2010年2月 9日 (火)

頑張って!

 先日引退した朝青龍関の暴行事件のきっかけは,ファンから「頑張って!」と言われた一言に朝青龍関がブチ切れたため と言われていますね。ファンがスポーツ選手に対して挨拶代わりに「頑張って!」というのはよくある光景なので,なにかと気難しい朝青龍関とはいえ,この一言で何をそんなに怒るのかと思った人が多いことでしょう。

 でも,考えてみたら,会社で部下が上司に向かって「頑張って下さい」って言うことはまずないですよね。つまり,「頑張って」というのはどちらかと言えば目上の者が目下の者に言うセリフということなんでしょう。そう考えると,酔っぱらっていたとはいえ,天下の横綱である朝青龍関が他人から「頑張って!」と言われて怒ったという気持ちは,なんとなく理解できるような気がします。

 さて,何かとお騒がせ中の民主党の小沢一郎幹事長。鳩山総理と会談した際に「首相から『ぜひ一生懸命頑張って欲しい』と言われた」と発言。これに対して鳩山総理は「『頑張って下さい』という言葉は使ってない。『このまま続けてよいか』と言われたので,『はい』と申し上げた」と,記者団の質問に対して否定しているようですが,「頑張って」発言に対する国民からの批判を心配しているのか,何をそんなにビクビクしてるねん! って思いますね。

 それにしても,もし部下だったら上司に対して使えない「頑張って下さい」を鳩山氏が小沢氏に対して実は使ったのか,それとも使わなかったのか,鳩山総理と小沢幹事長の上下関係って微妙で面白いなーと,このニュースを聞いて感じました。まあ,どーでもいい話題ですけどね。

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2010年2月 8日 (月)

関西たべもの言葉

 「食」に関する関西ことばが日常生活から急速に姿を消していることが,武庫川女子大学言語文化研究所の調査でわかったそうです。この調査結果によると,関西で60代以上のほぼ半数以上が子どもの頃に使っていた「なんば」「ごんぼ」「関東炊き(かんとだき)」「ばらずし・五目ずし」という単語を学生が使う割合は,1割に満たなかったらしい。また,「もみない・あじない」は30代以下でほぼ消滅で,「煮抜き」も50代以下ではほとんど使われなくなっていたとか。

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 (asahi.comより転載)

 元関西人の僕としては,この調査結果には複雑な気持ちになりますが,たしかに「煮抜き」「なんば」「ごんぼ」「ばらずし」「かしわ」などは子供の頃は使っていた記憶がありますが,関西でしか通じないとわかってからは,意識的に使わなくなったようです。「かしわ」は「むかしは」使ってた・・・なんて。

 それにしても,「お造り」や「ミンチ」が関西特有の表現だとは知りませんでした。「お造り」って,「刺身」を上品な表現にした共通語だと今まで思っていたし,「ミンチ」って単に「挽肉」の英語なのかと思っていましたが,西日本でしか使わない方言らしいですね。う~~ん,知らなかったです。ちなみに,「挽肉」の英語は「minced meat」「ground meat」らしいです。

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2010年2月 6日 (土)

高速道路無料化

 社会実験を兼ねて無料化される高速道路対象路線が2日に発表されました。対象となるのは全国の高速道路総延長距離の約18%にあたる1,626km・37路線で,6月から無料化されるらしい。対象路線は以下のとおりです↓(asahi.comから転載)

【北海道】
 道央道:士別剣淵~岩見沢
 深川留萌道:深川西~深川JCT
 道東道:本別・足寄~占冠,夕張~千歳恵庭JCT
 日高道:沼ノ端西~苫小牧東

【東北】
 青森道:青森東~青森JCT
 八戸道:下田百石・八戸~安代JCT
 秋田道:八竜~秋田中央
 日本海東北道:河辺JCT~岩城
 東北中央道:横手~湯沢,東根~山形上山,南陽高畠~米沢北
 釜石道:東和~花巻JCT
 山形道:酒田みなと~湯殿山,月山~山形北

【北陸】
 日本海東北道:荒川胎内~新潟中央JCT

【関東】
 東水戸道路:ひたちなか~水戸南
 八王子バイパス:打越~相原
 新湘南バイパス:藤沢~茅ケ崎海岸
 西湘バイパス:西湘二宮~箱根口・石橋
 箱根新道:山崎~箱根峠
 中央道:大月JCT~須走
 中部横断道:双葉JCT~増穂

【中部】
 西富士道路:西富士~富士
 安房峠道路:中ノ湯~平湯
 伊勢道・紀勢道:津~伊勢・紀勢大内山

【近畿】
 舞鶴若狭道:小浜西~吉川JCT
 京都丹波道路:丹波~沓掛

【中国】
 松江道・山陰道:米子西~東出雲,松江玉造~出雲・三刀屋木次
 岡山道:北房JCT~岡山JCT
 浜田道・山陰道:江津・浜田~千代田JCT
 広島呉道路:仁保~呉

【四国】
 松山道:松山~大洲,大洲北只~西予宇和
 高知道:高知~須崎東

【九州】
 八木山バイパス:穂波東~篠栗
 東九州道:築城~椎田,宇佐~日出,大分米良~佐伯,
   延岡南~門川,西都~清武JCT,末吉財部~加治木
 大分道:日出JCT~速見,大分~大分米良
 西九州道:武雄JCT~佐世保中央
 長崎バイパス:古賀市布~川平
 南九州西回り道:八代JCT~日奈久,市来~鹿児島西

【沖縄】
 沖縄道:許田~那覇

 口を開けば「高速道路を造れ!」という某知事の意見は無視するとしても,高速無料化には反対の声も多いようです。でも,僕としては待ちに待った無料化であり,無料化による経済効果には大いに期待しています。車種やETC搭載の有無にかかわらず,すべてのクルマが無料になるのは画期的だと思いますが,ただ,無料化対象に選ばれた路線は,無料化しても渋滞が起きにくい地方路線が中心のため,対象路線は全国津々浦々に渡って細切れ状態。たとえば僕の住む茨城県の場合は,無料になるのは東水戸道路だけで路線距離もごくわずかです。こんな短距離の寄せ集めで本当に社会実験になるのか,大いに疑問ですね。

 たとえば北海道全域とか九州全域のように,広域にわたって無料化して効果を検証しないと社会実験にならないような気がします。その意味で,距離が短いとはいえ,沖縄の場合は沖縄本島の唯一の有料自動車道が全線無料化されるので,どんな効果が現れるのかが注目と言えます。それにしても,沖縄本島の車が県外に出るケースは希なので,沖縄にある車両に搭載したETC機器が無用の長物になってしまうというのは忍びないです。ETCシステムを駐車場の入退所管理や駐車料金割引制度に応用するような工夫が必要かも知れませんね。

 いずれにしても,全車種無料化するからには,高速への出入口を大幅に増やして一般道との接続を容易にし,一般道の交通量低減効果・排ガス削減効果・地域経済への波及効果などを,十分に検証して欲しいものです。出入口の増設がすぐには無理でも,サービスエリアやパーキングエリアから一般道に自由に出入りできるようにする工事は比較的簡単で利便性も大きく向上するため,無料化が始まったらすぐにやるべきだと思います。

