ダシのニオイが食欲をそそります。京都へ行った時は駅の「立ち食いうどん」を食べるのが楽しみ。

(2)呼び方
 関東で言う「かけうどん」,関西では「素(す)うどん」という呼び方の方が一般的と思います。もっとも「素そば」とは言いませんが。
 けっこう有名ですが,関東の「アイス・コーヒー」が関西では「コール・コーヒー」。略して「冷(れい)コー」とも。
 関西では「肉まん」と言えば牛肉。豚肉は「豚まん」ですね。関西では「肉」と言えば牛肉のこと。関東では「肉」と言えば豚肉を指すことが多いですが。
 「冷やし中華」のことを関西では「冷麺」って言いますね。朝鮮料理の「冷麺」と紛らわしい。
 青くて太いネギ,関西ではうどんに入れたりするんですが,これ関東にはないですね(細い「万能ネギ」ならありますが)。関東で使う白いネギは,関西では青いネギと区別して「東京ネギ」とか「白ネギ」って呼んでます。

(3)納豆のこと
 関西では納豆を食べる習慣のない家が多いです。僕の実家もそうでした。大人になって茨城へ来て,寮の食堂で始めて納豆を見ました。最初は食べ方がわからず,一粒ずつつまんで食べようとして笑われましたね。でも,醤油と混ぜてごはんにかける食べ方,汚い~~って思いましたよ。それよりもあのニオイが・・・
 そういえば,明石家さんまが「25歳になって始めて納豆を見た」と言ってたのを思い出します。

(4)食べ方
 お好み焼きとか焼きそばとか,なんでもオカズにしてしまうのが関西風。学生のころ京都でアルバイト仲間と食事に行った時,みんな「焼きそばとライス」って注文するんです。僕が焼きそばだけを注文したら,仲間から「オカズだけで食べるん?」って怪訝な顔されました。おいおい,どっちも主食じゃん!・・・関西人の僕でも,この習慣にはついていけなかったです。

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2006年3月16日 (木)

眼には眼を

 山口県光市の母子殺害事件の上告審の弁論で,弁護人が「弁護士会の仕事がある」として欠席。これを受けて遺族の本村さんが「怒り」の記者会見をしていましたが,本村さんは当時「極刑にならなければ自分が加害者を殺す」と宣言して物議をかもしましたね。少年法のこと,遺族の気持ち,死刑制度の是非など,いろんなことを考えさせられた事件でした。

 この本村さんの「加害者を殺す」発言,いわば「眼には眼を」ということなんですが,「眼には眼を」と聞いて思い出す映画が二つあります。(ちょっと無理のある展開ですみません)

 まずは,その名も「眼には眼を(1958年,仏/伊)」というサスペンス映画。中東のある国で医者をやっている主人公が,妻を子宮外妊娠で亡くした男から復讐されるという,こわ~いお話。この映画,サスペンスとしての面白さ以外に,言葉が全く通じない異国での孤独感というか「心細さ」を巧みに表現した名作で,僕の大好きな映画です。ところがこの映画,ビデオもDVDも発売されておらず,レンタルもありません。かなり前のTV放映を録画したビデオが僕の「宝物」になっています。これホント「隠れた名作」だと思いますよ。

 もう一つは,日本映画の「大魔神」シリーズ(全3作)。戦国の時代,過酷な労役を領民に課していた領主が村の守り神である魔神像を破壊しようとしたところ,怒った魔神像が動き出して暴れるというお話。これ日本の特撮映画としては出色の傑作だと思います。この大魔神シリーズは,一貫して「眼には眼を」,つまり,領主や悪代官が民衆に対して行ってきた殺りくと同じ方法で,最後に大魔神に殺されるという設定になっています。最後はなかなかむごい殺され方なんですが,そのシーンで胸がすく思いがするんです。このシーンが痛快に思える自分自身に,人間の残忍さを見る思いがしてコワイです。

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2006年3月15日 (水)