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2010年2月 1日 (月)

ネットブック購入

 最近ネットブックを購入しました。通常のパソコンに比べてスペックが低いウルトラモバイルPCとはいえ,ノートPCが3万円程度で購入できるようになったなんて,ほんとビックリです。なお,「イーモバイルの100円PC」みたいに超安価なネットブックも最近よく売られていますが,ネット環境を既に持っているとかえって割高になるため,これは考慮対象外でした。ちなみに,買った機種はこれ↓
http://www.jp.onkyo.com/sotec/c102/index.html

 低価格ネットブックの仕様は各社とも似たり寄ったりなんですが,僕がこれに決めた理由は,ずばり,ディスプレイがノングレア液晶だから。たったそれだけです。最近のパソコンの液晶画面は光沢液晶が主流になっていますが,画面への映り込みが多い光沢液晶が僕は大っ嫌い。ノートPCの画面がほとんど光沢液晶になってしまった今,たまたま家電量販店でノングレア画面のこの機種を見つけて,即購入を決めました。

 光沢液晶とノングレア液晶の長所・短所については,たとえば(株)ナナオのホームページで解説されていますが,これを読んでも,なんで光沢液晶の方がいい場合があるのか,僕には理解できませんでした↓
http://www.eizo.co.jp/products/eizolibrary/itmedia01_01/index.html

 どっちのタイプが好きかは人それぞれでいいとは思いますが,パソコンのカタログを見ても画面が光沢なのかノングレアなのか,ほとんど記載されていないのは許せません。僕にとってはこれが最重要なのに。

 ちなみに,僕はこの量販店で買ったわけではなく,価格.comで最安値ショップを探して通販で購入しました。価格.comを見ると,高いショップと安いショップでは2倍ぐらいに開きがあるんですよね。価格比較サイトってほんと便利です。

 さて,このネットブック,使ってみると予想外に快適で,感激しました。約10年前に30万円も出して買ったノートPCよりもはるかに性能が向上しています。出張時に持参するサブPCとして購入したつもりでしたが,あまりに快適なので(ていうか,今まで使っていたPCが古すぎたのかも),OfficeはもちろんPhotoshopまで入れて,一気にメインPCに格上げしてしまいました。キーボードのピッチは17.5mmでなんとかタッチタイプができるし,画面は小さくてもドットが細かいので見やすく,慣れれば気になりません。

 あと,メモリーを2GB(ギガバイト)のものに交換したんですが,このメモリーがなんと通販で3,500円。つまり,1MB(メガバイト)あたり,たった1.7円。僕が初めてパソコンを買ったのは90年代前半に買ったMacintoshなんですが,当時のメモリー価格は1MBあたり約1万円。たった16MBのメモリーしか搭載していないのに50万円ぐらいしたものです。今思えば,すごく贅沢な買い物をしたものだと思います。

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2010年1月24日 (日)

創作四字熟語

 住友生命保険が毎年発表している世相を表す「創作四字熟語」の20周年を記念して,各年の世相を最も象徴する最優秀作品が発表されたそうです。選者は歌人の俵万智さんで,1990年から2009年までの優秀作品200編から選んだとか↓

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 (asahi.comより転載)

 東西ドイツが統合された1990年は「異旗統合(意気投合)」,破綻した銀行に巨額の公的資金が注ぎ込まれた1998年は「倒行巨費(登校拒否)」,1000円の高速料金が話題となった昨年は「遠奔千走(東奔西走)」など,その年の世相を的確に表わしていて,ほんとよくできた四字熟語だと感心します。ちなみに,2007年以降の優秀作品はこちらのホームページに出ています↓
http://cam.sumitomolife.co.jp/jukugo/

 この創作四字熟語にはいくつかのパターンがあって,「登校拒否」→「倒行巨費」のように,本来の熟語の意味とは無関係に発音だけをもじったパターンと,「東奔西走」→「遠奔千走」のように,本来の熟語の意味をある程度残しながら文字の一部を入れ換えて皮肉ったパターンがあるようです。ところが,2004年は「様様様様」と書いて「ヨン様」だって。こんなパターンもアリなんですね。なかなかの傑作で笑えます。こんな四字熟語を作れるセンスを持つ人には脱帽です。

 さて,今年はどんな四字熟語ができるんでしょうか。僕も無い知恵を絞ってちょっと考えてみました。最近の話題と言えば,たとえば日本航空の経営破綻。会社更生法の適用で株価が1円まで下落した日本航空を現わす四字熟語ということで,「一言一行」をもじって「一円日航」とか? あるいは,National Flag を背負った日航ということで「一円国旗(一念発起)」とか・・・う~~ん,ちょっと苦しい。僕はまだまだ採用作品の域には到達できません。

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2010年1月21日 (木)

政教分離訴訟

 北海道砂川市の市有地の神社への無償提供について,憲法で定めた政教分離原則に反しているかどうかが争われていた裁判で,最高裁大法廷は無償提供を「違憲」とする判断。ただし,神社の撤去を命じると氏子らの「信教の自由」を侵害するとも指摘し,違憲状態を解消できる他の手段の有無を検討する必要があるとして,審理を札幌高裁に差し戻したとか。

 この裁判で争われた神社は,砂川市にある空知太(そらちぶと)神社。同市に住む住人が「敷地の無償提供は信教の自由を保障した憲法20条と,公の財産を宗教団体のために使うことを禁じた憲法89条に違反している」として神社の撤去を求めていたもので,一審・二審とも原告側の主張が認められたため,市側が上告していたとのこと。

 下の写真がこの空知太神社↓

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 (asahi.comより転載)

 明らかに普通の神社であり,これが市有地だと言われたらたしかに違和感を覚えます。そして日本国憲法89条の条文は「公金その他の公の財産は,宗教上の組織若しくは団体の使用,便益若しくは維持のため,又は公の支配に属しない慈善,教育若しくは博愛の事業に対し,これを支出し,又はその利用に供してはならない」となっており,この文面を素直に解釈すれば,神社への市有地の無償提供は明らかに憲法違反です。一審・二審とも敗訴しながら上告審まで争った市側の対応は理解に苦しみます。

 それにしてもこの判決,違憲だと認めながら神社の撤去は認めないという,なんとも中途半端な判決。選挙区の一票の価値に最大2倍強の格差が生じた昨年8月の衆院選を違憲と判断しながら,選挙無効の請求については棄却した,昨年12月の大阪高裁の中途半端な判決を思い出します。裁判所というのは,せっかく真っ当な判断をしながら,なんでもう一歩踏み込んだ判決を出すことができないんでしょうね。ほんと不思議です。

 ところで,公有地上に神社が建てられている例は全国のあちこちにあるらしいですが,この空知太神社のケースは明らかに違憲だとしても,観光目的などのように,宗教活動以外の目的で利用される価値が高い施設について,どこまでこの憲法判断を厳格に適用すべきかというのは,けっこう悩ましい問題でしょうね。これは神社に限らない問題で,たとえば有名なところでは,弾圧を受けて殉教したキリシタンをたたえる「日本二十六聖人記念館」は長崎市の市有地にあり,市が無償で宗教法人に提供しているらしいです。こういう有名な観光施設でも,もし違憲訴訟になったとしたら,まず勝てないということなんでしょうね。

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2010年1月16日 (土)

国会議員の逮捕

 民主党の小沢幹事長の資金管理団体が2004年に取得した土地の購入原資が政治資金収支報告書に記載されていなかったとして,小沢氏の元秘書で資金管理団体の事務担当だった石川衆院議員らが政治資金規正法違反(虚偽記載)の容疑で15日に逮捕されました。

 東京地検特捜部は,石川議員に自殺の恐れや証拠隠滅の可能性があることを考慮して,任意捜査から一転して逮捕に踏み切ったとのことです。また,国会会期中の国会議員逮捕には,国会に逮捕許諾請求を提出して議決を得る必要があるため,土日を除いて国会が始まる前の最後のチャンスとなる15日に逮捕したと報じられています。

 国会議員の不逮捕特権というのは,日本国憲法第50条および国会法第33条・34条で規定されていて,現職の国会議員は国会の会期中は現行犯の場合を除いて逮捕されることはなく,逮捕されるのは逮捕許諾請求が出されて所属議院でその逮捕許諾決議案が可決された場合に限るとのことです。また,今回の石川議員のケースのように,会期前に逮捕された議員は,所属議院から釈放の決議がされた場合には釈放されるとのことです。現憲法下で釈放要求決議が採決された例はないそうですが,小沢氏側は石川議員の逮捕に反発しているので,ひょっとしたら釈放決議の要求が出てくるのかも知れませんね。

 そもそも,国会議員の不逮捕特権って,何のためにあるんでしょうか。Wikiによると,国会議員の不逮捕特権は,官憲による不当な逮捕・勾留によって議員活動が制限されるのを防止するためであり,また,たとえばある法案に賛成(反対)する議員を何かの理由をつけて逮捕・勾留させて表決に参加させないことで賛成(反対)投票数を意図的に少なくするといったことを防止する目的もあるとのこと。

 それを言ったら,国会議員に限らず地方議員や首長などを含む,あらゆる公務員に対して不逮捕特権が必要になってしまうような気もしますが,それはそれとして,警察組織による「共産党幹部宅盗聴事件」とか「赤旗ビラ配り事件」などの過去の事例を見ると,警察・検察が特定の政党を狙い撃ちする傾向にあるのは明らか。たとえば共産党議員の国会での1票が重大な法案の成立に影響するというようなことが将来あったような場合,警察が軽微な道交法違反で共産党議員を逮捕して法案の成立を阻止するというようなことも十分考えられます。ということで,警察・検察の暴走を防ぐという意味で,議員の不逮捕特権というのはある程度やむを得ない制度かなと僕は感じています。

 ところで,国会議員以外に,不逮捕特権のあるのはどんな人なんでしょう。これまたWikiによると,以下の人たちが該当するそうです。

1.国務大臣
 憲法第75条により,内閣の一体性や国務大臣の職務の重要性から,在任中の国務大臣は内閣総理大臣の同意のない訴追は認められていないそうです。

2.天皇および摂政
 皇室典範第21条により摂政は起訴を受けないことになっており,これにより逮捕も想定しないとの解釈。天皇についての条文はないそうですが,摂政の条文から同様に天皇に対する逮捕もあり得ないとのこと。
 昭和天皇の実弟の三笠宮親王が交通事故で書類送検された事例があり,たとえ皇室でも逮捕・起訴はあり得るのかと漠然と思っていたので,天皇の不逮捕特権というのは僕にとっては意外でした。もっとも,日常の行動が厳しく制限されている天皇はじめ皇室の人が,逮捕・起訴に至るような行動を起こすこと自体がほぼ不可能だとは思いますが。

3.外交官
 外交官の場合は,ウィーン条約による外交特権により,現行犯であっても不逮捕特権が保障されているそうです。ただし,殺人などの凶悪な犯罪の場合には,一時的に拘束される場合があるそうです。

4.在日米軍
 何かと話題になる「日米地位協定」によって,在日米軍の公務中の犯罪では日本の警察は逮捕できないそうです。やれやれ。

 過去の関連記事:
  ネパールの皇太子(2006年5月1日)
  盗撮警官(2006年5月15日)
  赤旗配布に有罪判決(2008年9月20日)

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2010年1月11日 (月)

Directors TV

 1月9日にテレビ朝日系で放送されてた「ディレクターズTV」という番組を見ましたが,「鉄道と航空に関する,意外と知らない50の疑問」というテーマで,けっこう面白かったので一部を紹介します。

 まずは東京メトロに関して。東京を走る地下鉄には「東京メトロ」と「都営地下鉄」がありますが,この「東京メトロ」って呼称にはなかなか馴染めず,僕の気持ちの中ではいまだに「営団地下鉄」ですね。営団地下鉄の正式名称は「帝都高速度交通営団」なんですが,めっちゃメトロ,じゃないレトロな名前ですよね。

 Wikiによると,「営団」とは日中戦争遂行のための統制管理目的の組織で,営団地下鉄は住宅営団・食糧営団などとともにその組織の一つで,終戦後はGHQの指令によって他のほとんどの営団は解体されたものの,営団地下鉄はその運営が戦争目的ではないと認められて,2004年に日本国政府と東京都が出資する「東京メトロ」という株式会社として補足するまで存続された組織ということらしいです。

 さて,話をテレビ番組に戻して,東京メトロの運転士のスーパーテクニックがいくつか紹介されていました。なんといっても,電車を所定の停止位置にぴったり停止させる技術は見事です。下の写真の「8」のマークの位置にぴったり停めることができます↓

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 クルマを運転する場合,車両を所定の停止線にぴったり停めるのは簡単ですが,電車の場合はクルマに比べて慣性がはるかに大きく,「電車でGO!」というゲームを一度でもやったことのある人なら,電車を停止位置にぴったり停めるのがいかに難しいかがわかると思います。しかも,東京メトロの列車運行間隔は最短で1分50秒とのことなので,ゆっくり停止しながらぴったり停めるような時間的余裕は全然ないでしょう。

 また,運転士には,駅間の走るペースと時間感覚が身についており,時計を見なくても1秒以内の誤差でダイヤどおりの運行ができることや,速度をピタリと当てる実験などが紹介されていました。いずれも見事です。

 そして,僕がいつも気になっている「運転中にトイレが我慢できなくなったらどうするのか」という疑問にも答えてくれました。緊急時には運転士も駅のトイレに駆け込むとのことですが,どうしても我慢できない場合には,携帯用の簡易トイレで済ませるそうです。このため,運転士のカバンにはいつも簡易トイレが入っているらしい↓