「生原稿」の価値

 村上春樹氏の「生原稿」が本人の知らない間に売り出され,モノによっては100万円以上の値段が付けられていたとか。いろんな文豪作家の生原稿を写真で見たことがありますが,作家の筆跡に興味があるのはもちろん,自筆での訂正状況が生々しかったりしてけっこう面白いもんです。反面,訂正内容なんかはある意味作家の「恥部」であり,作家にとっては見られたくないものなのかも知れませんね。

 それにしても,昔の作家は全部「手書き」のため,推敲はさぞかし大変だったんだろうと同情します。でも,生原稿が100万円以上で売れたりするんなら,そういった苦労の甲斐もあるってことかな。反面,今の作家は生原稿が高値で取り引きされるというオイシイ話はないんでしょうが,原稿をワープロで作成でき極めて簡単に推敲できるようになったのは革命的進歩。昔の作家にとっては,これ「感涙モノ」だと思いますよ。

 ところで,昔はどんな文書でも,知ってる人の字は筆跡でわかったので大変便利でした。犯罪捜査でも「筆跡鑑定」が重要な証拠となってましたね。ところが最近は何でもかんでもワープロ化されていて,誰が書いた文章なのかすぐにはわからない。でも,慣れてくると,よく知っている人のワープロ文書ってのは,文体とか,言い回しとか,句読点の使い方とかに独特のクセがあって,誰が作った文章かわかることが多く,けっこう面白いです。これからは,犯罪捜査でも,従来の「筆跡鑑定」に加えて「文章鑑定」の技術が発達したりするのかなと想像しますね。

 それにしても例の「偽メール」事件,ホリエモンとメールやりとりしていた人は「いつものホリエモンの文章や書式と全く違う」と言ってたぐらい,「文章鑑定」するまでもなく明らかな「偽メール」だったのに,なんで簡単に騙されてしまったのか,ホント不思議です・・・あ,結局またこの話になってしまった。

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2006年3月14日 (火)

住民投票

 岩国市の住民投票は,投票者の87%が米軍の岩国基地への移転に反対という結果。もっとも,投票率は58%なので,絶対投票数では反対は「有権者の51%」という計算。「国の安全保障政策に口出すな」みたいな主張をしている「移転賛成派」は投票ボイコットを呼びかけていたため,投票しなかった人のうち「純粋な棄権」と「移転賛成のためボイコット」の区別がつかないという結末に(ボイコット派はそれを狙ったのかも)。でもまあ,「本来の投票率」をかなり多めに80%と仮定しても移転反対の絶対数は約64%の計算になるので(「本来の投票率」が70%なら移転反対の絶対数は約73%),反対派圧勝ってことには違いないでしょう。

 そして,毎度のことながら,住民投票結果には法的拘束力は無く,「住民の意思表示アンケート」程度の意味しかない。例によって政府は「国の政策には影響ない。住民に理解を求めるだけ」と。

 ということで,このニュースで気になった点を2つ。

 まずは,「国の外交政策に対して個々に住民投票して『反対』と言われても困る」との政府の態度はある程度理解できなくもない。ただし,これが政権与党の公約なり方針に合致していて,その政党に政権を託したのが「民意」であれば,という条件付き。逆に言えば,国政選挙の際に,候補者はこの件をキチンと公約に出しているということと,有権者は選挙の時にこういった重要な政策の賛否を投票行動でキチンと意思表示しているということが重要でしょう。

 ところが,先の総選挙の山口2区選挙区の結果は,僅差ながら自民党候補者の勝利であり,今回の住民投票とは相反する結果。もっとも岩国市は山口2区の一部「だけ」であり,単純比較はできませんが。それに,山口2区の有権者にとって,基地移転問題より郵政民営化の方がずっと大事だというなら別ですが,とてもそうは思えませんよね。いずれにしても,この基地移転問題を住民が最も効果的に意思表示する機会は,住民投票や市長選よりもむしろ国政選挙だということを,今後の国政選挙の際には有権者はしっかり認識して欲しいと思いますね。