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 レールの保守は,最新鋭のメンテナンス専用車両があり,歪みを直したり砂利を掘り返したりできるすぐれものです↓

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 ところが,意外なことにレールの交換は人海戦術で,ジャッキのようなものを人力でぐるぐる回して持ち上げたりします。これがけっこう原始的で笑えます↓

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 さて,東京メトロ東西線の車両製造現場をテレビで初公開。こちらは山口県にある日立製作所の車両製造工場↓

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 製造中で扉や座席のない車両↓

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 そして,製造中の運転席に張り巡らされたケーブルの山。貴重な映像です↓

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 1台の車両を製造するのに約1年もかかるらしいですが,長さ200m・重量300トンもある10両の完成車両をどうやって東京まで運ぶんでしょうか? 下の写真は東京メトロ有楽町線の完成車両↓

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 山口県から東京までの約1,000kmを,JR在来線を利用して37時間かけて運ぶそうです。たしかに,JR在来線も東京メトロも線路は「狭軌」と呼ばれる同じ幅のもの。同じ線路幅だからこそJR線を使った長期輸送が可能ということなんですね。

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 輸送中の車内には保守専任スタッフが数名乗り込んで車両を監視するらしい。車内には電気が来ないので,発電機を積んで車内に寝泊まりし,暖房が使えないので寝袋を持参するとか。さらに飲料水と食料を保管するための冷蔵庫も搭載↓

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 冷蔵庫のドアを開けた時に,一瞬「サンヨー」のロゴマークを発見(下の写真ではちょっと小さくて見えませんが)↓

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 車両を製造するのは日立で,この冷蔵庫は日立が所有する備品なのに,日立製でなくサンヨー製でした。って,どーでもいい意地悪な突っ込みでしたね。それにしても,車内で寝泊まりするのはいいとして,トイレはどうするんでしょうね。僕はやっぱりそれが心配です(笑)

 さて,完成車両は,工場が手配した輸送会社のディーゼル機関車で引っ張って工場外のJR線へ移動↓

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 それから,JR貨物の機関車にバトンタッチされます↓

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 下の写真は広島県尾道付近を走る列車。JRの電気機関車が牽引する東京メトロ。マニアが見たらたまらない絵でしょうね↓

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 そして,37時間後に東京メトロ千代田線の綾瀬駅に到着。到着した時は電気機関車からディーゼル機関車に変わっていました↓

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 深夜に東京メトロ構内を走るJRのディーゼル機関車ってのも,マニアが見たらたまらない映像かも知れません↓

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 機関車と切り離された後は,千代田線の車両に牽引されて東京メトロの綾瀬車両基地まで運ばれるそうです。千代田線と有楽町線が接続された20両編成というのも,なかなかの圧巻です↓

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 次に,JR山手線に関して。首都圏の人には「ま~るい緑の山手線♪」でお馴染みですが,1961年から2年間だけは黄色い電車が走っていたらしいです。貴重な写真↓

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 この山手線は,今では新幹線と同様に線路脇に信号機は一切無く,すべてコンピュータ制御で運行されているらしいです。山手線はそんなハイテク路線なので踏切なんてないのかと思ったら,駒込~田端間に1箇所だけ踏切が残されているらしいです↓

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 山手線が遮断機を通過するこんな映像も,将来は貴重な映像となるのかも知れませんね。

 過去の関連記事:生理現象(2007年9月2日)

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2010年1月 6日 (水)

国勢調査の年

 今年は,5年に一度の国勢調査の年ですね。今年から総務省は,ネットカフェなどを生活拠点としている人たちへも調査員が直接訪ねて調査することにしたとか。また,調査が難しいオートロック付きのマンションでは管理団体の協力を求めたり,郵送やインターネットでの回答を認めたりすることなどによって,調査票の回収率アップを図るらしい。

 ネットでの回答が可能となるのは東京都限定らしいですが,ネットカフェ生活者に対して,ネット回答でなく調査員が直接訪ねるってのも,なんだか間が抜けていて笑えます。

 あるメディアの解説によると,国勢調査の意義は,「住民基本台帳では実家を離れた大学生や住民登録をしない外国人を把握できないため,国勢調査では,調査票を手渡しして,実際にその地域に暮らしている人の実態を把握する。これにより,2005年の調査では,東京都に暮らす日本人の人口は住民基本台帳より10万人余り多かった」とありました。

 でも,ネットカフェ生活者やホームレスを含むすべての人の実態を同一時刻で把握するのは不可能で,住民登録を移さない大学生の場合は調査から欠落する場合もあれば2箇所で重複してカウントされる可能性もあります。また,報道によると,2005年調査時の未回収率は4.4%とのことですが,いったいこの未回収分についてはどのように人口に加味しているのかがまったく不明朗で,かなりいい加減な調査と言えるのではないでしょうか。

 要するに,調査票の回収率が100%に達したり,回答した人のうち「正しく回答する割合」が100%になったりすることは絶対にあり得ないので,国勢調査というのは結局「調査サンプル数が極端に多いアンケート」程度の統計的価値しかなく,巨額の費用をかけて調査する意義は低いと僕は感じます。

 ところで,1月5日のasahi.comに掲載されていた「国勢調査の推移」というグラフがこれ↓

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 記事本文の内容が,総務省の国勢調査回収率アップへの取り組みに関するものだったので,回収率に関する推移か何かのグラフかと思ったのですが,よく見ると,単に国勢調査結果による人口の推移をグラフ化したもの。記事本文と無関係なグラフを掲載する朝日のセンスは相変わらずで,笑えました。

 過去の関連記事:
  郵送で回収(2006年7月25日)
  国勢調査の疑問(2005年11月8日)

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2010年1月 1日 (金)

新年を迎えて(2010年)

 ブログを初めてから5回目の新年を迎えましたが,ブログを始めた頃は,3日坊主の僕がここまで続けられるとは思っていませんでした。最近はちょっとさぼり気味ですが,これからもマイペースでブログ更新を続けていきますので,本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて,昨年の元日のブログで「2009年の総選挙の結果,政権交代はない」と予測したのは大ハズレでしたが,今年も懲りずに政治に関して予測してみたいと思います。ちなみに,年末ジャンボも大ハズレでした。

 新政権が誕生してから約3ヶ月半が経過し,内閣支持率がどんどん低下しているみたいですが,どんな政権でも発足当初の支持率は高くてだんだん下がっていくのがお決まり。この程度の支持率低下は毎度のことなので僕は驚きませんが,鳩山内閣の支持率低下の主な原因は,「各大臣が好き勝手に発言してまとまらない」「決めるべきことをさっさと決めない」「結局は自民党政権下の政策とほとんど変わらない」といったところでしょうか。

 まだ政権発足3ヶ月半とはいえ,新政権誕生で「変化」を期待した人にとってはたしかに「期待外れ」と感じる点が多いと思いますが,だからといって「やっぱり自民党でなきゃ!」という流れにはなってないところが自民党にとっても頭の痛いところでしょうね。