 もう一つ気になる点は,政府が「地域振興策」と引換えに岩国市へ基地移転受け入れを求めているという点。現在岩国の米軍関係で働いている人は約1,200人とのことで,これが多いか少ないかは意見が分かれるところですが,多少なりとも地元への「経済効果」が出ているのは事実でしょう。この上さらに基地移転を受け入れた場合には,地域振興策,つまり地域への「利益誘導」が用意されているらしい。これは言い換えれば,政権与党が政策を意のままに進めるために税金を使うということであって,政党による税金の「私物化」と言ってもいいのでは? この手法が公然とまかり通るなんて,極めて理不尽だと思いますが,どうでしょうか。

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2006年3月13日 (月)

パラリンピック

 トリノでパラリンピックが開幕。詳しいことはわかりませんが,障害者の競技って,選手の障害の内容や程度がサマザマで,かつ競技によっては機械(補助具)頼みの競技もあり,スポーツとしての「公平性」には乏しい気がします。でも,100分の1秒差で順位が決まるオリンピックってあまりに高度で厳格すぎて,見ていて疲れることがあります。その点パラリンピックは「真剣勝負」というより「お祭り」感覚で楽しめそうで,この「おおらかさ」が僕は好きですね~。なので,あんまり「メダル,メダル」って騒がないで欲しいと思います。

 でも,このパラリンピック,テレビ等で見る機会は極めて少なく,ニュースでちらっと見る程度。やはりオリンピックの「付け足し」感が否定できません・・・ということで一つ提案。パラリンピックはオリンピックの後で開催するのでなく,オリンピック前に開催したらどうでしょう。オリンピックの前哨戦っぽくて「お祭り」ムードの盛り上がりも期待でき,今より注目度が上がるのかなという気がします。

 それよりも,このブログの記事こそがオリンピック記事の「付け足し」みたいだって? それは大変失礼いたしました!

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2006年3月12日 (日)

道路標識

 一般道をドライブしていると,いろんなタイプの道路標識があるのに気づきます。まず一番多いのは,警察が立てている速度制限や駐車禁止などの交通標識。でも,日本の道路って大半が駐車禁止ですよね。だったら駐車可能な道路だけ「駐車可能」標識を立てて「駐車禁止」標識を廃止したら,国内の交通標識が半減するんじゃないかと思ったりします。

 あとは,「踏切あり」「カーブあり」などの黄色い標識。国土交通省が立てている国道番号標識や行先案内標識。都道府県が立てている県道番号標識。道路公団が立てている緑色の高速道路案内標識,などなど。

 これらのうち,国道番号標識はたまにボロボロに錆びたのを見ますが,警察が立てている交通標識はやたら新しくてピカピカ。そう言えば,昔あった「区間内」という意味の赤矢印「←→」の補助標識は,何年か前に廃止するという話があり,標識の交換時に順次撤去していくという話だったんですが,これほんの数年前に出た話なのに今ではほとんど見かけない。ということは,この交通標識は,ピカピカなことと合わせて考えると,相当頻繁に交換していると想像しますね。たかが標識に,とてももったいない気がします。

 それ以上にもったいないと感じるのは,これらすべての標識は専用のポールに取り付けられているんですが,設置管理者が異なるとわざわざ別々にポールを立てている。これ,むちゃくちゃ無駄だと思います。たとえば国道番号標識なんて,交通標識のポールにいっしょにつけちゃえばいいのにと思う。もっと言えば,これらのすべての道路標識は,電力会社の電柱を間借りして付ければいい。ホント役所や公団のする仕事って無駄が多いと感じます。民間会社だったらこんなバカげたことしないと思いますよ。

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2006年3月11日 (土)

続・ソフトウェア問題

 @niftyのブログにソフトウェア障害が発生して投稿できない状態が続き,昨日はお休みしました。昨日は@niftyのメンテナンス終了後から極端に画面が遅くなり切り替わらない。もうほとんど「東証」状態でしたね。あ,そういえば東証も@niftyもソフトウェアの開発メーカは富士通だったと思う。だいじょうぶか富士通さん??

 この際なので,以前書いたソフトウェア問題の続編。
 前回は「2000年問題」「2038年問題」などに触れたんですが,これは時間が経てば必ず訪れる問題なので,ある意味仕方ない。これに対して「人為的」にソフトウェアに混乱を招く事象ってのがいくつかあります。

 まずは元号変更。計算機内部の年号は西暦ですが,官庁関係の報告書などは法律によって元号の使用が「強制」されている関係上,官庁がらみのソフトウェアなどの場合,元号が変わると影響が出るケースがけっこうあります。昭和から平成への変更を一度経験しており,このあたりのノウハウは蓄積されてはいますが,それにしても,「ある日突然」元号が変わるというのは,ソフトウェアにとっては迷惑この上ない事象と言えます。

 ちなみに,この元号,終戦により旧皇室典範が廃止され法的根拠がなくなった状態が「昭和」54年まで継続してました。1979年の法制化によって法的根拠ができたんですが,当時「昭和」の呼称が国民に定着していたため,それを政府が「国民が法制化を望んでいる」かのようにすり替え,この法律が成立してしまったものと認識しています。個人的には西暦のみで十分だったし,もし元号を併用するなら当時定着していた「昭和」を永続すべきと思いましたね。僕は。

 役所の公文書は元号で表記されていますが,何年か前,ウチの会社では西暦表記で統一するように改められ,その後は公私ともに元号を使う機会がほとんどなく,最近は「今平成何年?」状態ですね。

 話がそれましたが,ソフトウェアに混乱を招く「人為的」事象,次に思いつくのは「デノミ(貨幣称呼の変更)」なんてのもそうですね。100円を「新1円」に置き換えるというアレです。これ,一時期日本でもやるのやらないのという話があったんですが,最近は聞かなくなりましたね。これ政治家の気まぐれ?

 あとは「サマータイム」もそうです。これも一時期盛り上がったんですが,最近はあんまり聞きません。でもこれ,もし実施されたら社会への影響が計り知れないと思いますよ。サマータイムの切り替わり時間は時刻が1時間シフトするんですが,たとえばこの時間帯に走っている列車のダイヤ,どうやって次の日の列車ダイヤとぶつからないように移行できるのか,もし列車ダイヤ管理ソフトの開発者だったら頭が痛くなると思います。列車に限らず,昼夜連続で稼働しているインフラを管理している計算機がいったいどうなるのか。これ「2000年問題」以上に大混乱を招く危険性があると思います。「サマータイム」と言うと,健康面への問題とか「時計の設定が大変」とか言われますが,ソフトウェアにとって重大な問題があるということを政治家は十分認識して欲しいと思いますね。

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2006年3月 9日 (木)

職務怠慢

 京都九条警察署で保護した泥酔者を車庫に放置して凍死させた1997年の事件で,当時の署長に逆転有罪の判決。「職務怠慢」で凍死させた上に隠蔽指示があったとか。警察の犯罪って,訴える検察もやりづらいとは思うんですが,もし検察官が罪を犯した場合は誰が訴えるのか,ちょっと疑問に感じました。

 ところで,このニュースと同じ日の新聞に載っていた記事。弁護士が「未払い給与約230万円」の支払いを求めた提訴依頼に対して提訴せずに放置。依頼人からの問い合せに対して「提訴した」とウソの報告。その後も「12月に判決が出る」「勝訴した」とウソの回答を重ねたのが発覚して,弁護士会から業務停止2年の懲戒処分を受けたとか。

 ウソで「勝訴」と回答したため,この弁護士は約200万円の自腹を切って依頼者に「未払い給与」を支払ったというから笑えました。世の中いろんな形の「職務怠慢」があるもんだと感心しましたが,自腹を切って補填したのなら,許してあげてもいいような気がしましたね~。

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2006年3月 8日 (水)

身内の呼び方

 両親・兄妹などの身内の人間のことを他人に話す時,「父は」「母は」のように言うのは一般常識ですね。ま,小学校低学年の子供や幼児が「ウチのおかあさんは・・・」とかいうのは許せますが(もっとも幼稚園児が「母は」って言ったら不気味),いい歳したオトナがこんなふうに呼ぶのにはあきれます。若い女性タレントでたまにこういう人いますよね。それに,もし成人男性で「ウチのおかあさんは・・・」なんて言う人がいたら,その人マザコンかも。ご用心!