 「政権交代しても自民党政権とおんなじじゃん!」と感じた人の支持が単純に自民党へ流れるとは思えないので,結局は今年の参院選でも民主党が圧勝して参院の単独過半数を確保し,社民党・国民新党との連立が解消される方向になるのではないかと予測します。

 なお,参院選までに総理が交代すると予測する人もいるかも知れませんが,これまで自民党政権下での総理の短期交代を批判してきた民主党としては,そう簡単には交代できないでしょう。そして,参院選で勝利した勢いに乗って,鳩山政権はそれなりの長期政権になるような予感がしています。

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2009年12月27日 (日)

アバター

 12月23日から公開されている3D映画「アバター」(監督:ジェームズ・キャメロン,出演:サム・ワーシントン,ゾーイ・サルダナ,シガーニー・ウィーヴァー ほか)を見ました。これまでは,3D映画を見る時は東京まで行くしかなかったんですが,この映画は地元のシネコンでも3D版を上映。地元で3D映画が見られるようになったのは超嬉しいです。しかも,TOHOシネマズの場合,これまで3D映画は割引適用対象外の2,100円均一でしたが,本作品からレイトショーやメンズデイなどの各種割引適用後の価格+300円で見られるようになったのも大歓迎です。

 そして,これまでの3D映画はほとんどが日本語吹替版でしたが,本作品は字幕版も同時上映されているのが何よりも嬉しいです。外国語映画はやっぱり字幕版が断然いいですね。

 映画の内容は,地球から遥か彼方の「パンドラ」という星の希少な鉱物を採掘するために,人間の意識とリンクさせた「アバター」を遠隔操作し,パンドラの先住民ナヴィ族との交流を図るというSF映画です。

 この映画の売りは,なんといっても3D効果でしょう。これまでの他の3D映画と比べると,3D効果は圧倒的に素晴らしく,臨場感と迫力があります。かといって,3D効果を意識して奇をてらった場面があるわけでもなく,奥行きのある自然な3D映画に仕上がっていると感じました。

 ストーリーは,特殊なマスクを着けないと人間は生きられない環境で動物と共生する先住民,森を破壊して先住民を追い出そうとする人間,森の動物の氾濫,空中に浮遊する島 などなど,宮崎駿さんのアニメを彷彿させるシーンが満載です。ナウシカ60%・もののけ姫30%・ラピュタ10%ってところでしょうか。

 もちろんこの映画は宮崎アニメをパクったものではないし,制作者が宮崎アニメの影響をどの程度受けたのかも定かではありませんが,それはまあ,僕にとってはどうでもいいことです。僕としては3D効果だけで十分満足した映画ですが,自らの任務と先住民との間で板挟みとなって苦しむ主人公の心の葛藤は上手く表現されていたし,森の大木が倒されるシーンなどは圧巻で,悲しくてちょっぴり泣けます。ラストもなかなかよかったです。

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2009年12月26日 (土)

変身人間(その3)

 CSの「日本映画専門チャンネル」で放送中の,東宝特撮「変身人間シリーズ」の最終回です。【ネタバレあり】

ガス人間第1号(1960年公開)
 監督:本多猪四郎
 出演:土屋嘉男,三橋達也,八千草薫 ほか

 生体実験の失敗によって身体をガス化できる特殊能力を持ってしまった「ガス人間」は,その能力を生かして銀行強盗を繰り返し,強奪した金を愛する日本舞踊の家元に貢ぐという恋愛サスペンス物語。

 「美人の家元」役は,他の東宝特撮映画には馴染みのない八千草薫さんが演じています。このためか,他の東宝特撮映画とはひと味違った雰囲気の映画になっています。映像美もなかなか見事で,今の時代でも十分鑑賞に堪えられる映画だと感じました。おすすめです。

 それにしても,ガス人間に対してピストルで攻撃する警察って,なんかマヌケです。ていうか,昔の警察って,映画の中ではどんな相手に対してもピストルでばんばん直接攻撃していましたね。威嚇目的以外の射撃は禁じられているはずなのに,ちょっと信じられません。

マタンゴ(1963年公開)
 監督:本多猪四郎
 出演:久保明,土屋嘉男,小泉博,水野久美 ほか

 7人の男女を乗せたヨットが嵐に遭遇して無人島に漂着。やがて食料が少なくなり,その島に群生していたキノコを食用にする者が出始め,そのキノコを食べた人間は徐々にキノコ人間「マタンゴ」へ変身していくというこわ~い映画です。

 変身人間シリーズとして「透明人間」「液体人間」「気体人間」の映画が作られ,もうネタ切れかと思ったら,なるほどこういうアイデアもあったんですね。「マタンゴ」の語源が何かは知りませんが,ドラクエにもキノコのお化け「マタンゴ」というモンスターがいました。ドラクエのマタンゴはこの映画が語源なんでしょうか。

 この映画は以前のブログで紹介済みなのでこれ以上は省略しますが,東宝特撮映画の中では僕のお気に入りの1本です。

過去の関連記事:
 変身人間(その1)(2009年12月20日)
 変身人間(その2)(2009年12月22日)
 東宝の特撮映画(2008年12月19日)

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2009年12月22日 (火)

変身人間(その2)

 前回に続いて東宝の特撮「変身人間シリーズ」の第2弾です。【ネタバレあり】

美女と液体人間(1958年公開)
 監督:本多猪四郎
 出演:佐原健二,白川由美,平田昭彦 ほか

 原爆実験の巻き添えで液化してしまった「液体人間」に触れることよって,人間が次々と液化して姿を消してしまうというストーリー。この液体人間は合成画像であることが見え見えで,この時代の他の特撮映画と比べると,特撮技術がちょっとショボい感じがしました。なお,「美女」役は白川由美さん。

 それにしても気になったのは,映画の中とはいえ,当時の警察ってやることがひどかったですね。捜査令状なしに人の家に勝手に上がり込んで物色したり,逮捕状もないのに被疑者を警察に引っ張ったり所持品を取り上げたり,逮捕状もないのに「容疑者」と呼んだりいきなり手錠をかけたり,むちゃくちゃです。

 結局この「液体人間」は,精神を持った人間の変形。にもかかわらず,下水道へ追い込んで焼却してしまうという結末。う~~ん,ほんとにこんなことをしていいんでしょうか。

電送人間(1960年公開)
 監督:福田純
 出演:鶴田浩二,平田昭彦,白川由美 ほか

 この映画も白川由美さんが出演していますが,こちらのタイトルは「美女と・・・」が付かないタダの「電送人間」。特殊な機械によって電気的な立体映像を遠隔地に再現し,その立体映像である「電送人間」が連続殺人事件を起こすというストーリー。

 それにしても「電送」ってのはレトロな響き。1970年の大阪万博のパビリオンで,「未来の夢の新聞」と称して「電送新聞」のサンプルがしきりに配布されていたのを思い出します。電送新聞というのは,結局は今で言うFAXのことですが,今やそのFAXでさえネットの普及によって使用頻度が少なくなっていますよね。時代は変わるものです。そういえば,ファックスといえば,以前仕事でファックスを送った後にメールで「ファック送った!」という連絡をくれた人がいて,椅子から転げ落ちそうになったのを思い出しました・・・すみません,思いっきり下ネタでした。