 身内の中でも「父」「母」「兄」「姉」あたりは自然に出てくるけど,配偶者をどう呼ぶか,これがけっこう難しい。「夫」「妻」ってのはちょっと文語っぽくて会話には不適な感じ。女性の場合は「ダンナ」「主人」「亭主」とか,それなりになんとかなりそうだけど,どれも男女同権っぽくなくて抵抗ある女性が多いかも。そういう人は「ウチの筆頭者」って呼びますか?(笑)

 一方,男性の場合は配偶者を他人に対してどう呼ぶか,結構悩みます。「家内」ってのはちょっと封建的だし,「女房」ってのは年配者しか使わないので抵抗ある。「ワイフ」ってのはちょっとキザ。「これがベスト!」というのがあったら是非教えて下さい。採用させていただきます。「かみさん」「嫁さん」「かーちゃん」なんて言う人がいますが,他人に言うのに「さん」付けは明らかにヘン。でも,この程度ならご愛敬かな。「ウチの奥さんは・・・」って言う人がたまにいるけど,これってモロ「敬語」じゃん! ぜ~ったい許せませんね。

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2006年3月 7日 (火)

出場辞退

 駒大苫小牧高校のセンバツ出場辞退問題が大々的にニュースになってますが,このニュース,どう考えてもおかしい。納得できない点がいろいろあります。

 まず,未成年の飲酒・喫煙は確かに犯罪かも知れないけど,高校生の飲酒・喫煙ってそんなに珍しい? 重罪? って思うんですが,それを言ったらオシマイか・・・それとも,スポーツ選手だけが特別に「潔癖」でなきゃいけないとでも思ってる? だとしたらとんでもない誤解ですね。スポーツ選手もそうで無い人も,罪を犯す確率は同じだと思いますよ。

 しかも,学校内で飲酒したわけではなく,放課後(しかも今回は卒業式後)のプライベートな行動ですよね。学校側が責任を取る必要は全くないと思う。これを一般社会にたとえたら,ある会社の営業マンが退勤後に飲酒運転で検挙された。すると,会社は責任を取るために自社の営業活動を停止する・・・と言ってるのとおんなじですよ。どう考えてもヘンです。

 そして,全国野球大会への出場辞退・・・これが適切な「処置」とはとうてい思えない。「連帯責任」ってことかも知れないけど,今どき「連帯責任の強制」なんて時代錯誤も甚だしい。そういう短絡的な考えは,軍隊まがいというか,体育会的(文字どおり!)というか,ちょっと付いていけないですね。

 さらに,野球部員だけが「別格」という感覚もおかしい。今回の飲酒に同席したのは野球部員とバスケ部員(正確には「元部員」か),野球部員の方は問題視されてるけど,バスケ部員の方はどうなった? 全国大会出場じゃなきゃ関係ない? それとも野球だけが「特別」?・・・どうも腑に落ちないです。

 今回の件に限らず,同じ高校スポーツでも,何かにつけてマスコミは野球だけを特別扱いしますね。NHKの全国大会完全中継なんて最たるもの。高校野球は地方予選からテレビ中継あり,新聞の地方欄には県内全校の選手紹介まで載ってる。片や陽の当たらないスポーツは,全国大会の結果が新聞に出るのがやっとという状況。個人的には野球というスポーツは好きなんですが,同じ見るなら「超一流」のプレーを見たい。バントとスクイズばっかりの試合見てもつまんない~って感じで,高校野球の面白さは僕には理解できないんですが,まあ価値観は人それぞれで個人の自由。でも「公共放送」が高校スポーツの特定種目にだけ極端に肩入れするというのは許せないです。

 それにしても,駒大苫小牧高校・・・これ,早口ことばとして流行るかも。アナウンサー泣かせの高校名ですね~。

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2006年3月 6日 (月)

せっかち

 日本のエレベータには必ず「閉」ボタンがあって,ほとんどの人がこれを押す・・・という話を先日書きましたが,何かにつけて日本人ってホントせっかちだと思う。待ち時間がやたら長い歩行者信号,あれも待っててイライラしますね。車道の信号に比べて歩行者信号の青は極端に短く,青になった直後に渡り始めないと,たいてい横断途中で点滅するようになってるみたいで,老人や障害者には気の毒と思います。

 それはともかく,歩行者信号にも赤信号の残り時間がバーで表示されるタイプのものがあり,これだと長時間待っていてもあんまり苦にならない。人間の心理を上手く応用したアイデアだと思います。そういえば,道路工事用の仮設信号機も,最近は残り時間表示付きのものが多い。もっとも,工事業者が設置している仮設信号機は,道路交通法的には従う義務は無いんですが・・・

 人間だけでなく,最近は機械もやたらせっかちになったと感じます。たとえば銀行のATM,通帳を入れた時に通帳を機械に巻き込む速度が,最近のものはかなり速い。一瞬手を巻き込まれそうな気がしてちょっとコワイです。そして,記帳が終わった後,通帳を取るのがちょっと遅れただけで(ほんの5秒ぐらいですよ,5秒!),「お忘れ物がございます」って言われてしまう。親切なのはいいけど,せっかちな機械ってキライです。

 あと,ATMや券売機などで,ひと通りの取引が終わってすぐにその場を離れないと,センサーが感知して再び「いらっしゃいませ」と言われてしまうことがあります。言外に「終わったらサッサとどけよ!」って言われてるみたいで,これちょっと頭に来るんですよね~。

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2006年3月 5日 (日)

旧作「キング・コング」

 昨年12月に公開された「キング・コング」の感想を以前書きましたが,最近発売された「500円DVDシリーズ」に1933年のオリジナル版の「キング・コング」があったので,買ってきて見ました。この500円シリーズのDVD,著作権が切れたような古い作品ばっかりですが,懐かしい名画も多く,タイトルを見ただけで胸躍ります。でも,昔はこの10倍ぐらいの値段でLDを買って集めたのに,ちょっと悲しい~~。

 で,あらためて見た「1933年版キング・コング」の感想。
 特撮映画の「原点」と呼ぶに相応しい,しっかりとした「作り」で,やっぱり何度見てもハラハラ・ドキドキさせてくれる映画です。上映時間は約100分と短く,最新作のダイジェスト版を見ているかのようでしたが,特に,コングが最初に現われるまでに無駄なシーンが無く,テンポが軽快で良かった。

 改めて見て気づいた点として,登場人物に中国人の船員(料理係)がいるんですが,この風貌から,アメリカ人の東洋人に対する偏ったイメージがあったのがわかって面白かった。あと,コングがヒロインの服を剥ぎ取るシーンがあったんですが,これも記憶になかったですねー。初代コング,なかなかサービス精神旺盛だったかも(笑)

 新作ではヒロインとコングの間に「愛情」が生まれるという「あり得ない」ストーリーのため,ヒロインの悲鳴シーンが5,6回しかなかったんですが,このオリジナル版での悲鳴は約65回。コングのような怪物に抱かれたら悲鳴を上げるのはごくフツーの感覚ですよね。

 この「変化」からもわかるように,どうもアメリカ映画ってのは,「動物愛」がヘンな方向にエスカレートする傾向がある。たとえば,恐竜を再生させたテーマパークを描いた1993年作の「ジュラシック・パーク」。この映画はけっこう楽しめたんですが,続編の「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年)」では,肉食恐竜に対して動物愛を抱くヘンな動物学者が現われたりして,ちょっと興ざめ。そして極め付きは,「動物愛」とはちょっと違うけど,異星人との交流を描いた「E.T.(1982年)」。不気味な宇宙人との間に友情が生まれるって?・・・この映画,評判良かったみたいだけど,僕はちょっと違和感があって好きになれませんでしたねー。

 ま,アメリカ人の動物愛は大いにけっこう。だからといって他国の人がクジラを食べるのをとやかく言わないで欲しいもんですが・・・それにしても,異常なほどの動物愛を表わすアメリカ人,一方では戦争で人間を虫けらのように殺せる・・・不思議な国です。すみません,ちょっと話が脱線しました。

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2006年3月 4日 (土)