 話を戻して,この映画,特撮効果の見せ場はあまりありませんが,電気的に再現した人間に時々「ビリビリ」とノイズが入って不鮮明になったりするシーンは秀逸です。この電送人間は,実像のようで実像ではないはずなのに,警官に追われてなんで走って逃げる必要があったのか,結局僕にはよく理解できませんでした。

 過去の関連記事:変身人間(その1)(2009年12月20日)

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2009年12月20日 (日)

変身人間(その1)

 CSの「日本映画専門チャンネル」で,「特撮王国スペシャル・変身人間編」を放送中です。放送しているのは以下の5作品。
  透明人間(1954年)
  美女と液体人間(1958年)
  電送人間(1960年)
  ガス人間第1号(1960年)
  マタンゴ(1963年)

 いずれも,あの円谷英二氏が特技監督を担当していた時代の東宝特撮映画作品。この特撮映画の中から「変身人間」をテーマにしたところがなんともマニアックですよね。ということで,まずは1954年公開の「透明人間(監督:小田基義,出演:河津清三郎,三條美紀,高田稔 ほか)」。【ネタバレあり】

 SFの題材の定番といえば,やはり宇宙旅行とタイムトラベルだと思いますが,僕にとっては,SF題材で「実現して欲しい夢」といえば,なんといってもタイムトラベルと透明人間なんです。タイムトラベルはともかく,透明人間願望って,いったいどんな変態やねん! って自分でも思いますが。それにしても,SF小説として初めて「タイムマシン」や「透明人間」を発表したSF小説家のH.G.ウェルズって,ほんと凄い人だと,改めて思います。

 ウェルズの「透明人間」は,ず~~っと昔に読みました。小説の主人公は特殊な薬品を飲んで透明人間になりますが,自分が薬を飲む前に猫に飲ませて実験し,透明になってしまった猫が一晩中鳴いていたとか,この薬を飲むとめちゃくちゃ苦しかったとか,透明のままで街を歩く時は全裸で歩く必要があり,冬は寒くて大変だとか,街を歩くとすれ違う人が避けてくれなくて非常に危険だとか,小説の色んな場面を今でも鮮明に覚えています。また,食べた物が完全に吸収されるまでは胃の中の物が透けて見えるため気持ち悪かった みたいなリアルな描写も記憶に残っています。

 さて,「透明人間」というタイトルの映画は,アメリカでは1933年と1992年に公開されていて,1933年の映画がH.G.ウェルズ原作によるもの。日本でそのものズバリ「透明人間」というタイトルの映画は,この1954年版が唯一ですが,原作はウェルズの小説とはまったくの別物。この映画の主人公は放射線のようなもので透明になったらしいですが,戦時中に軍事目的で透明にさせられてしまった被害者という設定になっています。

 映画の舞台は真冬。この季節に街中を全裸で歩く透明人間って大変だろうなと想像してしまいます。ていうか,透明人間が登場するシーンは,どのシーンでも主人公は真っ裸なわけで,僕はそればっかり想像してしまって笑えます。また,もし全裸のままで急に姿が見えたりしたら大変だろうなと,余計な心配をしてしまいますね。

 それはともかく,ウェルズの小説では,透明人間は全身に包帯を巻くことによって姿を現わしていますが,この映画では,顔中に化粧を塗ったピエロになって姿を現わします。これはなかなか優れたアイデアですね。また,目の見えない少女が登場しますが,目の見えない少女にとっては普通の人間と透明人間の区別がつかないわけで,少女は普通の人に接するのと同じように透明人間と接するというアイデアも面白い。

 透明人間が公衆電話で電話をかけるシーンがありますが,電話代の小銭はどうやって隠してたの? っていう突っ込みはありますが,姿を現わしている透明人間が透明に戻るシーンなど,全般的に特撮効果が素晴らしく,透明人間がスクーターに乗って運転するシーンなども面白い。また,透明人間相手に格闘して透明人間に殴られるシーンなどは,殴られて倒れるシーンを一人で演じているわけで,この演技がなかなか上手くて笑えるんですよね。

 ということで,映画が作られた年代が年代だけに,見る前はショボい特撮映画を想像していましたが,この時代にしてはなかなか見事な特撮で,けっこう楽しめた映画でした。

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2009年12月18日 (金)

1ヶ月前ルール

 天皇と中国の習近平国家副主席との会見がちょっとした騒ぎになりましたね。天皇が外国要人と会見する際には1ヶ月以上前に宮内庁に要請する慣例になっていて,今回の場合は1ヶ月を切っていたにもかかわらず政府サイドからの強い要請を受けて特例で会見を実施したとのことで,これを「天皇の政治利用」だと批判している政治家やメディアがあるようです。

 天皇の会見に「1ヶ月前ルール」という慣例があったなんて,今回初めて知りましたが,会見実施日の1ヶ月より後に要請することがなんで「天皇の政治利用」に該当するのかが,僕にはイマイチわかりません。しかも会見時間はたった20分程度。スケジュールの都合さえつけば何日前でも会えばいいし,スケジュールの都合がつかなかったり健康上の問題があったりする場合には,たとえ何ヶ月前でも会えないのは当然だと思いますけどね。

 でもまあ,これはあくまで素人の意見であり,現実にはいろんな複雑な事情や過去の難しい経緯などがあることでしょう。この件に関しては,専門家がきちんと判断してもらえばいいとして,僕が特に違和感を持ったのは,宮内庁長官の発言です。

 宮内庁長官は,会見実施日よりも前に会見の実現を公然と批判していたので,その発言は当然関係者の耳にも入ったわけですが,「会見は実施すべきでない」みたいな発言をするのって,これから会見しようとしている天皇と副主席に対して非常に失礼なことではないでしょうか。もし政府の会見要請を批判するなら,せめて会見終了後にすべきだったと思いますよ。

 そもそも宮内庁というのは内閣府に置かれている1機関であり内閣から独立した組織ではありません。もともと政府が内々に決めたルールであり政府内で処理すべきところを公然と政府を批判するというのは,宮内庁が政府の権限が及ばない独立機関であるかのような特権意識を宮内庁長官は持っているのかも知れませんね。

 自民党は,この問題を検証する緊急特命委員会を開くなどして,徹底的に政府を批判する構えですが,この会見を求めたのがそもそも自民党の中曽根康弘元首相だったというオチがついたのには,ちょっぴり笑えました。

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2009年12月16日 (水)

巨額の微罪

 こちらは急に寒くなってきました。今週は関東地方にも初雪が降る可能性があるという予報だったので,日曜日には夏タイヤから冬タイヤへ交換してきました。夏タイヤは今年買ったばかりの新品で,冬タイヤも1年前に購入したもの。そして,どちらのタイヤもブリジストン製。やはり,タイヤのトップメーカーのブリジストンというのは,抜群の信頼感と安心感があります。そのおかげか,大株主は2人の息子に何億円もの政治資金をポンと寄付できるほど儲かっているということなんでしょうね。

 鳩山兄弟のお母さんは,最近の6年間で2人に11億円ずつ資金提供していたと言われていますが,息子に黙って,しかも息子に気付かれないようにこれだけの資金を提供するとは,ほんとに凄い家族です。僕もこんな母親を持ちたかったですね(笑)

 鳩山総理のことをしきりに批判していた弟の邦夫氏は,自分にも資金提供されていたことを知って「まさかこんなことになっているとは」みたいなことを言っていました。つまり,母親から兄には大量の資金が提供されていたのに自分には一切提供されていないと本気で思っていたということなんでしょう。邦夫氏が「なんで俺にはくれないの?」と母親に言ったかどうかは知りませんが,自分には一切飛び火しないと思っていたという感覚が凄いです。

 鳩山総理への資金提供問題が明るみに出た時は「本人が知らない間にこんな大金が流れるはずがない」と世間から批判されていましたが,邦夫氏が自分のことを知らなかったということは,鳩山総理の場合も本当に本人は知らなかった可能性が高いということなんですね。信じられないことに。

 この問題は,政治資金報告書の虚偽記載とか贈与税の不払いとか,そういった「微罪」で決着しそうな雰囲気ですが,それにしても,この問題は,少なくとも鳩山内閣が誕生するよりはるか前の6年前からあったわけなのに,鳩山由紀夫氏が総理大臣になってからなんで急に指摘されるようになったのか,僕にとってはその点が不可解です。ただの国会議員の間は何をやっても「おとがめ無し」なのに,大臣などの要職に就いたとたんに色んな問題がボロボロ出て来る政治の世界って,ほんと不思議です。

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2009年12月13日 (日)

ジブリ美術館

 「三鷹の森ジブリ美術館」へ行って来ました。JR中央線三鷹駅から徒歩15分です。まずは,屋上から撮った写真↓

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 切符売り場にいるトトロ。でも,この美術館の切符はすべてローソンで買う必要があるので,これって意味ないような↓

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 美術館内は撮影禁止なんですが,建物の屋上は撮影可能です。これが,屋上にあるラピュタの石版↓

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 そして,ラピュタの兵隊ロボット(実物大?)。アニメの中にしか存在しなかった物の実物がこのように展示されると,なんだか不思議な感覚になります↓

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 これだけでは大きさがわからないので,人物を入れて撮影。デカイです。ちなみに,モデルは見知らぬ人です↓

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 館内の展示のうち,アニメの制作過程を解説した展示はなかなか見ごたえがあり,アニメを作るのが,いかに金と時間がかかる大変な仕事なのかがよくわかります。また,ポニョに関する企画展示が来年の5月まで開催中で,20万枚にも及ぶという手書きの原画は圧巻です。今やアニメはコンピュータ制作が主流ですが,ジブリはいまだに手書きにこだわっているとか。もっとも,色付けはコンピュータ化しているらしいですが。

 ということで,それなりに楽しめる美術館で,ジブリファンなら必見でしょうね。1,000円という入館料もリーズナブルです。ただ,館内のエレベータがなんの変哲もないエレベータだったのはちょっと残念。あの「千と千尋」の油屋のエレベータ風にして欲しかったところです。

 さて,さらに足を西へ延ばして,「高尾山トリックアート美術館」へ行って来ました。場所は京王線「高尾山口」駅前↓

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 この美術館は「だまし絵」などのトリックが満載で,僕はこういうの大好きなんです。館内の写真撮影もフリーです。

 奥行きがあるように見える絵ですが,実際は平面に書かれた絵なんです↓

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 平面に書かれた絵なのに,右から見た場合と左から見た場合で人物の形状が大きく変わります。からくりはよくわかっていませんが,不思議です↓

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 (右から見た場合)

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 (左から見た場合)

 これも同じ↓

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 (右から見た場合)

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 (左から見た場合)

 人物の高さは同じなのに,手前の人物が小さく見えるという,目の錯覚を利用した絵。3つの人物は間違いなく同じ高さです。画面に定規を当てて確かめて下さい。↓

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 床に1,000円札が落ちている! と思ったら,これは床に描かれた絵なんです。こんな遊び心も満載↓

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 男子トイレに入ったら,中に女性が!・・・もちろん壁に書かれた絵です↓

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 トイレを済ませて洗面台の鏡を見ると,なんと女性が覗いている!

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 マジで驚きましたが,ホンモノのドアの内側に書かれた絵でした↓

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 想像するに,女性トイレのドアの内側にも,女性トイレを覗く男性が描かれているんではないでしょうか。僕は確かめようがないので,女性の方,ぜひ確かめて教えて下さいね~

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2009年12月11日 (金)

ピアニスト

 今日もCSで見た映画の感想を。「ピアニスト」(2001年,フランス/オーストリア)(監督:ミヒャエル・ハネケ,出演:イザベル・ユペール,ブノワ・マジメル ほか)です。

 カンヌ映画祭グランプリ受賞のヨーロッパ映画で,タイトルが「ピアニスト」。そして映画の中ではクラシック音楽がふんだんに流れてピアノの鍵盤を真上から撮影する斬新なシーン・・・いったいどんな芸術映画かと期待しますが,これがとんでもない映画なんです。

 舞台はウィーンで,母親の厳しい監視下で育てられた娘(といっても40歳過ぎ)は,国立音楽院のピアノ教授。ある日,彼女が優れたピアノの才能を持つ青年に出会うと,その青年は彼女に特別な感情を持って執拗につきまとい,ついには音楽院の試験に合格して彼女の生徒となってしまいます。ところが,実はこの女性はとんでもない性癖の持ち主だったんです。

 この教授は,厳しい母親に抑圧された結果,異常な性的嗜好を持つようになったという設定ですが,どんな趣味かって,ここではちょっと恥ずかしくて書けません。興味ある方はぜひ映画をご覧下さい(笑) 男性しか入らないアダルトショップに堂々と入る彼女にはビックリしますが,それだけでなく,店内で見かけた知り合いの学生に自分から声をかけて学生の方が困惑してしまうなど,彼女の行動には度肝を抜かされます。

 彼女に恋する青年はなかなかのイケメンで,なんでこの冷酷で無表情な女性を好きになったのかはイマイチ理解できませんが,「ベッドでやって欲しいこと」を彼女が手紙に書いて青年に読ませるシーンは滑稽で笑えます。ほんとに変わった女性なんですが,主演のイザベル・ユペールはこの役を好演し,カンヌの最優秀主演女優賞も受賞しています。

 ラストの終わり方もなんだか「拍子抜け」で,僕にはちょっと理解できない映画でしたが,「すごい傑作!」という人も多いみたいで,その結果がカンヌ映画祭グランプリということなんでしょう。いずれにしても,僕には衝撃的な映画でした。何が衝撃的かって,この映画がグランプリを受賞したということが。