ワールド・ベースボール・クラシック

 昨日,ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の一次予選が開幕。このWBC,プロ・アマ含めた野球の「世界一」を決める大会ということで,日本チームからイチローが出るとか松井(秀喜)が出ないとか,色々話題になったみたいですが,昨夜の「中国VS日本」戦を見終わった感想を。(といっても,都合により見たのは試合の前半だけ)

 面白かったのは「65球ルール」。投手は1試合で65球か投げられない。要するに「先発完投」はあり得ないってワケ。このルールの是非はともかく,このお陰で投手は早めにカウントを取りに行く必要があり,試合のスピードアップという点では良かったのかも。それにしても投球数を意識した配球と選手起用って,なんか野球とは全く違う別の競技のように感じられましたね。

 気になったのは,選手もマスコミも,二言目には「日の丸を背負って」みたいなコメント。日本から大リーグに進出する選手が増えて野球も「国際化」が進む中,その流れに逆行しているような「時代遅れ」の感じがする。現役大リーガーのイチロー選手が日本代表ってのもなんかしっくり来ない。

 それに,開催時期が中途半端。日本ではキャンプが終わってオープン戦が始まる時期なので,どうも「シーズンオフ」の感覚が消えない。やっぱり秋の方が盛り上がるのでは?

 ところで,プロ野球のオールスター戦では,キャッチャーがライバルチームの選手だと,投手は「手の内」を見せたがらない(言い換えればホンキになれない)という事情があるみたいで,野球に関しては「プロの統一チーム」っていうのは難しい。このWBCも一歩間違うと「オールスター戦並み」になってしまう恐れがあるかも。

 そんなこんなで,このWBC,関係者が張り切っている割には拍子抜けというか,いろんな面で違和感のある試合でしたね。サッカーのワールドカップの「二番煎じ」の感も免れない。松井秀喜選手が出場しなかったのも何となく頷けるような・・・野球ファンは案外冷めているのかも。昨夜の開幕戦のスタンドはガラガラで,一瞬マスターズリーグのスタンドかと思いましたよ。

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2006年3月 3日 (金)

タクシーの昔と今

 旧国鉄が民営化されてJRになったことの功罪はいろいろありますが,サービス面,というか,乗客を「客」として扱う姿勢に関しては,旧国鉄時代に比べて,ほぼ他の私鉄並みには改善されたような気がします。その点に関して民営化は成功だったかなと思います。

 JR以外に,昔と比べて確実にサービスが改善されたと感じるのはタクシーですね。僕が子供の頃のン十年前,タクシーの運転手のマナーって最悪でした。乗客が乗員の「マナー」を言うのもヘンですが,乗客に対して「ありがとうござました」なんて言うタクシー運転手は,当時はまずいなかった。これ,今でこそ当たり前のことですが。

 タクシーによっては運転席の背中に透明の「仕切り」がありますね(これ都市部のタクシーに多いような気がします)。僕が子供の頃,「あの仕切りは,急に襲われるのを防ぐためなんだ」と人から聞いたんですが,「ふ~ん,運転手が乗客を襲うことってあるのか」って子供心に思ったぐらい,タクシーの運転手って「恐い」存在だったんです(冗談じゃなく,子供の頃はマジでそう思った)。

 僕の記憶では,たぶん,30年ぐらい前か,京都が発祥の「MKタクシー」が乗客サービスの改善に取り組み,この影響が全国に広がっていったんだと認識しています。当時京都に住んでいたんですが,MKタクシーと他社の運転手の接客態度の差は歴然で,僕がタクシーを乗る時はできるだけMKを選んで乗ったものです。MKは料金値下げ・障害者割引など,他にもいろんな改革に取り組み,反面,MKのやることなすことに対しては業界内からは反発も多く,いろんな批判も耳にしましたが,乗客へのサービス改善という点での功績は極めて大きかったと思います。

 ところで,タクシーに関する余談をひとつ。
 映画やテレビドラマでタクシーから人が降りるシーンが時々ありますが,日本のテレビドラマの場合,タクシーを降りる時,必ず料金を払いません。一方,外国映画では,どんなに急いでいるシーンでもタクシーを降りる時には必ず料金を払います。僕が今まで見た映画やドラマはほとんどがそうでした。これ昔からホント不思議なんです。

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2006年3月 2日 (木)

迷惑電話

 昨日の「迷惑メール」に続き,今日は「迷惑電話」のお話。

 迷惑メールは無視して捨てればいいだけで,昔のように通信費が高かった頃とは違うので,慣れればそんなに迷惑ではないけど,「迷惑電話」はホント迷惑。

 最近は,必要な電話はほとんど携帯にかかってくるので,固定電話は,携帯を持ってない子供にかかってくる以外はほとんどが迷惑電話。いずれみんなが携帯を持つようになると,固定電話って要らなくなって解約する人が増えてくるのかなと思う(昔は価値のあった「電話加入権」も紙クズになってしまったことだし)。日本中,電話線は張り巡らされてるけど使用しているのはADSLだけで,誰も本来の電話としては使用していない・・・なんていう時代がいずれ来るかも。

 この固定電話,最近は番号を非公開にする人が多いけど,昔から「公開」が原則で,各家庭に個人名入りの電話帳が配布され,いつでも誰でも電話番号が調べられるのが当たり前だったし,それに対して全然抵抗がなかったですね。番号非公開の携帯電話が普及したおかげで,固定電話のこの番号公開システムが奇異に感じられるようになりました。また,着信番号通知サービスも携帯では当たり前なのに,固定電話の場合は別料金とナンバーディスプレイ対応の電話機が必要。ウチも迷惑電話撃退(非通知電話着信拒否)だけのためにこの「別料金」を払ってますが,携帯では当たり前のサービスだけに,なんとも理不尽に思えます。

 それにしてもこの迷惑電話,どこから電話番号が漏れてるのか不思議。投資や不動産の勧誘のほか,子供の学習教材や家庭教師の勧誘が多く,子供の年齢(学年)がぴったり正確に知られているのがキモチ悪い。ただ,これまでの経験から,相手は子供の名前の漢字はわかっていても「読み方」まではわかってないケースがほとんど。ウチの場合,子供の名前の「読み方」をひとヒネリしてるので,相手はたいてい「○年生のお子さんいますよね?」とか,あるいは間違った読み方で言ってくる。そんな場合,「誰のことですか?」とか「そういう名前の子はウチにはいません!」と言って電話を切ります。子供の名前の「読み方」を少しヒネると,こういう時に便利なんだと気づきました。これから子供の名前を決める人はご参考に。ちなみに,戸籍に登録する名前の漢字には制約があるけど,読み方には一切制約ありませんね。「太郎」と書いて「イチロー」と読ませてもOK!

 いずれにしても,電話番号などの個人情報がいったいどこからどうやって業者に漏れているのか,迷惑電話が来るたびに恐ろしいものだと感じます。

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2006年3月 1日 (水)

迷惑メール

 国会のメール騒動,これで騒ぎが収まるのかどうかよくわかりませんが,ウチにも毎日何十通もの怪しげな「迷惑メール」が来ます。もちろんタイトルを見ただけでそれとわかるので,中身を見ずに捨ててますが・・・

 この迷惑メール,サーバからの送信エラー通知を装ったり,タイトルが「こんにちは」みたいに,いかにも個人からのものに見せたりとか,あの手この手の作戦。それに,この手の迷惑メールは女性からを装ったような怪しいメールが多いですね・・・あ,ひょっとして,その中にホンモノが混じってたとか?

 さらに,発信者のアドレスが自分自身のアドレスになっているメールが時々来ます。つまり,メールって発信者アドレスはいくらでも「偽装」できるんですね。たとえば,もし僕がホリエモンのアドレスを知っていたら,ホリエモンのメールアドレスから発信したかのように装って誰かにメールを送るというのは簡単にできます。なので,今回永田議員が入手したのはそういう「ホンモノ」っぽいメールなのかと思ったら,そうではなく,発信者と受信者が同一だったらしい。そのメールの,しかも印刷結果に黒塗りした物を信じたなんて,ちょっと信じられないですね~。「黒塗りのメール」と「黒塗りの高級車」はやっぱり怪しい!

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