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2009年12月 9日 (水)

上越新幹線

 出張で新潟県に行って来ましたが,上越新幹線の上野駅に停車していた新幹線が,これ↓

E926

 これまで見たこともないカラーの新幹線です。そして,車両の前方には「East i」のロゴが↓

E926_2

 車両の型式表示は「E926」なので,「E900系」とでも呼ぶんでしょうか↓

E926_3

 窓はブラインドが下ろされていて外からは車内が見えませんが,1箇所だけブラインドが降りていない窓を発見。端末やプリンタが見え,さながら「新幹線オフィス」です↓

E926_4

 この車両をネットで探したところ,見つかりました↓

http://www.kitanet.ne.jp/~joyfact/index.htm

 このホームページの「新幹線車輌資料室」をクリックし,飛んだページの一番下にある「E926形 East-i」というのがそれです。解説によると,この車両は「軌道検測車」と呼ばれるもので,新幹線の軌道設備や電気設備の状態を確かめ,安全に運行が行えるかを営業中に近い状態で検測するための車両だそうです。いわゆる「ドクターイエロー」の後継車両で,JR東のすべての新幹線(東北・山形・秋田・上越・長野新幹線)に乗り入れることができるみたいです。それにしても,個人開設のホームページでここまで詳細なデータが掲載されてるというのには感服です。

 ところで,国内である限りは街の風景というのはそんなに大きく変わるものではなく,全国どこへ行っても今さら新鮮さは感じません。それに,出張で行く限りはほとんどがビジネスホテル泊なので,旅情を感じるようなこともあまりありませんが,ホテルのテレビでローカル天気予報を見ると,遠くへやって来たんだなと感じますね。

 たとえばこの新潟県の場合,ローカル天気予報の地域は「上越」「中越」「下越」という具合に別れていますが,こういうのは地元でテレビを見ないとわからない。それにしても,自分の今いる所がどの地域なのかは,県外の人間にはなかなかわかりにくいものです。

 「上越」「中越」「下越」というのは,新潟県(越後の国)を3分割して南から順に「上越」「中越」「下越」なんですが,南が「上」となっているところがミソ。言うまでもなく,京都に近い方が「上」で,京都から離れている方が「下」なんですね。

 新潟県の昔の国名は「越後」ですが,「越前」は福井県北部,「越中」は富山県なので,ここでも京都に近い方が「前」で,京都から離れている方が「後」なんですよね。「備前(兵庫県西部など)」「備中(岡山県西部)」「備後(広島県東部)」や筑前・筑後,豊前・豊後,肥前・肥後なども同様で,すべて京都に近い方が「前」ですね。昔の人にとって「都」の存在がいかに偉大だったかがわかります。

 ちなみに,出張先は錦鯉の産地として有名な所だそうで,ホテルのロビーに置かれていた雑誌は錦鯉関連の雑誌ばっかり。これには驚きました。そして,近くの錦鯉センターで育てられていた錦鯉の群れ↓

Photo

 写真では大きさがわかりませんが,超ビッグな鯉にはビックリで,迫力満点です。もっとも,僕にはいろんな鯉の違いや「良さ」はイマイチわかりませんでしたが。

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2009年12月 5日 (土)

機体工場見学

 羽田の全日空機体整備工場見学に行って来ました。この工場見学の予約開始は6ヶ月前からですが,すぐに予約が埋まってしまうほどの人気だそうです。詳細はこちら↓

https://www.ana.co.jp/cp/kengaku/index.html

 さて,羽田の機体整備工場へ行くには,東京モノレール「新整備場」で下車します。空港関係者以外の一般乗客はまず利用することのない駅で,僕がこの駅で降りたのは初めて。快速列車はこの駅を通過するし,駅のホームは超狭い。ベンチはないし,改札口へ上がるエスカレータもなく,階段で上がります↓

Imgp3350

 これが新整備場駅前。タクシー乗り場もなく,なーんにもない駅です↓

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 ANAの機体工場は新整備場駅から徒歩15分。途中でJALの機体格納庫を2箇所通過しますが,格納庫ってめっちゃデカい。この格納庫を見ただけでも,JALを簡単に潰すことはできないなーって感じますね↓

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 そして,ANA機体工場へ到着。写真の左側が受付で,ここの会場で説明を受けた後,陸橋を渡って右側の整備工場へ入ります。ANA・JALの機体整備工場がある側(道路の右側)は空港ゲート内側の扱いとなるので,すべての建物は有刺鉄線付きの金網で囲まれていて,入門するには厳重なチェックが必要ですが,対照的に道路の左側の建物には金網などは一切なく自由に出入りできるみたいです↓

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 さて,最初にビデオでの解説が約50分あります。100人ほど収容できる会場ですが,この日は小学校の団体も来ていてほぼ満席の状態。機体整備の組織や整備内容などが解説されます。ボーディング・ブリッジ側から見る飛行機を送り出す映像は,通常見ることができないシーンであり,ちょっぴり感動。また,ボーイング社の737-700の機体製造ビデオが紹介されますが,自動車と違って飛行機ってほとんど手作業で作られるんですね。なかなか面白かったです。

 さて,説明会の後はヘルメットを着用して機体格納庫へ入ります。格納庫は東京ドームの約1.8倍の広さで,最大で7機の飛行機を同時に格納できるとのことで,格納庫の巨大さには圧倒されます。格納庫内の写真撮影は可能ですが,ブログなどで公開する場合には事前にANAの許可が必要とのこと。8枚の写真を送って掲載許可を求めたところ,なんと4枚が掲載不許可。不許可の理由は,全日空が整備を請け負っている他社の航空機(AIR DOなど)が映っていたのと,ピカチュウジャンボは著作権の関係でダメとのことです。

 キャラクター写真の掲載が著作権上の問題があるというのは,言われてみればたしかにそのとおりですね。ということは,著作権キャラクター満載のTDLで撮影した写真をアップしたブログなんかは相当ヤバイってことでしょうか。それにしても,僕が撮影したピカチュウジャンボの場合は,ピカチュウだとわからないようにごく一部分だけを撮影したのに,黄色い部分が映っているというだけで掲載不可なんです。ということで,掲載できる写真はこれだけ↓

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 間近で見る飛行機の機体は迫力満点です。また,格納庫近くのA滑走路を着陸する飛行機を,滑走路と同じレベルの視線で見ることができます↓

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 工場見学のお土産にもらった商品は,A4サイズのファイルケース1枚(買ったら3枚で500円ナリ)と,メモ用紙。それと,クイズに正解したらマグネットクリップがもらえます↓

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 見学に同行して解説してくれたおねーさんもなかなか素敵で,満足できた工場見学でした。なお,解説の方は「ANA」ということばを何十回と発していますが,必ず「エー・エヌ・エー」と発音しています。もちろんこれが正しい発音ですが,会社で僕の周囲にいるオッサン連中はほとんどが「アナ」と発音していて,この呼び方はほんと不愉快。なんとかしてほしいものです。

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